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箱の中身。

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受け取った箱を、俺はそのまま開けた。

紐を解いて、包装紙を開いて・・・小さな箱の蓋を開けると、そこにはカフスボタンが二つ入っていた。

シルバーのフレームに、黒い石が入ったやつだ。




雄飛「カフス・・・?」

美悠「うんっ。仕事上では使うことがあんまりないと思うけど・・・使う機会があるときに使って?」

雄飛「・・・ありがと。」




俺はカフスが入ってる箱の蓋を閉じた。

そのままテーブルに置いて、美悠の手を掴む。



美悠「ふぇ?」


ぐぃっと引き寄せて、美悠の身体を抱きしめた。




美悠「!?」

雄飛「カフスボタンを贈る意味知ってるのか?」

美悠「・・・へ?知らない・・・。」

雄飛「だろうな。まぁ、諸説はあるけど・・・昔、どっかの王妃が『私を抱きしめて』って意味を込めて贈ったって話があるんだよ。」

美悠「!・・・そうなの!?」

雄飛「だから・・・満足するまで抱きしめる。」





そう言って俺は美悠をぎゅっと抱きしめた。

『満足するまで』と言ったけど、それは美悠が満足するまでじゃない。

『俺が』満足するまでだ。




美悠「?・・・ね・・・もういいよ?」



しばらく抱き締めてると、美悠が俺の胸をぐっと押しながら言った。




雄飛「誰が『美悠が満足するまで』って言った?」

美悠「!?」




ニヤつく俺に、美悠は身の危険を感じたようだ。

身を捻って逃げようとし始めるけど・・・そんなの俺が逃がすわけがない。



美悠「ちょ・・・!」

雄飛「・・・今日・・・試合でだいぶ興奮したし・・・このまま襲っていい?」

美悠「・・・へ!?」

雄飛「あー・・返事はいらないや。襲うから。」

美悠「!?!?」




俺は美悠を抱きしめたまま口を塞いだ。




美悠「んっ!?」

雄飛「しっかり息しろよ?」

美悠「んん!?」




美悠の口の中を犯すようにして舌をねじ込む。

美悠のちいさい口は、中も狭くて・・・俺の舌をねじ込むともういっぱいだった。




美悠「んぅ・・・!んっ・・!」

雄飛「好き・・・見に来てくれてありがとう。」

美悠「んーっ・・!」




ちゅくちゅくと口の中を犯してると、美悠の身体から力が抜け始めた。

息が上手くできないからか、ふるふると身体も震えてる。

仕方ないから一度・・・唇を離した。





美悠「ぷはっ・・・はぁっ・・はぁっ・・・」

雄飛「ベッドまで待てない・・・1回ここで抱かせて・・。」

美悠「!?」





俺は美悠を抱きかかえてソファーに座った。

膝の上に向かい合わせにして座らせて・・・唇を重ねながら服を脱がしていく。




美悠「んっ・・・!ここで・・・っ?」

雄飛「寝室は暖房入ってないし・・・まぁ、すぐ熱くなるだろうけど待てない。」

美悠「でも・・・あっ・・!」

雄飛「お喋りはおしまい。甘い声だけ聞きたい・・。」




俺は美悠の体中に口づけを落としながら服を全て脱がせた。

指を美悠の大事なところに這わせる。



くちゅ・・・




雄飛「もう濡れてる。・・・期待した?」

美悠「~~~~っ。」

雄飛「指・・・ばらばらに動かすの、好きだろ?」



そう言って指を2本、美悠のナカに押し込んだ。




ちゅぷ・・・





美悠「あぅっ・・・!」

雄飛「・・・奥まで入れたら力が抜けちゃうもんな・・?」




何回か抱いて、見つけた美悠の弱いところ。

奥まで入れた指を小刻みに揺らすと・・・美悠は体に力が入らなくなる。

されるがままに啼く美悠が可愛くて・・・ついいじめたくなる。





ちゅくちゅくちゅぷちゅぷ・・・






美悠「!?・・・あぁぁぁっ・・・!」





向かい合わせに座ってる美悠が、俺に身体を預けるようにしてもたれかかってきた。

力が抜けてしまったようで、息を荒くしながら腰がびくびくと反応してる。




雄飛「かわいい・・・。」

美悠「やだっ・・・それやぁぁっ・・!」

雄飛「1回イかせたいとこだけど・・・ごめん、俺ももう限界。」




試合の興奮状態からは完全に冷めてなかった。

加えて美悠がお祝いなんかしてくれるもんだから・・・早く一つになりたくて仕方ない。

俺は美悠のナカから指を引き抜き、片手で美悠の身体を抱えた。

その隙に自分のモノを服から解放して・・・美悠の身体を下ろす。

俺のモノが入るようにして・・・・。





ちゅぷ・・・ちゅぷちゅぷ・・・ぐちゅんっ・・!



美悠「ひぅっ・・!」

雄飛「あー・・・気持ちイイ・・・。ゴムしてないけど・・・デキてもデキなくても責任取るから・・・。」

美悠「え・・?あっ・・!」

雄飛「次、ベッドに行くときはつけるから・・。」





そう言って俺は美悠を突き上げた。





ぐちゅんっ・・!!






美悠「んぁ!?・・・あっ・・!やぁぁっ・・!」

雄飛「ぅくっ・・!やばっ・・気持ち良すぎだろ・・・!」





初めてナマで美悠のナカに入った。

温かくて・・柔らかくて・・・溶けそうなくらい気持ちがイイ。

好きで好きでどうしようもない女の子と繋がることがこんなにも気持ちがいいなんて・・・




雄飛(止めらなくなる・・・!)

美悠「あんっ・・!あぁっ・・!」



ちっちゃな体で必死に俺にしがみつく美悠。

もっと・・・もっと奥に入りたくて・・・そのまま俺との位置を入れ替えた。

美悠をソファーにもたれかからせて・・・そのまま突く。





ぱちゅっ・・!ぱちゅんっ・・!ぐちゅん!!



美悠「やっ・・!深いっ・・・!」

雄飛「一番奥にっ・・・あたるっ・・!?」




そう言って美悠の肩を押さえて突き上げる。

その時、俺のモノの先端に何かがあたった。



ごりゅっ・・・!




美悠「!?いやぁぁっ・・!!それだめっ・・!おかしくなる・・・!」

雄飛「お・・・ナカでイける・・・っ?」





こりこりとあたる先端は、なんとも言えない快感を俺にもたらせてくれてる。

すぐにでも果てそうになるけど、耐えながら美悠を見た。

美悠も・・・気持ちよくなって欲しい。





美悠「やだっ・・!だめぇっ・・!」





何度も出し入れしてると、美悠の身体がふるふると震えだす。

ナカでイけそうだから・・・美悠の身体を抱きしめた。

美悠も俺の身体に手を回して・・ぎゅっと自分の顔を押し付ける。





ぐちゅっ・・!ぱちゅんっ・・!ぐっちゅ!ぐっちゅ!ぐっちゅうぅぅぅーーーー!




美悠「ひぅっ・・!あぁぁぁぁーーーーーーっ!!」




一番奥を突いて、美悠は登りつめた。

腰をがくがくと揺らして、俺の身体に回した手にぎゅーっと力が入ってる。

数秒力が入ったのちに・・・がくっと力が抜けて、美悠はずるずるとソファーから滑り落ちそうになった。

今までにないくらい息が荒く、目を閉じてる。




美悠「はっ・・!はっ・・!はっ・・!」

雄飛「・・・イけた?」

美悠「わかんな・・・なんか・・・いっぱい階段駆け上がった・・・・。」






きゅうきゅうと締め付けてる美悠のナカ。

イったとみて間違いはなさそうだ。





雄飛「俺・・・まだだけど・・・まだイける?」

美悠「・・・・へっ?」

雄飛「続きはベッドのほうがいいか。」



俺は美悠のナカから自分のモノを引き抜いた。




くぷんっ・・・




美悠「あぅっ・・・。」

雄飛「すっげー蜜が絡みついてる・・・。」



俺のモノにてらてらと光ってるものがべったりとついていた。

それは美悠の蜜。

甘くて美味い・・・美悠の蜜だ。




美悠「いっ・・言わないでっ・・・!」

雄飛「なんで?感じてくれてる証拠なのに?」

美悠「いやぁっ・・!」

雄飛「俺は嬉しいけどなー。これだけ美悠が感じてくれたら・・・。ま、続きはあっちでな。」





そう言って美悠を抱え上げた。





雄飛「よっと・・・。」

美悠「ちょ・・・!」

雄飛「夜に送ってく?それとも泊まって、朝早くに帰る?」

美悠「へ?」

雄飛「俺は泊まって欲しいかなー・・・。」





にやにや笑いながら美悠を見ると、顔を赤くしながら口をぱくぱくとさせていた。

まるで鯉みたいだ。




雄飛「はい、お泊まり決定ー。」

美悠「え!?」

雄飛「朝まで俺に抱かれようなー?」

美悠「!?!?」




『抱かれたい』と思ってくれてるのか、嬉しいような、恥ずかしいような表情を浮かべてる美悠。

その姿が俺の下半身の栄養になるなんて思いもしてないことだろう。




美悠「う・・・でも・・・・」

雄飛(かわいすぎて食っちまいたい・・・。)




照れてる美悠が、この後ベッドで淫らに啼く。

どうやって啼かせようか・・・

どれだけ美悠を登りつめさせようか・・・






雄飛(・・・楽しみだな。)





俺は美悠の身体を全て食べ尽くすようにして・・・美悠を抱いた。

























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