僕は平凡に生きたい

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番外編(捏造ありまくり)

あけましておめでとうございます。

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「新年あけましておめでとうございます!」


にこにこと笑みを浮かべながら3人の前に立つのは、指宿佳乃ーー主人公ーーである。
いつもであれば「あけおめ!」とすぐに返す3人だが、何故かぽかんと口を開けて佳乃を見つめている。

何故ならーー


「あれ、今年は寅年だからコレつけてみたんだけど…やっぱ似合わないか!」
「そ、んなことない!すごく似合ってるよ、佳乃ちゃん!かわいい!」
「ほんとほんと!あまりのかわいさに新年早々ぶっ倒れるかと思ったぐらいだわ」
「…ところで、それはどうしたんだ?佳乃が自分の意志でつけたのか?」


虎の耳がついたカチューシャを触りながら苦笑すると、3人が一斉に喋り出す。
目をぱちくりとさせたあと「えーとねぇ…」と腕を組みながら先ほどの出来事を思い出していた。




数十分前


そろそろ京くんの部屋にみんなで集まる時間だな、と思っていた時だった。


コンコン


とノックの音が聞こえ「はーい」と扉を開ければコツン、と何かに当たる感触。下を見れば何やら大きくも小さくもない箱が置いてあり、置いた人間を探すが誰一人廊下を歩いていなかった。
どうしよう…と悩んでいる時ふと箱に何か書いてある紙が貼られていることに気付き、手に取り読む。


「……あけおめ、今年もみんなを喜ばせてきてね……?……どういうこと?」


紙に書いてある指示通り箱を開ければそこには虎の耳、そして……。


「……虎の……しっぽ……?でもこれどうやってつけるんだろう?わかんないからみんなに聞こっと。…って、もうこんな時間だ!急がなきゃ!」


こうして虎の耳をつけた佳乃はしっぽを手に持ったまま3人の元へと向かったのだった。



ーーーーーー

「…って、感じです」
「それで、その、しっぽは…」
「あ、これなんだけどね。こう、先が短い棒?みたいになってて……って、なんでみんなそんなに息が荒いの……えっと……」


じりじり、じりじりと少しずつ壁に追い込まれる佳乃。
その片手に持つそれは、アダルティな…しっぽ。



果たして、佳乃は無事に次の日を迎えることが出来るのだろうか。

きっと、無理である。


「ひっ…!ぁっ…ちょ、みんな…っ…ぁぅっ…」


「「「……姫初め、しようね」」」


















ーーーーーーー
あけましておめでとうございます。
すみません、ちょっと駆け足なんですけど、、、。
日付変わる前に書き終えたかったので、、、。
ぼちぼち再開できたらいいなあとは思ってます、、、。
今年もよろしくお願い致します。
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