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体育祭
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すぐに競技に戻ったけど半周以上差は開いている。
次の障害物まで遠いよ…!!
はぁ、はぁ…と息を切らせながら次の場所を見ると【ここが最後の障害物】と書いてある看板を持った人がいた。
…や、やっとだぁ…!!
「次が、最後みたい、だねぇ…!」
「そ、みたいです、ね…!!」
ゆるふわくんと走りながら話し、視線を合わせて頷きあう。
「…てことで、スピードアップしよぉ~」
「えぇ!?これ以上、ですか!?」
「んふふ、まかせなさぁ~い」
そういうや否やぐんっとスピードアップしたゆるふわくんに腕を引かれて、更に速く走る。
あああああまってええええええ!!!
「ま、まっ…!!」
「だぁいじょうぶ、大丈夫ぅ~!」
俺が大丈夫じゃないーーー!!!!
**
「は、…ッ…っは…」
「ごめんねぇ、大丈夫ぅ?」
ぜーはーと息をする俺の背中をさすりながら顔をのぞき込むゆるふわくん。
大丈夫と言いたいところだけど、悲しいかな、大丈夫じゃない。
体力つけれたと思ったけど、全然だった…。
「…ッさ、いごだし…!がんばります…っ…!」
「おぉ~」
「ところで最後の、障害物って…?」
「んーあれかなぁ?」
「あれ?」
ピッとゆるふわくんが指をさした先にあったのは、机の上に置かれた箱だった。
…箱?
先についている何人かが挑戦しているけど、苦戦しているっぽい。
(なんて都合のいい…。)
首を傾げていると委員さんに「箱の中身を当てていただく障害物です。あちらの席に座って下さい」と促された。
…俺、一番こういうやつが苦手なんだけど大丈夫かなぁ…。
ビビリとかではなくね!?ただ怖いなって…!!
……一緒か。
「制限時間は5分。それじゃあ箱の中に手を入れて当てて下さい。よーい、スタート。」
「ぅっ…」
おそるおそる手を入れると、ふにゃ…とした感触だった。
か、噛まれたりしないかな…!?
生き物は流石に入ってないかなぁ…!?
ぬるぬるしてる…!ひいぃ…!
「…ん、なんか、かたく…?」
触り続けてたらなんかかたくなってきた…何何何怖い怖い怖い!!
世の中にそんなものあるの!?
今まで生きてきた中でこんなのに出会ったことないよ!?
ぬるぬるしてるから手もべたべたしてる…。
うう…もうやだ…。
**
短い…!
次の障害物まで遠いよ…!!
はぁ、はぁ…と息を切らせながら次の場所を見ると【ここが最後の障害物】と書いてある看板を持った人がいた。
…や、やっとだぁ…!!
「次が、最後みたい、だねぇ…!」
「そ、みたいです、ね…!!」
ゆるふわくんと走りながら話し、視線を合わせて頷きあう。
「…てことで、スピードアップしよぉ~」
「えぇ!?これ以上、ですか!?」
「んふふ、まかせなさぁ~い」
そういうや否やぐんっとスピードアップしたゆるふわくんに腕を引かれて、更に速く走る。
あああああまってええええええ!!!
「ま、まっ…!!」
「だぁいじょうぶ、大丈夫ぅ~!」
俺が大丈夫じゃないーーー!!!!
**
「は、…ッ…っは…」
「ごめんねぇ、大丈夫ぅ?」
ぜーはーと息をする俺の背中をさすりながら顔をのぞき込むゆるふわくん。
大丈夫と言いたいところだけど、悲しいかな、大丈夫じゃない。
体力つけれたと思ったけど、全然だった…。
「…ッさ、いごだし…!がんばります…っ…!」
「おぉ~」
「ところで最後の、障害物って…?」
「んーあれかなぁ?」
「あれ?」
ピッとゆるふわくんが指をさした先にあったのは、机の上に置かれた箱だった。
…箱?
先についている何人かが挑戦しているけど、苦戦しているっぽい。
(なんて都合のいい…。)
首を傾げていると委員さんに「箱の中身を当てていただく障害物です。あちらの席に座って下さい」と促された。
…俺、一番こういうやつが苦手なんだけど大丈夫かなぁ…。
ビビリとかではなくね!?ただ怖いなって…!!
……一緒か。
「制限時間は5分。それじゃあ箱の中に手を入れて当てて下さい。よーい、スタート。」
「ぅっ…」
おそるおそる手を入れると、ふにゃ…とした感触だった。
か、噛まれたりしないかな…!?
生き物は流石に入ってないかなぁ…!?
ぬるぬるしてる…!ひいぃ…!
「…ん、なんか、かたく…?」
触り続けてたらなんかかたくなってきた…何何何怖い怖い怖い!!
世の中にそんなものあるの!?
今まで生きてきた中でこんなのに出会ったことないよ!?
ぬるぬるしてるから手もべたべたしてる…。
うう…もうやだ…。
**
短い…!
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