外から見る方が楽しいじゃん？(仮定)

第1章

ルイヴァンス侯爵家

サーラ「お嬢様、朝食の準備が出来てますよ。」

『分かったわ。ありがとう、サーラ』

私を呼びに来たのは、私付きのメイド

サーラ･ハルジオン

ハルジオン子爵家の次女だ

紺色の髪に水色の瞳をしている
目がツリ目なので少しキツめの顔立ちをしているが、優しいし優秀だ

サーラ「お嬢様？どうかなさいましたか？」

『なんでもないわ。行きましょ』



サーラと共に食堂の方へ向かう。

アルト「おはよう、ミヤ」

声をかけられ振り向くと、

『兄様！おはようございます！』

兄、アルバートがいた。

アルト「今から食堂かい？」

『はい。兄様もですか？』

アルト「そうだよ。一緒に行こうか」

『はい！』

兄様とサーラと共に食堂に向かう。


ガチャ
サーラが食堂の扉を開けると、

マルギス「おや、二人で来たんだね。おはようミヤ、アルト」

リア「あら、ふふふ。おはよう。」

アルト「おはようございます、父さん、母さん」

『おはようございます。』

父、マルギスと母、アイリアが既に席に着いていた。

『遅くなってごめんなさい、父様、母様。』

リア「ふふふ、構わないわよ。さぁ、頂きましょう？」

こくりと頷いて席に着く。

みんな揃ってから食べるのがいつもの、ルイヴァンス侯爵家の日常だ。