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「ファイティングって何ですか?」

「うーん、試合形式の練習のことかな。ほら格闘技とかでいうところのスパーリングみたいな?」

「あー私が最初体育館に入ってきたときにやってた機械が音を出すやつですね!」

「そうそれ、あのときはほんとごめんねー、今回もだけどさ」

グイッ!

「いてててててて・・・・・・」

あのとき審判気を吹っ飛ばしたらしい先輩の頭を無理やり下げさせた。

「ほんじゃ、私たち先に行ってるから落ち着いたら来てね。あと1時間はやってると思うからさ」

そうして先輩らは去っていったのであった。
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