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生を受けた理由
「107話」
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期待してねと言ったからには……いや、心の中でだけどね。まあそれは置いといて、良い名前を考えてあげねばいかんでしょう。
「むー……」
道をテクテクと歩きながら何か良い名前はないかと頭をフル回転させる俺。
「むむー……」
だがしかし急にぽっと良い名前が出るわけもなく、仕方がないのでありきたりな名前だったり、有名な象の名前を思い出してはいるのだけど。
「……カンドゥラ?」
「だめかー」
俺の言葉に首を横に振る……くそ、名前無いから困るな。
とりあえず仮で象と呼んでおこう。
……見た目はそこまで象って訳じゃ無いんだけどね。鼻が長いだけで、それ以外は象とは大分違う。
じゃあどんな生き物?と言われると……そうだね、バクだったっけ?夢を食べちゃう妖怪みたいの。
あれを可愛くしたのに近いかも知れない。
「まだ決まってないのかニャー」
「いやー……中々気に入ったのが無いみたいでねえ」
適当な名前でいいならポンポン出るんですけどね?
ポチとか、ハナとか、レオとか。
しかしそんな簡単な名前では俺のセンスが疑われてしまうじゃない。
なので出来るだけ格好良い名前をですね……思い浮かばない時点でセンス無いんじゃ?とか言わない。泣いちゃうよ。
「まあその内いいの見つかるニャ。 それよりそろそろ走るニャ」
「おー……徐々に速度あげていこうね?」
「ニャ」
気が付けばお腹も落ち着いてきてた。
なのでそろそろ走ろうかとタマさんは言うが……ちらりと象を見てみる。
さっきはデカかったから速かったけど、小さくなった状態ではどうなんだろうか?
少しずつ速度を上げて……着いて来られなさそうなら背負うかねえ。
まあ、とりあえず走ってみるべ。
走り出して数分。
行きの半分ぐらいの速度で走っているけど象はきっちりついてきていた。
それに疲れている様子も無い。
「あれ、思っていたより速い……」
「速度あげてくニャー」
そういって速度を上げるタマさん。
ぐんぐん加速していき、終には俺が何とかついて行ける速度まで上げる……象は果たして着いてきているのだろうか? そう思い振り返ると……。
ばっちり着いてきてました。
しかも余裕まだありそう。
「…………俺が一番遅い?」
「ニャ」
「まじか……」
俺が遅い?
四足と二足の違いはあれどまさか負けると思わなかった。
え、まじで? この象を一方的に狩ってたあのにゃんこ達って……いや、深く考えるのはよそう。
世の中には凄いのがいっぱい居るのだ……ぐすん。
ひたすら走って、野宿して、またひたすら走ることしばし。
昼過ぎには無事、街へと到着してたのであった。行きよりペース速かったかもね。
あ、そうそう行きに昼飯食いに寄った街だけど、帰りはスルーすることにしました。時間も微妙だったし象を連れて入れるか分からんかったからねー。
んで、今は街に入ろうと門へと向かっているのだけど……門番がこっち指さして何か言ってるのが見えるなあ。
一番最初は怪しい奴!って止められたんだよね。懐かしい。
今回はちゃんと身分証あるし大丈夫だと思うけど、象がどうなるか……。
「どうぞ、お通りください!」
「あ、どもです」
杞憂だったようです!
「門ほぼ素通りだったねえ……」
ギルド証見せてタマさんの故郷の家畜なんですぅって言ったらあっさり通れましたわ。
俺の時はあんな止めたのに……まあ、そんだけ俺が怪しかったってことなんですケドネ!
んま、止められて長々と説明するよりはずっと良い。
とりあえず宿にいっておば……姉さんに象のこと説明しないとだ、それと家を買うことも……こっちは後でいっか。
「あ、お姉さん。馬小屋借りていいですか?」
「馬小屋? 別に構わないよ!」
すっごいあっさり許可が出た!
「馬小屋使っても良いって。 ごめんね、すぐ家探すから少しの間ここで我慢しててね」
象を馬小屋にいれてーの、果物をいっぱい置いてっと。
あとは家を探すからそれまで我慢してねと言うと、象はウンウンと頷いてその場に寝転がった。
そして長い鼻を果物に伸ばし、口へと運ぶとモシャモシャ食べ始める。
このまま食っちゃ寝するつもりらしい。
……うちのパーティー食っちゃ寝率高くないですかね?
まあ美味しいもの食べてたっぷり寝るってすごい魅力的だもん、しょうがないね。
さて、俺も部屋に戻って休むとしますか。
「着いたー! あー……なんだかんだで結構疲れるよねえ」
部屋に入るなりベッドにダイブする俺。
今はふかふかベッドなので顎を打つことなんてないんだぜ!
「明日は家探すニャー」
横になった俺の上に腰掛けるタマさん。
余ったドライフルーツをサクサクと食べながら明日の予定について話す……こぼさないでね?
しかし家かー。
不動産屋さんとかあるんかね? この街にきてから結構経つけど、その手の見たことないんだよね。
まあ、街中をあまり探検してないから見落としてるだけかもだけど。
なあ、タマさんに聞けば分かるか。
「あ、そういえばさ。家ってどうやって買うのかな?」
教えてタマさん!
「ギルドでお願いすれば買えるニャ」
「おう……なんでもやってるねえ、ギルド」
何でも屋さんかな?
あ、でもダンジョンシーカー限定でやってるとか? あまり一般の人をギルド内で見ることなんて無いし、なんとなくそんな気がする。
まあ、どっちでも良いのだけど。
お土産もあるしとりあえずギルドには行こうと思ってたから丁度良いね。
明日起きたら早速行こうと思います!
そして朝ですよ、朝!
やっぱ疲れていた見たいで、あの後そっこーで寝ましたわ。
「よっし、ギルドいっくぞー!」
「ニャ」
早朝だし、まだ人通りも少ない。
散歩がてらに象も連れて行ってあげよう。
んま、あっという間に着いちゃうから大した散歩にもならないかもだけどね。
実際ちょっと駄弁りながら歩いていたらすぐギルドに着いてしまう。
「おし、ここで待っててねーっと……ギルドも久しぶりだなー。 お土産喜んでくれるかな?」
んでさすがに中に象を入れるわけにはいかないだろうなーと言うことで、外で待ってるように言って俺とタマさんはギルドの扉を潜ったんだけどさ。
「……酒臭っ!?」
扉を開けた瞬間酒の臭いがムワッと鼻を直撃した。
ちょう酒臭い。
「むー……」
道をテクテクと歩きながら何か良い名前はないかと頭をフル回転させる俺。
「むむー……」
だがしかし急にぽっと良い名前が出るわけもなく、仕方がないのでありきたりな名前だったり、有名な象の名前を思い出してはいるのだけど。
「……カンドゥラ?」
「だめかー」
俺の言葉に首を横に振る……くそ、名前無いから困るな。
とりあえず仮で象と呼んでおこう。
……見た目はそこまで象って訳じゃ無いんだけどね。鼻が長いだけで、それ以外は象とは大分違う。
じゃあどんな生き物?と言われると……そうだね、バクだったっけ?夢を食べちゃう妖怪みたいの。
あれを可愛くしたのに近いかも知れない。
「まだ決まってないのかニャー」
「いやー……中々気に入ったのが無いみたいでねえ」
適当な名前でいいならポンポン出るんですけどね?
ポチとか、ハナとか、レオとか。
しかしそんな簡単な名前では俺のセンスが疑われてしまうじゃない。
なので出来るだけ格好良い名前をですね……思い浮かばない時点でセンス無いんじゃ?とか言わない。泣いちゃうよ。
「まあその内いいの見つかるニャ。 それよりそろそろ走るニャ」
「おー……徐々に速度あげていこうね?」
「ニャ」
気が付けばお腹も落ち着いてきてた。
なのでそろそろ走ろうかとタマさんは言うが……ちらりと象を見てみる。
さっきはデカかったから速かったけど、小さくなった状態ではどうなんだろうか?
少しずつ速度を上げて……着いて来られなさそうなら背負うかねえ。
まあ、とりあえず走ってみるべ。
走り出して数分。
行きの半分ぐらいの速度で走っているけど象はきっちりついてきていた。
それに疲れている様子も無い。
「あれ、思っていたより速い……」
「速度あげてくニャー」
そういって速度を上げるタマさん。
ぐんぐん加速していき、終には俺が何とかついて行ける速度まで上げる……象は果たして着いてきているのだろうか? そう思い振り返ると……。
ばっちり着いてきてました。
しかも余裕まだありそう。
「…………俺が一番遅い?」
「ニャ」
「まじか……」
俺が遅い?
四足と二足の違いはあれどまさか負けると思わなかった。
え、まじで? この象を一方的に狩ってたあのにゃんこ達って……いや、深く考えるのはよそう。
世の中には凄いのがいっぱい居るのだ……ぐすん。
ひたすら走って、野宿して、またひたすら走ることしばし。
昼過ぎには無事、街へと到着してたのであった。行きよりペース速かったかもね。
あ、そうそう行きに昼飯食いに寄った街だけど、帰りはスルーすることにしました。時間も微妙だったし象を連れて入れるか分からんかったからねー。
んで、今は街に入ろうと門へと向かっているのだけど……門番がこっち指さして何か言ってるのが見えるなあ。
一番最初は怪しい奴!って止められたんだよね。懐かしい。
今回はちゃんと身分証あるし大丈夫だと思うけど、象がどうなるか……。
「どうぞ、お通りください!」
「あ、どもです」
杞憂だったようです!
「門ほぼ素通りだったねえ……」
ギルド証見せてタマさんの故郷の家畜なんですぅって言ったらあっさり通れましたわ。
俺の時はあんな止めたのに……まあ、そんだけ俺が怪しかったってことなんですケドネ!
んま、止められて長々と説明するよりはずっと良い。
とりあえず宿にいっておば……姉さんに象のこと説明しないとだ、それと家を買うことも……こっちは後でいっか。
「あ、お姉さん。馬小屋借りていいですか?」
「馬小屋? 別に構わないよ!」
すっごいあっさり許可が出た!
「馬小屋使っても良いって。 ごめんね、すぐ家探すから少しの間ここで我慢しててね」
象を馬小屋にいれてーの、果物をいっぱい置いてっと。
あとは家を探すからそれまで我慢してねと言うと、象はウンウンと頷いてその場に寝転がった。
そして長い鼻を果物に伸ばし、口へと運ぶとモシャモシャ食べ始める。
このまま食っちゃ寝するつもりらしい。
……うちのパーティー食っちゃ寝率高くないですかね?
まあ美味しいもの食べてたっぷり寝るってすごい魅力的だもん、しょうがないね。
さて、俺も部屋に戻って休むとしますか。
「着いたー! あー……なんだかんだで結構疲れるよねえ」
部屋に入るなりベッドにダイブする俺。
今はふかふかベッドなので顎を打つことなんてないんだぜ!
「明日は家探すニャー」
横になった俺の上に腰掛けるタマさん。
余ったドライフルーツをサクサクと食べながら明日の予定について話す……こぼさないでね?
しかし家かー。
不動産屋さんとかあるんかね? この街にきてから結構経つけど、その手の見たことないんだよね。
まあ、街中をあまり探検してないから見落としてるだけかもだけど。
なあ、タマさんに聞けば分かるか。
「あ、そういえばさ。家ってどうやって買うのかな?」
教えてタマさん!
「ギルドでお願いすれば買えるニャ」
「おう……なんでもやってるねえ、ギルド」
何でも屋さんかな?
あ、でもダンジョンシーカー限定でやってるとか? あまり一般の人をギルド内で見ることなんて無いし、なんとなくそんな気がする。
まあ、どっちでも良いのだけど。
お土産もあるしとりあえずギルドには行こうと思ってたから丁度良いね。
明日起きたら早速行こうと思います!
そして朝ですよ、朝!
やっぱ疲れていた見たいで、あの後そっこーで寝ましたわ。
「よっし、ギルドいっくぞー!」
「ニャ」
早朝だし、まだ人通りも少ない。
散歩がてらに象も連れて行ってあげよう。
んま、あっという間に着いちゃうから大した散歩にもならないかもだけどね。
実際ちょっと駄弁りながら歩いていたらすぐギルドに着いてしまう。
「おし、ここで待っててねーっと……ギルドも久しぶりだなー。 お土産喜んでくれるかな?」
んでさすがに中に象を入れるわけにはいかないだろうなーと言うことで、外で待ってるように言って俺とタマさんはギルドの扉を潜ったんだけどさ。
「……酒臭っ!?」
扉を開けた瞬間酒の臭いがムワッと鼻を直撃した。
ちょう酒臭い。
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