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貴女だけが全てだった
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奏が居なくなってしまったその日から、私は生きる意味を無くした。
彼女だけで良かった。彼女がいない日々がこんなにも苦しいのなら、私は人形になろう、そう決めた。
もう私に心なんていらない。
「制止するのは我が右手」
段々と身体を自分で動かすことが出来なくなっていく。まるで、金縛にでもあったかのように。
そして、私は全てを失った。
補足……能力には、それぞれランクがあり、下から、E、D、C、B、A、AA、AAA、S、SS、SSSとなっている。これを能力値という。
命音はCランクです。
召喚系は、物によりランクが変わり、神器を召喚出来るなら、SSS。
具現化系は、等しくA。
属性系(水、炎、地、風etc)は、その属性ごとにランク付けされ、糸使い(十操家等)の最上位は、他の生物を操る事が出来る。
奏が連れ去られてから10年近く経ち、命音は中学3年になっていた。
この世界では、中学生から、模擬戦がどの学校でも許可され、優秀な成績の者は内申に有利になる。その訳は、高校以上になると、実戦が許可されるようになり、どの学校もこぞって、優秀な能力者を欲しがるからだ。
そして、何時ぞやに落ちこぼれと呼ばれた命音は、模擬戦において、無類の強さを誇っていた。
相手の動きを糸で封じ、相手の能力すら、糸を使って動かしてしまう。
能力値では、上位である筈の召喚系や、具現化系。そして降臨系の能力者達を一方的に駆逐していき、その地方では、機械仕掛けの天使と呼ばれるようになっていた。
しかし、それでも政府は、彼女の能力値Cを一向に変えることは無かった。
一部の人間は、何故彼女の能力をもっと高位に上げないのかと。しかし、政府の答えは決まって、
「彼女の能力は、人形を操る事のみ。負けた人々は、相性が悪かっただけだろう。一々低ランク者について、我々に問うのは辞めてくれ」
だった。
しかし、この選択は、のちに大きな過ちであったと後悔する人間を多く産むことになる。
「貴女の実力を確認したい。3日後に十操本家屋敷にて、実戦を行う。十操分家嫡男海砥」
命音宛に果たし状と呼ぶべき、文が届いた。
送り主は、十操海砥。命音の父の弟の長男、つまり命音の従兄弟であり、同じく15歳。今年から高校生となる年だ。そして、生き物を操る事が出来る能力を持つ、Sランク異能者である。
海砥は、能力値の低い命音とは異なり、十操家当主である祖父、十操駒蔵から、師事を受け、武器や傀儡など、様々な面において才覚を発揮する天才と呼ぶに相応しい人材。
そんな相手と模擬戦ならまだしも、相手を場合によっては殺す事も許される実戦を行うことに命音の両親は、これを拒もうとした。しかし、
「了承。受けて立ちます」
と、二人が知らぬ間に返事を出してしまっていた。
そして、3日経ち、屋敷に命音が着くとそこには、海砥の両親を始め、有名な学校の理事長や校長、政治家までもがこの試合を見に来ていた。大方、海砥の強さを示して、あらゆる面で後ろ盾を得ようとしているのだろう。
中庭、とでも言うのであろう、広めのスペースの中央に立つ海砥の前に歩んで行くと、
「やっときましたか。恐れてこないと思っていましたが、度胸はあるようですね」
と、挑発されるが、全く興味なし、と言わんばかりに一瞥もくれずに無視する命音。それが面白くないのか、海砥は、
「では、早速始めましょうか。まあ、呆気無く終わらないでくださいよ。少しは反撃などしてくれないと楽しめませんから」
自分が勝つのは分かっていると、遠回しに言ってきた。
「規則朗唱。この庭の外に、10秒以上いたら負け。武器、暗具の使用は許可。殺めることも違反ではない」
「いいだろう。さあ、始めようか」
二人が庭の端と端に着くと、この試合の立会人である、十操駒蔵が、「始めい!」と叫ぶと、命音は、服の中から、小さな人形を取り出し、右手で持ちながら、
「『制するは我が右手』」
と、詠唱すると、独りでに立ち上がり、ぴょこぴょこと可愛らしく海砥へと向かう。それをさらに3体、計4体の人形を動かし、等間隔で海砥を囲うように配置する。
「お得意の人形で動きを封じる作戦ですか?なんて浅はかな考えですか?これが私の従姉だとするならば、恥ですね。すぐに片付きそうです」
海砥は右手を振るうと、指先から、輝く糸が飛び出し、人形等を真っ二つにし「『金剛金線』どうですこの斬れ味。素晴らしいでしょう?」
「……」
「また、無視ですか。全く、教育がなってませんね。これだから落ちこぼれを産む人達は」
大袈裟に、落胆した様子を見せる海砥に命音は、
「疑問提唱。何故先程から、そこで犬のように吠えているのですか?怖くて、攻めることが出来ないのですか?」
と、明らかなる挑発をする。これに海砥は、
「犬……だと?ふふふ、あははは!何ですか、死にたいなら早く言ってくれれば良かったのに。しかもちょうどよく実戦ですしね!……楽には殺さねえよ」
と、口調が変わるほど、怒りをあらわにし、命音目掛けて全速力で走ってきた。
そして、命音まで、残り数メートルあるか、というところで、
「『爆ぜろ、吹き消せ』」
途端に、海砥の足下が爆発した。
「なぁ!くっ、さっきの人形はこのためにあ、ぐはあ!」
「説明。私のマニュピレイト・ロータスは、半永久的に相手をその場所から、動きを封じこみ、爆破の魔石を仕込んである人形を魔石の魔力が尽きるまで、爆発させる。貴方の負けです。降参してください」
「わ、分かった!こうぐはあ!降参するから!やめぎゃああ!」
すると、命音は、「『絶対的解除』」と、唱え爆発を解除した。
「……勝負あり。勝者十操家本家嫡子命音」
駒蔵が、勝負の判定を下すと、ギャラリー達は、畏怖と尊敬の2つの視線を向けながら、命音に拍手を送った。
「敗因補足。貴方の敗因は、己の優位な位置から離れたことです。相手が挑発を仕掛けるということは、なんらかの罠があります。この程度だと、負けますよ」
「く……。くそう……」
命音は、地面に這い蹲る海砥にそう言うと、もう、用がないと帰ってしまった。
「次こそは、必ず……。くぅ、くそう。うぅ、うぅ……」
中庭には、海砥の嗚咽が響いた。
「待っててね命音。今行くから……」
彼女だけで良かった。彼女がいない日々がこんなにも苦しいのなら、私は人形になろう、そう決めた。
もう私に心なんていらない。
「制止するのは我が右手」
段々と身体を自分で動かすことが出来なくなっていく。まるで、金縛にでもあったかのように。
そして、私は全てを失った。
補足……能力には、それぞれランクがあり、下から、E、D、C、B、A、AA、AAA、S、SS、SSSとなっている。これを能力値という。
命音はCランクです。
召喚系は、物によりランクが変わり、神器を召喚出来るなら、SSS。
具現化系は、等しくA。
属性系(水、炎、地、風etc)は、その属性ごとにランク付けされ、糸使い(十操家等)の最上位は、他の生物を操る事が出来る。
奏が連れ去られてから10年近く経ち、命音は中学3年になっていた。
この世界では、中学生から、模擬戦がどの学校でも許可され、優秀な成績の者は内申に有利になる。その訳は、高校以上になると、実戦が許可されるようになり、どの学校もこぞって、優秀な能力者を欲しがるからだ。
そして、何時ぞやに落ちこぼれと呼ばれた命音は、模擬戦において、無類の強さを誇っていた。
相手の動きを糸で封じ、相手の能力すら、糸を使って動かしてしまう。
能力値では、上位である筈の召喚系や、具現化系。そして降臨系の能力者達を一方的に駆逐していき、その地方では、機械仕掛けの天使と呼ばれるようになっていた。
しかし、それでも政府は、彼女の能力値Cを一向に変えることは無かった。
一部の人間は、何故彼女の能力をもっと高位に上げないのかと。しかし、政府の答えは決まって、
「彼女の能力は、人形を操る事のみ。負けた人々は、相性が悪かっただけだろう。一々低ランク者について、我々に問うのは辞めてくれ」
だった。
しかし、この選択は、のちに大きな過ちであったと後悔する人間を多く産むことになる。
「貴女の実力を確認したい。3日後に十操本家屋敷にて、実戦を行う。十操分家嫡男海砥」
命音宛に果たし状と呼ぶべき、文が届いた。
送り主は、十操海砥。命音の父の弟の長男、つまり命音の従兄弟であり、同じく15歳。今年から高校生となる年だ。そして、生き物を操る事が出来る能力を持つ、Sランク異能者である。
海砥は、能力値の低い命音とは異なり、十操家当主である祖父、十操駒蔵から、師事を受け、武器や傀儡など、様々な面において才覚を発揮する天才と呼ぶに相応しい人材。
そんな相手と模擬戦ならまだしも、相手を場合によっては殺す事も許される実戦を行うことに命音の両親は、これを拒もうとした。しかし、
「了承。受けて立ちます」
と、二人が知らぬ間に返事を出してしまっていた。
そして、3日経ち、屋敷に命音が着くとそこには、海砥の両親を始め、有名な学校の理事長や校長、政治家までもがこの試合を見に来ていた。大方、海砥の強さを示して、あらゆる面で後ろ盾を得ようとしているのだろう。
中庭、とでも言うのであろう、広めのスペースの中央に立つ海砥の前に歩んで行くと、
「やっときましたか。恐れてこないと思っていましたが、度胸はあるようですね」
と、挑発されるが、全く興味なし、と言わんばかりに一瞥もくれずに無視する命音。それが面白くないのか、海砥は、
「では、早速始めましょうか。まあ、呆気無く終わらないでくださいよ。少しは反撃などしてくれないと楽しめませんから」
自分が勝つのは分かっていると、遠回しに言ってきた。
「規則朗唱。この庭の外に、10秒以上いたら負け。武器、暗具の使用は許可。殺めることも違反ではない」
「いいだろう。さあ、始めようか」
二人が庭の端と端に着くと、この試合の立会人である、十操駒蔵が、「始めい!」と叫ぶと、命音は、服の中から、小さな人形を取り出し、右手で持ちながら、
「『制するは我が右手』」
と、詠唱すると、独りでに立ち上がり、ぴょこぴょこと可愛らしく海砥へと向かう。それをさらに3体、計4体の人形を動かし、等間隔で海砥を囲うように配置する。
「お得意の人形で動きを封じる作戦ですか?なんて浅はかな考えですか?これが私の従姉だとするならば、恥ですね。すぐに片付きそうです」
海砥は右手を振るうと、指先から、輝く糸が飛び出し、人形等を真っ二つにし「『金剛金線』どうですこの斬れ味。素晴らしいでしょう?」
「……」
「また、無視ですか。全く、教育がなってませんね。これだから落ちこぼれを産む人達は」
大袈裟に、落胆した様子を見せる海砥に命音は、
「疑問提唱。何故先程から、そこで犬のように吠えているのですか?怖くて、攻めることが出来ないのですか?」
と、明らかなる挑発をする。これに海砥は、
「犬……だと?ふふふ、あははは!何ですか、死にたいなら早く言ってくれれば良かったのに。しかもちょうどよく実戦ですしね!……楽には殺さねえよ」
と、口調が変わるほど、怒りをあらわにし、命音目掛けて全速力で走ってきた。
そして、命音まで、残り数メートルあるか、というところで、
「『爆ぜろ、吹き消せ』」
途端に、海砥の足下が爆発した。
「なぁ!くっ、さっきの人形はこのためにあ、ぐはあ!」
「説明。私のマニュピレイト・ロータスは、半永久的に相手をその場所から、動きを封じこみ、爆破の魔石を仕込んである人形を魔石の魔力が尽きるまで、爆発させる。貴方の負けです。降参してください」
「わ、分かった!こうぐはあ!降参するから!やめぎゃああ!」
すると、命音は、「『絶対的解除』」と、唱え爆発を解除した。
「……勝負あり。勝者十操家本家嫡子命音」
駒蔵が、勝負の判定を下すと、ギャラリー達は、畏怖と尊敬の2つの視線を向けながら、命音に拍手を送った。
「敗因補足。貴方の敗因は、己の優位な位置から離れたことです。相手が挑発を仕掛けるということは、なんらかの罠があります。この程度だと、負けますよ」
「く……。くそう……」
命音は、地面に這い蹲る海砥にそう言うと、もう、用がないと帰ってしまった。
「次こそは、必ず……。くぅ、くそう。うぅ、うぅ……」
中庭には、海砥の嗚咽が響いた。
「待っててね命音。今行くから……」
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