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優弥とひなた。
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12月24日。
クリスマスイブの朝、お気に入りのクッションを抱きしめながら私は布団で寝ていた。
意識は夢の中から少し覚めかけだ。
「んー・・・。」
目覚ましのアラームはまだ鳴らない。
と、いうことはもうちょっと寝れそうだった。
(ちょっと明るい気がするけど・・・アラームなるまで寝よ・・。)
そう思ってもう一度夢の世界に旅立とうとしたとき、身体がびくついた。
つー・・となぞるように手が這ってる。
これは・・・優弥さんの手だ。
「んっ・・・」
「ひーなーたー、今日仕事だろ?起きなくていいのか?」
背中側から抱きしめるようにしてくっついてきた優弥さんは昨日の夜、仕事帰りにうちに泊まりに来た。
今日は休みらしい。
私はぎゅっとクッションを抱きしめながら優弥さんに聞いた。
「いま・・なんじ・・・」
「6時。」
アラームは7時に鳴るように仕掛けてある。
あと1時間は寝れる。
「もちょっと・・ねる・・・。」
そう言って意識を手離そうとしたとき、優弥さんはパジャマの下から手を滑り込ませてきた。
「じゃあ俺が起こす。」
優弥さんの手は、私のお腹をゆっくり撫で始めた。
面積が大きかった手はどんどん少なくなり、指一本で身体を撫で上がってくる。
焦らすようにゆっくりと・・・。
「んぅ・・・」
手の動きに気を取られないようにクッションをぎゅっと抱きしめた。
私が本当に寝たいときは、優弥さんはちょっと触るだけでそっとしておいてくれる。
今日もちょっとだけだと思った。。
でも優弥さんの手はどんどんと上に上がってきて・・・私の胸を触り始めた。
「!?・・・ぁっ・・!」
手を止めようとクッションから手を離して優弥さんの手首を掴む。
すると優弥さんは自分の手首をくるっと回して私の手を解き、逆に私の手首を掴んできた。
「ちょ・・・!?」
掴まれた手はもう一方の手と重ねさせられ、私の両手は優弥さんの片手で固定されてしまった。
こうなったらもう抵抗の術がない。
「ひなた、甘い声・・・聞かせて。」
そう言って優弥さんは私の胸の先端を・・きゅっと摘まんだ。
「あっ・・・!」
「最高。でも隣いるから声、抑えめにな。」
優弥さんは手を掴んだまま私の身体引っ張って向きを変えた。
固定されてる手は頭の上に持って行かれ、私は仰向けで胸を突き出した状態になってしまった。
「もっと聞きたいけど壁はそんなに厚くないからな・・。」
そう言った瞬間、優弥さんは私に唇を重ねて来た。
くちゅくちゅと唇を舐められ、自然と口が開いていく。
すると舌が少しずつ入ってきて・・・私の口の中を占領していく。
目を閉じながら舌を絡めあってると、優弥さんは私の胸の先端を軽く摘まんだ。
「んぅっ・・!」
そのまま撫でたり摘まんだりを繰り返され、身体も触られ・・・
私の身体が熱くなっていくのがわかった。
「んんっ・・!んっ・・!」
優弥さんは私の足の間に自分の足を入れた。
閉じることのできない状態にされ、優弥さんの手が下に下がっていく。
「待っ・・・!」
止めようとしたものの、手は下着の中に入っていってしまった。
くちゅ・・・
優弥さんはゆっくり指を動かして、ナカに入るところを探し始めた。
その動きがもどかしい。
「あ・・あ・・・・」
私の身体を知り尽くしてる優弥さんは、すぐに入り口を見つけ、ゆっくり指を押し入れ始めた。
それと同時に優弥さんは私の手を解放して身体を引き寄せた。
横向きで向かい合った状態でぎゅっと抱きしめ、キスも少しずつ深くなっていく。
そして・・・
ぐちゅんっ・・・!!
「!?・・・んぁぁぁっ・・・!!」
急に指を深くまでいれられ、私はそのままイってしまった。
きゅー・・・っとナカが締まるのを感じる。
「はぁっ・・はぁっ・・」
荒い息を整えようと、肩で息をしてると優弥さんがぎゅっと私を抱きしめた。
「ほら、もうアラームなるぞ?」
「へ・・?」
その言葉と同時にケータイからピピピっという音が聞こえて来た。
どうやら時間ぴったりに起こされたようだ。
「え、待って。優弥さんは・・?」
優弥さんのがずっと私の身体にあたっていた。
だからこのままするのだと思ったのに、優弥さんはそんなそぶりを見せなかった。
「もう仕事の準備だろ?」
そう言って布団から立ち上がった。
「でも・・・」
私の視線上に優弥さんのが目に入った。
大きくなってるそれは、パジャマの中で苦しそうだ。
「今日は時間無いしな。また今度。」
バサッと布団をあげていく優弥さんに私は違和感を覚えた。
いつもなら間違いなく最後までするのに、自分から『しない』と言ったのだ。
(・・・なんかおかしい。)
そう思ったものの、優弥さんの言う通り時間はない。
支度して仕事にいかないといけないのだ。
「じゃあ・・・ご飯作るね?」
「おぅ。」
布団は優弥さんに任せ、私はキッチンに向かった。
そこで昨日の残り物を温め直して味噌汁を作り、卵焼きを焼いていく。
ジュージューといい音と匂いが漂い始めた頃、優弥さんは寝室から出て来た。
着替えも済ませてる。
「あれ?今日休みじゃないの?家にいてていいよ?」
そう聞きながら私はご飯をお茶碗によそった。
「ひなたが仕事の間は俺もちょっと用事あるから出るよ。」
「そうなの?私、夕方には帰ってくるからー。」
「俺もそれくらいに戻ってくる。」
優弥さんは私からお茶碗を受け取り、テーブルに並べていってくれた。
残りのおかずも二人で運んでいく。
「じゃあ、いただきまーす。」
「いただきます。」
私たちは朝ご飯を済ませ、同時に家を出た。
私は仕事、優弥さんは用事を済ませるために。
「じゃあまたあとでねー。」
「気をつけてなー。」
ーーーーー
夕方。
優弥はひなたの仕事が終わる時間に合わせて弁当屋に迎えに来ていた。
腕時計を見ながら、ひなたが出て来るのを待ってる。
「そろそろか?」
滅多なことでは残業はない。
少し時間を置くと、予想通りひなたが店の裏口から出て来るのが見えた。
「ひなたー!」
そう叫ぶとひなたは俺の姿を探し、にこっと笑って手を振った。
裏口の扉を施錠して、俺のもとに走ってくる。
「迎えに来てくれたの?」
「そ。ちょっと寄りたいとこもあるから一緒に行こう。」
「?・・・うん。」
そう言ってひなたの手を握った。
小さい手は俺の手にすっぽりハマってしまう。
「どこ寄るの?」
「ん?すぐそこ。」
「すぐそこって・・・・」
弁当屋を出てすぐそこにあるものといえば一つしかない。
『消防署』だ。
「え?なんか忘れ物?」
「そんな感じ。」
配達やら差し入れやらでしょっちゅう消防署に来てるひなたは、なんの抵抗もなく署の中までついてきてくれる。
俺はひなたの手を握ったまま、2階の会議室まで足を運んだ。
そして会議室の扉を開けて、ひなたを中に入れた。
『メリー・クリスマース!!』
パーン!というクラッカーの大きな音がこだまし、ひなたの動きが固まった。
何が起こったのかわからないという顔をしてる。
「ひなたちゃん、びっくりした?」
そう聞いたのは翔馬だ。
「優弥、言ってなかったのか?」
「言うわけなじゃん、一応サプライズだし?」
宏斗に航平も続ける。
「え・・え・・・?」
驚きながらもまだ理解ができてないひなたに、俺は説明した。
いつもひなたに世話になってるから、翔馬たちがクリスマスパーティーを提案してきた事。
それは内緒にしておいて、驚かせようってことになったことを。
「・・・え!?私、プレゼントの用意ないですよ・・!?」
驚いた顔から一気に困った顔になったひなた。
それを見て翔馬たちは笑いながら言った。
「ははっ、いらないよ?俺たちが勝手にしてるんだし。」
「そうそう。」
「なんならいつも差し入れもらってるしね。」
翔馬たちは各々プレゼントを手に持ち、それをひなたに差し出した。
大小さまざまな大きさだ。
「メリークリスマス、ひなたちゃん。」
そう言ってひなたの手に次々とプレゼントを乗せていった。
「わ・・わ・・!え・・いただいていいんですか?」
困惑するひなたに、3人は頷いた。
そしてジュースの入った紙コップも、ひなたに手渡す。
「ま、時間が無いからこのジュースくらいしか飲めないんだけど・・・乾杯っ。」
「乾杯っ!」
ひなたは戸惑いながらコップに口をつけた。
そして翔馬たちが渡したプレゼントを開けていく。
「翔馬さんのは・・・ぬいぐるみだ!かわいい猫!」
「優弥じゃなくてそれ抱いて寝てくれていいよ?」
「宏斗さんは・・・あ!ペッパーミルだ!」
「それでおいしい差し入れ、期待してる。」
「航平さんは・・・小さい観葉植物だ!」
「それ、『マキの木』。育て方の紙も入ってるから楽しんで。」
全部のプレゼントをぎゅっと抱きしめ、ひなたは嬉しそうに言った。
「ありがとうございますっ!全部大切にしますっ!!」
俺たちはジュースを飲み干し、会議室を出た。
非番な上、会議室を勝手に長い時間使うわけにもいかず、ものの15分ほどで解散となったのだ。
消防署を出たひなたは両手にプレゼントを抱え、上機嫌で歩いてる。
「わかってたら私も用意しといたのになー。」
「言ってたらサプライズになんないじゃんか。」
「それはそうだけど・・・」
自分だけプレゼントを用意できてなかったことが残念なのか、ひなたの足取りが重くなった。
「じゃあ今度は俺がひなたにプレゼント渡す番な。」
「え?」
「明日、休みだろ?」
「うん、そうだけど・・・。」
「じゃあ行こう。」
そう言って俺の目的の場所に向かって出発した。
ーーーーー
「わぁ・・!!すごいーっ!!」
ひなたを連れてきたのは街で有名なイルミネーションスポットだ。
クリスマス限定できらびやかに飾られてる。
周りはカップルばっかりでどこもかしこも幸せそうだ。
「気に入った?」
そう聞くとひなたは嬉しそうに笑った。
「うんうんっ!すごくきれいっ!」
「そりゃよかった。・・奥まで行こうか。」
イルミネーションは、1か所だけじゃなく、歩きながら楽しめるようになっていた。
所々に写真スポットみたいなところがあるのが見える。
「写真、撮る?」
そうひなたに聞くと、ひなたは首を横に振った。
「ううん、いっぱい並んでるし。」
「あー、まぁ、確かに。」
パッと見た感じでも10組は並んでるように見えた。
「それに、優弥さんと一緒に見ながら歩いてるほうが、私は楽しいっ。」
にこにこ笑うひなたの笑顔は、俺にしか見せない笑顔だった。
翔馬たちにも笑顔を見せるけど、それとは違う。
屈託のない、幸せそうな笑顔だ。
「・・俺もひなたと一緒にいるの楽しいよ。」
ずっと好きだった女の子を手に入れたんだ。
離すなんてことはない。
そんなことを考えてると、ひなたが俺の手を自分の頬にあてた。
そして俺の目を見て・・・言った。
「大好きだよ、優弥さん。」
「!!・・・俺も。」
俺達は遅くまでイルミネーションを楽しんだ。
帰りはもちろんホテルに行き、ひなたを抱き潰す。
朝のおあずけの分、増量して。
ーーーーー
「やぁっ・・・!んぁっっ・・!!」
ちょっと贅沢なホテルに入ったあと、俺はひなたを甘やかしていた。
くちゅくちゅ、ぐちゅぐちゅとやらしい音を立てるひなたの甘い声に浸る。
「ほら、もっとかわいい声、聞かせて・・・。」
「あぁっ・・・!!」
長い時間手と口でぐちゅぐちゅに甘やかしたあと、対面座位でひなたのナカに入った。
何度もイッて、力が入らないひなたは俺にもたれかかりながら快感の波に溺れてる。
「やだっ・・・!きちゃうぅっ・・・!」
「まだ全部入ってないからな?もうちょっと耐えろ・・っ」
そう言って全部入るように、ひなたの体をぐっと沈めた。
ぐちゅ・・・ぐちゅぐちゅ・・ぐちゅんっ!!
「!?・・・・あぁぁぁぁぁっ・・・!!」
身体をびくびくと跳ねさせながらイッたひなた。
そのまま身体をベッドに沈め、ゆっくり腰を動かしていく。
くちゅっ・・ぱちゅっ・・・くちゅんっ・・・
「あっ・・!ぁんっ・・・!!」
「ぁっ・・・ひなたっ・・・」
ひなたのことを愛してるから大事にしたい。
大事にしたいと思う反面、めちゃくちゃに壊したくもなる。
だから・・・何度も何度も抱きたい。
ぐちゅんっ!ぐちゅっ!ぱちゅっ!ぱちゅっ!!
「あぁぁっ!!んぁぁっ・・・!!」
「ひなたっ・・・!」
これから先、いろんな形でひなたのことを愛してると伝えるだろう。
物や、行動、それに言葉・・・、たくさんの方法がある中でシチュエーションに合ったものを選ばないといけない。
そんな中でも今は・・・ぐちゅぐちゅに甘やかして溶かすのがいい。
「やぁぁっ!きちゃうきちゃうっ・・・!!」
声がどんどん高くなるひなた。
再び来る限界に、そろそろ俺も果てそうだった。
なら、ひなたの一番気持ちイイところがいい。
「ぅくっ・・・!ひなたっ・・おいで・・・!」
そう言ってひなたの背中に手を入れ、身体を抱き起こした。
膝をつき、足首を立ててひなたを座らせる。
するとイイ角度でひなたの一番奥まで入ることができるのだ。
ぐちゅぅぅぅーーー・・・・・ごりゅっ!
「ひぅっ・・・!!あぁぁぁぁぁ!!!」
下がってきてた子宮口にあたり、ひなたは思いっきりイッた。
きゅぅぅぅーーー・・・と締まるナカに耐えられず、俺も白濁液をナカに吐き出す。
「ぅあっ・・・!出るっ・・!」
ごぷごぷとひなたのナカに注ぎ込み、俺はまたひなたを抱いた。
・・・・・朝日が昇るまで。
ーーーーー
翌朝、昼まで寝ていた俺達はチェックアウトを済ませ、ひなたの家に帰ってきた。
ひなたは家に入るなり棚から小さな箱を取り出してきた。
赤い包装紙が巻かれてる。
「気に入ってもらえたらいいけど・・・。」
手渡されたはこを開けると、中にはタイピンが入っていた。
端っこに『Y』の文字が筆記体でオシャレに入ってる。
「俺の・・イニシャル?」
「うん、時々スーツで仕事行くときあるでしょ?そのときに使ってもらえたらなと思って。」
最近増えてきた現場以外の仕事。
偉いさんたちの会議に出席しないといけない時があるのだ。
「持ってなかったから助かる。ありがとう。」
「へへっ、よかったー。」
喜ぶひなたに、俺はポケットから小さくて細長い箱を取り出した。
それをひなたに差し出す。
「・・メリークリスマス。」
そう言うとひなたは驚きながら言った。
「え!?イルミネーションじゃなかったの!?」
「あれもプレゼントだけど、やっぱ形として残るのも欲しかったから用意した。」
俺はプレゼントの箱をゆっくりあけた。
スライド式の箱だ。
「・・・ブレスレットだ!!」
そう、事前に用意してたのはブレスレットだ。
小さな赤いバラがいくつかずつつらなっていて、長さも自由に変えれるやつだ。
「まぁ飲食業だからさ、普段はつけれないだろうけど。」
ひなたはブレスレットを箱からだし、すぐさま手首につけた。
家の中に差し込んでる太陽の光に反射してきらきら輝いてる。
「わぁぁぁ!ありがとう!優弥さん・・・!」
「また来年も楽しいクリスマス迎えような。」
ーーーーーーおわり。
あとがき。
優弥はこのあと仕事だったので、ひなたとのクリスマスはイブがメインだったそうです。
ひなたはこの日、休みだったので優弥と別れたあと、お菓子や軽食を作りまくり、夜に差し入れとして翔馬たちに、持っていきました。
優弥はひなたのご飯を独り占めしたかったようですが、翔馬たちにプレゼントのお返しができて嬉しそうなひなたを見て『たまにはいいか。』と、少し心に余裕ができたそうです。
ひなたが優弥しか見てないところが、心に余裕を持たせた要因のひとつでしょうね。
読んでいただきありがとうございました。
次はちーちゃんとかざねのお話です。
クリスマスイブの朝、お気に入りのクッションを抱きしめながら私は布団で寝ていた。
意識は夢の中から少し覚めかけだ。
「んー・・・。」
目覚ましのアラームはまだ鳴らない。
と、いうことはもうちょっと寝れそうだった。
(ちょっと明るい気がするけど・・・アラームなるまで寝よ・・。)
そう思ってもう一度夢の世界に旅立とうとしたとき、身体がびくついた。
つー・・となぞるように手が這ってる。
これは・・・優弥さんの手だ。
「んっ・・・」
「ひーなーたー、今日仕事だろ?起きなくていいのか?」
背中側から抱きしめるようにしてくっついてきた優弥さんは昨日の夜、仕事帰りにうちに泊まりに来た。
今日は休みらしい。
私はぎゅっとクッションを抱きしめながら優弥さんに聞いた。
「いま・・なんじ・・・」
「6時。」
アラームは7時に鳴るように仕掛けてある。
あと1時間は寝れる。
「もちょっと・・ねる・・・。」
そう言って意識を手離そうとしたとき、優弥さんはパジャマの下から手を滑り込ませてきた。
「じゃあ俺が起こす。」
優弥さんの手は、私のお腹をゆっくり撫で始めた。
面積が大きかった手はどんどん少なくなり、指一本で身体を撫で上がってくる。
焦らすようにゆっくりと・・・。
「んぅ・・・」
手の動きに気を取られないようにクッションをぎゅっと抱きしめた。
私が本当に寝たいときは、優弥さんはちょっと触るだけでそっとしておいてくれる。
今日もちょっとだけだと思った。。
でも優弥さんの手はどんどんと上に上がってきて・・・私の胸を触り始めた。
「!?・・・ぁっ・・!」
手を止めようとクッションから手を離して優弥さんの手首を掴む。
すると優弥さんは自分の手首をくるっと回して私の手を解き、逆に私の手首を掴んできた。
「ちょ・・・!?」
掴まれた手はもう一方の手と重ねさせられ、私の両手は優弥さんの片手で固定されてしまった。
こうなったらもう抵抗の術がない。
「ひなた、甘い声・・・聞かせて。」
そう言って優弥さんは私の胸の先端を・・きゅっと摘まんだ。
「あっ・・・!」
「最高。でも隣いるから声、抑えめにな。」
優弥さんは手を掴んだまま私の身体引っ張って向きを変えた。
固定されてる手は頭の上に持って行かれ、私は仰向けで胸を突き出した状態になってしまった。
「もっと聞きたいけど壁はそんなに厚くないからな・・。」
そう言った瞬間、優弥さんは私に唇を重ねて来た。
くちゅくちゅと唇を舐められ、自然と口が開いていく。
すると舌が少しずつ入ってきて・・・私の口の中を占領していく。
目を閉じながら舌を絡めあってると、優弥さんは私の胸の先端を軽く摘まんだ。
「んぅっ・・!」
そのまま撫でたり摘まんだりを繰り返され、身体も触られ・・・
私の身体が熱くなっていくのがわかった。
「んんっ・・!んっ・・!」
優弥さんは私の足の間に自分の足を入れた。
閉じることのできない状態にされ、優弥さんの手が下に下がっていく。
「待っ・・・!」
止めようとしたものの、手は下着の中に入っていってしまった。
くちゅ・・・
優弥さんはゆっくり指を動かして、ナカに入るところを探し始めた。
その動きがもどかしい。
「あ・・あ・・・・」
私の身体を知り尽くしてる優弥さんは、すぐに入り口を見つけ、ゆっくり指を押し入れ始めた。
それと同時に優弥さんは私の手を解放して身体を引き寄せた。
横向きで向かい合った状態でぎゅっと抱きしめ、キスも少しずつ深くなっていく。
そして・・・
ぐちゅんっ・・・!!
「!?・・・んぁぁぁっ・・・!!」
急に指を深くまでいれられ、私はそのままイってしまった。
きゅー・・・っとナカが締まるのを感じる。
「はぁっ・・はぁっ・・」
荒い息を整えようと、肩で息をしてると優弥さんがぎゅっと私を抱きしめた。
「ほら、もうアラームなるぞ?」
「へ・・?」
その言葉と同時にケータイからピピピっという音が聞こえて来た。
どうやら時間ぴったりに起こされたようだ。
「え、待って。優弥さんは・・?」
優弥さんのがずっと私の身体にあたっていた。
だからこのままするのだと思ったのに、優弥さんはそんなそぶりを見せなかった。
「もう仕事の準備だろ?」
そう言って布団から立ち上がった。
「でも・・・」
私の視線上に優弥さんのが目に入った。
大きくなってるそれは、パジャマの中で苦しそうだ。
「今日は時間無いしな。また今度。」
バサッと布団をあげていく優弥さんに私は違和感を覚えた。
いつもなら間違いなく最後までするのに、自分から『しない』と言ったのだ。
(・・・なんかおかしい。)
そう思ったものの、優弥さんの言う通り時間はない。
支度して仕事にいかないといけないのだ。
「じゃあ・・・ご飯作るね?」
「おぅ。」
布団は優弥さんに任せ、私はキッチンに向かった。
そこで昨日の残り物を温め直して味噌汁を作り、卵焼きを焼いていく。
ジュージューといい音と匂いが漂い始めた頃、優弥さんは寝室から出て来た。
着替えも済ませてる。
「あれ?今日休みじゃないの?家にいてていいよ?」
そう聞きながら私はご飯をお茶碗によそった。
「ひなたが仕事の間は俺もちょっと用事あるから出るよ。」
「そうなの?私、夕方には帰ってくるからー。」
「俺もそれくらいに戻ってくる。」
優弥さんは私からお茶碗を受け取り、テーブルに並べていってくれた。
残りのおかずも二人で運んでいく。
「じゃあ、いただきまーす。」
「いただきます。」
私たちは朝ご飯を済ませ、同時に家を出た。
私は仕事、優弥さんは用事を済ませるために。
「じゃあまたあとでねー。」
「気をつけてなー。」
ーーーーー
夕方。
優弥はひなたの仕事が終わる時間に合わせて弁当屋に迎えに来ていた。
腕時計を見ながら、ひなたが出て来るのを待ってる。
「そろそろか?」
滅多なことでは残業はない。
少し時間を置くと、予想通りひなたが店の裏口から出て来るのが見えた。
「ひなたー!」
そう叫ぶとひなたは俺の姿を探し、にこっと笑って手を振った。
裏口の扉を施錠して、俺のもとに走ってくる。
「迎えに来てくれたの?」
「そ。ちょっと寄りたいとこもあるから一緒に行こう。」
「?・・・うん。」
そう言ってひなたの手を握った。
小さい手は俺の手にすっぽりハマってしまう。
「どこ寄るの?」
「ん?すぐそこ。」
「すぐそこって・・・・」
弁当屋を出てすぐそこにあるものといえば一つしかない。
『消防署』だ。
「え?なんか忘れ物?」
「そんな感じ。」
配達やら差し入れやらでしょっちゅう消防署に来てるひなたは、なんの抵抗もなく署の中までついてきてくれる。
俺はひなたの手を握ったまま、2階の会議室まで足を運んだ。
そして会議室の扉を開けて、ひなたを中に入れた。
『メリー・クリスマース!!』
パーン!というクラッカーの大きな音がこだまし、ひなたの動きが固まった。
何が起こったのかわからないという顔をしてる。
「ひなたちゃん、びっくりした?」
そう聞いたのは翔馬だ。
「優弥、言ってなかったのか?」
「言うわけなじゃん、一応サプライズだし?」
宏斗に航平も続ける。
「え・・え・・・?」
驚きながらもまだ理解ができてないひなたに、俺は説明した。
いつもひなたに世話になってるから、翔馬たちがクリスマスパーティーを提案してきた事。
それは内緒にしておいて、驚かせようってことになったことを。
「・・・え!?私、プレゼントの用意ないですよ・・!?」
驚いた顔から一気に困った顔になったひなた。
それを見て翔馬たちは笑いながら言った。
「ははっ、いらないよ?俺たちが勝手にしてるんだし。」
「そうそう。」
「なんならいつも差し入れもらってるしね。」
翔馬たちは各々プレゼントを手に持ち、それをひなたに差し出した。
大小さまざまな大きさだ。
「メリークリスマス、ひなたちゃん。」
そう言ってひなたの手に次々とプレゼントを乗せていった。
「わ・・わ・・!え・・いただいていいんですか?」
困惑するひなたに、3人は頷いた。
そしてジュースの入った紙コップも、ひなたに手渡す。
「ま、時間が無いからこのジュースくらいしか飲めないんだけど・・・乾杯っ。」
「乾杯っ!」
ひなたは戸惑いながらコップに口をつけた。
そして翔馬たちが渡したプレゼントを開けていく。
「翔馬さんのは・・・ぬいぐるみだ!かわいい猫!」
「優弥じゃなくてそれ抱いて寝てくれていいよ?」
「宏斗さんは・・・あ!ペッパーミルだ!」
「それでおいしい差し入れ、期待してる。」
「航平さんは・・・小さい観葉植物だ!」
「それ、『マキの木』。育て方の紙も入ってるから楽しんで。」
全部のプレゼントをぎゅっと抱きしめ、ひなたは嬉しそうに言った。
「ありがとうございますっ!全部大切にしますっ!!」
俺たちはジュースを飲み干し、会議室を出た。
非番な上、会議室を勝手に長い時間使うわけにもいかず、ものの15分ほどで解散となったのだ。
消防署を出たひなたは両手にプレゼントを抱え、上機嫌で歩いてる。
「わかってたら私も用意しといたのになー。」
「言ってたらサプライズになんないじゃんか。」
「それはそうだけど・・・」
自分だけプレゼントを用意できてなかったことが残念なのか、ひなたの足取りが重くなった。
「じゃあ今度は俺がひなたにプレゼント渡す番な。」
「え?」
「明日、休みだろ?」
「うん、そうだけど・・・。」
「じゃあ行こう。」
そう言って俺の目的の場所に向かって出発した。
ーーーーー
「わぁ・・!!すごいーっ!!」
ひなたを連れてきたのは街で有名なイルミネーションスポットだ。
クリスマス限定できらびやかに飾られてる。
周りはカップルばっかりでどこもかしこも幸せそうだ。
「気に入った?」
そう聞くとひなたは嬉しそうに笑った。
「うんうんっ!すごくきれいっ!」
「そりゃよかった。・・奥まで行こうか。」
イルミネーションは、1か所だけじゃなく、歩きながら楽しめるようになっていた。
所々に写真スポットみたいなところがあるのが見える。
「写真、撮る?」
そうひなたに聞くと、ひなたは首を横に振った。
「ううん、いっぱい並んでるし。」
「あー、まぁ、確かに。」
パッと見た感じでも10組は並んでるように見えた。
「それに、優弥さんと一緒に見ながら歩いてるほうが、私は楽しいっ。」
にこにこ笑うひなたの笑顔は、俺にしか見せない笑顔だった。
翔馬たちにも笑顔を見せるけど、それとは違う。
屈託のない、幸せそうな笑顔だ。
「・・俺もひなたと一緒にいるの楽しいよ。」
ずっと好きだった女の子を手に入れたんだ。
離すなんてことはない。
そんなことを考えてると、ひなたが俺の手を自分の頬にあてた。
そして俺の目を見て・・・言った。
「大好きだよ、優弥さん。」
「!!・・・俺も。」
俺達は遅くまでイルミネーションを楽しんだ。
帰りはもちろんホテルに行き、ひなたを抱き潰す。
朝のおあずけの分、増量して。
ーーーーー
「やぁっ・・・!んぁっっ・・!!」
ちょっと贅沢なホテルに入ったあと、俺はひなたを甘やかしていた。
くちゅくちゅ、ぐちゅぐちゅとやらしい音を立てるひなたの甘い声に浸る。
「ほら、もっとかわいい声、聞かせて・・・。」
「あぁっ・・・!!」
長い時間手と口でぐちゅぐちゅに甘やかしたあと、対面座位でひなたのナカに入った。
何度もイッて、力が入らないひなたは俺にもたれかかりながら快感の波に溺れてる。
「やだっ・・・!きちゃうぅっ・・・!」
「まだ全部入ってないからな?もうちょっと耐えろ・・っ」
そう言って全部入るように、ひなたの体をぐっと沈めた。
ぐちゅ・・・ぐちゅぐちゅ・・ぐちゅんっ!!
「!?・・・・あぁぁぁぁぁっ・・・!!」
身体をびくびくと跳ねさせながらイッたひなた。
そのまま身体をベッドに沈め、ゆっくり腰を動かしていく。
くちゅっ・・ぱちゅっ・・・くちゅんっ・・・
「あっ・・!ぁんっ・・・!!」
「ぁっ・・・ひなたっ・・・」
ひなたのことを愛してるから大事にしたい。
大事にしたいと思う反面、めちゃくちゃに壊したくもなる。
だから・・・何度も何度も抱きたい。
ぐちゅんっ!ぐちゅっ!ぱちゅっ!ぱちゅっ!!
「あぁぁっ!!んぁぁっ・・・!!」
「ひなたっ・・・!」
これから先、いろんな形でひなたのことを愛してると伝えるだろう。
物や、行動、それに言葉・・・、たくさんの方法がある中でシチュエーションに合ったものを選ばないといけない。
そんな中でも今は・・・ぐちゅぐちゅに甘やかして溶かすのがいい。
「やぁぁっ!きちゃうきちゃうっ・・・!!」
声がどんどん高くなるひなた。
再び来る限界に、そろそろ俺も果てそうだった。
なら、ひなたの一番気持ちイイところがいい。
「ぅくっ・・・!ひなたっ・・おいで・・・!」
そう言ってひなたの背中に手を入れ、身体を抱き起こした。
膝をつき、足首を立ててひなたを座らせる。
するとイイ角度でひなたの一番奥まで入ることができるのだ。
ぐちゅぅぅぅーーー・・・・・ごりゅっ!
「ひぅっ・・・!!あぁぁぁぁぁ!!!」
下がってきてた子宮口にあたり、ひなたは思いっきりイッた。
きゅぅぅぅーーー・・・と締まるナカに耐えられず、俺も白濁液をナカに吐き出す。
「ぅあっ・・・!出るっ・・!」
ごぷごぷとひなたのナカに注ぎ込み、俺はまたひなたを抱いた。
・・・・・朝日が昇るまで。
ーーーーー
翌朝、昼まで寝ていた俺達はチェックアウトを済ませ、ひなたの家に帰ってきた。
ひなたは家に入るなり棚から小さな箱を取り出してきた。
赤い包装紙が巻かれてる。
「気に入ってもらえたらいいけど・・・。」
手渡されたはこを開けると、中にはタイピンが入っていた。
端っこに『Y』の文字が筆記体でオシャレに入ってる。
「俺の・・イニシャル?」
「うん、時々スーツで仕事行くときあるでしょ?そのときに使ってもらえたらなと思って。」
最近増えてきた現場以外の仕事。
偉いさんたちの会議に出席しないといけない時があるのだ。
「持ってなかったから助かる。ありがとう。」
「へへっ、よかったー。」
喜ぶひなたに、俺はポケットから小さくて細長い箱を取り出した。
それをひなたに差し出す。
「・・メリークリスマス。」
そう言うとひなたは驚きながら言った。
「え!?イルミネーションじゃなかったの!?」
「あれもプレゼントだけど、やっぱ形として残るのも欲しかったから用意した。」
俺はプレゼントの箱をゆっくりあけた。
スライド式の箱だ。
「・・・ブレスレットだ!!」
そう、事前に用意してたのはブレスレットだ。
小さな赤いバラがいくつかずつつらなっていて、長さも自由に変えれるやつだ。
「まぁ飲食業だからさ、普段はつけれないだろうけど。」
ひなたはブレスレットを箱からだし、すぐさま手首につけた。
家の中に差し込んでる太陽の光に反射してきらきら輝いてる。
「わぁぁぁ!ありがとう!優弥さん・・・!」
「また来年も楽しいクリスマス迎えような。」
ーーーーーーおわり。
あとがき。
優弥はこのあと仕事だったので、ひなたとのクリスマスはイブがメインだったそうです。
ひなたはこの日、休みだったので優弥と別れたあと、お菓子や軽食を作りまくり、夜に差し入れとして翔馬たちに、持っていきました。
優弥はひなたのご飯を独り占めしたかったようですが、翔馬たちにプレゼントのお返しができて嬉しそうなひなたを見て『たまにはいいか。』と、少し心に余裕ができたそうです。
ひなたが優弥しか見てないところが、心に余裕を持たせた要因のひとつでしょうね。
読んでいただきありがとうございました。
次はちーちゃんとかざねのお話です。
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