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8年前のこと。(2人は12歳)
ギリセーフ
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(12歳の佑希 視点)
里久のそれが俺のナカに入ってくる。
今、里久とひとつになってる。
幸せだ。
と同時にちょっと失礼なことを考える。
ー小さくても、圧迫感はあるんだなぁ。ー
言ったらなんかされそうだから言わないけど。
里久としたら、
へらへら男たちの時とは違って
勝手に喘いでしまう。
「んっ、、、ぁっ…」
すると、里久のが中で大きくなる。
そして、多分イきそうなんだろう、
俺の中から抜こうとする。
この暖かさが無くなるのが嫌で、
無意識に手足を里久に絡める。
里久は苦しそうな顔で、
【離して、、、】
と伝えてくる。
けど。この幸せ感がすっぽり抜けるの嫌。
何でかわかんないけど、、、。
いやだ、、、。
【ぅっ、、、どうしよ…】
里久の、心の底から困ってるような声が聞こえてくる。
【……ってダメ!ほんとにダメ!
何考えてんの僕!】
…俺にじゃなくて独り言だったのか。
そうしている間にも、
俺のナカが里久のそれを咥えこんでいく。
絶対逃がさないっていう風に。
「だめだめっ!!抜くから!!」
里久がほんとのほんとに焦って言ってくるから、
俺はあまり考えられない頭で
(あぁ、そう言うならそうなんだろうな)
って感じでいた。
ずるっ、と音を立てて里久のが出ていく。
なんとも言えない寂しい感じがした。
「っ、、、うっ、、」
我慢していた里久のそれは、
俺から抜けた瞬間イった。
ふうぅぅ。
もう既に物理的に力は入らないけど、
精神的な力も抜けた。
大好きな里久とできた。
それが嬉しかった。
と同時に、睡魔が襲ってくる。
ベッドの傍の置時計を見ると、23時を指していた。
もうこんな時間、、、。
まぁいいや。明日学校ないし。
と、そのまま寝てしまおうとしたのだけど。
「ぁぁぁぁぁ!!」
という里久の声に起こされた。
眠い目を擦って言う。
「どした」
「やっちゃった、、、!
まだ小学生なのに、、、
もう少し後って言われてたのにっ、、、!」
里久の目からは、涙がこぼれていた。
「ごめん、、、ごめんね佑希…」
思わず、俺は里久を抱きしめてた。
里久が驚いたのがわかったが気にしない。
「…大丈夫だから。嬉しかった。」
「だから、」
「よかった…」
俺が続けようとしたら、
里久はそう呟いて、泣き出してしまった。
なんだか、子供を相手にしてるみたい、
とひとり微笑む。
…まぁどっちも子供なんだけど。
ガチャン
「ただいまぁぁぁ!」
突然玄関のドアが開く音がして
父さんの大きな声が聞こえた。
待って?
今日忙しくて父さんたち家に帰れないって、、、?
と思考を整理する時間もなく、
足音が近づいてきて、
カチャ
寝室のドアが開いた。
里久のそれが俺のナカに入ってくる。
今、里久とひとつになってる。
幸せだ。
と同時にちょっと失礼なことを考える。
ー小さくても、圧迫感はあるんだなぁ。ー
言ったらなんかされそうだから言わないけど。
里久としたら、
へらへら男たちの時とは違って
勝手に喘いでしまう。
「んっ、、、ぁっ…」
すると、里久のが中で大きくなる。
そして、多分イきそうなんだろう、
俺の中から抜こうとする。
この暖かさが無くなるのが嫌で、
無意識に手足を里久に絡める。
里久は苦しそうな顔で、
【離して、、、】
と伝えてくる。
けど。この幸せ感がすっぽり抜けるの嫌。
何でかわかんないけど、、、。
いやだ、、、。
【ぅっ、、、どうしよ…】
里久の、心の底から困ってるような声が聞こえてくる。
【……ってダメ!ほんとにダメ!
何考えてんの僕!】
…俺にじゃなくて独り言だったのか。
そうしている間にも、
俺のナカが里久のそれを咥えこんでいく。
絶対逃がさないっていう風に。
「だめだめっ!!抜くから!!」
里久がほんとのほんとに焦って言ってくるから、
俺はあまり考えられない頭で
(あぁ、そう言うならそうなんだろうな)
って感じでいた。
ずるっ、と音を立てて里久のが出ていく。
なんとも言えない寂しい感じがした。
「っ、、、うっ、、」
我慢していた里久のそれは、
俺から抜けた瞬間イった。
ふうぅぅ。
もう既に物理的に力は入らないけど、
精神的な力も抜けた。
大好きな里久とできた。
それが嬉しかった。
と同時に、睡魔が襲ってくる。
ベッドの傍の置時計を見ると、23時を指していた。
もうこんな時間、、、。
まぁいいや。明日学校ないし。
と、そのまま寝てしまおうとしたのだけど。
「ぁぁぁぁぁ!!」
という里久の声に起こされた。
眠い目を擦って言う。
「どした」
「やっちゃった、、、!
まだ小学生なのに、、、
もう少し後って言われてたのにっ、、、!」
里久の目からは、涙がこぼれていた。
「ごめん、、、ごめんね佑希…」
思わず、俺は里久を抱きしめてた。
里久が驚いたのがわかったが気にしない。
「…大丈夫だから。嬉しかった。」
「だから、」
「よかった…」
俺が続けようとしたら、
里久はそう呟いて、泣き出してしまった。
なんだか、子供を相手にしてるみたい、
とひとり微笑む。
…まぁどっちも子供なんだけど。
ガチャン
「ただいまぁぁぁ!」
突然玄関のドアが開く音がして
父さんの大きな声が聞こえた。
待って?
今日忙しくて父さんたち家に帰れないって、、、?
と思考を整理する時間もなく、
足音が近づいてきて、
カチャ
寝室のドアが開いた。
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