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第2回キャラ文芸大賞に挑戦してみよう 11

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理不尽な事で怒りを向けられ、疲れ、消耗した女性、駒田紅緒。
通勤ルートにこども未来館(仮)があるのに立ち寄る事もしない。

まだ少女の頃は星を見上げるのが好きで、天文イベントといえば熱心に参加していたのに。
そういえば、そろそろ流星群の季節なのに、極大日も確認していなかった。

ふと、ゲートで立ち止まると、いつもなら19時には閉館しているはずなのに、特別展示で開場時間が21時まで延長されていた。
プラネタリウムのプログラムをちらりと見て、ああ、懐かしいな、と、ふらりと入場料を支払う。
アフター5割引で少しだけ安くなっていて、これだったらもう少し頻繁に通ってもいいかな、と、思いながら、展示を見る。

常設展示とは他に、特別展示コーナーがあり、「おしゃべりロボットステンノ」が居た。

「捨てんの……」

先日別れた恋人についた悪態を思い出す。(語呂合わせにしてもちょっと苦しいか?)

サポート役なのか、スタッフジャンパーを着た大学生らしい青年が一人。

「このロボットって、会話できるんですか?」

オープニングはこんな感じですかね。
最初は、純然たる会話ロボットだと思わせて話が進んでいって、途中で「中に人が必要!」の、顛末がスタート。

初日にやってきたワルガキ三人(出口伸行、有本いたる、友部大我)に翻弄されながら、無事に(?)一日は過ぎる。

ワルガキ達は後日知恵をつけて「チューリングテスト」とか言い出したり、回答の難しい質問をしてきたり。

ガチ文系の登弥が中の人のタイミングであわや……と、思ったら、いつの間にか真尋さんに入れ替わってる、とか。

迷い込んだ認知症の老人と辛抱強く対話する話や、最後の最後でシステムのセットアップが済んで、選手交代。
三人は、それぞれが対応した人たちが館内にいるのを見て、くすぐったいような、うれしいようなあたたかい気持ちになってエンディング。

みたいな感じでざっと10万文字。

もっと色々具体的なエピソードを考えたり、詰めないといけない設定はありますが、おおよそそんなものかなあ……。

予定調和で話が進みすぎて盛り上がりに欠けるかな……でも、あんまりとっぴになってもなあ。
後は、各人の個人的な話に踏み込みすぎるのはコンプライアンス的にどうなのというのもありますが、
そのあたりは調べつつ、書きつつストーリーにおとしこんでいければ……と、思います。

さて、これであとは手を動かすだけ、(調べないといけない事も沢山ありますが)明日は何を書こうかな、というところで、一ヶ月を振り返った感想あたりが妥当ですかね。

今回はエッセイという事で、「完結」にはしませんが、中締め的なものを最後に書いて、エッセイ・ブログ大賞応募の本作につきましては切りをつけたいと思いまする。

それではまた明日~。
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