滅びゆく世界で英雄になれない凡人達が足掻くようです。

2200年、多くの国では戦争も無くなり、皆が平和を謳歌していたある日、突如世界中にモンスターが現れ、人々を襲い出した。
ドラゴン、ゴブリン、オーク、ヴァンパイア……ありとあらゆる幻想と思われていたモンスターが爪で、剣で、魔法で人を蹂躙する。
人々は生存のため、魔法を解析し、人類の戦力を強化するすべを探した……。

それから50年。人類は劣勢に立たされており、未だ訪れぬ救世主、英雄を待ちわびていた。

これは徐々に追い詰められ、滅びゆく人類の中で生存をかけて戦った凡人達の話である。

世界を救うのは彼らではない。だが、世界を救う英雄の影には必ず彼らの姿はあった。
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