溺愛彼氏は経営者!?教えられた夜は明けない日が来る!?

すずなり。

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「いってらっしゃい。」

「行ってきます。」


涼さんと一緒に暮らし始めて5日が経った。

涼さんは毎日私を仕事場まで送ってくれ、終わる時間帯に迎えに来てくれてる。

時間が合わないときはタクシーで帰れるように手配してくれていて、『過保護』という枠を飛び越えそうな勢いだった。

服を1枚も持たずに来てしまってる私の為に、涼さんは服のメーカーさんを呼んで1週間分くらいの服も買ってくれ・・・ほんとお世話をかけっぱなしだった。

今は私の仕事が休みの為、朝から涼さんを送り出したところだ。


「よし、お世話になってるから掃除でもしようか!」


そう思って掃除用具の入ってる棚を開けた。


「普段の掃除は『家政婦さん呼んでる』って言ってたし、ちょっとは役に立たないと・・・。」


涼さんから与えてもらってばかりの私は、何も返せれないまま5日もお世話になってしまっていた。

買ってもらってる分や、ここでお世話になってる生活費はあとで返すとしても、今できることもしておきたい。

料理は作ってるけど得意と言えるほどの腕は持ち合わせてない私の得意なことと言えば、『花を生ける』ことか『掃除』くらいしかないのだ。


「がんばるぞーっ!」


私はモップに雑巾、それにスポンジを手に持ち、掃除に没頭していった。



ーーーーー



「ただいまー?」


仕事が思いのほか早く終わった俺は、ハルが待ってる家に帰って来た。

会社から家までは最短で数十秒、最長でも5分あれば着くから、連絡するよりも先に家に着いてしまう。


「ハルー?」


ハルと暮らし始めてからというもの、俺は家に帰るのが楽しみで仕方なかった。

誰かが家で待っててくれてるっていうのが、これほどうれしいものとは思ってなかったからだ。


(もうマンションに戻らないで欲しいけど・・・それは無理なことだな。)


ハルは1日でも早くマンションに帰って、花がどうなってるか見たいことだろう。

そして今、起業するために進めてるものも回収したいはずだ。


(消防に連絡したけどまだ帰れる状態じゃないみたいだし・・・。)


ハルの為にいろいろ動いてはいるけど、どれもいい方向には進んでなかった。

消防も警察も管理会社もいい言葉はくれない。


(まぁ、もうちょっと様子みようか。・・・で、ハルは?)


それも大事だけど、ハルが出迎えに来てくれないことが俺にとって問題だった。

いつもなら笑顔を溢れさせながら玄関ホールまで飛んでくるのに。


(出かけた・・わけはないか。鍵渡してないから帰ってこれなくなるし・・・。)


ハルと一緒に暮らし始めてから注文した合鍵は、まだ出来上がってない。

だからハルは俺と一緒じゃないと家に帰れないのだ。


「おかしいな・・。ハルー?」


名前を呼びながらリビングに入ると、ソファーで横になってるハルを見つけた。

リビングが輝くくらいキレイになってることから、一日中掃除してたであろうことが推測できた。


「あーあー・・疲れて寝ちゃったのか。」

「・・・zzz。」


すぅすぅと寝息を立てて寝てるハルの隣に座り、俺は頭を撫でた。

茶色い癖のある髪の毛を掬って、耳にひっかける。


「・・・ちっちゃい顔。」


ハルは顔だけじゃなくてどこもかしこも小さい。

背も、身体も、足も、手も・・・どれもこれも小さくて、少し力を入れて抱きしめたら折れそうな気がして仕方ないのだ。


「まさか10も下の女の子に惚れ込むなんて・・・思ってもみなかったよ。」


そう言いながらハルの頬に唇を落とした。

ちゅっと音を立ててみるけど、ハルは目を覚ましそうにない。


「・・・これはチャンスだな?」


俺はハルを抱えて螺旋階段を上がった。

ベッドにそっと寝かせて服を脱がせていく。


「あー・・うまそ・・。」


下着姿になったハルは、『食べて』と言わんばかりにかわいかった。

真っ白な肌に、薄いピンクのブラ。

レースがたっぷりついていて、同じデザインのパンツも履いてる。


「そういえばハルを初めて触った時も寝てたときだっけ。」


寝ぼけていたハルは大胆にも俺を誘ってきた。

そんな色っぽいハルもよかったけど、俺としてはかわいいハルが好きだ。

今日は満足するまで・・・襲わせてもらう。


「いつになったら起きる?ハル。」


そう声をかけ、俺はハルの全身を撫で始めた。




ーーーーー



「ん・・・」


熱い身体に違和感を覚えた私は目を開けた。

掃除が終わってからいつの間にか眠ってしまっていたらしく、意識が朦朧とする。


「あれ・・ここどこ・・・」


寝ていたのはリビングのハズが、見覚えのない天井が視界に入っていた。

それと同時に、胸に刺激が走った。


「!?・・・ぁんっ・・!」

「あ、起きた?」


胸元を見ると、そこには涼さんがいた。

私に覆いかぶさるようにして・・・私の胸を舐め上げてる。


「!?!?・・・涼さん!?何して・・・んぁっ・・!」

「何って・・・かわいく寝てたから今日は俺が満足するまで抱かせてもらおうかと。」

「満足って・・・!毎日シてる・・・ひゃぁぁっ・・!?」


涼さんは私の言葉なんてお構いなく、身体を下にさげていった。

そして私の太ももの間に顔を埋め、大事なところをぱくっと食べたのだ。

ぺろぺろと舐め上げられ、私の身体の力が一気に抜けていく。


「あぁぁぁぁっ・・!いやぁぁっ・・・」

「嫌?腰、浮いてるよ?」

「やだっ・・!そんなとこ舐めないでっ・・!あぁぁっ・・・」

「いっぱい溢れてくる・・・かわいい。」


敏感なところをくちゅくちゅと舐められ続け、階段を駆け上がるような感覚が私を襲い始めた。

こうなるともう、昇りつめない限り解放されない。


「あっ・・!あっ・・!」

「お?イく?・・・じゃあここでストップ。」


そう言って涼さんは舐め上げるのを辞めた。


(はぁっ・・はぁっ・・・どうして・・・)


舐められるのは恥ずかしいから辞めてもらえて安心できたけど、この火照った身体は治まらない。

触って欲しくてたまらない私は、いつの間にか足を擦り合わせてしまっていた。


「・・・イきたい?」

「---っ!」


涼さんに初めて抱かれてから、会うたびに抱かれて来たこの体は、与えられる快感を覚えてしまっていた。

大好きな人に愛されながら抱かれる幸福感は、代わりになるものが何もないことを涼さんが教えてくれたのだ。


「ん?ハル?どうする?」


涼さんは私の顔を覗き込みながら、指で大事なところに指を這わせ始めた。

ゆっくりゆっくりなぞって、水音をわざと大きく響かせてる。


「『イきたい』って言ってくれたらうれしいな?」


そう言いながら私の顔じゅうに唇を落としていく涼さん。

私は彼の両頬を手で包み、泣きそうな顔で答えた。


「いっ・・挿れてほし・・っ・・」

「え?」

「欲しいのっ・・涼さんが欲しいっ・・早く挿れてっ・・?」

「---っ!!」


涼さんは私の口を乱暴に塞いできた。


「んぅっ!」

「あー、もう・・そんなかわいいこと言ったら優しく抱けないだろ・・」


くちゅくちゅと口の中を食べられながら、私は必死に涼さんに伝える。


「んぁっ・・!好きっ・・んんっ!いっぱい・・愛してっ・・」

「俺もハルにいっぱい愛されたい・・・だから・・意識飛ばすなよ?」


そう言って涼さんは私のナカに一気に入って来た。


ぐちゅんっ・・・!



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