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木の中にいる
「12話」
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リタさんがゴリさんと何やら話していたと思うと、ゴリさんが受付の方へとやってきた。
片手に酒瓶もっているし、めっちゃ酒臭いし、酒飲んで休みたいってのは本当だったんだろう。
だがしかし……。
「おう、なんだお前パーティ組めなかったんだってなあ、おい」
「あ、ゴリさん……さ、酒くさ」
「あたりめーだ。 言ったろ? 酒飲むってよお」
「まだ朝ですよ……」
そう、まだ朝なんだよね、まわり見てもお酒飲んでいる人はいない感じだ。
裏庭? の方でたむろってる人がいるけど、あれ遊んでるんじゃなくて訓練してるぽいし。
もう、ゴリさんてば……。
「いーんだよ、どうせ今日は働かねえんだから……ま、腹ごなしもしてえし、いいぜちょっとぐらい付き合ってやんよ」
「えっ?」
えっ? どゆこと? と理解が追い付かずゴリさんとリタさんの顔を交互に見る俺。
てかゴリさん口調がなんか変わってない? もしかしてこっちが素だったりして? お酒飲んで素が出た感じ。
「ゴリアテさんに少しだけ付き合ってもらえないかお願いしたんです」
「リタちゃんには昔世話になったからなあ。 ま、こんぐらい別にいいぜ」
「おお、すみません本当に助かりま……昔? あ、なんでもないです」
おお! 本当にありがたい、ゴリさんも付き合ってくれるなんて……リタさんに昔世話になったというのをあったとしても、それでも面倒見が良すぎて本当申し訳なくなってくる。
しかし昔か……ちなみにリタさんの見た目だけど、20過ぎぐらいの仕事出来るOLって感じです。 ちょっと無表情で目つきが鋭いけど美人さんです。
んで、ゴリさんは30後半~40前半ぐらいな感じ……そのゴリさんが昔っていうことはこのリタさん、見た目通りの年齢ってことじゃない。
エルフかな? と一瞬頭に思い浮かんだけど別に耳は尖っていない。
なんだろうね、エルフじゃないけど長命な種族なんだろうか。
ま、まあそれ以上考えるのはよそう。
何かリタさんの視線が怖い……。
「おら、いくぞ。 おら」
「あ、ゴリさんまって……酒くさっ!?」
ゴリさんもやべえと思ったのだろうか、俺の首を腕でがしっとロックすると引きずるようにギルドを後にする。
てか酒くせぇ。 どんだけ飲んだんですか……口調もやっぱ違うし。
あの、ゴリさん。 人の首はそっちに曲がらないだだだだだっ!?
ダンジョン前に行くと、俺とゴリさん以外のダンジョンシーカー達が入場の順番待ちをしていた。
朝からやる気のある人たちがいっぱいと言うことなんだろう。
「…………周りの視線が痛い」
「あん?」
「いえ、何でもないです」
なんかね列に並んでいるだけで回りの人がちらちらこっち見てるんだよね。
ゴリさんと一緒だからか、俺の格好が変わっているからか、あれかギルド行く前にこっそり養分補給しまくってマッチョになっているからか……いや、外套で見えないよね。それに恰好も変てわけじゃない、似たような恰好の人まわりにもいるし、これゴリさんと一緒だからだ。
ゴリさんへの視線は羨望に近い感じ、ちょっと嫉妬とかも混ざってそうだけど。
一方俺に対しては何だいあいつ? とか、何であんなのがゴリさんと一緒に? みたいな視線である……ぐすん。
その視線の意味はダンジョンに入る段階になって分かった。
ゴリさんが出したプレートが金色に輝いていたのである……あ、金色のプレートってのはギルドで一番ランクの高い人が持っているものね。 俺が持っている銅が一番低くて青銅、鉄、銀、金って上がっていく。 それぞれのランクも1、2、3て細かく分かれていて全部で15段階になっているそうな。 ちなみに俺は登録したてなので銅の1ランクってことになる。
銅から青銅になるまで3年ぐらい掛かるってことだから、金はどれだけ掛かるのだろうか? だんだん上がりにくくなってくるって聞いたし、ゴリさんベテランだろうなとは思っていたけど実はもっと高齢なんだろうか。 種族が実は違うのかそれとも強くなればなるほど寿命伸びるとか何だろうか……そのうち調べるか聞きますかね。
まずはダンジョンに入らねば。
簡易の受付みたいなところでギルド証を見せ、ちょっとした洞窟の中を進んでいくと突き当りに扉があった。ゴリさんが扉にぐっと力をこめ開いていく。
「……うわぁ」
そんな感じで列に並び、何とかダンジョン内に入れた俺であったが一歩ダンジョンに足を踏み入れるなり思わず呆けてしまっていた。
ダンジョン内の光景が想像外というかまさか本当にそうきたかといったものだったんだ。
「すごい、ダンジョンの中に森も草原もある……だから草刈りか」
「まあ、初めてダンジョンの中みたやつは大抵そうなるわな。 ほれ、草刈りすんだろさっさと行くぞ」
ダンジョン内はいわゆるフィールドタイプとよばれるものであった。
入り口は洞窟なのに扉をくぐった途端に景色が一変したんだ、最初洞窟の中を歩いてたもんでてっきり洞窟のようなタイプなのかと思ってたけど……本当にびっくりだ。
空は明るいし本物の空のように見える。 ダンジョンの広さはどれぐらいあるのか正確には分からないけど、少なくとも地平線が見えるぐらいにはある。 で、地平線が見えるあたりには何やらモヤみたいのが見えるからそこが終点なのかもしれない、たぶんここから見えないところに下層にいくための階段とかあるんだろう。
遠目に俺たちより先に入ったダンジョンシーカー達の姿がちらほらみえる。 でもあんだけ並んでいたのにちらほら見える程度なんでやっぱ広いよねここ、深い階層に行って人数少なく見えるだけかもだけど。
とかなんとかぼーっと景色を眺めながら考えていたんだけど、ゴリさんにそでをぐいっと引っ張られて我にかえった。
後ろがつかえててじろりと睨まれていたぽい。 まじごめんなさい。
片手に酒瓶もっているし、めっちゃ酒臭いし、酒飲んで休みたいってのは本当だったんだろう。
だがしかし……。
「おう、なんだお前パーティ組めなかったんだってなあ、おい」
「あ、ゴリさん……さ、酒くさ」
「あたりめーだ。 言ったろ? 酒飲むってよお」
「まだ朝ですよ……」
そう、まだ朝なんだよね、まわり見てもお酒飲んでいる人はいない感じだ。
裏庭? の方でたむろってる人がいるけど、あれ遊んでるんじゃなくて訓練してるぽいし。
もう、ゴリさんてば……。
「いーんだよ、どうせ今日は働かねえんだから……ま、腹ごなしもしてえし、いいぜちょっとぐらい付き合ってやんよ」
「えっ?」
えっ? どゆこと? と理解が追い付かずゴリさんとリタさんの顔を交互に見る俺。
てかゴリさん口調がなんか変わってない? もしかしてこっちが素だったりして? お酒飲んで素が出た感じ。
「ゴリアテさんに少しだけ付き合ってもらえないかお願いしたんです」
「リタちゃんには昔世話になったからなあ。 ま、こんぐらい別にいいぜ」
「おお、すみません本当に助かりま……昔? あ、なんでもないです」
おお! 本当にありがたい、ゴリさんも付き合ってくれるなんて……リタさんに昔世話になったというのをあったとしても、それでも面倒見が良すぎて本当申し訳なくなってくる。
しかし昔か……ちなみにリタさんの見た目だけど、20過ぎぐらいの仕事出来るOLって感じです。 ちょっと無表情で目つきが鋭いけど美人さんです。
んで、ゴリさんは30後半~40前半ぐらいな感じ……そのゴリさんが昔っていうことはこのリタさん、見た目通りの年齢ってことじゃない。
エルフかな? と一瞬頭に思い浮かんだけど別に耳は尖っていない。
なんだろうね、エルフじゃないけど長命な種族なんだろうか。
ま、まあそれ以上考えるのはよそう。
何かリタさんの視線が怖い……。
「おら、いくぞ。 おら」
「あ、ゴリさんまって……酒くさっ!?」
ゴリさんもやべえと思ったのだろうか、俺の首を腕でがしっとロックすると引きずるようにギルドを後にする。
てか酒くせぇ。 どんだけ飲んだんですか……口調もやっぱ違うし。
あの、ゴリさん。 人の首はそっちに曲がらないだだだだだっ!?
ダンジョン前に行くと、俺とゴリさん以外のダンジョンシーカー達が入場の順番待ちをしていた。
朝からやる気のある人たちがいっぱいと言うことなんだろう。
「…………周りの視線が痛い」
「あん?」
「いえ、何でもないです」
なんかね列に並んでいるだけで回りの人がちらちらこっち見てるんだよね。
ゴリさんと一緒だからか、俺の格好が変わっているからか、あれかギルド行く前にこっそり養分補給しまくってマッチョになっているからか……いや、外套で見えないよね。それに恰好も変てわけじゃない、似たような恰好の人まわりにもいるし、これゴリさんと一緒だからだ。
ゴリさんへの視線は羨望に近い感じ、ちょっと嫉妬とかも混ざってそうだけど。
一方俺に対しては何だいあいつ? とか、何であんなのがゴリさんと一緒に? みたいな視線である……ぐすん。
その視線の意味はダンジョンに入る段階になって分かった。
ゴリさんが出したプレートが金色に輝いていたのである……あ、金色のプレートってのはギルドで一番ランクの高い人が持っているものね。 俺が持っている銅が一番低くて青銅、鉄、銀、金って上がっていく。 それぞれのランクも1、2、3て細かく分かれていて全部で15段階になっているそうな。 ちなみに俺は登録したてなので銅の1ランクってことになる。
銅から青銅になるまで3年ぐらい掛かるってことだから、金はどれだけ掛かるのだろうか? だんだん上がりにくくなってくるって聞いたし、ゴリさんベテランだろうなとは思っていたけど実はもっと高齢なんだろうか。 種族が実は違うのかそれとも強くなればなるほど寿命伸びるとか何だろうか……そのうち調べるか聞きますかね。
まずはダンジョンに入らねば。
簡易の受付みたいなところでギルド証を見せ、ちょっとした洞窟の中を進んでいくと突き当りに扉があった。ゴリさんが扉にぐっと力をこめ開いていく。
「……うわぁ」
そんな感じで列に並び、何とかダンジョン内に入れた俺であったが一歩ダンジョンに足を踏み入れるなり思わず呆けてしまっていた。
ダンジョン内の光景が想像外というかまさか本当にそうきたかといったものだったんだ。
「すごい、ダンジョンの中に森も草原もある……だから草刈りか」
「まあ、初めてダンジョンの中みたやつは大抵そうなるわな。 ほれ、草刈りすんだろさっさと行くぞ」
ダンジョン内はいわゆるフィールドタイプとよばれるものであった。
入り口は洞窟なのに扉をくぐった途端に景色が一変したんだ、最初洞窟の中を歩いてたもんでてっきり洞窟のようなタイプなのかと思ってたけど……本当にびっくりだ。
空は明るいし本物の空のように見える。 ダンジョンの広さはどれぐらいあるのか正確には分からないけど、少なくとも地平線が見えるぐらいにはある。 で、地平線が見えるあたりには何やらモヤみたいのが見えるからそこが終点なのかもしれない、たぶんここから見えないところに下層にいくための階段とかあるんだろう。
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とかなんとかぼーっと景色を眺めながら考えていたんだけど、ゴリさんにそでをぐいっと引っ張られて我にかえった。
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