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死神
凶器
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ブー・・・
なんか 通知来た・・・
「あなたに人を殺す覚悟がありますか? YES - NO」
寝ぼけた頭でYESのほうに指を伸ばす
覚悟は決まってる 問題はない YESに指を回すと「依頼書」と書いた画面に行った
あなたが殺したい相手は複数ですか? YES
あなたが自らの手で殺したいですか? YES
苦しめて殺したいですか? NO
ーこれでテストを終わりますー
診断の結果 あなたには2つの選択肢があります
・かなりの大金を払って私達のグループが大半を殺し 残った人間を縛り付けて自らの手で殺す
・あなたも我々の仲間となり訓練を行い仕事をこなして依頼分のお金を返しこちらの組織の人間と殺しに行く
俺は迷わず下を選んだ 俺は大富豪でもなければ働いている社会人でもないよってお金は払えないし 殺したら俺も罪に問われる ならばその組織に入って一緒にいたほうが安全ではないか
俺はほぼ迷わずに下の方をタップする
その時 朝日を浴びるカーテンの裏を一つの影が止まる
なんだろう とカーテンを開けると窓に人がいた・・・
嘘だろ? ここ2階だぞ?! どうやって登ってきた?
その男がジェスチャーで開けろというので開けると男の姿が霞む
陽炎のように霞んだ男が完全に消えようとした頃には俺の首には金属の冷たい感触があった
「依頼をしたのは君かい?」
どのみち諦めた人生 ここで殺されたな 変なサイトに手だすとこうなるんだな と思いながらも答える
「はい」
「気に入った 今から君を僕らのところまで連れて行く その前に一つ聞くけど 君に本当に人を殺す覚悟があるのか?」
その言葉を聞いた瞬間 後ろを取られたときの金属の温度とアイツラの顔が脳裏をよぎる
顔を思い出すだけで腹が立ってくる
「あぁ・・・ アイツラに生きてる価値はない」
「ははは まるで家畜のような物言いだね 僕らの仲間にぴったりだ」
「それじゃ 行こうか」
俺はがくんと首に衝撃を覚えて意識を失った
目が覚めると俺は変な機械の上にいた なんだこれは? と思って周りを見ようとしても固定されていて動かない
「やぁ これから限界のタガをはずすよ 君も見ただろ?俺の動き あれは一般人に出せるものじゃない電気を脳に流して強制的に限界を引き出すんだ その後訓練で簡単に力がつくよ」
「なるほど」
超絶胡散臭いな これどうせ何かの人体実験だろ
まぁいいや 目をつぶって終わるのをまとう・・・
そう思って目をつぶったが「終わるまで目をつぶる」そんな事はできなかった
男が「じゃあ始めるよ~」と屈託のない笑顔で語りかけてくるのに「わかった」と応答した直後
俺の体を激しいしびれが襲った
そのしびれは手足を引きちぎるような痛みで俺は意識が飛んだ瞬間に痛みで覚醒を何回繰り返したのかもわからないほど早く繰り返した
およそ1分 電流が止まった 声帯は裂けなかったのが奇跡だろう まだ手足がしびれる
フラフラする足で立ち上がる俺を見て俺のことをここに連れてきた男がニコニコしている
だがそんな事は気にならない 「体が軽い・・・」
この実験はただの人体実験ではなかった 本物だ
「どうよ 新しい体は」
そう聞かれて迷わずに答える
「最高だ」
俺は自分の最強の肉体という絶対に離れない凶器を手に入れた
なんか 通知来た・・・
「あなたに人を殺す覚悟がありますか? YES - NO」
寝ぼけた頭でYESのほうに指を伸ばす
覚悟は決まってる 問題はない YESに指を回すと「依頼書」と書いた画面に行った
あなたが殺したい相手は複数ですか? YES
あなたが自らの手で殺したいですか? YES
苦しめて殺したいですか? NO
ーこれでテストを終わりますー
診断の結果 あなたには2つの選択肢があります
・かなりの大金を払って私達のグループが大半を殺し 残った人間を縛り付けて自らの手で殺す
・あなたも我々の仲間となり訓練を行い仕事をこなして依頼分のお金を返しこちらの組織の人間と殺しに行く
俺は迷わず下を選んだ 俺は大富豪でもなければ働いている社会人でもないよってお金は払えないし 殺したら俺も罪に問われる ならばその組織に入って一緒にいたほうが安全ではないか
俺はほぼ迷わずに下の方をタップする
その時 朝日を浴びるカーテンの裏を一つの影が止まる
なんだろう とカーテンを開けると窓に人がいた・・・
嘘だろ? ここ2階だぞ?! どうやって登ってきた?
その男がジェスチャーで開けろというので開けると男の姿が霞む
陽炎のように霞んだ男が完全に消えようとした頃には俺の首には金属の冷たい感触があった
「依頼をしたのは君かい?」
どのみち諦めた人生 ここで殺されたな 変なサイトに手だすとこうなるんだな と思いながらも答える
「はい」
「気に入った 今から君を僕らのところまで連れて行く その前に一つ聞くけど 君に本当に人を殺す覚悟があるのか?」
その言葉を聞いた瞬間 後ろを取られたときの金属の温度とアイツラの顔が脳裏をよぎる
顔を思い出すだけで腹が立ってくる
「あぁ・・・ アイツラに生きてる価値はない」
「ははは まるで家畜のような物言いだね 僕らの仲間にぴったりだ」
「それじゃ 行こうか」
俺はがくんと首に衝撃を覚えて意識を失った
目が覚めると俺は変な機械の上にいた なんだこれは? と思って周りを見ようとしても固定されていて動かない
「やぁ これから限界のタガをはずすよ 君も見ただろ?俺の動き あれは一般人に出せるものじゃない電気を脳に流して強制的に限界を引き出すんだ その後訓練で簡単に力がつくよ」
「なるほど」
超絶胡散臭いな これどうせ何かの人体実験だろ
まぁいいや 目をつぶって終わるのをまとう・・・
そう思って目をつぶったが「終わるまで目をつぶる」そんな事はできなかった
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俺の体を激しいしびれが襲った
そのしびれは手足を引きちぎるような痛みで俺は意識が飛んだ瞬間に痛みで覚醒を何回繰り返したのかもわからないほど早く繰り返した
およそ1分 電流が止まった 声帯は裂けなかったのが奇跡だろう まだ手足がしびれる
フラフラする足で立ち上がる俺を見て俺のことをここに連れてきた男がニコニコしている
だがそんな事は気にならない 「体が軽い・・・」
この実験はただの人体実験ではなかった 本物だ
「どうよ 新しい体は」
そう聞かれて迷わずに答える
「最高だ」
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