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異変。
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挙式まで1週間と迫ったある日。
優弥「・・・え?買い物?かぁさんと?」
ひなた「うん。昨日メールが来て・・・。」
夜、テレビを見ていた時にきたお義母さんからのメール。
『優弥抜きでランチ行きましょっ。』
と、いう内容のメールだった。
優弥「へぇー・・。いつ?」
ひなた「明日。」
優弥「明日ぁ!?・・仕事は?」
ひなた「お店のおじさんがね、明日病院だから休みにするの。」
優弥「あー・・だから明日なのか。」
ひなた「ランチして・・・買い物して?・・・お茶して・・・帰ってくるね。」
優弥「あぁ。行っといで。かぁさんをよろしくな。」
ひなた「ふふ。任してー。」
お弁当を手渡し、優弥さんは消防署に戻っていった。
ひなた「お義母さんとの買い物も楽しみだけど・・・優弥さんの誕生日も近いんだよね。」
前に翔馬さんに聞いた優弥さんの誕生日。
『聞いたことはナイショ』って伝えてあるから私は優弥さんの誕生日を知らないことになってる。
ひなた「お義母さんに聞いて、優弥さんの誕生日プレゼント何がいいか一緒に考えてもらお。」
私は明日を楽しみにしながら今日を終えていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翌日・・・
ひなた「待ち合わせ・・・ここでいいよね?」
お義母さんとショッピングモールで待ち合わせ。
入り口入ってすぐの広場で会うことになってるけど・・・お義母さんがなかなか来ない・・・。
ひなた「迷ってるのかなー。」
そう思い、ケータイを取り出した。
その時・・・
義母「ひなたちゃーんっ。」
手を振りながらお義母さんが現れた。
ひなた「あ、お義母さんっ。・・・迷子になったのかと思いましたよー。」
義母「ごめんねー。・・・どうする?ランチの前にお店見る?」
ひなた「いいですね、行きましょうか。」
箸から順番にお店を見ていく。
雑貨屋、服屋、本屋・・・。
いろいろ見てるときに、私は優弥さんの誕生日プレゼントのことを思い出した。
ひなた「あ、お義母さん。ちょっと相談があるんですけど・・。」
義母「なーに?」
ひなた「優弥さんの誕生日が近くなってきてて・・・何がいいかなーって。」
義母「あぁ。そうねー・・・あのね、ひなたちゃん?」
ひなた「はい?」
お義母さんは、優弥さんが成人してからは誕生日を祝ってないと教えてくれた。
ひなた「あ、そうなんですか。」
義母「消防署に勤め出してからは一人暮らしだし・・・。あんまり親が干渉するのもどうかと思ってねー。」
ひなた「じゃあ何がいいかわかんないですね。」
義母「でも、ケーキ食べるだけでも嬉しいと思うわよ?あの子。」
ひなた「ケーキ?」
義母「甘いの好きだし。なによりひなたちゃんがお祝いしてくれるだけで嬉しいと思う。」
ひなた「お祝い・・・。」
お義母さんに話を聞いてるうちに時刻はお昼に差し掛かった。
義母「あ、そろそろご飯に行きましょうか。」
ひなた「そうですね。どこいきます?」
義母「上にある和食屋さんっ。前から行ってみたかったんだけど優弥と行くのもどうかと思って(笑)」
ひなた「ふふ。私でよければいつでも。」
義母「持つべきものは娘ねー。行きましょ。」
ひなた「はーい。」
義母と上の階にあるご飯屋さんに向かう。
エレベーターに乗り、お店がある階で降りた。
義母「ひなたちゃんは天ぷらにする?お寿司もいいけど。」
ひなた「私は・・・お蕎麦が食べたいですー。」
義母「お蕎麦でいいの?ご馳走するわよ?」
ひなた「いっぱい動くと思って朝ごはん、たくさん食べてきたんですよ。まだそんなに減ってなくて・・・。」
ほんとは朝も食べてない。
欲しくなくて抜いてきたのだ。
ひなた(お昼もいらないけど・・・お義母さんと一緒だし・・・食べないと・・・。)
義母「あら。じゃあ、私もお蕎麦にして、あとでケーキでも食べに行きましょうか。」
ひなた「いいですねっ。」
私たちはお店に入り、お蕎麦を食べた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
義母「・・・大丈夫?顔色が悪いわ・・。」
ひなた「ちょっと・・・食べ過ぎましたね・・・。」
無理やり流し込んだお蕎麦。
欲しくないのに入れたからか、気分が悪くなってきた。
義母「救護室はどこだったかしら!?」
ひなた「1階・・・。」
義母「じゃあエレベーターに乗って行きましょう。」
ひなた「すみません・・・。」
義母に支えられながらエレベーターに向かう。
ちょうどやってきたエレベーター。
私と義母は乗り込んだ。
義母「すみません、乗せてください。」
ひなた「すみません・・・。」
優弥「・・・え?買い物?かぁさんと?」
ひなた「うん。昨日メールが来て・・・。」
夜、テレビを見ていた時にきたお義母さんからのメール。
『優弥抜きでランチ行きましょっ。』
と、いう内容のメールだった。
優弥「へぇー・・。いつ?」
ひなた「明日。」
優弥「明日ぁ!?・・仕事は?」
ひなた「お店のおじさんがね、明日病院だから休みにするの。」
優弥「あー・・だから明日なのか。」
ひなた「ランチして・・・買い物して?・・・お茶して・・・帰ってくるね。」
優弥「あぁ。行っといで。かぁさんをよろしくな。」
ひなた「ふふ。任してー。」
お弁当を手渡し、優弥さんは消防署に戻っていった。
ひなた「お義母さんとの買い物も楽しみだけど・・・優弥さんの誕生日も近いんだよね。」
前に翔馬さんに聞いた優弥さんの誕生日。
『聞いたことはナイショ』って伝えてあるから私は優弥さんの誕生日を知らないことになってる。
ひなた「お義母さんに聞いて、優弥さんの誕生日プレゼント何がいいか一緒に考えてもらお。」
私は明日を楽しみにしながら今日を終えていった。
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翌日・・・
ひなた「待ち合わせ・・・ここでいいよね?」
お義母さんとショッピングモールで待ち合わせ。
入り口入ってすぐの広場で会うことになってるけど・・・お義母さんがなかなか来ない・・・。
ひなた「迷ってるのかなー。」
そう思い、ケータイを取り出した。
その時・・・
義母「ひなたちゃーんっ。」
手を振りながらお義母さんが現れた。
ひなた「あ、お義母さんっ。・・・迷子になったのかと思いましたよー。」
義母「ごめんねー。・・・どうする?ランチの前にお店見る?」
ひなた「いいですね、行きましょうか。」
箸から順番にお店を見ていく。
雑貨屋、服屋、本屋・・・。
いろいろ見てるときに、私は優弥さんの誕生日プレゼントのことを思い出した。
ひなた「あ、お義母さん。ちょっと相談があるんですけど・・。」
義母「なーに?」
ひなた「優弥さんの誕生日が近くなってきてて・・・何がいいかなーって。」
義母「あぁ。そうねー・・・あのね、ひなたちゃん?」
ひなた「はい?」
お義母さんは、優弥さんが成人してからは誕生日を祝ってないと教えてくれた。
ひなた「あ、そうなんですか。」
義母「消防署に勤め出してからは一人暮らしだし・・・。あんまり親が干渉するのもどうかと思ってねー。」
ひなた「じゃあ何がいいかわかんないですね。」
義母「でも、ケーキ食べるだけでも嬉しいと思うわよ?あの子。」
ひなた「ケーキ?」
義母「甘いの好きだし。なによりひなたちゃんがお祝いしてくれるだけで嬉しいと思う。」
ひなた「お祝い・・・。」
お義母さんに話を聞いてるうちに時刻はお昼に差し掛かった。
義母「あ、そろそろご飯に行きましょうか。」
ひなた「そうですね。どこいきます?」
義母「上にある和食屋さんっ。前から行ってみたかったんだけど優弥と行くのもどうかと思って(笑)」
ひなた「ふふ。私でよければいつでも。」
義母「持つべきものは娘ねー。行きましょ。」
ひなた「はーい。」
義母と上の階にあるご飯屋さんに向かう。
エレベーターに乗り、お店がある階で降りた。
義母「ひなたちゃんは天ぷらにする?お寿司もいいけど。」
ひなた「私は・・・お蕎麦が食べたいですー。」
義母「お蕎麦でいいの?ご馳走するわよ?」
ひなた「いっぱい動くと思って朝ごはん、たくさん食べてきたんですよ。まだそんなに減ってなくて・・・。」
ほんとは朝も食べてない。
欲しくなくて抜いてきたのだ。
ひなた(お昼もいらないけど・・・お義母さんと一緒だし・・・食べないと・・・。)
義母「あら。じゃあ、私もお蕎麦にして、あとでケーキでも食べに行きましょうか。」
ひなた「いいですねっ。」
私たちはお店に入り、お蕎麦を食べた。
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義母「・・・大丈夫?顔色が悪いわ・・。」
ひなた「ちょっと・・・食べ過ぎましたね・・・。」
無理やり流し込んだお蕎麦。
欲しくないのに入れたからか、気分が悪くなってきた。
義母「救護室はどこだったかしら!?」
ひなた「1階・・・。」
義母「じゃあエレベーターに乗って行きましょう。」
ひなた「すみません・・・。」
義母に支えられながらエレベーターに向かう。
ちょうどやってきたエレベーター。
私と義母は乗り込んだ。
義母「すみません、乗せてください。」
ひなた「すみません・・・。」
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