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章第二「茨木童子」

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 酒呑童子しゅてんどうじの配下、もしくは配偶者ともされる、謎多き鬼。京の都で数々の悪行を働いていたというが、能や歌舞伎かぶきなどで演じられるほど、人気の高い鬼でもあった。酒呑童子たちが退治されていくなか、唯一逃げおおせることのできた、実にしたたかな鬼でもある。
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