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8年前のこと。(2人は12歳)

里「あの日トラブルだらけだった」

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佑希の脳にcpが入ってきたのは、
2人が12歳の時。

cpが暴走を始めて2年経った時のこと。


2人は同じ小学校に通う6年生だった。



ーーーーーーー
(12歳の里久 視点)



里「もうすぐ卒業だね、、、」

学校からの帰り道。
いつものように佑希と帰りながら
隣にいる彼に話しかける。

佑「だな。6年って意外と早かった」

里「ほんとに!」


…ついでに聞いてみようかな。


「…佑希は、中学校どこにするの?」

佑「a中学にするつもり。近いし。里久は?」

里「んー、迷ってるんだよね。
     けど佑希がaに行くなら僕もaがいいなぁ」


佑「ふふっ。よかった、また一緒だな」


やったぁ!佑希と一緒にいられる!


里「うん!これからもよろしくね」

佑「俺こそよろしく。
あ、そういえば、里久は部活入る?」


んー。まだ決めてなかった。


「うーんとねー、、、」

少し考えてみる。
小学校では、
3年間バトミントンをやってきた。

バトミントン楽しかったから、
中学校にもあればしたいなぁ。

里「僕、バd)))」
佑「うわぁぁぁ!」


急に佑希が叫んだ。

「佑希!?…どうしたの!?」

ただならぬ様子に慌てて
声をかけたけど、


「…………」

返事はこなかった。



その代わり、佑希の頭に
なにやらチャット画面のようなものが
みえた。


〘 01000011111010011…〙
〘 なんで…早く出てけよ!…〙

佑希が思ってるのかなっていう言葉と、
よく分からない数字の羅列が
次々に表れる。


…佑希の頭にcpが寄生してきた!?
どうしよう?
佑希が乗っ取られるなんていやだ!


あっ、そういえば、、、
僕はある迷信について、思い出した。
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