110 / 156
生を受けた理由
「109話」
しおりを挟む
少しして、リタさんが奥から戻ってくる。
その手には一冊の本が抱えられていた。
「お待たせしました。 こちらが今ある物件の一覧になります……まずは一通り見てみますか?」
「みますみます」
「ニャ」
リタさんが持ってきた本は結構分厚い。
その分物件もいっぱい載っていることだろう。期待できる。
「ふむふむ」
実際ギルドが扱う物件は数も種類も豊富だった。
開くページのどれもが多少似ている所はあれど別の家である。
あまり規格化とかされていないのかも知れないね。
「だんだん広くなっていくんですねー」
最初の方のページは狭くて、たぶん一人暮らし用とかそんな感じの物件ばかりだった。
本には間取りと外観がのっているので見ているだけでも結構楽しい……が、俺が欲しい物件はもっと広いところだ。 なのでページをペラペラとめくって先に進んじゃおう。
っと、俺だけで選んじゃダメじゃん。
タマさんの意見も聞かないと。 半分お昼寝の体勢に入ってるけど……タマさーん、まだ寝ないでねっと揺すってみる。
「タマさん何か希望あるー?」
「……暖炉があればいいニャ。 ほかはウッドにまかせるニャー」
ちらっとこっちを見て、そう言うと再びお昼寝体勢に入るタマさん。
だいぶ眠そうだね……てかあまり家に興味ないんかしらね。
「おっけ、暖炉ねー……とりあえず暖炉あるので絞ってと」
んまあ、暖炉があると良いのは俺も同じだし、暖炉付きの物件を探そうと思う。
暖炉の前でウトウトするにゃんこ。いいよね……。
「6件あるね。 ……こっちの3つは他より部屋数少ないからどかしてっと。どれがいいかなー……ん?」
一通り眺めて見たけど、暖炉付きで広くて部屋数もある物件となると思ったより少なかった。
とりあえずより部屋数多いのを残して、さあどれにするかなーと思っていると手元にすっと何かが伸びてくる。
ページをぺらりとめくり、ポンポンと叩いてみせるそれは象の鼻であった。
ずいぶん器用ですね……。
「なになに……それが良いの?」
象の行動の意味するところは要はその物件がいいって事なんだろう。
なんつーかこの子頭良いよね。まじで。
んで象が選んだ物件はーと言うと……ふむふむ。
「庭がむっちゃ広いところだね……タマさんどう?」
象が選んだのは庭が一番広いとこだった。
どの物件も庭はあるんだけど、この物件だけやたらと庭が広い。
建物の面積の3倍ぐらいかな?
俺としては問題ないけれど一応タマさんにも聞いておこう。
「別にそれでいいニャ」
ちらっと視線を向け、暖炉があるのを確認するとタマさんはそういってまた寝る体勢に……とりあえず頭撫でておこう。
最近、頭撫でるぐらいなら噛まれなくなってきたんだよね。嬉しいような悲しいような……複雑です。
さて、物件決まったって事でリタさんに報告しませう。
なんか奥に引っ込んで何かやってるけど呼んじゃおう。
「って訳でリタさんこれにします」
「……こちらですか。 ……街の中心から大分離れていますが問題ありませんか?」
リタさんってばしれっと出てきたけど、お土産の酒飲んでましたよっ!?
ま、まあいいや……早速飲んでくれたってことだし。うむ、見なかったことにしよう。
んで、街の中心から大分離れているとな。
「んー……ないかな?」
「ニャ」
物件が街の中心から離れているのは大した気にならないかな? 買い物とか多少面倒いけど、別に歩くぐらいじゃ疲れないし、急ぐときは走れば良いしね。
タマさんも気にしてないし問題なし。
むしろ中心から離れた分、まわりの家もまばらになって良いんじゃないかと思う。
せっかく広い庭だし、BBQとかやりたい。
俺、家買ったら友達いっぱい呼んで、皆でBBQやるんだ……。
「状態は良い物件ですが、念の為中を御覧になったほうが良いかと思います、明日~明後日であれば確認出来ますが」
書類を用意しながらそう話すリタさん。
「それじゃ明日一応見にいこうかな?」
見取り図と外観だけじゃあれだしね。一応見に行った方が良いだろうね。
状態は良いそうだから念の為。
「分かりました。 それではギルド証をお預かりしますね、すぐお返しします……支払いは一括ですか?」
「一括でお願いしまーす」
お金ならあるんですよ。へっへっへ。
リタさんにギルド証を渡すと……おおう?
何かの装置に入れたぞ。なんだろ……あの装置で何か情報をギルド証に入力したりしてる? 何かやたらとハイテクだね、そこだけ。
ダンジョンの宝箱とかから出るんかねー?
とか考えてたらギルド証返却されました。
本当にすぐだったねえ。
「……はい、ありがとうございます。 購入を決定した場合は支払後に家の掃除を済ませてからのお渡しとなりますので、業者に手配をして……この広さであれば3日後に鍵をお渡し出来るかと思います。 支払いは明日、物件を見た後で大丈夫ですか?」
「大丈夫でっす。それじゃ明日また来ますね」
ありがたいことにちゃんと掃除もしてくれるようだ。
ありがてえ、ありがてえ……俺とタマさんが掃除とか惨事になる未来しか見えないしね。
リタさんに挨拶して、受付を後にする。
「あっさり買えそうだねー」
もうちょっと手続きだーなんだーで時間掛かると思ったんだけどね。1時間掛からずに終わったぞう。
いやー、楽しみだねえ。 暖炉用の薪を買っておかないとだ。
「ニャ。 でもすぐには住めないニャー」
「んー?」
なんだとう。
掃除終わったら住めるんじゃないのかな?
「家具とかそろえないとだニャー」
「あ、そか。 あとで買い物いかないとだね」
家具!
いるじゃん、必須じゃん!
家買ったのに床で雑魚寝とか悲しすぎる。
俺の脳細胞もう紫色なってるんじゃないのこれ。
とりあえず明日家の中を見て、どんな家具が良いか決めて、買いに行って……出来れば良い家具揃えたいし、物によっては時間掛かるよね、その分住むのが遅くなる……ぐぬぬ。
「とりあえずゴリさんにも家買ったこと報告しとこっと」
まあ、悩んでもしゃーない。
お客さん第一号予定なゴリさんに、家買うこと報告しておこう。
家買った記念パーティーとか開いちゃうぞ?ぐふふ。
「ゴリさーん」
いたいた、あの後ろ姿はゴリさんだ。
テーブルの前でなんか腕組んで立ってるけど、何かあったんかな?
「おーう、ウッドちょうど良いところにきた」
ちょう良いところに?
なんのこっちゃいなー……とゴリさんの横からひょいっとテーブルの方を見てみると……。
「この酒美味いな。 ……もっと在庫あったりするのか?」
空になった酒樽が転がってた。
その手には一冊の本が抱えられていた。
「お待たせしました。 こちらが今ある物件の一覧になります……まずは一通り見てみますか?」
「みますみます」
「ニャ」
リタさんが持ってきた本は結構分厚い。
その分物件もいっぱい載っていることだろう。期待できる。
「ふむふむ」
実際ギルドが扱う物件は数も種類も豊富だった。
開くページのどれもが多少似ている所はあれど別の家である。
あまり規格化とかされていないのかも知れないね。
「だんだん広くなっていくんですねー」
最初の方のページは狭くて、たぶん一人暮らし用とかそんな感じの物件ばかりだった。
本には間取りと外観がのっているので見ているだけでも結構楽しい……が、俺が欲しい物件はもっと広いところだ。 なのでページをペラペラとめくって先に進んじゃおう。
っと、俺だけで選んじゃダメじゃん。
タマさんの意見も聞かないと。 半分お昼寝の体勢に入ってるけど……タマさーん、まだ寝ないでねっと揺すってみる。
「タマさん何か希望あるー?」
「……暖炉があればいいニャ。 ほかはウッドにまかせるニャー」
ちらっとこっちを見て、そう言うと再びお昼寝体勢に入るタマさん。
だいぶ眠そうだね……てかあまり家に興味ないんかしらね。
「おっけ、暖炉ねー……とりあえず暖炉あるので絞ってと」
んまあ、暖炉があると良いのは俺も同じだし、暖炉付きの物件を探そうと思う。
暖炉の前でウトウトするにゃんこ。いいよね……。
「6件あるね。 ……こっちの3つは他より部屋数少ないからどかしてっと。どれがいいかなー……ん?」
一通り眺めて見たけど、暖炉付きで広くて部屋数もある物件となると思ったより少なかった。
とりあえずより部屋数多いのを残して、さあどれにするかなーと思っていると手元にすっと何かが伸びてくる。
ページをぺらりとめくり、ポンポンと叩いてみせるそれは象の鼻であった。
ずいぶん器用ですね……。
「なになに……それが良いの?」
象の行動の意味するところは要はその物件がいいって事なんだろう。
なんつーかこの子頭良いよね。まじで。
んで象が選んだ物件はーと言うと……ふむふむ。
「庭がむっちゃ広いところだね……タマさんどう?」
象が選んだのは庭が一番広いとこだった。
どの物件も庭はあるんだけど、この物件だけやたらと庭が広い。
建物の面積の3倍ぐらいかな?
俺としては問題ないけれど一応タマさんにも聞いておこう。
「別にそれでいいニャ」
ちらっと視線を向け、暖炉があるのを確認するとタマさんはそういってまた寝る体勢に……とりあえず頭撫でておこう。
最近、頭撫でるぐらいなら噛まれなくなってきたんだよね。嬉しいような悲しいような……複雑です。
さて、物件決まったって事でリタさんに報告しませう。
なんか奥に引っ込んで何かやってるけど呼んじゃおう。
「って訳でリタさんこれにします」
「……こちらですか。 ……街の中心から大分離れていますが問題ありませんか?」
リタさんってばしれっと出てきたけど、お土産の酒飲んでましたよっ!?
ま、まあいいや……早速飲んでくれたってことだし。うむ、見なかったことにしよう。
んで、街の中心から大分離れているとな。
「んー……ないかな?」
「ニャ」
物件が街の中心から離れているのは大した気にならないかな? 買い物とか多少面倒いけど、別に歩くぐらいじゃ疲れないし、急ぐときは走れば良いしね。
タマさんも気にしてないし問題なし。
むしろ中心から離れた分、まわりの家もまばらになって良いんじゃないかと思う。
せっかく広い庭だし、BBQとかやりたい。
俺、家買ったら友達いっぱい呼んで、皆でBBQやるんだ……。
「状態は良い物件ですが、念の為中を御覧になったほうが良いかと思います、明日~明後日であれば確認出来ますが」
書類を用意しながらそう話すリタさん。
「それじゃ明日一応見にいこうかな?」
見取り図と外観だけじゃあれだしね。一応見に行った方が良いだろうね。
状態は良いそうだから念の為。
「分かりました。 それではギルド証をお預かりしますね、すぐお返しします……支払いは一括ですか?」
「一括でお願いしまーす」
お金ならあるんですよ。へっへっへ。
リタさんにギルド証を渡すと……おおう?
何かの装置に入れたぞ。なんだろ……あの装置で何か情報をギルド証に入力したりしてる? 何かやたらとハイテクだね、そこだけ。
ダンジョンの宝箱とかから出るんかねー?
とか考えてたらギルド証返却されました。
本当にすぐだったねえ。
「……はい、ありがとうございます。 購入を決定した場合は支払後に家の掃除を済ませてからのお渡しとなりますので、業者に手配をして……この広さであれば3日後に鍵をお渡し出来るかと思います。 支払いは明日、物件を見た後で大丈夫ですか?」
「大丈夫でっす。それじゃ明日また来ますね」
ありがたいことにちゃんと掃除もしてくれるようだ。
ありがてえ、ありがてえ……俺とタマさんが掃除とか惨事になる未来しか見えないしね。
リタさんに挨拶して、受付を後にする。
「あっさり買えそうだねー」
もうちょっと手続きだーなんだーで時間掛かると思ったんだけどね。1時間掛からずに終わったぞう。
いやー、楽しみだねえ。 暖炉用の薪を買っておかないとだ。
「ニャ。 でもすぐには住めないニャー」
「んー?」
なんだとう。
掃除終わったら住めるんじゃないのかな?
「家具とかそろえないとだニャー」
「あ、そか。 あとで買い物いかないとだね」
家具!
いるじゃん、必須じゃん!
家買ったのに床で雑魚寝とか悲しすぎる。
俺の脳細胞もう紫色なってるんじゃないのこれ。
とりあえず明日家の中を見て、どんな家具が良いか決めて、買いに行って……出来れば良い家具揃えたいし、物によっては時間掛かるよね、その分住むのが遅くなる……ぐぬぬ。
「とりあえずゴリさんにも家買ったこと報告しとこっと」
まあ、悩んでもしゃーない。
お客さん第一号予定なゴリさんに、家買うこと報告しておこう。
家買った記念パーティーとか開いちゃうぞ?ぐふふ。
「ゴリさーん」
いたいた、あの後ろ姿はゴリさんだ。
テーブルの前でなんか腕組んで立ってるけど、何かあったんかな?
「おーう、ウッドちょうど良いところにきた」
ちょう良いところに?
なんのこっちゃいなー……とゴリさんの横からひょいっとテーブルの方を見てみると……。
「この酒美味いな。 ……もっと在庫あったりするのか?」
空になった酒樽が転がってた。
0
お気に入りに追加
1,463
あなたにおすすめの小説
地獄の手違いで殺されてしまったが、閻魔大王が愛猫と一緒にネット環境付きで異世界転生させてくれました。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作、面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
高橋翔は地獄の官吏のミスで寿命でもないのに殺されてしまった。だが流石に地獄の十王達だった。配下の失敗にいち早く気付き、本来なら地獄の泰広王(不動明王)だけが初七日に審理する場に、十王全員が勢揃いして善後策を協議する事になった。だが、流石の十王達でも、配下の失敗に気がつくのに六日掛かっていた、高橋翔の身体は既に焼かれて灰となっていた。高橋翔は閻魔大王たちを相手に交渉した。現世で残されていた寿命を異世界で全うさせてくれる事。どのような異世界であろうと、異世界間ネットスーパーを利用して元の生活水準を保証してくれる事。死ぬまでに得ていた貯金と家屋敷、死亡保険金を保証して異世界で使えるようにする事。更には異世界に行く前に地獄で鍛錬させてもらう事まで要求し、権利を勝ち取った。そのお陰で異世界では楽々に生きる事ができた。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
好色一代勇者 〜ナンパ師勇者は、ハッタリと機転で窮地を切り抜ける!〜(アルファポリス版)
朽縄咲良
ファンタジー
【HJ小説大賞2020後期1次選考通過作品(ノベルアッププラスにて)】
バルサ王国首都チュプリの夜の街を闊歩する、自称「天下無敵の色事師」ジャスミンが、自分の下半身の不始末から招いたピンチ。その危地を救ってくれたラバッテリア教の大教主に誘われ、神殿の下働きとして身を隠す。
それと同じ頃、バルサ王国東端のダリア山では、最近メキメキと発展し、王国の平和を脅かすダリア傭兵団と、王国最強のワイマーレ騎士団が激突する。
ワイマーレ騎士団の圧勝かと思われたその時、ダリア傭兵団団長シュダと、謎の老女が戦場に現れ――。
ジャスミンは、口先とハッタリと機転で、一筋縄ではいかない状況を飄々と渡り歩いていく――!
天下無敵の色事師ジャスミン。
新米神官パーム。
傭兵ヒース。
ダリア傭兵団団長シュダ。
銀の死神ゼラ。
復讐者アザレア。
…………
様々な人物が、徐々に絡まり、収束する……
壮大(?)なハイファンタジー!
*表紙イラストは、澄石アラン様から頂きました! ありがとうございます!
・小説家になろう、ノベルアッププラスにも掲載しております(一部加筆・補筆あり)。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
異世界に転生した俺は元の世界に帰りたい……て思ってたけど気が付いたら世界最強になってました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ゲームが好きな俺、荒木優斗はある日、元クラスメイトの桜井幸太によって殺されてしまう。しかし、神のおかげで世界最高の力を持って別世界に転生することになる。ただ、神の未来視でも逮捕されないとでている桜井を逮捕させてあげるために元の世界に戻ることを決意する。元の世界に戻るため、〈転移〉の魔法を求めて異世界を無双する。ただ案外異世界ライフが楽しくてちょくちょくそのことを忘れてしまうが……
なろう、カクヨムでも投稿しています。
転生5回目!? こ、今世は楽しく長生きします!
実川えむ
ファンタジー
猫獣人のロジータ、10歳。
冒険者登録して初めての仕事で、ダンジョンのポーターを務めることになったのに、
なぜか同行したパーティーメンバーによって、ダンジョンの中の真っ暗闇の竪穴に落とされてしまった。
「なーんーでーっ!」
落下しながら、ロジータは前世の記憶というのを思い出した。
ただそれが……前世だけではなく、前々々々世……4回前? の記憶までも思い出してしまった。
ここから、ロジータのスローなライフを目指す、波乱万丈な冒険が始まります。
ご都合主義なので、スルーと流して読んで頂ければありがたいです。
セルフレイティングは念のため。
転生弁護士のクエスト同行記 ~冒険者用の契約書を作ることにしたらクエストの成功率が爆上がりしました~
昼から山猫
ファンタジー
異世界に降り立った元日本の弁護士が、冒険者ギルドの依頼で「クエスト契約書」を作成することに。出発前に役割分担を明文化し、報酬の配分や責任範囲を細かく決めると、パーティ同士の内輪揉めは激減し、クエスト成功率が劇的に上がる。そんな噂が広がり、冒険者は誰もが法律事務所に相談してから旅立つように。魔王討伐の最強パーティにも声をかけられ、彼の“契約書”は世界の運命を左右する重要要素となっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる