救助隊との色恋はご自由に。

すずなり。

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身長。

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ほたる「絶対笑うから言いません。」

弓弦「えー。知りたい。」

ほたる「・・・笑いません?」

弓弦「笑わないよ。」

ほたる「・・・150センチ。」

弓弦「ちっさ・・・!」

ほたる「知ってますぅー。弓弦さんは?かなり大きそう・・・。」

弓弦「俺は・・・184センチだったかな。」

ほたる「ちょっと分けてくださいよっ。」

弓弦「やだよ。」

ほたる「むー・・・。」




下から見上げてくるほたるちゃんがかわいい。

笑ってくれたらもう抱き締めたくなるくらい。


がんばれ、俺の理性・・・・・。




ーーーーーーーー





カフェについた俺たちは飲み物を注文して、2人でゆっくりした時間を過ごした。



ほたる「訓練、大変ですか?」

弓弦「最近は特にね。大会近いし。」

ほたる「ふふっ、楽しみにしてます。」




その笑顔、俺だけにくれないかな・・・。




弓弦「・・・・ねぇ。」

ほたる「はい?」

弓弦「ほたるちゃんの職場って男の人いる?」

ほたる「あー・・・滅多にいないですけど、いますよ?」

弓弦「その人のこと、気になったりする?」

ほたる「・・・いいえ?」

弓弦「じゃあ・・・今、気になる人はいる?」

ほたる「・・・。」



飲んでいた飲み物をテーブルにおいて、押し黙ってしまったほたるちゃん。




弓弦(・・・まずった!)




聞く言葉を間違えた俺は、頭の中で次の言葉を探す。

でもなかなかすぐに出てこない。




弓弦(どうしよう。)




内心で焦ってる俺に、ほたるちゃんが答えだした。




ほたる「いない・・・といえば嘘になるかもしれません。でも『いる』とも言い切れないです。」

弓弦「そう・・・。」

ほたる「?・・・弓弦さんは?」

弓弦「お・・俺?」

ほたる「はい。彼女さんとか?」

弓弦「いないいない!」

ほたる「そうなんですか?弓弦さん、優しいし、かっこいいから彼女になる人は幸せですね。」

弓弦(キミを彼女にしたいんですけど・・・。)



これ以上深く聞くと、今の関係が壊れてしまいそうでできなかった。






ーーーーーーーーーー






会計を済ませて、店を出た俺たち。

まだそんなに暗くない道を二人で歩いた。



弓弦「送ってくね。」

ほたる「あー、今日は大丈夫です。弓弦さん、早く帰って寝てくださいね?」

弓弦「・・・俺の体調を気遣ってくれてるの?」

ほたる「・・へへっ、バレちゃいました?疲れが残ると怪我したりするってよく聞くんで・・・。」




自分は病気を抱えてるのに・・・他人の心配なんてするなよ・・・。




弓弦「ほたるちゃんがちゃんと家に入ったかどうか心配で寝れないから送る。わかった?」

ほたる「えー・・・。」


弓弦「もう俺たちの一部なんだから遠慮しないで。ほら、行くよ
。」





いつかこの想いを伝えるとして、ほたるちゃんに好きな人がいても、今はこの関係を崩したくないと、俺は思った。









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