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第23話 恋人の浮気に愛人は衝撃で兄は同情
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「私はダニエル様と肉体関係を持ちました!」
マリアは改めてもう一度言う。その声からは何か伝えようという熱意のようなものを強く感じる。夫の愛人なのに兄と結ばれた。突然この人は何を言い出すのか?話し合いの場には夫妻のご両親もいる。親たちには刺激が強すぎたようで顔も体も不自然に固まっていた。
「げほっ、ごほっ」
「あなた大丈夫ですか!」
「誰か!」
その時に元から少し心臓が悪かった夫の父親は、驚きで心臓が激しく動悸して呼吸が乱れて倒れそうになる。ドアの前に立っていたメイドが呼ばれて素早く駆け寄ってくる。ジャックの父は持病の心臓病が悪化して、集まったメイドたちに介護されていた。
しばらく休んでいたら表情は落ち着きを取り戻してくる。心が安定してきて夫の父親は大事にならなくて済む。みんながほっと出来たような気がしたが、非常に重要な問題が残されていたことに気がつく。
その間も兄とマリアは呆然と立ち尽くしていた。夫は床に座り込んで表情のないうつろな目をしている。三人を見てからソフィアが悲しそうな暗さを帯びた顔で口を切る。
「――お兄様は平気で嘘がつける男になりましたね。失望いたしました」
なんだかんだ言っても人間的に尊敬できてみんなに好かれる兄を信頼していた。異性にモテるのも魅力がある証拠だと思って妹は誇らしかった。その自慢の兄から裏切られた妹の失望は相当なもので悲しい思いがこみ上げてくる。
「ソフィアこれには理由があるんだ!」
「なんですか?」
違うんだ!兄は溺愛する妹の誤解を晴らそうと絶望的な状況の中で大声で叫んだ。
「私はジャックの不倫現場に踏み込んでからマリアの相談に乗っていた」
「どのような?」
兄はマリアを保護してからの出来事を語り始める。実はマリアはジャックと不倫をしていながら真剣に付き合っている恋人がいる。公爵家の主人と不倫をしている事はもちろん秘密だ。二人は性格や価値観も合い年齢も近く仲良しカップルで結婚も意識していた。
そんな時、彼が浮気した。マリアは彼が浮気したことが許せなかった。ショックを受けたけど愛していて別れることができないとダニエルに本音で話した。マリアは大粒の涙をこぼし続けて、頭がおかしくなってしまいそうだからとダニエルに助けを求めた。マリアの声は涙声になっていた。
「この人は夫と不倫しているのに交際相手もいたのですね」
夫の愛人でありながら結婚を決めている男もいたの?兄の話を聞いてソフィアは呆れたような表情になる。マリアという女性は男性との交際にだらしなくて性的に乱れた人だと感じた。
「マリアはジャックの奇妙な性癖に付き合わされ、恋人にも浮気されて身体も心も疲れ切っていた。なのに母親と弟を守って家計を支えているんだ。健気に生きてる頑張り屋の女性じゃないか?」
「それでこの人を抱いたのですか?お兄様は可哀想な人なら誰にでも同情するのですね。可哀想な人なんて世の中に数多くいますよ?」
それからも兄は何度か悩みを聞いてあげるようになる。マリアはダニエルに出会った時から、憧れの感情を持ち好きになったことを告白した。これほどまでに自分の気持ちを理解してくれて、優しく大切に接してくれた人は他にいない。
「この世界には苦しい生活をしている人はたくさんいるだろう。私も全員救えるとは思ってない。だけど目の前にいる子くらいは救ってあげても良いじゃないか?」
兄のほうも弱みを見せて頼ってくれるマリアに強い愛着を感じて、この女性を助けて心を癒して楽にしてあげたいという思いになる。マリアのほうもダニエルに助けられたことがきっかけで、ジャックとの愛人関係を断ち切ることができたので感謝をしていた。
「お兄様はこの人と何回会ったの?」
「マリアとは10回は会ってるかな」
「会う度にしてたの?」
「い、いつも抱いていたわけじゃないよ?ソ、ソフィア?そんな冷たい視線を私に向けないでくれ!」
妹は軽い気持ちで聞いた。兄とマリアは思ったよりも会っていた。ダニエルはマリアと会った時には必ず抱いていたが、溺愛する妹から犯罪者でも見るような憎悪と侮蔑が混じり合った表情で、一心に見られて耐えられなくて今よりももっと妹に嫌われるのを恐れて反射的に嘘をつく。
「そうですか」
兄の動揺した口ぶりに妹は敵意と警戒心を持ち嘘をついていると確信する。
ダニエルは昔から多くの女性に告白されて本当にモテるが、妹を裏切りたくなくて誰とも付き合わなかった。だけどマリアと初めて愛し合い強烈な喜びを知る。身体が溶けそうなほどの今まで体験したこともないエクスタシーを感じた。
兄は目覚めて今はそれが楽しくてしょうがないところなのだ。そしてどうして自分は今までこんな素晴らしい事をしなかったのだと悔しい思いをする。
「そうです。ダニエル様とは毎回ベッドの上で絡み合って激しく愛し合っていたわけではありません。正直言うと私はダニエル様に抱かれたかったのですが、ほとんど食事をして相談を聞いてもらっていました」
「あなたには聞いていません!」
マリアはダニエルが好きなので口裏を合わせておいた。やっぱりマリアは何もしなくてもイラっとくる人だとソフィアは認識する。
「奥様申し訳ございません。でも私がダニエル様と結婚することは決まっています」
「どうしてそんな事が言えるの?」
「私は奥様のお兄様の子供を妊娠してるの」
妹に怒られてもマリアは直ぐに言葉を返してきた。なんと自分は兄と結婚できると言う。妹は質問するとマリアは自信に満ちあふれた顔で高らかに発表した。ソフィアは絶句して涙を流した。
マリアは改めてもう一度言う。その声からは何か伝えようという熱意のようなものを強く感じる。夫の愛人なのに兄と結ばれた。突然この人は何を言い出すのか?話し合いの場には夫妻のご両親もいる。親たちには刺激が強すぎたようで顔も体も不自然に固まっていた。
「げほっ、ごほっ」
「あなた大丈夫ですか!」
「誰か!」
その時に元から少し心臓が悪かった夫の父親は、驚きで心臓が激しく動悸して呼吸が乱れて倒れそうになる。ドアの前に立っていたメイドが呼ばれて素早く駆け寄ってくる。ジャックの父は持病の心臓病が悪化して、集まったメイドたちに介護されていた。
しばらく休んでいたら表情は落ち着きを取り戻してくる。心が安定してきて夫の父親は大事にならなくて済む。みんながほっと出来たような気がしたが、非常に重要な問題が残されていたことに気がつく。
その間も兄とマリアは呆然と立ち尽くしていた。夫は床に座り込んで表情のないうつろな目をしている。三人を見てからソフィアが悲しそうな暗さを帯びた顔で口を切る。
「――お兄様は平気で嘘がつける男になりましたね。失望いたしました」
なんだかんだ言っても人間的に尊敬できてみんなに好かれる兄を信頼していた。異性にモテるのも魅力がある証拠だと思って妹は誇らしかった。その自慢の兄から裏切られた妹の失望は相当なもので悲しい思いがこみ上げてくる。
「ソフィアこれには理由があるんだ!」
「なんですか?」
違うんだ!兄は溺愛する妹の誤解を晴らそうと絶望的な状況の中で大声で叫んだ。
「私はジャックの不倫現場に踏み込んでからマリアの相談に乗っていた」
「どのような?」
兄はマリアを保護してからの出来事を語り始める。実はマリアはジャックと不倫をしていながら真剣に付き合っている恋人がいる。公爵家の主人と不倫をしている事はもちろん秘密だ。二人は性格や価値観も合い年齢も近く仲良しカップルで結婚も意識していた。
そんな時、彼が浮気した。マリアは彼が浮気したことが許せなかった。ショックを受けたけど愛していて別れることができないとダニエルに本音で話した。マリアは大粒の涙をこぼし続けて、頭がおかしくなってしまいそうだからとダニエルに助けを求めた。マリアの声は涙声になっていた。
「この人は夫と不倫しているのに交際相手もいたのですね」
夫の愛人でありながら結婚を決めている男もいたの?兄の話を聞いてソフィアは呆れたような表情になる。マリアという女性は男性との交際にだらしなくて性的に乱れた人だと感じた。
「マリアはジャックの奇妙な性癖に付き合わされ、恋人にも浮気されて身体も心も疲れ切っていた。なのに母親と弟を守って家計を支えているんだ。健気に生きてる頑張り屋の女性じゃないか?」
「それでこの人を抱いたのですか?お兄様は可哀想な人なら誰にでも同情するのですね。可哀想な人なんて世の中に数多くいますよ?」
それからも兄は何度か悩みを聞いてあげるようになる。マリアはダニエルに出会った時から、憧れの感情を持ち好きになったことを告白した。これほどまでに自分の気持ちを理解してくれて、優しく大切に接してくれた人は他にいない。
「この世界には苦しい生活をしている人はたくさんいるだろう。私も全員救えるとは思ってない。だけど目の前にいる子くらいは救ってあげても良いじゃないか?」
兄のほうも弱みを見せて頼ってくれるマリアに強い愛着を感じて、この女性を助けて心を癒して楽にしてあげたいという思いになる。マリアのほうもダニエルに助けられたことがきっかけで、ジャックとの愛人関係を断ち切ることができたので感謝をしていた。
「お兄様はこの人と何回会ったの?」
「マリアとは10回は会ってるかな」
「会う度にしてたの?」
「い、いつも抱いていたわけじゃないよ?ソ、ソフィア?そんな冷たい視線を私に向けないでくれ!」
妹は軽い気持ちで聞いた。兄とマリアは思ったよりも会っていた。ダニエルはマリアと会った時には必ず抱いていたが、溺愛する妹から犯罪者でも見るような憎悪と侮蔑が混じり合った表情で、一心に見られて耐えられなくて今よりももっと妹に嫌われるのを恐れて反射的に嘘をつく。
「そうですか」
兄の動揺した口ぶりに妹は敵意と警戒心を持ち嘘をついていると確信する。
ダニエルは昔から多くの女性に告白されて本当にモテるが、妹を裏切りたくなくて誰とも付き合わなかった。だけどマリアと初めて愛し合い強烈な喜びを知る。身体が溶けそうなほどの今まで体験したこともないエクスタシーを感じた。
兄は目覚めて今はそれが楽しくてしょうがないところなのだ。そしてどうして自分は今までこんな素晴らしい事をしなかったのだと悔しい思いをする。
「そうです。ダニエル様とは毎回ベッドの上で絡み合って激しく愛し合っていたわけではありません。正直言うと私はダニエル様に抱かれたかったのですが、ほとんど食事をして相談を聞いてもらっていました」
「あなたには聞いていません!」
マリアはダニエルが好きなので口裏を合わせておいた。やっぱりマリアは何もしなくてもイラっとくる人だとソフィアは認識する。
「奥様申し訳ございません。でも私がダニエル様と結婚することは決まっています」
「どうしてそんな事が言えるの?」
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