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プロローグ

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婚約破棄……というかゴミ同然に捨てられたようなものだ。しかも風のうわさではどうやら相手の男は

私以外にも並行して複数……2桁にも上るほどの相手と交際していたということだ。

「いつだって君だけしか見ていないよ!」

これを十数人、もしかしたら数十人に同時に言っていたということになる。ほんとふざけんなよゴミが!!

そしてそんなゴミにゴミ以下のように捨てられたのはほかでもない私なのである。

涙が枯れるほど泣いたがまだ虚しさと悔しさでいっぱいである。しかし落ち着いてきたのも事実で私の中の

炎は赤から青へと変化してきたようである……。
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