15 / 52
雑貨デート4。
しおりを挟む
ーーーーー
陽平side
「しー。ほら、スタッフさんの指示だから。」
「~~~っ!?」
思いがけず写真を撮ることになったのをいいことに、俺は夏目さんの体に手を回した。
細くて小さい体は少し力を入れたら折れてしまいそうだ。
(ちっさ・・・。)
心なしか恥ずかしそうにしてる彼女は、耳のあたりまで赤くなってるのがわかった。
髪の毛の間から見えてるうなじがきれいで・・思わずかぶりつきたくなる。
(・・・変態か、俺は。)
そんなことを考えてるうちに写真は撮り終わり、俺はベンチから立ち上がった。
みんなに見られて恥ずかしいのか、夏目さんは両手で顔を隠してしまってる。
「夏目さん、立てる?」
そう聞きながら俺は屈んだ。
彼女の手を掴んでそっと顔から話すと、真っ赤な顔で視線を逸らすように横を向いた。
その表情はまるで・・・
「---っ。・・・次の人もいるし、ちょっと移動しよう。」
そういって彼女を立たせ、俺たちはフォトスポット会場の外れに向かった。
人が少ないところを選んで向かい合う。
「・・ちょっと聞きたいんだけどさ、夏目さんって嘘がつけないタイプ?」
俺の言葉に彼女は視線を地面に落とした。
「・・そんなことないです。」
「どう見ても図星じゃん・・・。」
時々いてる『嘘をつけないタイプ』の人間。
嘘をつくことができるけど、嘘をついたあとに行動でバレるのだ。
視線を逸らしたり、挙動不審になったりするパターンが多い。
「さっきの顔・・・俺、勘違いしちゃいそうなんだけど・・・?」
そう聞くと彼女は落としていた視線を上げた。
手で頬を抑えながら、赤い顔で俺を見てる。
(あー・・もうほんとかわいい・・・。)
明らかに好意を持ってくれてる表情な彼女。
憶測を確信に変え、俺は彼女の手を片方とった。
小さな手をきゅっと握る。
「・・・こんなこと言われて困るかもしれないんだけど・・・俺、夏目さんが好き。俺の彼女になってくれませんか?」
俺の言葉に、彼女は目を大きくして驚いていた。
時間が止まってしまったかのように、ぴくりとも動かない。
「初めて喫茶店に行ったときに一目惚れして・・会うたびにどんどん好きになっていった。もし、夏目さんも同じ気持ちなら・・・彼女になってくれませんか?」
遅かれ早かれ、この気持ちを彼女に伝えることは間違いなかった。
それがいつになるかはわからなかったけど、彼女のあの表情から今が一番いいと思ったのだ。
(大事にしたい・・・。)
そう考えたとき、彼女が俺の手をぎゅっと握った。
小さな両手で俺の片手をぎゅっと握ってる。
「あっ・・あの・・・」
「うん?」
「そのっ・・・」
手が微かに震えてる彼女は、視線を俺の目に合わせた。
そして柔らかな優しい笑顔で・・・言った。
「・・・私も・・好きです。」
「!!」
「よろしく・・お願いします・・・。」
その返事を聞いて、俺は思わず彼女を抱きしめた。
「ひぁっ・・!?」
「あ、ごめん・・うれしくてつい・・・。」
抱きしめた手を放し、俺は彼女の手をそっと握った。
小さくて温かい手は俺の手を握り返してくれてる。
「・・・名前で呼んでいい?」
軽く憧れた名前呼び。
夢の中で何度呼んだかは数えきれない。
「それは・・・」
「『それは』?」
ここでダメだと言われたらどうしようかと思いながら聞き返した。
でも彼女は照れたような表情で俺を見上げながら言った。
「・・・もちろん。」
「!!・・・ありがとう。・・・ちとせ?」
「~~~っ。」
「ははっ。」
今まで見なかった表情を見せてくれるちとせは、なんだか年相応に見えた。
いつも見る実年齢よりもはるか上に見える所作は、働きながら身に着けたものなのかもしれない。
それが今、俺の前で剥がれ落ちたのは・・・うれしいことだった。
(それだけ俺には警戒心がないってこと。気を使いあうような関係は・・・疲れるだけだ。)
俺はちとせの手を引いて歩き始めた。
まだ見てない店を、今度は恋人同士で歩いて見て回る。
(さっきまでと景色が変わって見えるのは気のせいか?)
そんなことを考えながら歩いてると、ちとせが一軒のお店を指さした。
「あ、高森さん、あのお店寄ってもいいですか?」
指の先にあったのは『クリスマス雑貨』を扱う店だ。
「もちろん。何か欲しいものでも?」
「うーん・・・もしあれば欲しいかなと思って・・・。」
ちとせは俺と手を繋いだまま店に足を踏み入れた。
俺も店の中を見回しながら中に入る。
「・・・ミニツリーの店?」
店内は小さなツリーがたくさん置かれていた。
手のひらに乗るくらいの大きさの物から、両手で持つとちょうどいいくらいの大きさの物、グリーンでできてる物もあれば木製の物もある。
「あ、そうですー。棚の上とかに飾れるツリーで、オーナメントもものすごく小さいので年中飾ってても邪魔にならないんですよ?」
そう言いながらちとせは店内をぐるっと見回し、一つのミニツリーに向かって手を伸ばした。
「これ・・・。」
30センチくらいの高さで流木風の木製ミニツリーを手に取ったちとせ。
その近くにあったさくらんぼくらいの大きさの赤いオーナメントも一つ取っていた。
「うん、これにしますー。ちょっとお会計行ってきますね。」
ちとせはその二つを持ってレジに行こうとした。
でもそのツリーたちを俺が取り上げる。
「俺が買ってもいい?」
ちとせが欲しいものなら俺が買ってあげたい。
今日は付き合い始めた日でもあるし、買ってあげたいと思ったのだ。
「ダメですー。」
「え・・・。」
てっきり『うん』と言ってくれると思ってたのに、思ってもみない返事が来た。
前に付き合ってた彼女なんてどれくらいの物を『買って』と言ってきたか・・・。
(比べるのはよくないけど・・・まさか『ダメ』って言われるなんて・・・。)
そんなことを考えてるうちに、ミニツリーはちとせが取り上げてしまっていた。
「・・・でもこっちは買ってもらえると嬉しい・・です。」
「え?」
ちとせはミニツリーに飾るオーナメントを俺の手のひらに置いた。
赤くて丸くて・・・ツヤツヤと輝いてる。
「これ・・200円くらいじゃなかった?」
木でできた入れ物に種類別に入ってたオーナメント。
値段も大きさもいろいろあったけど、確かこれは200円だった記憶があった。
「200円だったと思いますよ?」
「ミニツリーは5000円くらいじゃなかった!?」
「そうです・・けど・・・?」
普通は逆なんじゃないかと思いながらも、俺はちとせが決めたことに従うことにした。
まだちとせのことをちゃんと知ってないから、読めないのだ。
「ほんとにこっちでいいの?ミニツリーも買うよ?」
「いえ、こっちは私が買いたいんで・・。」
「・・・そう?ならいいけど・・。」
俺たちは二人で会計をしにいき、別々に支払いをした。
店を出たあとに俺が買ったオーナメントをちとせに渡し、また会場を歩いていく。
ぶらぶらいろんな店を覗きながら、俺たちは陽が傾くまで雑貨フェアを楽しんでいった。
ーーーーー
「今日は・・ありがとうございました、楽しかったです。」
陽が完全に沈んだ頃、俺はちとせを家に送り届けていた。
ちとせのアパートの前で車を止め、少し喋ってる。
「俺も楽しかった。・・明日は仕事?」
「仕事ですー。高森さんもですよね?」
「うん。基本的に24時間勤務だから仕事が終わるのは明後日の朝。」
「明後日なんですか!?え、睡眠とか・・・」
「ちゃんと仮眠とるから大丈夫。・・・また休みが合ったらデートしよ?」
そう聞くとちとせは嬉しそうに笑ってくれた。
今まで見てきた仕事用の笑顔と違って、心から嬉しそうだ。
「じゃあ・・・また・・ね?」
そう言ってちとせは名残惜しそうに手を振って車から降りた。
閉められたドアの窓を開け、ちとせに手を振る。
「仕事終わったら喫茶店行くから。」
「!・・・ふふっ、待ってますね?」
「じゃあ・・また。」
ーーー
付き合い始めた俺たちは、この日から時間が合えばデートをするようになっていった。
会えない日はメールや電話をし、俺が休みでちとせが仕事のときは喫茶店に足を運ぶ。
逆にちとせが休みの時、偶然外で見かけたときはちとせが小さく手を振ってくれて、元気をもらっていた。
そんな生活を2か月くらい過ごしたある日・・・海に行ったメンバーで水族館に行くことが決まった。
陽平side
「しー。ほら、スタッフさんの指示だから。」
「~~~っ!?」
思いがけず写真を撮ることになったのをいいことに、俺は夏目さんの体に手を回した。
細くて小さい体は少し力を入れたら折れてしまいそうだ。
(ちっさ・・・。)
心なしか恥ずかしそうにしてる彼女は、耳のあたりまで赤くなってるのがわかった。
髪の毛の間から見えてるうなじがきれいで・・思わずかぶりつきたくなる。
(・・・変態か、俺は。)
そんなことを考えてるうちに写真は撮り終わり、俺はベンチから立ち上がった。
みんなに見られて恥ずかしいのか、夏目さんは両手で顔を隠してしまってる。
「夏目さん、立てる?」
そう聞きながら俺は屈んだ。
彼女の手を掴んでそっと顔から話すと、真っ赤な顔で視線を逸らすように横を向いた。
その表情はまるで・・・
「---っ。・・・次の人もいるし、ちょっと移動しよう。」
そういって彼女を立たせ、俺たちはフォトスポット会場の外れに向かった。
人が少ないところを選んで向かい合う。
「・・ちょっと聞きたいんだけどさ、夏目さんって嘘がつけないタイプ?」
俺の言葉に彼女は視線を地面に落とした。
「・・そんなことないです。」
「どう見ても図星じゃん・・・。」
時々いてる『嘘をつけないタイプ』の人間。
嘘をつくことができるけど、嘘をついたあとに行動でバレるのだ。
視線を逸らしたり、挙動不審になったりするパターンが多い。
「さっきの顔・・・俺、勘違いしちゃいそうなんだけど・・・?」
そう聞くと彼女は落としていた視線を上げた。
手で頬を抑えながら、赤い顔で俺を見てる。
(あー・・もうほんとかわいい・・・。)
明らかに好意を持ってくれてる表情な彼女。
憶測を確信に変え、俺は彼女の手を片方とった。
小さな手をきゅっと握る。
「・・・こんなこと言われて困るかもしれないんだけど・・・俺、夏目さんが好き。俺の彼女になってくれませんか?」
俺の言葉に、彼女は目を大きくして驚いていた。
時間が止まってしまったかのように、ぴくりとも動かない。
「初めて喫茶店に行ったときに一目惚れして・・会うたびにどんどん好きになっていった。もし、夏目さんも同じ気持ちなら・・・彼女になってくれませんか?」
遅かれ早かれ、この気持ちを彼女に伝えることは間違いなかった。
それがいつになるかはわからなかったけど、彼女のあの表情から今が一番いいと思ったのだ。
(大事にしたい・・・。)
そう考えたとき、彼女が俺の手をぎゅっと握った。
小さな両手で俺の片手をぎゅっと握ってる。
「あっ・・あの・・・」
「うん?」
「そのっ・・・」
手が微かに震えてる彼女は、視線を俺の目に合わせた。
そして柔らかな優しい笑顔で・・・言った。
「・・・私も・・好きです。」
「!!」
「よろしく・・お願いします・・・。」
その返事を聞いて、俺は思わず彼女を抱きしめた。
「ひぁっ・・!?」
「あ、ごめん・・うれしくてつい・・・。」
抱きしめた手を放し、俺は彼女の手をそっと握った。
小さくて温かい手は俺の手を握り返してくれてる。
「・・・名前で呼んでいい?」
軽く憧れた名前呼び。
夢の中で何度呼んだかは数えきれない。
「それは・・・」
「『それは』?」
ここでダメだと言われたらどうしようかと思いながら聞き返した。
でも彼女は照れたような表情で俺を見上げながら言った。
「・・・もちろん。」
「!!・・・ありがとう。・・・ちとせ?」
「~~~っ。」
「ははっ。」
今まで見なかった表情を見せてくれるちとせは、なんだか年相応に見えた。
いつも見る実年齢よりもはるか上に見える所作は、働きながら身に着けたものなのかもしれない。
それが今、俺の前で剥がれ落ちたのは・・・うれしいことだった。
(それだけ俺には警戒心がないってこと。気を使いあうような関係は・・・疲れるだけだ。)
俺はちとせの手を引いて歩き始めた。
まだ見てない店を、今度は恋人同士で歩いて見て回る。
(さっきまでと景色が変わって見えるのは気のせいか?)
そんなことを考えながら歩いてると、ちとせが一軒のお店を指さした。
「あ、高森さん、あのお店寄ってもいいですか?」
指の先にあったのは『クリスマス雑貨』を扱う店だ。
「もちろん。何か欲しいものでも?」
「うーん・・・もしあれば欲しいかなと思って・・・。」
ちとせは俺と手を繋いだまま店に足を踏み入れた。
俺も店の中を見回しながら中に入る。
「・・・ミニツリーの店?」
店内は小さなツリーがたくさん置かれていた。
手のひらに乗るくらいの大きさの物から、両手で持つとちょうどいいくらいの大きさの物、グリーンでできてる物もあれば木製の物もある。
「あ、そうですー。棚の上とかに飾れるツリーで、オーナメントもものすごく小さいので年中飾ってても邪魔にならないんですよ?」
そう言いながらちとせは店内をぐるっと見回し、一つのミニツリーに向かって手を伸ばした。
「これ・・・。」
30センチくらいの高さで流木風の木製ミニツリーを手に取ったちとせ。
その近くにあったさくらんぼくらいの大きさの赤いオーナメントも一つ取っていた。
「うん、これにしますー。ちょっとお会計行ってきますね。」
ちとせはその二つを持ってレジに行こうとした。
でもそのツリーたちを俺が取り上げる。
「俺が買ってもいい?」
ちとせが欲しいものなら俺が買ってあげたい。
今日は付き合い始めた日でもあるし、買ってあげたいと思ったのだ。
「ダメですー。」
「え・・・。」
てっきり『うん』と言ってくれると思ってたのに、思ってもみない返事が来た。
前に付き合ってた彼女なんてどれくらいの物を『買って』と言ってきたか・・・。
(比べるのはよくないけど・・・まさか『ダメ』って言われるなんて・・・。)
そんなことを考えてるうちに、ミニツリーはちとせが取り上げてしまっていた。
「・・・でもこっちは買ってもらえると嬉しい・・です。」
「え?」
ちとせはミニツリーに飾るオーナメントを俺の手のひらに置いた。
赤くて丸くて・・・ツヤツヤと輝いてる。
「これ・・200円くらいじゃなかった?」
木でできた入れ物に種類別に入ってたオーナメント。
値段も大きさもいろいろあったけど、確かこれは200円だった記憶があった。
「200円だったと思いますよ?」
「ミニツリーは5000円くらいじゃなかった!?」
「そうです・・けど・・・?」
普通は逆なんじゃないかと思いながらも、俺はちとせが決めたことに従うことにした。
まだちとせのことをちゃんと知ってないから、読めないのだ。
「ほんとにこっちでいいの?ミニツリーも買うよ?」
「いえ、こっちは私が買いたいんで・・。」
「・・・そう?ならいいけど・・。」
俺たちは二人で会計をしにいき、別々に支払いをした。
店を出たあとに俺が買ったオーナメントをちとせに渡し、また会場を歩いていく。
ぶらぶらいろんな店を覗きながら、俺たちは陽が傾くまで雑貨フェアを楽しんでいった。
ーーーーー
「今日は・・ありがとうございました、楽しかったです。」
陽が完全に沈んだ頃、俺はちとせを家に送り届けていた。
ちとせのアパートの前で車を止め、少し喋ってる。
「俺も楽しかった。・・明日は仕事?」
「仕事ですー。高森さんもですよね?」
「うん。基本的に24時間勤務だから仕事が終わるのは明後日の朝。」
「明後日なんですか!?え、睡眠とか・・・」
「ちゃんと仮眠とるから大丈夫。・・・また休みが合ったらデートしよ?」
そう聞くとちとせは嬉しそうに笑ってくれた。
今まで見てきた仕事用の笑顔と違って、心から嬉しそうだ。
「じゃあ・・・また・・ね?」
そう言ってちとせは名残惜しそうに手を振って車から降りた。
閉められたドアの窓を開け、ちとせに手を振る。
「仕事終わったら喫茶店行くから。」
「!・・・ふふっ、待ってますね?」
「じゃあ・・また。」
ーーー
付き合い始めた俺たちは、この日から時間が合えばデートをするようになっていった。
会えない日はメールや電話をし、俺が休みでちとせが仕事のときは喫茶店に足を運ぶ。
逆にちとせが休みの時、偶然外で見かけたときはちとせが小さく手を振ってくれて、元気をもらっていた。
そんな生活を2か月くらい過ごしたある日・・・海に行ったメンバーで水族館に行くことが決まった。
11
お気に入りに追加
291
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる