上 下
26 / 30
8年前のこと。(2人は12歳)

こんどこそっ!?いえ、佑希の黒歴史でした。(自衛お願いします)

しおりを挟む


(12歳の佑希 視点)



…俺は今、2回お預けくらった。

1回目は、食べる前。

2回目は、今。



逆になんでそんなに抑えられるのかわかんねぇ…

すげぇな、、、


と、まぁとりあえず、
お風呂に入ることにする。


我が家のお風呂は、ごく普通のお風呂だ。


脱衣室に行くと、先に着いていた里久が
ちょっと恥ずかしそうにしてる。

おかしくなって、

「ほらほら、入んじゃないの?笑」

とからかうと、顔が真っ赤になった。
おもしろ。


「じゃ、じゃあ、先に佑希が脱いでよ!」

ちょっと拗ねた。何だこのかわいいの。

「ん、じゃあ先入っとく」


俺は別に恥ずかしさとかないから、
とっとと脱いで入ろうとした。

すると、
「…っ!」
なんかちょっと変な声が聞こえた。

??

よく分かんなくって、里久の方を見ると、


何故か顔を真っ赤にしたままの里久がいた。

ん?なに?

里久の目線は、、、どこ向いてるんだろ?
俺のどっか、お腹のへん見てる。


里「腹筋、、、」

ぽつりと里久が呟いた。

勝手に言葉が出てきた、みたいな言い方だった。

事実、言ったあとすぐ、
はっとして口を抑えてる。



あぁ、そういうことか。
思わずニヤッとする。

佑「もしかして、この腹筋に惚れた?」

からかうように聞いてみると。

里「…っうん、、、」

顔を真っ赤にしてる里久が俯いちゃった。

かわいすぎる、、、

いつか見られるかもって、トレーニング続けててよかった、、、!




って!早く入らないとどんどん遅くなるぞ!

「里久!早く入るよ!」

と言葉を残した俺は、里久を置いて風呂に入った。






髪を洗っていると、

ガチャ

と控えめな音がして、
多分、里久が入ってきた。


というのも、俺は今髪を洗ってて
泡が入らないように目を瞑ってるから見えない。
泡は、多分目を開けたら目に入ってしまう。



と。
佑「っふぁっ!?」


急に刺激があって、びっくりした。


今、俺は、目が見えない上に、
髪を洗ってるから両手を上にあげてる状態。


それを悟った里久が、脇腹をくすぐってきたのだ。


里「仕返しだっ」

佑「あはははっ、ふっ、まって、やめてっ、くふっ、あははっ、」


慌てて手を下ろしたけど、
泡でぬるぬるしてるから、
ぬるっと里久の手が脇腹に滑り込んでくる。


佑「まって、あははっ、ほ、ほんとにっ、やめてっ、」



と、ここで俺は、やばいことに気づいた。


早く洗い流さないといけないのはわかってるけど、
それより大事なこと。


尿意を催してしまっている。


これはやばいっ。
なおさら早く流さないと。


と目が見えないまま手探りでシャワーを探すが、
なかなか見つからない。


そうこうしているうちに、
シャワーを探してることに気づいた里久に、
シャワーを取られてしまった。


そのすぐ後にシャワーの場所にやっと手が当たったのだが、
そこにもうなかった。


佑「り、りく、ほんとにまって、だめ、だめっ、あはははっ」


里「やだねっ!笑
さっきの仕返しこんなんじゃ足りないんだから!」


ほんとにやばい。出そう。


佑「まって、でるからっ、あはははっ、だ、だめっ、やめてっ、ふっうっ、ああぁっ」


里「出しちゃってよ。
恥ずかしいところ見せて」

なんて急に耳元で囁いてくるもんだから、

「うっ、ぁぁぁぁぁっ!」


ぶしゃっ!


はぁ、、、出てしまった、、、。
しかも、直前までかなり我慢してたから
全然とまらない。



黒歴史1つ確定、、、
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈

めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。 しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈ 記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。 しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。 異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆! 推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!

初心者オメガは執着アルファの腕のなか

深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。 オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。 オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。 穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

目が覚めたら囲まれてました

るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。 燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。 そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。 チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。 不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で! 独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。

かーにゅ
BL
「君は死にました」 「…はい?」 「死にました。テンプレのトラックばーんで死にました」 「…てんぷれ」 「てことで転生させます」 「どこも『てことで』じゃないと思います。…誰ですか」 BLは軽い…と思います。というかあんまりわかんないので年齢制限のどこまで攻めるか…。

いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜

きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員 Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。 そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。 初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。 甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。 第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。 ※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり) ※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り 初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。

転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!

めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。 ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。 兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。 義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!? このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。 ※タイトル変更(2024/11/27)

いつかコントローラーを投げ出して

せんぷう
BL
 オメガバース。世界で男女以外に、アルファ・ベータ・オメガと性別が枝分かれした世界で新たにもう一つの性が発見された。  世界的にはレアなオメガ、アルファ以上の神に選別されたと言われる特異種。  バランサー。  アルファ、ベータ、オメガになるかを自らの意思で選択でき、バランサーの状態ならどのようなフェロモンですら影響を受けない、むしろ自身のフェロモンにより周囲を調伏できる最強の性別。  これは、バランサーであることを隠した少年の少し不運で不思議な出会いの物語。  裏社会のトップにして最強のアルファ攻め  ×  最強種バランサーであることをそれとなく隠して生活する兄弟想いな受け ※オメガバース特殊設定、追加性別有り .

処理中です...