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増す過保護度4。
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翌日・・・
春斗「・・・?・・嬢?・・・お嬢?」
かえで「ふぁっ・・・?」
声をかけられ目が覚めた。
眩しい陽射しに思わず目を擦る。
かえで「うー・・・よく寝た・・・。」
春斗「お嬢・・・腹、痛くないのか・・?」
かえで「え?」
痛いことは痛いけど、昨日ほどはお腹は痛くなかった。
両腕で抱えて苦しむほどじゃない。
かえで「大丈夫・・・起きれるかも。」
ゆっくり手をついて体を起こす。
春斗さんは、すかさず私の隣に来て体を支えてくれた。
春斗「大丈夫か?無理するなよ?」
かえで「痛いけど・・・大丈夫。」
昨日よりは動けそうな身体。
少しお腹を押さえながら、私は立ち上がることもできた。
かえで「ごはん・・・作れるかも?」
そう言うと春斗さんが私を止めた。
春斗「バカなこと言うな。無理して長引いたらどうする。」
かえで「昨日も一昨日も作ってないよ?」
春斗「みんないい年してんだから勝手に作って食うし、買うこともできる。お嬢は体を先に治せ。わかったな?」
かえで「・・・・うん。ありがとう。」
ゆっくり寝て・・・食べれるだけご飯を食べて・・・春斗さんと一緒にお庭を散歩する。
完全に治るまで2週間から上かかると思っていたのに、私は1週間くらいで元の生活に戻ることができた。
衝撃を受けたお腹の色は紫からなかなか引かないけど、みんなのご飯は普通に作れるようになった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
慶「若いからか?ずいぶん回復が早いな。」
お仕事場にコーヒーを持って行った時に慶さんが言った。
かえで「そう・・なのかな?わかんないけど・・・こう・・お腹をどんってされた時はコートも着てたし?」
寒い季節だから分熱めのコートを着ていたことを思い出した。
慶「あぁ、クッションになったかな。だから内臓が無事だったのかもしれない。」
かえで「ラッキーだったかなー。」
コーヒーを机の上に置く。
いろんな書類が出てる机の上。
ちらっと見たけどなにがなんだかさっぱりわからなかった。
慶「ラッキー・・・か。」
かえで「?・・・じゃあ、私戻るね?今日の晩御飯は鶏のトマトクリーム煮だよ。」
慶「!・・・うまそ・・。さっさと仕事終わらせる。」
かえで「ふふっ。じゃあね。」
買い物にも行かないといけない私は慶さんのお仕事場をあとにした。
ーーーーーーーーーーーーーー
慶side・・・
慶(ラッキー・・・だけじゃだめだよな。)
今回は運がよかっただけかもしれない。
季節的にも厚着をするわけだし・・・殴られても衝撃を和らげることができた。
そもそもあいつがかえでにちょっかいを出さなければいいだけのことなのに、なんでそんなに絡んでくるのかも不思議だった。
慶(借金は返済のために隣町の会社で働いてるだろ?給料がほぼ無いにしても住むところは提供されてるハズだし・・・。かえでを頼る意味もないハズだ。)
俺が守ればいい話だけど・・・かえでがこの家の敷地から出る以上、無理がある。
かといって『出るな』とも言えない。
慶「役に立つかどうかわからないけど・・・かえでに教えるか。逃げ方と隠れ方を。」
俺は仕事部屋を見渡した。
ここにリョウの姿は無い。
でも呼べば・・・すぐに来る。
慶「リョウ。」
呼んだと同時に部屋のドアが開いた。
リョウ「はい、社長。」
慶「・・・忍者め。」
リョウ「ありがとうございます。ご用事は?」
慶「みんなに伝言。かえでには言うなよ?」
リョウ「?・・・はい。」
俺は計画をリョウに話した。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
リョウ「それはいいですね。」
話終わったあと、リョウが珍しく感想を言った。
慶「みんなの協力が必要だ。伝えてきてくれ。」
リョウ「かしこまりました。」
仕事部屋から出て行ったリョウ。
俺はきりのいいところまで仕事を終わらせ、かえでを探しに部屋を出た。
慶「さてと・・・かえでは乗ってきてくれるかな?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
かえでside・・・
キッチンで晩御飯の仕込みをしてる時に慶さんが私を探しにきた。
慶「いたいた、かえでー。」
かえで「?・・・どうしたの?」
ちょうど仕込みが区切りのいいところ。
私は手を洗って慶さんの近くに行く。
慶「ちょっと時間ある?」
かえで「え?・・・うん。あるよ?仕込みももう終わるし。」
慶「ちょうどよかった。俺とゲームしない?」
かえで「・・・慶さんってゲームするの?」
ゲームをしてるところなんて見たこともなかった。
ケータイは電話するときしか触らないし、テレビゲームなんてする時間なさそうだ。
慶「『かくれんぼ』って知ってるよな?」
かえで「小さいころによく遊んだけど・・・。隠れる人と探す人に分かれて遊ぶやつだよね?」
慶「そうそう。この敷地全部使って・・・かくれんぼしない?」
かえで「!?・・・敷地全部!?」
まだ端から端まで全てを知らないこの敷地の中。
その中でかくれんぼって・・・見つけれる自信がない・・・。
慶「あ、ルールがある。」
かえで「ルール?」
慶「隠れるのはかえでな。」
かえで「?・・・慶さんが探すの?」
そう聞くと、慶さんはとんでもないことを私に言った。
慶「俺たち全員でかえでを探すから。」
かえで「全員って・・・・」
慶さんが言った瞬間、キッチンにぞろぞろ入ってきた本宅にいる人たち。
もうみんな知ってる人だ。
慶「今日は・・・19人だな。俺を入れて20人。」
かえで「・・へ!?」
慶「1分、待つ。俺たちに見つからずに5分隠れれたらかえでの勝ちな。願い事、なんでも叶えてあげる。」
5分隠れるくらいなら見つからないと思う。
思うけど・・・
かえで「負け・・・たら・・?」
負けた時が怖い。
慶「負けたら俺と5分間キスの刑。」
かえで「!?」
慶「5分もしたら・・・歩けなくなるかもなー?」
かえで「そっ・・そんなの困るっ・・!」
キスだけじゃ済まない。
きっと・・・その先がある。
慶「拒否はできないからな?仕込みはもう大丈夫?」
かえで「仕込みは・・・次はご飯の時間だけど・・・。」
慶「よし。じゃあ『かくれんぼ』よーい、スタート。」
かえで「!?」
腕時計を見始めた慶さん。
私は慌ててキッチンから出た。
かえで(かくれるとこ・・・!)
ぱたぱたと走って隠れるとことを探す。
右に左にドアがあるけど、どれも開けられたら終わりだ。
かえで(どこがいいのー!?)
走り回ってるうちに見つけた段ボールの山。
箱買いしてる日用品たちが入ってる。
かえで(ここなら・・!)
段ボールを少しずらして奥に入り込む。
身を屈めて私の姿が見えないようにした。
かえで(5分くらいなら大丈夫・・・だよね?)
そのとき、大きな声で慶さんが叫んだ。
慶「1分!!」
かえで(来る!)
どきどきしながら5分経つのを待つ。
でも・・・ものの数十秒で私は見つかってしまった。
慶「みーつけた。」
かえで「!?・・なっ・・なんで!?」
段ボールの上から私を覗き込む慶さんと本宅の人たち。
ほぼ全員に居場所がバレてたみたいだった。
慶「じゃ、お前らは解散な。」
部下「お疲れっしたー。」
ぞろぞろと散っていく本宅の人たち。
慶さんは段ボールを避けて、私の隣に座った。
慶「じゃ、罰ゲームな。」
かえで「んむっ・・!?」
ちゅ・・ちゅ・・・と慶さんが私の唇を食べる。
慶「ほら・・口開けて・・?」
かえで「んーっ!」
開けまいと必死に口を噤んだ。
慶「お?・・・そんなかわいいことして・・・無駄なのに。」
かえで「!?」
唇と舌を使って器用に私の口をこじ開ける慶さん。
舌が私の口の中を食べつくしていく。
かえで「ふぁっ・・んぅ・・・」
慶「久しぶりだからなー・・・美味い。」
・・・慶さんはきっちり5分間、私の口の中を弄んだ。
---------------
かえで「はぁ・・はぁ・・・・」
慶「あー・・かわいい・・・。」
力が入らなくなった私の身体をぎゅっと抱きしめる慶さん。
もう終わりだと思って安心してると、慶さんはさらにとんでもないことを言った。
慶「あ、この『かくれんぼ』は1日3回するから。」
かえで「・・・はい!?」
慶「しっかり5分間逃げれるようになりなよー?じゃ、俺も仕事戻る。」
そう言って立ち上がり、仕事部屋に向かって歩いて行ってしまった。
かえで「う・・嘘・・・1日・・3回もするの!?」
半分冗談だと思っていたけど、その日、残りの2回分、かくれんぼがあった。
2回とも数十秒で見つかり、『5分間キス』の刑に処された私。
変なスイッチが入ったまま離れに戻った。
かえで「うぅぅ・・・体が熱い・・・。」
中途半端に『キス』だけ・・・。
触って欲しくてたまらない気持ちになってしまっていた。
かえで「どうしうよう・・・お風呂に入ったら鎮まるかな・・・。」
そう思いながらお風呂に行く準備をしてると、玄関戸が開き、慶さんが入ってきた。
慶「かえでー?もう寝たー?」
春斗「・・・?・・嬢?・・・お嬢?」
かえで「ふぁっ・・・?」
声をかけられ目が覚めた。
眩しい陽射しに思わず目を擦る。
かえで「うー・・・よく寝た・・・。」
春斗「お嬢・・・腹、痛くないのか・・?」
かえで「え?」
痛いことは痛いけど、昨日ほどはお腹は痛くなかった。
両腕で抱えて苦しむほどじゃない。
かえで「大丈夫・・・起きれるかも。」
ゆっくり手をついて体を起こす。
春斗さんは、すかさず私の隣に来て体を支えてくれた。
春斗「大丈夫か?無理するなよ?」
かえで「痛いけど・・・大丈夫。」
昨日よりは動けそうな身体。
少しお腹を押さえながら、私は立ち上がることもできた。
かえで「ごはん・・・作れるかも?」
そう言うと春斗さんが私を止めた。
春斗「バカなこと言うな。無理して長引いたらどうする。」
かえで「昨日も一昨日も作ってないよ?」
春斗「みんないい年してんだから勝手に作って食うし、買うこともできる。お嬢は体を先に治せ。わかったな?」
かえで「・・・・うん。ありがとう。」
ゆっくり寝て・・・食べれるだけご飯を食べて・・・春斗さんと一緒にお庭を散歩する。
完全に治るまで2週間から上かかると思っていたのに、私は1週間くらいで元の生活に戻ることができた。
衝撃を受けたお腹の色は紫からなかなか引かないけど、みんなのご飯は普通に作れるようになった。
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慶「若いからか?ずいぶん回復が早いな。」
お仕事場にコーヒーを持って行った時に慶さんが言った。
かえで「そう・・なのかな?わかんないけど・・・こう・・お腹をどんってされた時はコートも着てたし?」
寒い季節だから分熱めのコートを着ていたことを思い出した。
慶「あぁ、クッションになったかな。だから内臓が無事だったのかもしれない。」
かえで「ラッキーだったかなー。」
コーヒーを机の上に置く。
いろんな書類が出てる机の上。
ちらっと見たけどなにがなんだかさっぱりわからなかった。
慶「ラッキー・・・か。」
かえで「?・・・じゃあ、私戻るね?今日の晩御飯は鶏のトマトクリーム煮だよ。」
慶「!・・・うまそ・・。さっさと仕事終わらせる。」
かえで「ふふっ。じゃあね。」
買い物にも行かないといけない私は慶さんのお仕事場をあとにした。
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慶side・・・
慶(ラッキー・・・だけじゃだめだよな。)
今回は運がよかっただけかもしれない。
季節的にも厚着をするわけだし・・・殴られても衝撃を和らげることができた。
そもそもあいつがかえでにちょっかいを出さなければいいだけのことなのに、なんでそんなに絡んでくるのかも不思議だった。
慶(借金は返済のために隣町の会社で働いてるだろ?給料がほぼ無いにしても住むところは提供されてるハズだし・・・。かえでを頼る意味もないハズだ。)
俺が守ればいい話だけど・・・かえでがこの家の敷地から出る以上、無理がある。
かといって『出るな』とも言えない。
慶「役に立つかどうかわからないけど・・・かえでに教えるか。逃げ方と隠れ方を。」
俺は仕事部屋を見渡した。
ここにリョウの姿は無い。
でも呼べば・・・すぐに来る。
慶「リョウ。」
呼んだと同時に部屋のドアが開いた。
リョウ「はい、社長。」
慶「・・・忍者め。」
リョウ「ありがとうございます。ご用事は?」
慶「みんなに伝言。かえでには言うなよ?」
リョウ「?・・・はい。」
俺は計画をリョウに話した。
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リョウ「それはいいですね。」
話終わったあと、リョウが珍しく感想を言った。
慶「みんなの協力が必要だ。伝えてきてくれ。」
リョウ「かしこまりました。」
仕事部屋から出て行ったリョウ。
俺はきりのいいところまで仕事を終わらせ、かえでを探しに部屋を出た。
慶「さてと・・・かえでは乗ってきてくれるかな?」
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かえでside・・・
キッチンで晩御飯の仕込みをしてる時に慶さんが私を探しにきた。
慶「いたいた、かえでー。」
かえで「?・・・どうしたの?」
ちょうど仕込みが区切りのいいところ。
私は手を洗って慶さんの近くに行く。
慶「ちょっと時間ある?」
かえで「え?・・・うん。あるよ?仕込みももう終わるし。」
慶「ちょうどよかった。俺とゲームしない?」
かえで「・・・慶さんってゲームするの?」
ゲームをしてるところなんて見たこともなかった。
ケータイは電話するときしか触らないし、テレビゲームなんてする時間なさそうだ。
慶「『かくれんぼ』って知ってるよな?」
かえで「小さいころによく遊んだけど・・・。隠れる人と探す人に分かれて遊ぶやつだよね?」
慶「そうそう。この敷地全部使って・・・かくれんぼしない?」
かえで「!?・・・敷地全部!?」
まだ端から端まで全てを知らないこの敷地の中。
その中でかくれんぼって・・・見つけれる自信がない・・・。
慶「あ、ルールがある。」
かえで「ルール?」
慶「隠れるのはかえでな。」
かえで「?・・・慶さんが探すの?」
そう聞くと、慶さんはとんでもないことを私に言った。
慶「俺たち全員でかえでを探すから。」
かえで「全員って・・・・」
慶さんが言った瞬間、キッチンにぞろぞろ入ってきた本宅にいる人たち。
もうみんな知ってる人だ。
慶「今日は・・・19人だな。俺を入れて20人。」
かえで「・・へ!?」
慶「1分、待つ。俺たちに見つからずに5分隠れれたらかえでの勝ちな。願い事、なんでも叶えてあげる。」
5分隠れるくらいなら見つからないと思う。
思うけど・・・
かえで「負け・・・たら・・?」
負けた時が怖い。
慶「負けたら俺と5分間キスの刑。」
かえで「!?」
慶「5分もしたら・・・歩けなくなるかもなー?」
かえで「そっ・・そんなの困るっ・・!」
キスだけじゃ済まない。
きっと・・・その先がある。
慶「拒否はできないからな?仕込みはもう大丈夫?」
かえで「仕込みは・・・次はご飯の時間だけど・・・。」
慶「よし。じゃあ『かくれんぼ』よーい、スタート。」
かえで「!?」
腕時計を見始めた慶さん。
私は慌ててキッチンから出た。
かえで(かくれるとこ・・・!)
ぱたぱたと走って隠れるとことを探す。
右に左にドアがあるけど、どれも開けられたら終わりだ。
かえで(どこがいいのー!?)
走り回ってるうちに見つけた段ボールの山。
箱買いしてる日用品たちが入ってる。
かえで(ここなら・・!)
段ボールを少しずらして奥に入り込む。
身を屈めて私の姿が見えないようにした。
かえで(5分くらいなら大丈夫・・・だよね?)
そのとき、大きな声で慶さんが叫んだ。
慶「1分!!」
かえで(来る!)
どきどきしながら5分経つのを待つ。
でも・・・ものの数十秒で私は見つかってしまった。
慶「みーつけた。」
かえで「!?・・なっ・・なんで!?」
段ボールの上から私を覗き込む慶さんと本宅の人たち。
ほぼ全員に居場所がバレてたみたいだった。
慶「じゃ、お前らは解散な。」
部下「お疲れっしたー。」
ぞろぞろと散っていく本宅の人たち。
慶さんは段ボールを避けて、私の隣に座った。
慶「じゃ、罰ゲームな。」
かえで「んむっ・・!?」
ちゅ・・ちゅ・・・と慶さんが私の唇を食べる。
慶「ほら・・口開けて・・?」
かえで「んーっ!」
開けまいと必死に口を噤んだ。
慶「お?・・・そんなかわいいことして・・・無駄なのに。」
かえで「!?」
唇と舌を使って器用に私の口をこじ開ける慶さん。
舌が私の口の中を食べつくしていく。
かえで「ふぁっ・・んぅ・・・」
慶「久しぶりだからなー・・・美味い。」
・・・慶さんはきっちり5分間、私の口の中を弄んだ。
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かえで「はぁ・・はぁ・・・・」
慶「あー・・かわいい・・・。」
力が入らなくなった私の身体をぎゅっと抱きしめる慶さん。
もう終わりだと思って安心してると、慶さんはさらにとんでもないことを言った。
慶「あ、この『かくれんぼ』は1日3回するから。」
かえで「・・・はい!?」
慶「しっかり5分間逃げれるようになりなよー?じゃ、俺も仕事戻る。」
そう言って立ち上がり、仕事部屋に向かって歩いて行ってしまった。
かえで「う・・嘘・・・1日・・3回もするの!?」
半分冗談だと思っていたけど、その日、残りの2回分、かくれんぼがあった。
2回とも数十秒で見つかり、『5分間キス』の刑に処された私。
変なスイッチが入ったまま離れに戻った。
かえで「うぅぅ・・・体が熱い・・・。」
中途半端に『キス』だけ・・・。
触って欲しくてたまらない気持ちになってしまっていた。
かえで「どうしうよう・・・お風呂に入ったら鎮まるかな・・・。」
そう思いながらお風呂に行く準備をしてると、玄関戸が開き、慶さんが入ってきた。
慶「かえでー?もう寝たー?」
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