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ヨーロッパ・アジア - Eurasia -
サラマンダー
しおりを挟むサラマンダー
伝説や物語、ゲームなどで登場する、炎を纏ったトカゲ、もしくは炎の中でも生きていられるトカゲとされる、小さなドラゴンである。一般に「サラマンダー」というと、実在する大山椒魚のことを指す。古代ローマ時代に書かれた『博物誌』には「冷たい身体を持ち、たちまち炎を消してしまう」と、現在知られているのとは逆の特徴が記されている。実在する大山椒魚は、身体が粘液に包まれており一見して水を纏っているように見える。おそらく、ここから「冷たい身体を持つ」と連想されたのだろう。そこから、逆の「炎を身体に纏った」幻獣とされるようになったのは、身体の模様からの連想や、火事などで家屋から逃げ出す大山椒魚に、炎が照り返した姿が転じたからだと思われる。やがてサラマンダーは「四大精霊(地・水・火・風)」のうち火に属すると言われるようになっていく。中世以降の知識層には比較的ポピュラーな存在であり、教会や騎士などのシンボルとして用いられるほどになった。
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