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ーーーーー
「はぁっ・・・はぁっ・・・」
一平さんの運転で家に帰ってきた私は、『熱っぽい』と言って部屋にこもった。
朝までここで過ごすため、ベッドに寝転びながら一人で耐えてる。
『もし風邪だったらみんなに移すかもしれないから、一人にして欲しい』と伝えておいたから、朝までは放置してくれるだろう。
でも、媚薬の効果が本格的に効き始めたのか、体が熱くて熱くて仕方がない。
「水持ってくればよかった・・・」
私用に作ってくれたこの部屋は、シャワーもついてるしトイレもついてる。
水を飲んでトイレの回数を増やせば、早く薬が抜けると思ったのだ。
でも・・・
「だめだ・・動くと体が反応しちゃう・・・」
もう服が擦れると軽くイってしまうんじゃないかと思うくらい肌が敏感になっていた。
圭一さんに触ってもらえたらどんなにイイかと想像しながら熱が引くのを待つ。
「大丈夫・・・大丈夫・・・・んっ・・・」
体中に回った媚薬はいつ引くかはわからない。
いつまで戦えばいいのかわからず、不安を覚えそうになった時、部屋の扉が開く音が聞こえた。
「柚香?調子悪いって一平から聞いたけど大丈夫か?医者呼ぶ?」
「---っ!」
間が悪くも圭一さんが帰ってきてしまったのだ。
「だっ・・・大丈夫・・・んっ・・・」
「苦しそうだな。ほら、体温計持ってきたから熱、測りな?」
「いっ・・いいっ・・だいじょ・・・あっ・・・」
「?・・・柚香?ちょっと布団めくるからな?」
「あっ・・・!」
圭一さんは布団の端を持ち、めくりあげてしまった。
「・・・柚香!?どうした!?」
「んぅ・・・・」
めくられたことで全身に刺激が走り、私は身を小さくした。
その姿を見てか、圭一さんが私の首元に手をあててきたのだ。
「息が荒いな・・・熱は?顔は真っ赤だけど・・・目も潤んでるし・・・」
「んぁ・・・・け・・圭一さ・・・」
「どうした?どこか痛い?」
「さ・・触らない・・で・・・っ。」
「え?」
触られると過敏に反応してしまうことから、そう言った私。
でも圭一さんはそんな私の言葉を無視して、両手で私の頬を包んだのだ。
「!!・・・これ・・何飲んだ!?」
「あぅ・・・・」
「まさか・・・媚薬・・・!?」
私が飲んだものの種類に確信を得たのか、圭一さんは私の胸の先端を指でつんっと押した。
「ひゃあぁぁぁ・・・!?あぁぁっ!」
欲しかったようで足りない刺激を受け、私は体を反らしてしまった。
そんな私の動きで圭一さんの確信は確かなものに変わったようだ。
「!?・・・一体誰に飲まされた!?」
「に・・二階堂・・さん・・・」
「あの庭師の弟子か!」
「あ・・あと・・・」
「『あと』?」
「ま・・茉里奈・・さん・・・・」
「は!?」
私は体をびくつかせながらお昼にあったことを話した。
ゆっくりしか話せない中で圭一さんは急かすことなく聞いてくれ、表情が見たこともないくらい怖い顔になっていったのだ。
「柚香、茉里奈はもう捕まえるから・・・これが最後の嫌がらせになる。」
「・・・?」
「ごめんな?こんなことに巻き込んで・・・」
「だ・・だいじょぶ・・・寝れば・・収まる・・・」
そう思って目を閉じようとしたとき、私の体がふわっ・・・と、浮き上がった。
「んあぁ!?」
「これは寝て抜けるものじゃない。償いになるかはわからないけど・・・抜けるまで付き合うから・・・」
そう言って圭一さんは私の体を背中側から抱きしめるようにして座らせた。
そして服の上から私の胸をゆっくり触りだしたのだ。
「あっ・・・!んっ・・!」
「多分、すぐに強い刺激が欲しいだろうけど・・・そこはちょっと我慢な?」
「やぁっ・・!んんっ・・!そこやだっ・・・!」
「『もっと』だろ?こんな硬くして・・・どれだけの時間、一人で耐えてたんだ?」
耳を舐めながら胸の先端を指で優しく撫でられ、私はそのまま昇りつめて行ってしまった。
「あぁぁぁぁっ・・・!!はぁっ・・!はぁっ・・!」
「上手。でもまだまだ足りないだろ?もっと・・もっと触ってあげるから・・・」
ーーーーー
ーーーーー
柚香が媚薬を飲んだと発覚してから2時間の時間が流れた。
体中に浸透した媚薬の効果は絶大で、今、柚香は膝をついた四つん這いの姿勢で俺に大事なところを舐められてる。
「あぁぁぁ・・・!んぅ・・・!」
「すご・・コリコリしてる・・・」
「言わな・・・あっ!」
「すぐイっちゃうんじゃない?」
硬くなって主張してる柚香の小さな豆。
押しつぶすようにして小刻みに震わせると、柚香は上半身をベッドに押し付けて腰をガクガク揺らして果てた。
「あぁぁぁっ・・・!」
「気持ちよかった?そろそろ指、挿れる?」
ぐっずぐずに蕩けてるであろう柚香のナカ。
指を一本入れると、すんなり受け入れてくれた。
「んぁぁぁっ!?」
「波打ってるな。ここだけで何回イけば満足する?」
ぷくっと膨らんでるところを押して一回イかせ、ゆっくり中を擦ってまたイかせ、豆を舐めながら出し入れしてイかせると、柚香はもう膝をついてすらいられないくらい体の力が抜けきってしまった。
「はぁっ・・はぁっ・・お願・・っ・・・挿れてっ・・・圭一さんのが欲しぃっ・・!」
「!!・・・そんなかわいいおねだりなんか覚えちゃって・・・媚薬効果はすごいな。」
「早くぅっ・・・!」
柚香のおねだりに答えないわけはなく、俺は俯せで荒い息をしてる柚香に覆いかぶさりながらナカに押し挿った。
ぐちゅんっ・・!と、大きい水音が聞こえたと同時に、柚香が息を忘れたかのように口をパクパクさせてる。
「柚香・・・息、して?ほら、ゆっくりでいいから・・・」
「はっ・・!はっ・・!んあぁぁっ・・・!」
「いい子。気を失うまで抱いてやるから安心して啼いて?快楽に溺れたあと目を覚ましたら、もう薬は抜けてるからな?」
媚薬のせいか、イきすぎたせいか、ぐちゅぐちゅに蕩けた柚香の中は初めて感じるくらいの快感を俺に与えた。
奥を突く度に柚香の甘い声が部屋に響き、『もっと』とねだる柚香をいろんな体位で抱いていく。
初めて俺のモノを全て咥えこんだ柚香は泣きそうに切ない顔で俺を見て、その顔を見るたびにキスをし、快感を与える。
何度果てたかわからないくらい柚香の中に白濁液を吐き出し、陽が昇るころ、対面座位でキスをしてる時に柚香の体からかくんっと力が抜けたのだ。
薬が抜け、イきすぎて疲れて眠ってしまったようだ。
「・・・zzz。」
「ふぅー・・・まぁ、薬は抜けたみたいだな。」
赤らんでいた顔も今は落ち着き、眠ってるからか呼吸も穏やかだ。
柚香のあんな乱れた姿を見れたことには感謝するけど、巻き込んだことは許せない。
「弟子はカタギだな・・・手を出すわけにはいかない。でも茉里奈は違う。」
とっとと捕まえて柚香に慰謝料と、持ち逃げした俺の金を返させるため本格的に罠を張ることにした。
柚香に布団をかけ、身なりを整えて部屋の外に出る。
「藤沼、いるか?」
そう声をかけるとどこからともなく藤沼は現れた。
「ここに。」
「忍者か。・・・まだ茉里奈捕まえられてないんだろ?」
「申し訳ありません・・・。」
「いい。あいつを捕まえる作戦がある。今度確実に捕まえて来い。」
俺は思いついた罠を藤沼に話した。
それを聞いた藤沼は、ニヤっと笑い、即座に行動にかかったのだ。
「さて、見事に釣られてくれよ?茉里奈。」
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「はぁっ・・・はぁっ・・・」
一平さんの運転で家に帰ってきた私は、『熱っぽい』と言って部屋にこもった。
朝までここで過ごすため、ベッドに寝転びながら一人で耐えてる。
『もし風邪だったらみんなに移すかもしれないから、一人にして欲しい』と伝えておいたから、朝までは放置してくれるだろう。
でも、媚薬の効果が本格的に効き始めたのか、体が熱くて熱くて仕方がない。
「水持ってくればよかった・・・」
私用に作ってくれたこの部屋は、シャワーもついてるしトイレもついてる。
水を飲んでトイレの回数を増やせば、早く薬が抜けると思ったのだ。
でも・・・
「だめだ・・動くと体が反応しちゃう・・・」
もう服が擦れると軽くイってしまうんじゃないかと思うくらい肌が敏感になっていた。
圭一さんに触ってもらえたらどんなにイイかと想像しながら熱が引くのを待つ。
「大丈夫・・・大丈夫・・・・んっ・・・」
体中に回った媚薬はいつ引くかはわからない。
いつまで戦えばいいのかわからず、不安を覚えそうになった時、部屋の扉が開く音が聞こえた。
「柚香?調子悪いって一平から聞いたけど大丈夫か?医者呼ぶ?」
「---っ!」
間が悪くも圭一さんが帰ってきてしまったのだ。
「だっ・・・大丈夫・・・んっ・・・」
「苦しそうだな。ほら、体温計持ってきたから熱、測りな?」
「いっ・・いいっ・・だいじょ・・・あっ・・・」
「?・・・柚香?ちょっと布団めくるからな?」
「あっ・・・!」
圭一さんは布団の端を持ち、めくりあげてしまった。
「・・・柚香!?どうした!?」
「んぅ・・・・」
めくられたことで全身に刺激が走り、私は身を小さくした。
その姿を見てか、圭一さんが私の首元に手をあててきたのだ。
「息が荒いな・・・熱は?顔は真っ赤だけど・・・目も潤んでるし・・・」
「んぁ・・・・け・・圭一さ・・・」
「どうした?どこか痛い?」
「さ・・触らない・・で・・・っ。」
「え?」
触られると過敏に反応してしまうことから、そう言った私。
でも圭一さんはそんな私の言葉を無視して、両手で私の頬を包んだのだ。
「!!・・・これ・・何飲んだ!?」
「あぅ・・・・」
「まさか・・・媚薬・・・!?」
私が飲んだものの種類に確信を得たのか、圭一さんは私の胸の先端を指でつんっと押した。
「ひゃあぁぁぁ・・・!?あぁぁっ!」
欲しかったようで足りない刺激を受け、私は体を反らしてしまった。
そんな私の動きで圭一さんの確信は確かなものに変わったようだ。
「!?・・・一体誰に飲まされた!?」
「に・・二階堂・・さん・・・」
「あの庭師の弟子か!」
「あ・・あと・・・」
「『あと』?」
「ま・・茉里奈・・さん・・・・」
「は!?」
私は体をびくつかせながらお昼にあったことを話した。
ゆっくりしか話せない中で圭一さんは急かすことなく聞いてくれ、表情が見たこともないくらい怖い顔になっていったのだ。
「柚香、茉里奈はもう捕まえるから・・・これが最後の嫌がらせになる。」
「・・・?」
「ごめんな?こんなことに巻き込んで・・・」
「だ・・だいじょぶ・・・寝れば・・収まる・・・」
そう思って目を閉じようとしたとき、私の体がふわっ・・・と、浮き上がった。
「んあぁ!?」
「これは寝て抜けるものじゃない。償いになるかはわからないけど・・・抜けるまで付き合うから・・・」
そう言って圭一さんは私の体を背中側から抱きしめるようにして座らせた。
そして服の上から私の胸をゆっくり触りだしたのだ。
「あっ・・・!んっ・・!」
「多分、すぐに強い刺激が欲しいだろうけど・・・そこはちょっと我慢な?」
「やぁっ・・!んんっ・・!そこやだっ・・・!」
「『もっと』だろ?こんな硬くして・・・どれだけの時間、一人で耐えてたんだ?」
耳を舐めながら胸の先端を指で優しく撫でられ、私はそのまま昇りつめて行ってしまった。
「あぁぁぁぁっ・・・!!はぁっ・・!はぁっ・・!」
「上手。でもまだまだ足りないだろ?もっと・・もっと触ってあげるから・・・」
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柚香が媚薬を飲んだと発覚してから2時間の時間が流れた。
体中に浸透した媚薬の効果は絶大で、今、柚香は膝をついた四つん這いの姿勢で俺に大事なところを舐められてる。
「あぁぁぁ・・・!んぅ・・・!」
「すご・・コリコリしてる・・・」
「言わな・・・あっ!」
「すぐイっちゃうんじゃない?」
硬くなって主張してる柚香の小さな豆。
押しつぶすようにして小刻みに震わせると、柚香は上半身をベッドに押し付けて腰をガクガク揺らして果てた。
「あぁぁぁっ・・・!」
「気持ちよかった?そろそろ指、挿れる?」
ぐっずぐずに蕩けてるであろう柚香のナカ。
指を一本入れると、すんなり受け入れてくれた。
「んぁぁぁっ!?」
「波打ってるな。ここだけで何回イけば満足する?」
ぷくっと膨らんでるところを押して一回イかせ、ゆっくり中を擦ってまたイかせ、豆を舐めながら出し入れしてイかせると、柚香はもう膝をついてすらいられないくらい体の力が抜けきってしまった。
「はぁっ・・はぁっ・・お願・・っ・・・挿れてっ・・・圭一さんのが欲しぃっ・・!」
「!!・・・そんなかわいいおねだりなんか覚えちゃって・・・媚薬効果はすごいな。」
「早くぅっ・・・!」
柚香のおねだりに答えないわけはなく、俺は俯せで荒い息をしてる柚香に覆いかぶさりながらナカに押し挿った。
ぐちゅんっ・・!と、大きい水音が聞こえたと同時に、柚香が息を忘れたかのように口をパクパクさせてる。
「柚香・・・息、して?ほら、ゆっくりでいいから・・・」
「はっ・・!はっ・・!んあぁぁっ・・・!」
「いい子。気を失うまで抱いてやるから安心して啼いて?快楽に溺れたあと目を覚ましたら、もう薬は抜けてるからな?」
媚薬のせいか、イきすぎたせいか、ぐちゅぐちゅに蕩けた柚香の中は初めて感じるくらいの快感を俺に与えた。
奥を突く度に柚香の甘い声が部屋に響き、『もっと』とねだる柚香をいろんな体位で抱いていく。
初めて俺のモノを全て咥えこんだ柚香は泣きそうに切ない顔で俺を見て、その顔を見るたびにキスをし、快感を与える。
何度果てたかわからないくらい柚香の中に白濁液を吐き出し、陽が昇るころ、対面座位でキスをしてる時に柚香の体からかくんっと力が抜けたのだ。
薬が抜け、イきすぎて疲れて眠ってしまったようだ。
「・・・zzz。」
「ふぅー・・・まぁ、薬は抜けたみたいだな。」
赤らんでいた顔も今は落ち着き、眠ってるからか呼吸も穏やかだ。
柚香のあんな乱れた姿を見れたことには感謝するけど、巻き込んだことは許せない。
「弟子はカタギだな・・・手を出すわけにはいかない。でも茉里奈は違う。」
とっとと捕まえて柚香に慰謝料と、持ち逃げした俺の金を返させるため本格的に罠を張ることにした。
柚香に布団をかけ、身なりを整えて部屋の外に出る。
「藤沼、いるか?」
そう声をかけるとどこからともなく藤沼は現れた。
「ここに。」
「忍者か。・・・まだ茉里奈捕まえられてないんだろ?」
「申し訳ありません・・・。」
「いい。あいつを捕まえる作戦がある。今度確実に捕まえて来い。」
俺は思いついた罠を藤沼に話した。
それを聞いた藤沼は、ニヤっと笑い、即座に行動にかかったのだ。
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