2 / 52
思いがけない出会い。
しおりを挟む
ーーーーー
ーーーーー
そして休み当日。
11時に集合した俺たちは河原でバーベキューの準備をしながら指差し確認をしていた。
「肉!ヨシ!」
「野菜!ヨシ!」
「ジュース!ヨシ!」
「皿!ヨーシ!」
謎の確認をして、俺はバーベキューコンロの中で炭を積んだ。
積まれた炭の間に着火剤を入れ、ライターで火をつける。
着火剤に火がついたのを確認して団扇で扇ぎ、上手く酸素を循環させて火をおこしていった。
「よし、これくらいだな。」
20分程経ったのち、炎を上げて燃えていた炭はその勢いを鎮め、焼ける準備が整った。
それと同時に女の子たちも順番に到着し始める。
「迅ー。来たよー。」
「司くん、今日は呼んでくれてありがとうっ。」
迅と司の彼女は航太と俺にも挨拶をしてくれ、その後二人は自分の彼氏である迅と司の隣に立った。
準備が出来てるコンロに手をかざして熱を感じたり、食材を見たりしてる。
そんな二人の様子を見て、航太が自分の腕時計を確認していた。
「もう来ると思うんだけど・・・。」
航太は辺りを見回した。
彼女が来るであろう方向を見て、首を長くしてる。
その時・・・
「航太くーんっ!」
航太の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。
航太は嬉しそうにその声のする方を見る。
「美香ー!」
航太は彼女に向かって大きく手を振った。
その姿を見て、俺も航太の彼女に目を向けた。
河原の石に足を取られないようにして、足元を見ながら歩いて来る航太の彼女。
その隣に・・・もう1人女の子がいるのが見えた。
黒いキャスケット帽を目深にかぶり、黒いパンツに白いTシャツを着て緑の鞄を斜め掛けしてる。
「・・・航太、彼女二人いたっけ?」
俺の記憶が確かなら、航太の彼女は一人だけ。
二人もいる時点で浮気にはならないのだろうかと思いながら聞くと、航太は首をぶんぶんと横に振った。
「んなわけないじゃん!!」
「だよな・・・。」
そんな会話をしてるうちに二人は俺たちの前に到着した。
「へへっ。航太くん、さっき友達と会っちゃったんだけど、一緒してもいーい?」
笑顔でいう航太の彼女。
女の子が一人くらい増えたってどうってことない俺たちは二つ返事だった。
「いいよー?」
「多いほうが楽しいもんな!」
「食いきれないくらい肉は用意してあるから大丈夫!」
そう言うと、航太の彼女の友達は俺たちを一人ずつゆっくり見ながら口を開いた。
「初めまして、『夏目 ちとせ』です。・・・あの、突然押しかけてしまってすみません。私、見てるだけで大丈夫ですから・・・。」
そう言ってその子はかぶっていた帽子を取った。
(・・・え!?)
俺は彼女の顔を見て驚いた。
航太の彼女が連れて来た友達は、この前の喫茶店の女の子だったのだ。
「ちとせちゃんって・・・半年くらい前に美香と友達になったって子?」
航太がそう聞くと、航太の彼女は嬉しそうに話し始めた。
「そう!美香が病院で迷子になったときに助けてくれて、それから仲良くなったんだよー!」
航太の彼女は半年ほど前、腹痛に襲われて病院を受診したそうだ。
大学病院に行ったらしいけど、診療科目のある場所がわからずにお腹を抱えてウロウロしてたところ、この女の子が案内してくれたらしい。
「そっか・・!ちとせちゃん、美香を助けてくれてありがとね。」
「いえ、すごくしんどそうだったので・・・でも食べ過ぎなだけで、大きい病気とかじゃなくてよかったですー。」
両手を振って謙遜する彼女に、航太は笑いながら皿を差し出した。
「ははっ、いっぱい食べていってね。」
「ありがとうございますー。」
皿を受け取った彼女は帽子を鞄にしまった。
そして航太の彼女と楽しそうに何か話してる。
俺はそんな彼女の様子を見て、少し寂しい気持ちになっていた。
(まぁ、覚えてるわけないよな・・・。)
喫茶店で顔を合わせたとはいえ、一回だけだ。
そんな俺のことを覚えてるとは到底思えなかったけど、覚えててくれたら嬉しかった自分がいた。
「さて!始めるぞー!」
俺は気持ちを切り替えて肉や野菜たちを網に乗せていった。
ーーーーー
バーベキューが始まって小一時間が経ったとき、みんなの彼女たちが『おなかいっぱい宣言』を繰り出し始めた。
「も・・無理・・・。」
「私もお腹いっぱい・・・。」
「私もー・・・」
航太、迅、司の彼女たちのお腹が限界を迎えたらしく、三人は近くにあった大きめの石に腰かけた。
三人ともお腹を擦りながら腰かけてる姿を見て、俺はあの女の子がいないことに気がついた。
(どこ行った?)
辺りを見回すと、川の近くで立ってるのが見えた。
水際の辺りで流れをじっと見てるようだ。
「航太、あの子、川のとこにいるからちょっと行ってくる。ここ、任せるからなー。」
そういうと航太は川にいる女の子を確認した。
「はいよー。」
俺は航太にコンロを任せ、川に向かった。
この川は浅く、流れもそんなに早くはないけど何があるかはわからない。
もし、足を滑らせて頭をぶつけたりすると溺れる可能性もある。
そんな危険を回避するために、俺は彼女の少し後ろで見守ることにした。
「わ・・冷たいー。」
彼女は川の水際で屈み、手を川に浸した。
両手を動かしてぱしゃぱしゃと音を立てながら遊んでる。
(小さいなー・・・。)
彼女の背中側を見ていた俺は、彼女の小ささに驚いていた。
膝を合わせてしゃがみ込んでる彼女は、後姿だけだったら子供くらいの大きさだ。
立ってる時も小さかったことから身長は多分150センチくらい。
俺と30センチくらいは差がありそうだった。
(制服姿も似合ってたけど・・・こんなラフな姿もよく似合ってる・・・。)
どんな服でも似合いそうだと思いながら見てると、彼女が立ち上がった。
「ふふっ、気持ちいいなー・・。。」
彼女は手を振って水気を飛ばした。
そして踵を返そうとしたとき、足を乗せていた石がぐらついた。
「きゃっ・・!?」
バランスを崩した彼女の身体は川のほうに傾いた。
足を出して踏ん張ろうにも、足の先は川。
一歩でも踏み出してしまうと濡れることは必須だ。
「危ない・・!!」
俺は咄嗟に手を出して、彼女の腹に腕を回して捕まえた。
細すぎるお腹に力加減を間違えそうになる。
「・・・セーフ。」
俺に腹を抱えられて宙ぶらりん状態になった彼女は、時間が止まってしまったかのようにぴくりとも動かなかった。
足場がしっかりしてそうなところに彼女を下ろす。
「大丈夫?」
そう聞くと彼女は顔を赤くしながら答えてくれた。
「だ・・だいじょぶです・・・。ありがとうございます・・。」
恥ずかしそうに地面を向く彼女。
知らない男に腹を抱えられたら誰だって恥ずかしいに決まってる。
(困った・・・。)
何か話をした方がいいかと思い、俺は喫茶店のことを持ち出した。
「あの・・さ、キミって・・・喫茶店で働いてるよね・・?」
ーーーーー
そして休み当日。
11時に集合した俺たちは河原でバーベキューの準備をしながら指差し確認をしていた。
「肉!ヨシ!」
「野菜!ヨシ!」
「ジュース!ヨシ!」
「皿!ヨーシ!」
謎の確認をして、俺はバーベキューコンロの中で炭を積んだ。
積まれた炭の間に着火剤を入れ、ライターで火をつける。
着火剤に火がついたのを確認して団扇で扇ぎ、上手く酸素を循環させて火をおこしていった。
「よし、これくらいだな。」
20分程経ったのち、炎を上げて燃えていた炭はその勢いを鎮め、焼ける準備が整った。
それと同時に女の子たちも順番に到着し始める。
「迅ー。来たよー。」
「司くん、今日は呼んでくれてありがとうっ。」
迅と司の彼女は航太と俺にも挨拶をしてくれ、その後二人は自分の彼氏である迅と司の隣に立った。
準備が出来てるコンロに手をかざして熱を感じたり、食材を見たりしてる。
そんな二人の様子を見て、航太が自分の腕時計を確認していた。
「もう来ると思うんだけど・・・。」
航太は辺りを見回した。
彼女が来るであろう方向を見て、首を長くしてる。
その時・・・
「航太くーんっ!」
航太の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。
航太は嬉しそうにその声のする方を見る。
「美香ー!」
航太は彼女に向かって大きく手を振った。
その姿を見て、俺も航太の彼女に目を向けた。
河原の石に足を取られないようにして、足元を見ながら歩いて来る航太の彼女。
その隣に・・・もう1人女の子がいるのが見えた。
黒いキャスケット帽を目深にかぶり、黒いパンツに白いTシャツを着て緑の鞄を斜め掛けしてる。
「・・・航太、彼女二人いたっけ?」
俺の記憶が確かなら、航太の彼女は一人だけ。
二人もいる時点で浮気にはならないのだろうかと思いながら聞くと、航太は首をぶんぶんと横に振った。
「んなわけないじゃん!!」
「だよな・・・。」
そんな会話をしてるうちに二人は俺たちの前に到着した。
「へへっ。航太くん、さっき友達と会っちゃったんだけど、一緒してもいーい?」
笑顔でいう航太の彼女。
女の子が一人くらい増えたってどうってことない俺たちは二つ返事だった。
「いいよー?」
「多いほうが楽しいもんな!」
「食いきれないくらい肉は用意してあるから大丈夫!」
そう言うと、航太の彼女の友達は俺たちを一人ずつゆっくり見ながら口を開いた。
「初めまして、『夏目 ちとせ』です。・・・あの、突然押しかけてしまってすみません。私、見てるだけで大丈夫ですから・・・。」
そう言ってその子はかぶっていた帽子を取った。
(・・・え!?)
俺は彼女の顔を見て驚いた。
航太の彼女が連れて来た友達は、この前の喫茶店の女の子だったのだ。
「ちとせちゃんって・・・半年くらい前に美香と友達になったって子?」
航太がそう聞くと、航太の彼女は嬉しそうに話し始めた。
「そう!美香が病院で迷子になったときに助けてくれて、それから仲良くなったんだよー!」
航太の彼女は半年ほど前、腹痛に襲われて病院を受診したそうだ。
大学病院に行ったらしいけど、診療科目のある場所がわからずにお腹を抱えてウロウロしてたところ、この女の子が案内してくれたらしい。
「そっか・・!ちとせちゃん、美香を助けてくれてありがとね。」
「いえ、すごくしんどそうだったので・・・でも食べ過ぎなだけで、大きい病気とかじゃなくてよかったですー。」
両手を振って謙遜する彼女に、航太は笑いながら皿を差し出した。
「ははっ、いっぱい食べていってね。」
「ありがとうございますー。」
皿を受け取った彼女は帽子を鞄にしまった。
そして航太の彼女と楽しそうに何か話してる。
俺はそんな彼女の様子を見て、少し寂しい気持ちになっていた。
(まぁ、覚えてるわけないよな・・・。)
喫茶店で顔を合わせたとはいえ、一回だけだ。
そんな俺のことを覚えてるとは到底思えなかったけど、覚えててくれたら嬉しかった自分がいた。
「さて!始めるぞー!」
俺は気持ちを切り替えて肉や野菜たちを網に乗せていった。
ーーーーー
バーベキューが始まって小一時間が経ったとき、みんなの彼女たちが『おなかいっぱい宣言』を繰り出し始めた。
「も・・無理・・・。」
「私もお腹いっぱい・・・。」
「私もー・・・」
航太、迅、司の彼女たちのお腹が限界を迎えたらしく、三人は近くにあった大きめの石に腰かけた。
三人ともお腹を擦りながら腰かけてる姿を見て、俺はあの女の子がいないことに気がついた。
(どこ行った?)
辺りを見回すと、川の近くで立ってるのが見えた。
水際の辺りで流れをじっと見てるようだ。
「航太、あの子、川のとこにいるからちょっと行ってくる。ここ、任せるからなー。」
そういうと航太は川にいる女の子を確認した。
「はいよー。」
俺は航太にコンロを任せ、川に向かった。
この川は浅く、流れもそんなに早くはないけど何があるかはわからない。
もし、足を滑らせて頭をぶつけたりすると溺れる可能性もある。
そんな危険を回避するために、俺は彼女の少し後ろで見守ることにした。
「わ・・冷たいー。」
彼女は川の水際で屈み、手を川に浸した。
両手を動かしてぱしゃぱしゃと音を立てながら遊んでる。
(小さいなー・・・。)
彼女の背中側を見ていた俺は、彼女の小ささに驚いていた。
膝を合わせてしゃがみ込んでる彼女は、後姿だけだったら子供くらいの大きさだ。
立ってる時も小さかったことから身長は多分150センチくらい。
俺と30センチくらいは差がありそうだった。
(制服姿も似合ってたけど・・・こんなラフな姿もよく似合ってる・・・。)
どんな服でも似合いそうだと思いながら見てると、彼女が立ち上がった。
「ふふっ、気持ちいいなー・・。。」
彼女は手を振って水気を飛ばした。
そして踵を返そうとしたとき、足を乗せていた石がぐらついた。
「きゃっ・・!?」
バランスを崩した彼女の身体は川のほうに傾いた。
足を出して踏ん張ろうにも、足の先は川。
一歩でも踏み出してしまうと濡れることは必須だ。
「危ない・・!!」
俺は咄嗟に手を出して、彼女の腹に腕を回して捕まえた。
細すぎるお腹に力加減を間違えそうになる。
「・・・セーフ。」
俺に腹を抱えられて宙ぶらりん状態になった彼女は、時間が止まってしまったかのようにぴくりとも動かなかった。
足場がしっかりしてそうなところに彼女を下ろす。
「大丈夫?」
そう聞くと彼女は顔を赤くしながら答えてくれた。
「だ・・だいじょぶです・・・。ありがとうございます・・。」
恥ずかしそうに地面を向く彼女。
知らない男に腹を抱えられたら誰だって恥ずかしいに決まってる。
(困った・・・。)
何か話をした方がいいかと思い、俺は喫茶店のことを持ち出した。
「あの・・さ、キミって・・・喫茶店で働いてるよね・・?」
21
お気に入りに追加
289
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる