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崩れる夢2
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「横になってたら回復しそう?」
私を保健室に連れてきてくれた先生が背中を擦りながら聞いてくれた。
ベッドに横になるけど、整わない息とぐるぐる回る景色に酔いそうになる。
「ちょ・・っと・・・無理かも・・です・・・。」
「あら・・・救急車呼ぼうか?」
これが大学や道端なら、迷わず『お願いします』と言える。
でも教育実習の現場では・・・言えないのだ。
迷惑がかかる上に、ここで実習をギブすることになる。
それに私が救急車で運ばれる姿を子供たちが見たらと思うと・・・簡単に『お願いします』とは言えなかった。
「うぅっ・・・」
自分の意思とは関係なく襲ってきた急な症状。
どうしようもないことはわかっていても、自分が情けなくて・・・涙が溢れて来た。
「・・・救急車、呼ぶよ?いい?」
「・・・すみません・・お願いします・・。」
先生にも迷惑がかかってることを考えるとそう言うしかなかった。
先生は自分のスマホを取り出し、消防に電話をかけようとしてる。
その姿を見て、私は自分ができることを考えた。
「あの・・音は鳴らさずに来てくださいって言ってください・・・緊急性はないので・・・ランプも無しで・・。」
「・・・わかった。」
「あと・・・幼稚園の北側にある広場に・・・お願いしますと・・・そこまで行きますので・・・」
私にできることは園児たちに気づかれないことだった。
子供の心は繊細なもの。
大人にとって些細なことでも子供からしたら大事に感じてしまうこともあるのだ。
だから救急車の姿は・・・見せたくない。
「歩いて行けるの?大丈夫?」
「大丈夫・・です・・・いけます・・・。」
這ってでも行くと決めた私は、ゆっくり立ち上がった。
壁を伝いながら、できるだけ園児の目に触れないように廊下に出る。
そのまま職員室に入り、荷物を持って裏口から外に出た。
園の外壁を、身体を擦り付けながら広場を目指して歩いたのだ。
「はぁっ・・・はぁっ・・・」
血液関係の病気を持ってる私は、昔、突然倒れることがあった。
精密検査をしても原因はわからず、対処療法を繰り返してる。
定期的な血液検査と診察を繰り返すことで、今は突然倒れるような事はなくなったけど・・・今日の症状は初めてだ。
一体自分の身に何が起きてるんだろう・・・。
「これ・・絶対入院になるやつだ・・・お兄ちゃんに心配かけちゃう・・・。」
そう思うけど自分の力ではどうにもならない。
今、私にできることは意識を飛ばさずに救急車に乗ることだった。
「もう・・来るかな・・・。」
付き添いも無しで救急車を待つのは不安に思うけど、これも経験がものをいう。
何度か救急隊にお世話になってる私は慣れてるのだ。
一人で待つくらいどうってことない。
「あとで・・・園と大学に連絡して・・・謝らないと・・・。」
そう思った時、救急車がこっちに向かってくるのが見えた。
要望通り、音も鳴らさず、ランプもつけずに向かって来てくれてる。
「よかった・・・・。」
その時、さっきの先生が園から走って出て来るのが見えた。
「小森先生ーっ・・・私が付き添いで行きますからー!」
「え・・・?」
思ってもみなかったことに、私は驚いた。
それと同時に安堵してしまって、意識が飛ぶ。
「あ・・・・」
暗くなっていく視界に、私は地面に崩れ落ちていった。
ーーーーー
「今日って一華が実習の日だろ?緊張とかしてんじゃないのか?」
外来が始まる少し前、コーヒーを口に含みながら小森と話をしていた。
前に一華が日程を溢してたのを覚えていたのだ。
小森は外科の手術上がりの患者の様子を見た帰りに外来に寄ったところだった。
「今日が二日目なハズだけどな。これをクリアしたら実習が全部終わるんだってさ。」
「あとは単位だけって話になるのか。」
「まぁ、卒業と同時に資格はもらえるけど採用試験は別だからなー・・・無事に採用までいけるかどうかってとこだな。」
「あー・・そうか。無事に終わるといいな。」
資格を取るにはこなさなくてはいけないものがある。
単位に実習、試験に課題・・・それらをすべてクリアして初めて取得できるのだ。
一華は病気と向き合いながらがんばってる。
そこがすごいところだ。
「ま、あいつのことだからしっかり就職までこぎつけるだろう。」
小森がそう言った時、バタバタと看護師が走って来た。
「小森先生っ・・!救急です!!」
「救急?救命が対応するのでは?」
基本的に救急患者は救命チームが対応する。
専門分野が必要な時に呼ばれることがあるくらいだ。
「運ばれてきたのは一華ちゃんなんです!!」
その言葉を聞いた瞬間、小森は持っていたコーヒーカップを側にあった台の上に置いた。
知らせに来てくれた看護師を置いて、廊下に飛び出していく。
「状況教えてくれる?」
このあと診察がある俺はここを離れるわけにはいかない。
俺に出来ることは知らせに来てくれた看護師に情報を聞くことくらいだった。
「あ・・幼稚園で倒れて救急車を呼んだそうです。自発呼吸はあるものの意識はありません。救急隊が到着したときの血圧が、上が180の下が95。脈が130回だったそうです。」
「は!?」
とんでもない高血圧に、早すぎる脈の数。
意識を失って当然の数字だった。
「ここに到着したときは血圧が、上が130の下が84。脈は88回でだいぶ落ち着いたみたいなんですけど・・・。」
救急車が病院に到着するまでの時間は平均で30分。
搬送先が決まらなくて時間がかかることが多いけど、一華の搬送先は決まってる。
だからもっと短い時間で病院まで来れただろう。
「この短時間でそんなに下がるなら・・・突発的なものか・・。」
原因不明の血液病を抱えてる一華は、突然どんな症状がでるか分からない。
今までは兄である小森の尽力で押さえ込めてたのかもしれないけど、成長とともに薬が効かなくなってしまったり、状態が変わったりすることもあるのだ。
もう一度・・・見直しが必要な時期なのかもしれない。
「あらせんせ?難しい顔して何考えてるのぉー?」
病院に合わない、甘ったるい声で俺を覗き込んできた看護師。
その声だけで誰かもうわかっていた。
「・・このくそ忙しいときになんだ?」
外来の準備に忙しく動き回ってる他の看護師が目に入る。
カルテや器具、軽い検査ができる機械のチェックをしてるっていうのにこの看護師は胸元のボタンを少し開け始めたのだ。
「最近せんせとシてないしぃ・・・今日、行ってもいーい?」
俺の肩を指先で撫でていく看護師。
その指を出て払った。
「もう来るなって言ったハズだ。何度も言わせるな。」
「--ーっ!」
睨みつけるようにして言うと、看護師はきゅっと口を結んだ。
不服そうな顔をしながらバタバタと足音を立てて去って行った。
「はぁー・・・・。」
付き合ってるわけではないことを、向こうも承知してるハズ。
なのに何度も絡んでくることに、俺も少し責任を感じていた。
あの日、あいつを家に入れたのがそもそもの間違いだったのだ。
(あの日、しょっちゅう誰かを引っかけてたって言ってたからワンナイトだと思ったのに・・・。)
自分の行いが招いたしまったことに責任転嫁はしない。
ただちゃんと終わりにしないと、自分も相手もすっきり前に進めないだろう。
(どこかできっちり話をするべきだろうか。)
そんなことを考えてる時、一人の看護師が俺を呼んだ。
「桐生先生ー?患者さん、呼んでいいですかー?」
「あ・・・うん、大丈夫。お願いします。」
ひとまず仕事をこなしていこうと、俺は目の前にやってくる患者さんに集中することにした。
「次の方どうぞー。」
ーーーーー
ーーー
私を保健室に連れてきてくれた先生が背中を擦りながら聞いてくれた。
ベッドに横になるけど、整わない息とぐるぐる回る景色に酔いそうになる。
「ちょ・・っと・・・無理かも・・です・・・。」
「あら・・・救急車呼ぼうか?」
これが大学や道端なら、迷わず『お願いします』と言える。
でも教育実習の現場では・・・言えないのだ。
迷惑がかかる上に、ここで実習をギブすることになる。
それに私が救急車で運ばれる姿を子供たちが見たらと思うと・・・簡単に『お願いします』とは言えなかった。
「うぅっ・・・」
自分の意思とは関係なく襲ってきた急な症状。
どうしようもないことはわかっていても、自分が情けなくて・・・涙が溢れて来た。
「・・・救急車、呼ぶよ?いい?」
「・・・すみません・・お願いします・・。」
先生にも迷惑がかかってることを考えるとそう言うしかなかった。
先生は自分のスマホを取り出し、消防に電話をかけようとしてる。
その姿を見て、私は自分ができることを考えた。
「あの・・音は鳴らさずに来てくださいって言ってください・・・緊急性はないので・・・ランプも無しで・・。」
「・・・わかった。」
「あと・・・幼稚園の北側にある広場に・・・お願いしますと・・・そこまで行きますので・・・」
私にできることは園児たちに気づかれないことだった。
子供の心は繊細なもの。
大人にとって些細なことでも子供からしたら大事に感じてしまうこともあるのだ。
だから救急車の姿は・・・見せたくない。
「歩いて行けるの?大丈夫?」
「大丈夫・・です・・・いけます・・・。」
這ってでも行くと決めた私は、ゆっくり立ち上がった。
壁を伝いながら、できるだけ園児の目に触れないように廊下に出る。
そのまま職員室に入り、荷物を持って裏口から外に出た。
園の外壁を、身体を擦り付けながら広場を目指して歩いたのだ。
「はぁっ・・・はぁっ・・・」
血液関係の病気を持ってる私は、昔、突然倒れることがあった。
精密検査をしても原因はわからず、対処療法を繰り返してる。
定期的な血液検査と診察を繰り返すことで、今は突然倒れるような事はなくなったけど・・・今日の症状は初めてだ。
一体自分の身に何が起きてるんだろう・・・。
「これ・・絶対入院になるやつだ・・・お兄ちゃんに心配かけちゃう・・・。」
そう思うけど自分の力ではどうにもならない。
今、私にできることは意識を飛ばさずに救急車に乗ることだった。
「もう・・来るかな・・・。」
付き添いも無しで救急車を待つのは不安に思うけど、これも経験がものをいう。
何度か救急隊にお世話になってる私は慣れてるのだ。
一人で待つくらいどうってことない。
「あとで・・・園と大学に連絡して・・・謝らないと・・・。」
そう思った時、救急車がこっちに向かってくるのが見えた。
要望通り、音も鳴らさず、ランプもつけずに向かって来てくれてる。
「よかった・・・・。」
その時、さっきの先生が園から走って出て来るのが見えた。
「小森先生ーっ・・・私が付き添いで行きますからー!」
「え・・・?」
思ってもみなかったことに、私は驚いた。
それと同時に安堵してしまって、意識が飛ぶ。
「あ・・・・」
暗くなっていく視界に、私は地面に崩れ落ちていった。
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「今日って一華が実習の日だろ?緊張とかしてんじゃないのか?」
外来が始まる少し前、コーヒーを口に含みながら小森と話をしていた。
前に一華が日程を溢してたのを覚えていたのだ。
小森は外科の手術上がりの患者の様子を見た帰りに外来に寄ったところだった。
「今日が二日目なハズだけどな。これをクリアしたら実習が全部終わるんだってさ。」
「あとは単位だけって話になるのか。」
「まぁ、卒業と同時に資格はもらえるけど採用試験は別だからなー・・・無事に採用までいけるかどうかってとこだな。」
「あー・・そうか。無事に終わるといいな。」
資格を取るにはこなさなくてはいけないものがある。
単位に実習、試験に課題・・・それらをすべてクリアして初めて取得できるのだ。
一華は病気と向き合いながらがんばってる。
そこがすごいところだ。
「ま、あいつのことだからしっかり就職までこぎつけるだろう。」
小森がそう言った時、バタバタと看護師が走って来た。
「小森先生っ・・!救急です!!」
「救急?救命が対応するのでは?」
基本的に救急患者は救命チームが対応する。
専門分野が必要な時に呼ばれることがあるくらいだ。
「運ばれてきたのは一華ちゃんなんです!!」
その言葉を聞いた瞬間、小森は持っていたコーヒーカップを側にあった台の上に置いた。
知らせに来てくれた看護師を置いて、廊下に飛び出していく。
「状況教えてくれる?」
このあと診察がある俺はここを離れるわけにはいかない。
俺に出来ることは知らせに来てくれた看護師に情報を聞くことくらいだった。
「あ・・幼稚園で倒れて救急車を呼んだそうです。自発呼吸はあるものの意識はありません。救急隊が到着したときの血圧が、上が180の下が95。脈が130回だったそうです。」
「は!?」
とんでもない高血圧に、早すぎる脈の数。
意識を失って当然の数字だった。
「ここに到着したときは血圧が、上が130の下が84。脈は88回でだいぶ落ち着いたみたいなんですけど・・・。」
救急車が病院に到着するまでの時間は平均で30分。
搬送先が決まらなくて時間がかかることが多いけど、一華の搬送先は決まってる。
だからもっと短い時間で病院まで来れただろう。
「この短時間でそんなに下がるなら・・・突発的なものか・・。」
原因不明の血液病を抱えてる一華は、突然どんな症状がでるか分からない。
今までは兄である小森の尽力で押さえ込めてたのかもしれないけど、成長とともに薬が効かなくなってしまったり、状態が変わったりすることもあるのだ。
もう一度・・・見直しが必要な時期なのかもしれない。
「あらせんせ?難しい顔して何考えてるのぉー?」
病院に合わない、甘ったるい声で俺を覗き込んできた看護師。
その声だけで誰かもうわかっていた。
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外来の準備に忙しく動き回ってる他の看護師が目に入る。
カルテや器具、軽い検査ができる機械のチェックをしてるっていうのにこの看護師は胸元のボタンを少し開け始めたのだ。
「最近せんせとシてないしぃ・・・今日、行ってもいーい?」
俺の肩を指先で撫でていく看護師。
その指を出て払った。
「もう来るなって言ったハズだ。何度も言わせるな。」
「--ーっ!」
睨みつけるようにして言うと、看護師はきゅっと口を結んだ。
不服そうな顔をしながらバタバタと足音を立てて去って行った。
「はぁー・・・・。」
付き合ってるわけではないことを、向こうも承知してるハズ。
なのに何度も絡んでくることに、俺も少し責任を感じていた。
あの日、あいつを家に入れたのがそもそもの間違いだったのだ。
(あの日、しょっちゅう誰かを引っかけてたって言ってたからワンナイトだと思ったのに・・・。)
自分の行いが招いたしまったことに責任転嫁はしない。
ただちゃんと終わりにしないと、自分も相手もすっきり前に進めないだろう。
(どこかできっちり話をするべきだろうか。)
そんなことを考えてる時、一人の看護師が俺を呼んだ。
「桐生先生ー?患者さん、呼んでいいですかー?」
「あ・・・うん、大丈夫。お願いします。」
ひとまず仕事をこなしていこうと、俺は目の前にやってくる患者さんに集中することにした。
「次の方どうぞー。」
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