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章第一「両面宿儺」
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歴史書『日本書紀』によると、第十六代・仁徳天皇治世六十五(西暦三七七)年のとき、飛騨国(現在の岐阜県)に「宿儺」という鬼神が現れたという。人民を襲っていたため、朝廷に討伐されたのだと記されている。ところが、地元・岐阜県では鬼や龍を退治した伝説が残されており、現在でも英雄として信仰されているらしい。まさにその二面性は、ふたつの顔を持つ宿儺の名を表しているようだ。
歴史書『日本書紀』によると、第十六代・仁徳天皇治世六十五(西暦三七七)年のとき、飛騨国(現在の岐阜県)に「宿儺」という鬼神が現れたという。人民を襲っていたため、朝廷に討伐されたのだと記されている。ところが、地元・岐阜県では鬼や龍を退治した伝説が残されており、現在でも英雄として信仰されているらしい。まさにその二面性は、ふたつの顔を持つ宿儺の名を表しているようだ。
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