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捜索。
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「ジニア!アイビーのこと知らないか!?」
ジニアの家のドアを開けるなり、シャガが叫びながら聞いた。
ジニアは椅子に座り、本を読んでるところだった。
「シャガさん・・・どうかしたんですか?」
ジニアは集中して本を読んでいたからか町の異変に気付かなかったようだ。
「アイビーが帰って来ないんだよ!ニゲラが『ジニアが知ってる!』って言うけどアイビーの居場所知ってるか!?」
「・・・え!?家に帰ったんじゃなかったんですか!?」
ジニアのその言葉にシャガだけじゃなくニゲラやセダムも迫る。
「一緒にいたんだな!?どこで会ったのが最後だ!?」
「家まで送り届けなかったのか!?」
あまりの皆の剣幕に一瞬たじろいだジニアだけれども、アイビーの身が心配だから話し始めた。
「・・昼過ぎにアイビーと山に行って・・・アイビーが落ちて・・・」
「・・・落ちた!?」
「すぐに探しにいったけどいなくて・・・いないっていうことは動けてるからケガもそんなにしてないってことになるから・・・そのまま家に帰ったと・・・」
ジニアの言葉にシャガは顔を青くした。
そしてそのままジニアの家を飛び出た。
「待てシャガ!!もう外は真っ暗なのに山に行く気か!?」
ニゲラが叫んでシャガを止めた。
陽が沈んだ夜は明かりが少なく、山に入るのは危険だった。
「アイビーが山にいるかもしれないんだぞ!?」
「俺も行くから・・!!一人で突っ走るな!!」
一人で灯りの無い山に入ると、なにかあっても助けすら呼べない。
でも二人でなら何かあった時にどっちかが動ける可能性が出て来る。
「おいセダム!自警団引き連れて山に入れ!!」
「ライムは薬をありったけ集めろ!!」
「ジニアはどこでアイビーとはぐれたのか教えろ!早く来い!!」
シャガとニゲラは指示を飛ばし、ジニアを連れてすぐ山に向かって走って行った。
セダムは町中を探してる自警団に声をかけ、山に向かう。
「ライムは薬集めとけよ!?」
「わかってるよ!!医者も呼んどく!!」
薬は貴重品だ。
病院にはある程度の薬はある。
でもそれにも限りがある上に必要なときに無いものもある。
(ライムは研究者の仕事をしてる。そこから医者になっていくやつも多いから・・・薬は集めれるはずだ。)
医者も薬もあってもアイビーを見つけれなきゃなんの意味もない。
セダムは自警団用の倉庫から救助の荷物を取り出して、数人の自警団メンバーと一緒にアイビーを探しに向かった。
ーーーーー
「この辺で・・・アイビーが落ちたんです。」
シャガとニゲラに連れられて、ジニアはアイビーに迫った所まで案内した。
山に向かう途中にいた町の人から小さなランプをもらい、その灯りで斜面を照らした。
でも1メートル先すらまともには見えない。
「下にはいなかったのか?」
「落ちた跡はあったんですけどアイビーがいなくて・・・。呼んでも返事もなかったんです。だから町に戻ったのかと・・・。」
ジニアの言葉に、ニゲラは呆れながら言った。
「・・・普段、山に入りもしないアイビーがここから一人で帰ったと?どう考えたらそう思えるんだ?」
「---っ!」
「お前・・・何があった?」
ニゲラがジニアに問いてる間、シャガはランプを地面に置き、斜面から飛び降りた。
「おい!シャガ!?」
「アイビーっ!!どこだ!?返事しろ!!」
山に入り慣れてるシャガは普通の人よりは夜目が利く。
だから飛び降りれたけれども、アイビーは違う。
見えずに川かどこかに落ちでもしてたらと思うとぞっとしていた。
「アイビーっ!?」
身体が自然に止まるところまで下り、辺りを見回した。
耳を澄ませて音にも集中する。
「ここで立ち上がったなら・・・こっちに行くか。」
アイビーを育ててきたのはシャガ。
例え前世の記憶があっても、ずっと側にいたから行動は読めた。
「アイビーっ!!聞こえたら返事しろーっ!!」
名前を呼びながら歩いていく。
そのすぐ後ろをニゲラとジニアも斜面を飛び降りてきた。
「シャガ!一人で行くな!」
ニゲラの声なんて耳に入らないシャガは足を進める。
(アイビーの音・・・アイビーの音・・・。)
耳を澄ませ、聞こえてくる音に集中した。
草木が風に揺れる音・・・獣が走って行く音・・・川が流れる水の音・・・
たくさんの音が耳に入ってくる中で必要なもの以外を外していく。
(違う・・・人の歩く音かアイビーの声だけが聞きたい・・・。)
集中しながらも歩き続け、シャガはピタッと足を止めた。
耳にアイビーの声が微かに入ったからだ。
「!!・・・いる!どこだ!?アイビー!?」
聞こえたほうに足を向け、探して歩いた。
アイビーが落ちたところはまだ人が歩けるようなスペースがあったけど、声のしたほうはもう道はない。
斜面に草木が生え、山に入らないような人は歩くことすら難しいような道だ。
少し先には川もある。
(こんなとこ・・・なんでアイビーは進もうと思ったんだ?)
落ちた時はまだ外は明るかったはず。
なのに手をつかないと歩けないような道を選んだアイビーの行動がよめなかった。
後ろからついてくるニゲラやシャガもバランスを崩しながら歩いてくる。
「アイビー!!聞こえたら返事しろーっ!!・・アイビーっ!!」
そう叫んだ時、ばしゃんっ!!・・と、川に何かが落ちた音が聞こえた。
「!?・・・落ちた!!アイビーだ!!」
音の大きさから人か獣の可能性が高かった。
獣はわざと水に入ることはあっても落ちることはあまりない。
でもこの状況下なら・・・アイビーしか考えられなかった。
川の場所はわかってる。
だから音がしたところまで走った。
木を避けて、草たちを踏みつけて走った。
そして見えてきた川の側にある石のところでアイビーを見つけた。
「・・いた!!アイビー!!」
川の側にある石に上半身を預け、下半身は川に浸かった状態でアイビーはいた。
暗くて見えないから川に落ちて、すぐに上がってきたのかもしれない。
「すぐ助けるからな!?」
そう言ってアイビーの側に駆け寄り、身体を川から引きずり出した。
ニゲラはすぐに指笛を吹いて自警団に知らせた。
「大丈夫か!?」
アイビーの身体を抱きしめるようにして保護すると、アイビーは震えながら俺の服を握った。
「うぁ・・・あ・・・しゃ・・が・・?」
「アイビー?怪我は?」
暗くてケガの具合がどれほどなのか分からない。
本人に行くのが一番早いと思って聞いたのに、アイビーからの返事がおかしなものだった。
「ぃこえな・・みぃ・・ぃこえなぃ・・」
「・・・え?」
「あー・・・あー・・!ぃたいーっ・・!ぃたいーっ!!」
「どうした!?アイビー!?」
アイビーは俺の胸に顔を押し当てて叫びだした。
何がどうなってるのか分からないまま、安心させるためにぎゅっと抱きしめる。
するとニゲラがアイビーの側に屈み、そっと頭を撫でた。
「・・・耳、聞こえてないんじゃないか?」
「・・・え!?」
「・・アイビー?聞こえてたらこっち向け。」
ニゲラはアイビーに聞こえるようにゆっくり言った。
でもアイビーは俺の胸に顔を押し当てて『あー!あー!!』言うばかりでニゲラのほうを見ようとしなかった。
「ほんとに聞こえてないのか!?アイビー!?」
アイビーの顔を俺に向けさせようと首元に手をあてた。
その時、手にぬるっと何かが触れた。
それは温かくて・・・とろっとしたものだった。
「!!・・・血だ。」
「ケガしてんのか!?早く病院に連れて行くぞ!!」
「あぁ!・・・アイビー、病院行くからな?もう大丈夫だからな?」
聞こえてるのか聞こえてないのか分からないけどアイビーに伝え、身体を起こそうとした。
その行動にアイビーが気がついたのか、胸に押し当てていた顔を上げた。
目は半分しか開いてなく、呼吸が浅く早い。
「はっ・・はっ・・・」
「どう抱えたら一番負担が少ないんだ・・・?」
抱っこするのがいいのか、おぶるのがいいのか・・・。
悩みながらアイビーの身体を抱きかかえようとしたとき、アイビーの身体がびくついた。
「!!・・・やっ・・!やぁっ・・!!」
ジニアの家のドアを開けるなり、シャガが叫びながら聞いた。
ジニアは椅子に座り、本を読んでるところだった。
「シャガさん・・・どうかしたんですか?」
ジニアは集中して本を読んでいたからか町の異変に気付かなかったようだ。
「アイビーが帰って来ないんだよ!ニゲラが『ジニアが知ってる!』って言うけどアイビーの居場所知ってるか!?」
「・・・え!?家に帰ったんじゃなかったんですか!?」
ジニアのその言葉にシャガだけじゃなくニゲラやセダムも迫る。
「一緒にいたんだな!?どこで会ったのが最後だ!?」
「家まで送り届けなかったのか!?」
あまりの皆の剣幕に一瞬たじろいだジニアだけれども、アイビーの身が心配だから話し始めた。
「・・昼過ぎにアイビーと山に行って・・・アイビーが落ちて・・・」
「・・・落ちた!?」
「すぐに探しにいったけどいなくて・・・いないっていうことは動けてるからケガもそんなにしてないってことになるから・・・そのまま家に帰ったと・・・」
ジニアの言葉にシャガは顔を青くした。
そしてそのままジニアの家を飛び出た。
「待てシャガ!!もう外は真っ暗なのに山に行く気か!?」
ニゲラが叫んでシャガを止めた。
陽が沈んだ夜は明かりが少なく、山に入るのは危険だった。
「アイビーが山にいるかもしれないんだぞ!?」
「俺も行くから・・!!一人で突っ走るな!!」
一人で灯りの無い山に入ると、なにかあっても助けすら呼べない。
でも二人でなら何かあった時にどっちかが動ける可能性が出て来る。
「おいセダム!自警団引き連れて山に入れ!!」
「ライムは薬をありったけ集めろ!!」
「ジニアはどこでアイビーとはぐれたのか教えろ!早く来い!!」
シャガとニゲラは指示を飛ばし、ジニアを連れてすぐ山に向かって走って行った。
セダムは町中を探してる自警団に声をかけ、山に向かう。
「ライムは薬集めとけよ!?」
「わかってるよ!!医者も呼んどく!!」
薬は貴重品だ。
病院にはある程度の薬はある。
でもそれにも限りがある上に必要なときに無いものもある。
(ライムは研究者の仕事をしてる。そこから医者になっていくやつも多いから・・・薬は集めれるはずだ。)
医者も薬もあってもアイビーを見つけれなきゃなんの意味もない。
セダムは自警団用の倉庫から救助の荷物を取り出して、数人の自警団メンバーと一緒にアイビーを探しに向かった。
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「この辺で・・・アイビーが落ちたんです。」
シャガとニゲラに連れられて、ジニアはアイビーに迫った所まで案内した。
山に向かう途中にいた町の人から小さなランプをもらい、その灯りで斜面を照らした。
でも1メートル先すらまともには見えない。
「下にはいなかったのか?」
「落ちた跡はあったんですけどアイビーがいなくて・・・。呼んでも返事もなかったんです。だから町に戻ったのかと・・・。」
ジニアの言葉に、ニゲラは呆れながら言った。
「・・・普段、山に入りもしないアイビーがここから一人で帰ったと?どう考えたらそう思えるんだ?」
「---っ!」
「お前・・・何があった?」
ニゲラがジニアに問いてる間、シャガはランプを地面に置き、斜面から飛び降りた。
「おい!シャガ!?」
「アイビーっ!!どこだ!?返事しろ!!」
山に入り慣れてるシャガは普通の人よりは夜目が利く。
だから飛び降りれたけれども、アイビーは違う。
見えずに川かどこかに落ちでもしてたらと思うとぞっとしていた。
「アイビーっ!?」
身体が自然に止まるところまで下り、辺りを見回した。
耳を澄ませて音にも集中する。
「ここで立ち上がったなら・・・こっちに行くか。」
アイビーを育ててきたのはシャガ。
例え前世の記憶があっても、ずっと側にいたから行動は読めた。
「アイビーっ!!聞こえたら返事しろーっ!!」
名前を呼びながら歩いていく。
そのすぐ後ろをニゲラとジニアも斜面を飛び降りてきた。
「シャガ!一人で行くな!」
ニゲラの声なんて耳に入らないシャガは足を進める。
(アイビーの音・・・アイビーの音・・・。)
耳を澄ませ、聞こえてくる音に集中した。
草木が風に揺れる音・・・獣が走って行く音・・・川が流れる水の音・・・
たくさんの音が耳に入ってくる中で必要なもの以外を外していく。
(違う・・・人の歩く音かアイビーの声だけが聞きたい・・・。)
集中しながらも歩き続け、シャガはピタッと足を止めた。
耳にアイビーの声が微かに入ったからだ。
「!!・・・いる!どこだ!?アイビー!?」
聞こえたほうに足を向け、探して歩いた。
アイビーが落ちたところはまだ人が歩けるようなスペースがあったけど、声のしたほうはもう道はない。
斜面に草木が生え、山に入らないような人は歩くことすら難しいような道だ。
少し先には川もある。
(こんなとこ・・・なんでアイビーは進もうと思ったんだ?)
落ちた時はまだ外は明るかったはず。
なのに手をつかないと歩けないような道を選んだアイビーの行動がよめなかった。
後ろからついてくるニゲラやシャガもバランスを崩しながら歩いてくる。
「アイビー!!聞こえたら返事しろーっ!!・・アイビーっ!!」
そう叫んだ時、ばしゃんっ!!・・と、川に何かが落ちた音が聞こえた。
「!?・・・落ちた!!アイビーだ!!」
音の大きさから人か獣の可能性が高かった。
獣はわざと水に入ることはあっても落ちることはあまりない。
でもこの状況下なら・・・アイビーしか考えられなかった。
川の場所はわかってる。
だから音がしたところまで走った。
木を避けて、草たちを踏みつけて走った。
そして見えてきた川の側にある石のところでアイビーを見つけた。
「・・いた!!アイビー!!」
川の側にある石に上半身を預け、下半身は川に浸かった状態でアイビーはいた。
暗くて見えないから川に落ちて、すぐに上がってきたのかもしれない。
「すぐ助けるからな!?」
そう言ってアイビーの側に駆け寄り、身体を川から引きずり出した。
ニゲラはすぐに指笛を吹いて自警団に知らせた。
「大丈夫か!?」
アイビーの身体を抱きしめるようにして保護すると、アイビーは震えながら俺の服を握った。
「うぁ・・・あ・・・しゃ・・が・・?」
「アイビー?怪我は?」
暗くてケガの具合がどれほどなのか分からない。
本人に行くのが一番早いと思って聞いたのに、アイビーからの返事がおかしなものだった。
「ぃこえな・・みぃ・・ぃこえなぃ・・」
「・・・え?」
「あー・・・あー・・!ぃたいーっ・・!ぃたいーっ!!」
「どうした!?アイビー!?」
アイビーは俺の胸に顔を押し当てて叫びだした。
何がどうなってるのか分からないまま、安心させるためにぎゅっと抱きしめる。
するとニゲラがアイビーの側に屈み、そっと頭を撫でた。
「・・・耳、聞こえてないんじゃないか?」
「・・・え!?」
「・・アイビー?聞こえてたらこっち向け。」
ニゲラはアイビーに聞こえるようにゆっくり言った。
でもアイビーは俺の胸に顔を押し当てて『あー!あー!!』言うばかりでニゲラのほうを見ようとしなかった。
「ほんとに聞こえてないのか!?アイビー!?」
アイビーの顔を俺に向けさせようと首元に手をあてた。
その時、手にぬるっと何かが触れた。
それは温かくて・・・とろっとしたものだった。
「!!・・・血だ。」
「ケガしてんのか!?早く病院に連れて行くぞ!!」
「あぁ!・・・アイビー、病院行くからな?もう大丈夫だからな?」
聞こえてるのか聞こえてないのか分からないけどアイビーに伝え、身体を起こそうとした。
その行動にアイビーが気がついたのか、胸に押し当てていた顔を上げた。
目は半分しか開いてなく、呼吸が浅く早い。
「はっ・・はっ・・・」
「どう抱えたら一番負担が少ないんだ・・・?」
抱っこするのがいいのか、おぶるのがいいのか・・・。
悩みながらアイビーの身体を抱きかかえようとしたとき、アイビーの身体がびくついた。
「!!・・・やっ・・!やぁっ・・!!」
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