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家。
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大和さんと再会した翌日、私はこの島のメインにあたるホテルに一緒にやって来ていた。
支配人を交えてなぜか『面談』のような形を取られてる。
「え・・と、結城社長・・?どうして桜庭さんと・・・」
休憩室のテーブルに私と大和さんが横並びに座り、向かいに支配人が困ったようにして私と大和さんを交互に見ていた。
「事情があって伝えてなかったけど、彼女・・俺の大切な人なんだよ。」
「えぇぇっ・・!?」
「率直な話を聞かせてもらいたいんだけど・・・備品の詰め替え作業の仕事って・・・必要?」
「!!」
大和さんは私の仕事に違和感を感じていたようで、支配人にその話をしに行ったのだ。
私もそれは疑問に思っていたけどたぶん・・・・
「・・・正直なところ必要ではありません。」
「やっぱり・・・」
「しかしこの島にいる以上仕事は必須。目が悪い桜庭さんにできる仕事をと思って作ったのです・・・。」
支配人は私がこの島で生きて行けるように、仕事を割り振ってくれていたのだ。
薄々そうじゃないかと思ってはいたけど、この島を出る選択を考えてなかった私はその厚意に甘えていたのだった。
「なら彼女が抜けても問題は?」
「ない・・です・・。正直、接客の方が必要ですので・・・備品関係はそちらで賄えますし・・・」
「なるほど・・・。」
『必要ない』と言われて若干落ち込む私だったけど、大和さんはここで支配人にある提案を持ち掛けた。
「じゃあ・・・彼女の目が回復すれば接客としてこちらに戻してもらえますか?俺の言葉とか抜きで必要か必要じゃないかで答えてください。」
「それは・・・・」
支配人は少し考え込むようにして動きを止めた。
どんな答えがでてくるのか不安な私は大和さんの服をきゅっと掴む。
「・・・彼女、この島に来るまではカフェで店長をしてたんですよ。」
大和さんの言葉に支配人は食いつき気味に口を開いた。
「本当ですか!?」
「えぇ。常連客もついていて、接客には定評があったんですよ?」
「それは・・・魅力的な経歴ですね。」
支配人はこの島が観光客を受け入れ始めた日のことから話し始めた。
まだ接客に不慣れな従業員たちはマニュアル外のことをが起こるとすぐパニックになり人手はいくらあっても足りないくらいなのだとか。
できれば私を接客にと考えた瞬間もあったらしいけど、目が見えにくいことから不可能だと思い、その話を私に持ってくることも無かったようだ。
「ロケーションは最高なので、これで接客も最高になればきっとリピーターが増えると思います。年中穏やかな気候なので観光客は季節を気にせず遊びに来ていただけますし・・・桜庭さんさえよければ、もし目が治ったら・・・接客につきませんか?」
「!!」
まさかの支配人からの申し出だった。
大和さんが提案してくれた内容に、支配人が乗ってくれたのだ。
「いいん・・ですか・・・?」
ぼやける支配人の顔を見ながら聞くと、支配人はとても優しい声で私に言ってくれたのだ。
「目を治してからですよ?生まれつきじゃないことくらい、見てたらわかりますよ?」
「---っ。」
「桜庭さんの接客術、楽しみにしてますね。」
「・・・はい・・・っ。」
支配人の心遣いに感謝しながら、私と大和さんはメインホテルを出た。
大和さんの腕を掴みながら、道を歩いて行く。
「桃、明日飛行機乗るから荷物用意できる?俺、ちょっと仕事に戻らないと・・・」
「うん。大丈夫。」
「家までは送るよ。どの辺り?」
「一人で帰れるから大丈夫だよ。歩道の手すりに私の手を置いてくれたらわかるから大丈夫。」
「?・・・手すり?」
大和さんは近くに手すりを見つけたようで私の手をそこにあててくれた。
手すりの裏側にある『印』を探しながら私は足を進めていく。
「どっち行くの?」
「等間隔で裏にシールがあるの。そのシールを触ればどっちに家があるかわかるから・・・。」
そう言いながら歩いたとき、私の手にシールが触れた。
そこにあるなんちゃって点字を手探りで読み取り、自分がどこにいるのか把握する。
「あ、家こっちだった。」
そう言って来た道を戻るように歩き始めると、大和さんは感心するようにため息を漏らしていた。
「へぇー・・・すごいな。自分で作ったの?」
「うん。裏にシール見たいなのがあるのに気がついて、印つけたの。」
「なるほど・・・。」
「障害物とかは見えるから避けれるけど、景色が全部一緒だからわからなくなる時があるから・・・。」
私がこの島でどうやって移動していたかを話ながら歩いてる時、分岐点に差し掛かったことに気がついた。
手すりに裏に私がつけた印が住宅エリアと観光エリアの境目を知らせてくれてる。
「あ・・この先に住宅エリアがあるから・・・大和さんは仕事に戻って?」
「うん、わかった。明日、メインホテルまで来れる?朝10時くらいに。」
「大丈夫。荷物持って行くね?」
「待ってる。」
私は軽く手を振り、大和さんとここで別れた。
家に戻って準備をしないといけなくなったから、明日の朝まで忙しくなりそうだ。
「冷蔵庫の中身を片付けて、ゴミだして・・・リュックに荷物入れて・・・」
しなくちゃいけないことを口に出しながら私は手すりを伝って歩いて行く。
住宅エリアのゲートのところに差し掛かったとき、門番のような警備員さんに一礼をした。
「ただいまですー。」
「あぁ、桜庭さんおかえり・・・って、ん?」
「?・・・どうかしました?」
「あ・・いや、なんでもないよ。仕事お疲れさま。」
「ありがとうございますー。」
開けてもらったゲートをくぐり、私は住宅エリアに足を踏み入れた。
もう慣れた住宅エリアは手すりを伝わなくても家まで歩いていける私は、スタスタと歩き始めた。
目印にしてある大きな木や建物を基準にして自分の家に向かう。
「そういえば・・・家は引き払わなくて大丈夫なのかな?賃貸料は引き落としされるだろうけど・・・置いといてもいいのかな?」
お給料を殆ど使うことが無い私は貯めることしかしてこなかった。
働かなくても当面は引き落としされても大丈夫だろう。
「この目・・・治るのかな・・・。」
そんな不安を抱きつつ最後の曲がり角を曲がった私はアパートの手すりを探して手を伸ばした。
黒っぽい棒のようなものを目を凝らして探していく。
「この辺・・・・」
そう思って手を伸ばし、手すりを掴むことができたとき、私の背後から声が聞こえてきた。
「へぇー・・・ここに住んでるのか、桃。」
「ふぁっ・・!?」
声に驚いた私は思わず振り返った。
人の姿はあるもののそれが誰かはわからない。
でも声は・・・十分知ってる人だったのだ。
「やっ・・大和さん!?」
「ごめんね?ついて来ちゃった。」
「~~~~っ!?」
「警備員にちょっと不審がられたけど、名刺見せたらすんなり通してくれて助かったよ。」
あの時警備員さんの様子がちょっとおかしかったのは大和さんが私の後ろにいたからだったのだ。
「嘘・・足音聞こえなかった・・・・」
「あぁ、尾行はまぁまぁ得意なんだよ。桃には気づいてもらってもよかったから堂々と真後ろ歩いてたけどね?」
「え・・・。」
「心配だったからついてきただけだし、俺は仕事に戻るよ。部屋まで送る?」
「~~~~っ。いっ・・・いいっ・・!」
「ははっ。じゃあ明日ね?」
大和さんは私の頭を一撫でしてから戻っていったようだった。
遠くなっていく人影のようなものを、見えなくなるまで見続ける。
「大和さんって・・・何者・・・?」
知ってるようでまだまだ知らないことが多い大和さん。
これから先の長い時間で教えてもらおうと思った私だったけど、一つ、気になることがあった。
それは・・・あの口調だ。
「・・・佐伯さんに聞いたらわかるかなぁ。」
そんなことを考えながら私は自分の部屋に入り、明日の荷造りと準備を進めたのだった。
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大和さんと再会した翌日、私はこの島のメインにあたるホテルに一緒にやって来ていた。
支配人を交えてなぜか『面談』のような形を取られてる。
「え・・と、結城社長・・?どうして桜庭さんと・・・」
休憩室のテーブルに私と大和さんが横並びに座り、向かいに支配人が困ったようにして私と大和さんを交互に見ていた。
「事情があって伝えてなかったけど、彼女・・俺の大切な人なんだよ。」
「えぇぇっ・・!?」
「率直な話を聞かせてもらいたいんだけど・・・備品の詰め替え作業の仕事って・・・必要?」
「!!」
大和さんは私の仕事に違和感を感じていたようで、支配人にその話をしに行ったのだ。
私もそれは疑問に思っていたけどたぶん・・・・
「・・・正直なところ必要ではありません。」
「やっぱり・・・」
「しかしこの島にいる以上仕事は必須。目が悪い桜庭さんにできる仕事をと思って作ったのです・・・。」
支配人は私がこの島で生きて行けるように、仕事を割り振ってくれていたのだ。
薄々そうじゃないかと思ってはいたけど、この島を出る選択を考えてなかった私はその厚意に甘えていたのだった。
「なら彼女が抜けても問題は?」
「ない・・です・・。正直、接客の方が必要ですので・・・備品関係はそちらで賄えますし・・・」
「なるほど・・・。」
『必要ない』と言われて若干落ち込む私だったけど、大和さんはここで支配人にある提案を持ち掛けた。
「じゃあ・・・彼女の目が回復すれば接客としてこちらに戻してもらえますか?俺の言葉とか抜きで必要か必要じゃないかで答えてください。」
「それは・・・・」
支配人は少し考え込むようにして動きを止めた。
どんな答えがでてくるのか不安な私は大和さんの服をきゅっと掴む。
「・・・彼女、この島に来るまではカフェで店長をしてたんですよ。」
大和さんの言葉に支配人は食いつき気味に口を開いた。
「本当ですか!?」
「えぇ。常連客もついていて、接客には定評があったんですよ?」
「それは・・・魅力的な経歴ですね。」
支配人はこの島が観光客を受け入れ始めた日のことから話し始めた。
まだ接客に不慣れな従業員たちはマニュアル外のことをが起こるとすぐパニックになり人手はいくらあっても足りないくらいなのだとか。
できれば私を接客にと考えた瞬間もあったらしいけど、目が見えにくいことから不可能だと思い、その話を私に持ってくることも無かったようだ。
「ロケーションは最高なので、これで接客も最高になればきっとリピーターが増えると思います。年中穏やかな気候なので観光客は季節を気にせず遊びに来ていただけますし・・・桜庭さんさえよければ、もし目が治ったら・・・接客につきませんか?」
「!!」
まさかの支配人からの申し出だった。
大和さんが提案してくれた内容に、支配人が乗ってくれたのだ。
「いいん・・ですか・・・?」
ぼやける支配人の顔を見ながら聞くと、支配人はとても優しい声で私に言ってくれたのだ。
「目を治してからですよ?生まれつきじゃないことくらい、見てたらわかりますよ?」
「---っ。」
「桜庭さんの接客術、楽しみにしてますね。」
「・・・はい・・・っ。」
支配人の心遣いに感謝しながら、私と大和さんはメインホテルを出た。
大和さんの腕を掴みながら、道を歩いて行く。
「桃、明日飛行機乗るから荷物用意できる?俺、ちょっと仕事に戻らないと・・・」
「うん。大丈夫。」
「家までは送るよ。どの辺り?」
「一人で帰れるから大丈夫だよ。歩道の手すりに私の手を置いてくれたらわかるから大丈夫。」
「?・・・手すり?」
大和さんは近くに手すりを見つけたようで私の手をそこにあててくれた。
手すりの裏側にある『印』を探しながら私は足を進めていく。
「どっち行くの?」
「等間隔で裏にシールがあるの。そのシールを触ればどっちに家があるかわかるから・・・。」
そう言いながら歩いたとき、私の手にシールが触れた。
そこにあるなんちゃって点字を手探りで読み取り、自分がどこにいるのか把握する。
「あ、家こっちだった。」
そう言って来た道を戻るように歩き始めると、大和さんは感心するようにため息を漏らしていた。
「へぇー・・・すごいな。自分で作ったの?」
「うん。裏にシール見たいなのがあるのに気がついて、印つけたの。」
「なるほど・・・。」
「障害物とかは見えるから避けれるけど、景色が全部一緒だからわからなくなる時があるから・・・。」
私がこの島でどうやって移動していたかを話ながら歩いてる時、分岐点に差し掛かったことに気がついた。
手すりに裏に私がつけた印が住宅エリアと観光エリアの境目を知らせてくれてる。
「あ・・この先に住宅エリアがあるから・・・大和さんは仕事に戻って?」
「うん、わかった。明日、メインホテルまで来れる?朝10時くらいに。」
「大丈夫。荷物持って行くね?」
「待ってる。」
私は軽く手を振り、大和さんとここで別れた。
家に戻って準備をしないといけなくなったから、明日の朝まで忙しくなりそうだ。
「冷蔵庫の中身を片付けて、ゴミだして・・・リュックに荷物入れて・・・」
しなくちゃいけないことを口に出しながら私は手すりを伝って歩いて行く。
住宅エリアのゲートのところに差し掛かったとき、門番のような警備員さんに一礼をした。
「ただいまですー。」
「あぁ、桜庭さんおかえり・・・って、ん?」
「?・・・どうかしました?」
「あ・・いや、なんでもないよ。仕事お疲れさま。」
「ありがとうございますー。」
開けてもらったゲートをくぐり、私は住宅エリアに足を踏み入れた。
もう慣れた住宅エリアは手すりを伝わなくても家まで歩いていける私は、スタスタと歩き始めた。
目印にしてある大きな木や建物を基準にして自分の家に向かう。
「そういえば・・・家は引き払わなくて大丈夫なのかな?賃貸料は引き落としされるだろうけど・・・置いといてもいいのかな?」
お給料を殆ど使うことが無い私は貯めることしかしてこなかった。
働かなくても当面は引き落としされても大丈夫だろう。
「この目・・・治るのかな・・・。」
そんな不安を抱きつつ最後の曲がり角を曲がった私はアパートの手すりを探して手を伸ばした。
黒っぽい棒のようなものを目を凝らして探していく。
「この辺・・・・」
そう思って手を伸ばし、手すりを掴むことができたとき、私の背後から声が聞こえてきた。
「へぇー・・・ここに住んでるのか、桃。」
「ふぁっ・・!?」
声に驚いた私は思わず振り返った。
人の姿はあるもののそれが誰かはわからない。
でも声は・・・十分知ってる人だったのだ。
「やっ・・大和さん!?」
「ごめんね?ついて来ちゃった。」
「~~~~っ!?」
「警備員にちょっと不審がられたけど、名刺見せたらすんなり通してくれて助かったよ。」
あの時警備員さんの様子がちょっとおかしかったのは大和さんが私の後ろにいたからだったのだ。
「嘘・・足音聞こえなかった・・・・」
「あぁ、尾行はまぁまぁ得意なんだよ。桃には気づいてもらってもよかったから堂々と真後ろ歩いてたけどね?」
「え・・・。」
「心配だったからついてきただけだし、俺は仕事に戻るよ。部屋まで送る?」
「~~~~っ。いっ・・・いいっ・・!」
「ははっ。じゃあ明日ね?」
大和さんは私の頭を一撫でしてから戻っていったようだった。
遠くなっていく人影のようなものを、見えなくなるまで見続ける。
「大和さんって・・・何者・・・?」
知ってるようでまだまだ知らないことが多い大和さん。
これから先の長い時間で教えてもらおうと思った私だったけど、一つ、気になることがあった。
それは・・・あの口調だ。
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