87 / 91
87
しおりを挟む
「んー・・・。」
翌朝、目を覚ました私はベッドからゆっくり起き上がった。
右を見ても左を見ても涼さんの姿は無く、私一人で眠っていたようだ。
「いま・・なんじ・・・」
どれくらい眠っていたか分からなかったけど、昨日涼さんに抱いてもらったことだけはハッキリと覚えていた。
何度も何度も気持ちよくされて、最終的には意識を手離すように眠ってしまったのだろう。
「久しぶりすぎて・・・怖いくらい気持ちよかった・・・」
この数か月で涼さんに教え込まれた快感はちゃんと私のナカで覚えていた。
私の弱いところを熟知してる涼さんは、ベッドの上で容赦なく私に『気持ちイイ』を与え続けるのだ。
「好きって・・・怖い。」
『もっと』求めてしまう自分がいるのが怖かった。
私から離れてほしくなくて、もっと依存してほしくて求めてしまう。
この1カ月くらい、触れてくれない涼さんに不安を抱いていたけど・・・それは杞憂だった。
鼻を抜けるバラの香りが昨日のことを思い出させてくれる。
「プロポーズ・・・嬉しかった。」
右の薬指にある指輪を見て微笑む。
思ってもみない演出にかなり驚いたけど、きっと涼さんがものすごく考えてくれたことだろう。
あの場所、花言葉の意味を全て考えてくれたのかと思うと、嬉しくてまた頬が緩む。
「・・・ふふ。」
涼さんに抱きつきたくなった私はベッドに置いてある長袖のTシャツを着てベッドから下りた。
涼さんを探そうと一歩踏み出した時、太ももに何かが伝う感触が私を襲った。
「え・・?」
視線を足に向けると、白い液体が伝い落ちて行くのが見えた。
これは・・・涼さんだ。
「!?」
驚いた私は急いでトイレに駆け込んだ。
流れ出てくる白い液体を拭いていく。
「すごい量なんだけど・・・」
これだけの量を注ぎ込まれたのなら、妊娠する可能性がある。
これから海外に移住と計画してる時に妊娠はまずいんじゃないかと、一人不安にかられた。
「と・・とりあえず服を着ないと・・・」
私はナプキンを手に取り、クローゼットに向かった。
着替えを済ませてリビングに行くと、そこに1枚の置手紙があるのが見えた。
『仕事行ってきます。疲れてるだろうからゆっくり寝てるんだよ。涼』
そう書かれた紙をそっと折り畳み、鞄にしまう。
「寝てる時間は・・・無いよ、涼さん。」
そう呟き、私はリビング中にあるバラの花を見渡した。
昨日涼さんに頂いたバラは全部で3354本。
涼さんが私の為に用意してくれたものだから、その全てをずっととっておきたいのだ。
「さて!全部ドライフラワーにしようか!」
そう言って私は黙々と作業を始めていったのだった。
ーーーーー
ーーーーー
それから数日後の昼過ぎ。
また海外移住の下見に行く為に準備をしていた私は手を止め、外に出ていた。
向かった先は・・・連のところだ。
「ハルー。」
連の会社の入り口にいると、知った声が私を呼んだ。
「連っ。」
手を振りながら駆け寄ってくる連。
私も笑顔で手を振った。
「店、行くだろ?どこがいい?」
いろんな方向を指差す連に、私は一か所、お店を指差した。
「あそこでパフェが食べたいなー?」
そう言うと連は笑っていた。
「ははっ、はいはい、チョコレートパフェだろ?」
「うんっ。」
連と一緒にカフェや喫茶店に行くときは決まってチョコレートパフェを食べていた私。
連もそのことを覚えていてくれていたようで、私の頭を撫でてきた。
「じゃ、行こうか。」
私たちはお店に向かって足を進めた。
お昼を回ったところだからか歩いてる人も少なく、お店でもすぐに席につけそうだ。
「二人。」
店に入ると同時に連がお店の人にそう伝えた。
空いてる席を見つけて向かい合うようにして座る。
「ご注文はお決まりでしょうか。」
そう聞いてきた店員さんに、連はメニュー表も見ずに答えた。
「チョコレートパフェ1つとホットコーヒー1つ、それとホットのカフェオレ1つで。」
「かしこまりました。」
注文をしてくれた連は、店員さんが去っていくのを確認して私に向けて口を開いた。
「もう大丈夫か?あらかた話は代表から聞いてるけど・・・」
連は心配そうに私を見ていた。
詳しいことを話してなかった私は、涼さんがしてくれた話とはかぶるかもしれないけど連に話すことにした。
あの日、病院に連れて行かれてから今日までのことを。
「え・・・海外に移住・・?」
「そう。また犯人がでてきたら同じことが繰り返されるかもしれない・・・ううん、あの口ぶりだったらたぶん繰り返される。なら・・海外に住まいを移そうって話になったの。ちょうど涼さんも海外で仕事になりそうだったし。」
そう伝えた時、私たちのテーブルにチョコレートパフェとコーヒー、カフェオレが運ばれて来た。
つやめくチョコレートソースを見つめてると、連は残念そうな口ぶりで言った。
「せっかくお前と再会できたのに・・・また離れるのか・・。」
4年ぶりに偶然出会えたことは、私も嬉しかった。
それと同時に申し訳ない気持ちににもなり、今、こうやって時々会えることが奇跡みたいにも思えていた。
「行き先が決まったらちゃんと伝えるし、ケータイも持って行くよ。また・・いつでも会える。」
私が日本に帰ってくるかどうかはわからないけど、今回は消えるような真似はしない。
大切な人達に心配をかけたくないからだ。
「わかってる。俺としてもお前が無事で、楽しく幸せに過ごせてたらそれでいい。」
「連・・・」
「大事な妹だからな。ちょっとお転婆なところもあるけど。」
そう笑いながら言う連に、私は少しむくれながら反論した。
「それは昔のことっ。」
「えー?どうだかな。」
「もうっ・・!」
「ほらほら、パフェのアイスが溶けていくぞ?さっさと食え。」
そう言われ、私はスプーンを手に取った。
溶けかけてるアイスをすくい、口に運ぶ。
「いただきますっ。」
「どうぞ召し上がれ。」
ぱくぱくとパフェを口に運びながら私たちは思い出話に花を咲かせた。
あんなこともあったとか、こんなこともしたとか・・・ほとんどは二人でした楽しかったことだった。
これから先、連に会う機会はぐっと減る。
だからこの瞬間も思い出にしてとっておきたかった。
「連、ありがとう。」
「!・・どういたしまして、こちらこそありがとな。こんないい妹を持てて俺は幸せだよ。」
連と一緒に仕事をし、美園さんにも出会え、私も幸せだった。
ゆっくり食べるパフェは溶けてしまい、最後は液体となったアイスをスプーンですくいながら食べた。
そして食べ終わったあと、私と連は別れて・・・連は仕事に、私は兄の病院に向かってお互い足を進めていった。
翌朝、目を覚ました私はベッドからゆっくり起き上がった。
右を見ても左を見ても涼さんの姿は無く、私一人で眠っていたようだ。
「いま・・なんじ・・・」
どれくらい眠っていたか分からなかったけど、昨日涼さんに抱いてもらったことだけはハッキリと覚えていた。
何度も何度も気持ちよくされて、最終的には意識を手離すように眠ってしまったのだろう。
「久しぶりすぎて・・・怖いくらい気持ちよかった・・・」
この数か月で涼さんに教え込まれた快感はちゃんと私のナカで覚えていた。
私の弱いところを熟知してる涼さんは、ベッドの上で容赦なく私に『気持ちイイ』を与え続けるのだ。
「好きって・・・怖い。」
『もっと』求めてしまう自分がいるのが怖かった。
私から離れてほしくなくて、もっと依存してほしくて求めてしまう。
この1カ月くらい、触れてくれない涼さんに不安を抱いていたけど・・・それは杞憂だった。
鼻を抜けるバラの香りが昨日のことを思い出させてくれる。
「プロポーズ・・・嬉しかった。」
右の薬指にある指輪を見て微笑む。
思ってもみない演出にかなり驚いたけど、きっと涼さんがものすごく考えてくれたことだろう。
あの場所、花言葉の意味を全て考えてくれたのかと思うと、嬉しくてまた頬が緩む。
「・・・ふふ。」
涼さんに抱きつきたくなった私はベッドに置いてある長袖のTシャツを着てベッドから下りた。
涼さんを探そうと一歩踏み出した時、太ももに何かが伝う感触が私を襲った。
「え・・?」
視線を足に向けると、白い液体が伝い落ちて行くのが見えた。
これは・・・涼さんだ。
「!?」
驚いた私は急いでトイレに駆け込んだ。
流れ出てくる白い液体を拭いていく。
「すごい量なんだけど・・・」
これだけの量を注ぎ込まれたのなら、妊娠する可能性がある。
これから海外に移住と計画してる時に妊娠はまずいんじゃないかと、一人不安にかられた。
「と・・とりあえず服を着ないと・・・」
私はナプキンを手に取り、クローゼットに向かった。
着替えを済ませてリビングに行くと、そこに1枚の置手紙があるのが見えた。
『仕事行ってきます。疲れてるだろうからゆっくり寝てるんだよ。涼』
そう書かれた紙をそっと折り畳み、鞄にしまう。
「寝てる時間は・・・無いよ、涼さん。」
そう呟き、私はリビング中にあるバラの花を見渡した。
昨日涼さんに頂いたバラは全部で3354本。
涼さんが私の為に用意してくれたものだから、その全てをずっととっておきたいのだ。
「さて!全部ドライフラワーにしようか!」
そう言って私は黙々と作業を始めていったのだった。
ーーーーー
ーーーーー
それから数日後の昼過ぎ。
また海外移住の下見に行く為に準備をしていた私は手を止め、外に出ていた。
向かった先は・・・連のところだ。
「ハルー。」
連の会社の入り口にいると、知った声が私を呼んだ。
「連っ。」
手を振りながら駆け寄ってくる連。
私も笑顔で手を振った。
「店、行くだろ?どこがいい?」
いろんな方向を指差す連に、私は一か所、お店を指差した。
「あそこでパフェが食べたいなー?」
そう言うと連は笑っていた。
「ははっ、はいはい、チョコレートパフェだろ?」
「うんっ。」
連と一緒にカフェや喫茶店に行くときは決まってチョコレートパフェを食べていた私。
連もそのことを覚えていてくれていたようで、私の頭を撫でてきた。
「じゃ、行こうか。」
私たちはお店に向かって足を進めた。
お昼を回ったところだからか歩いてる人も少なく、お店でもすぐに席につけそうだ。
「二人。」
店に入ると同時に連がお店の人にそう伝えた。
空いてる席を見つけて向かい合うようにして座る。
「ご注文はお決まりでしょうか。」
そう聞いてきた店員さんに、連はメニュー表も見ずに答えた。
「チョコレートパフェ1つとホットコーヒー1つ、それとホットのカフェオレ1つで。」
「かしこまりました。」
注文をしてくれた連は、店員さんが去っていくのを確認して私に向けて口を開いた。
「もう大丈夫か?あらかた話は代表から聞いてるけど・・・」
連は心配そうに私を見ていた。
詳しいことを話してなかった私は、涼さんがしてくれた話とはかぶるかもしれないけど連に話すことにした。
あの日、病院に連れて行かれてから今日までのことを。
「え・・・海外に移住・・?」
「そう。また犯人がでてきたら同じことが繰り返されるかもしれない・・・ううん、あの口ぶりだったらたぶん繰り返される。なら・・海外に住まいを移そうって話になったの。ちょうど涼さんも海外で仕事になりそうだったし。」
そう伝えた時、私たちのテーブルにチョコレートパフェとコーヒー、カフェオレが運ばれて来た。
つやめくチョコレートソースを見つめてると、連は残念そうな口ぶりで言った。
「せっかくお前と再会できたのに・・・また離れるのか・・。」
4年ぶりに偶然出会えたことは、私も嬉しかった。
それと同時に申し訳ない気持ちににもなり、今、こうやって時々会えることが奇跡みたいにも思えていた。
「行き先が決まったらちゃんと伝えるし、ケータイも持って行くよ。また・・いつでも会える。」
私が日本に帰ってくるかどうかはわからないけど、今回は消えるような真似はしない。
大切な人達に心配をかけたくないからだ。
「わかってる。俺としてもお前が無事で、楽しく幸せに過ごせてたらそれでいい。」
「連・・・」
「大事な妹だからな。ちょっとお転婆なところもあるけど。」
そう笑いながら言う連に、私は少しむくれながら反論した。
「それは昔のことっ。」
「えー?どうだかな。」
「もうっ・・!」
「ほらほら、パフェのアイスが溶けていくぞ?さっさと食え。」
そう言われ、私はスプーンを手に取った。
溶けかけてるアイスをすくい、口に運ぶ。
「いただきますっ。」
「どうぞ召し上がれ。」
ぱくぱくとパフェを口に運びながら私たちは思い出話に花を咲かせた。
あんなこともあったとか、こんなこともしたとか・・・ほとんどは二人でした楽しかったことだった。
これから先、連に会う機会はぐっと減る。
だからこの瞬間も思い出にしてとっておきたかった。
「連、ありがとう。」
「!・・どういたしまして、こちらこそありがとな。こんないい妹を持てて俺は幸せだよ。」
連と一緒に仕事をし、美園さんにも出会え、私も幸せだった。
ゆっくり食べるパフェは溶けてしまい、最後は液体となったアイスをスプーンですくいながら食べた。
そして食べ終わったあと、私と連は別れて・・・連は仕事に、私は兄の病院に向かってお互い足を進めていった。
23
お気に入りに追加
547
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて
アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。
二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――
女性が全く生まれない世界とか嘘ですよね?
青海 兎稀
恋愛
ただの一般人である主人公・ユヅキは、知らぬうちに全く知らない街の中にいた。ここがどこだかも分からず、ただ当てもなく歩いていた時、誰かにぶつかってしまい、そのまま意識を失う。
そして、意識を取り戻し、助けてくれたイケメンにこの世界には全く女性がいないことを知らされる。
そんなユヅキの逆ハーレムのお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる