ハルフェン戦記 -異世界の魔人と女神の戦士たち-

レオナード一世

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第五章 月の巫女と黒の魔人

月の巫女と黒の魔人 第七節

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暗き邪神教団の神殿の中。ギルバートは口笛を吹きながら、信者達を指揮して何かの作業を進めるザナエルとエリクに声をかけた。
「ようザナエルの旦那、こんな時間まで作業してるとはご苦労なこった」
「ギルバート殿か、事の首尾はいかがかな?」
揺らめく松明の明りに照らされ、表情を窺えないはずのザナエルの仮面が光加減でまるで笑うかのように見えた。

「例のオオトカゲは退治してきたぜ。あんたのくれた呪符のお陰で結界もイチコロだ。ああいうのはまだ勝手がよく分からねぇから助かったぜ」
「それは大変結構。ザーフィアスの未来視は我々の計画を巫女らに知らされる可能性もあるが故、早急に排除できて助かる。…して、巫女や神器の確保はどうやらうまく行かなかったようだな」

「ああ、エリクの言ったとおり、ウィルがあいつらと一緒に仲良くやってるようでな。あいつが一緒にいる以上、さすがに俺でも容易に手出しすることはできねえんだ。すまねえな」
「構わんよ。こちらもまだ残りの巫女の在り処を掴んでいないからな。今すぐ太陽の巫女をどうこうするつもりはない。暫く泳がせた方が寧ろ好都合だ」

「そうか?まっ、とにかく今回の報酬は貰わなくて結構だぜ。依頼を完遂していねえなんざ傭兵としては大失態だからな」
「クク、ご謙遜をするお方だ。安心されよ、ザーフィアスを排除しただけでも我らにとって大きな成果だ。報酬は約束どおり支払おう。今回は女が良いと仰ったな?」

「良いのかよっ?まったく太っ腹だな。ああ、今度はもう少しグラマーな奴で頼むぜ。それと前にも言ったが、掻っ攫いてぎゃあぎゃあ喚くような奴はなしだぞ、煩くてかなわねぇからな」
「分かっておる。好みに合う奴を手配するから安心されよ」

「まあでも、依頼を完遂せずに報酬を貰うってのもなんだかなあ…」
ギルバートはしばしば考え込む。
「よし、後で旦那さんにこっちから面白いをデモンストレーションサービス付きで献上しようか」

「玩具とな?」
「ああ、この前あんたらが協力してサルベージしたヌトの残骸から面白い奴を回収できてな。きっと気に入ってくれると思うぜ。しかし数に限りがあるから、使いところには注意しろよ」
ギルバートが不敵に笑った。


******


「アイシャ様、宣言の用意ができましたよ」
キャンプ地のアイシャ専用のテントの外から、マティと一緒に立つレクスが彼女に声をかける。
「はい、分かりました」
柔らかな声で答えながら歩み出るアイシャ。自国の王女でありながら、その仕草一つ一つが実に美しく感じられる。それともそれは彼女が美と気質を表す女神ルミアナの巫女であるが故なのだろうか。

「ラナ様も既に会場に着いてるよ。ご案内しますね」
「よろしくお願いします…レクス様、その前に一つお礼を言わせてください」
「お礼ですか?」
「ええ、ロムネス様のことは耳に及んでいます。本当は辛い思いをなされているはずなのに、身を挺して私やラナ様にご尽力して頂いて…。ルーネウス王家の一員としても、貴方に感謝の言葉を述べたくて」
「ああ、そういうことね」
レクスが苦笑した。

「別にいいですよアイシャ様、本来なら王都から戦争招集が来た時点で応じるべきだったし、王家と言うより巫女様貴方に協力しているのだからね僕は。だからそこらへん気にしなくていいからさ」
「レクス様…っ」
マティが焦って耳打ちして咎めるが、アイシャは変わらずに笑顔を返す。
「それでもですよ。巫女として改めて礼を申し上げます。どうかこれからも宜しくお願いしますねレクス様」
レクスもまた屈託のない笑顔で応えた。
「勿論ですアイシャ様」

アイシャを先導するよう並んで歩くレクスとマティ。
「レクス様、いきなりさっきのような返事しないでください、心臓止まりそうでしたよ…っ」
「ごめんマティ、さっきはちょっと魔が差しただけで今は反省してるよ。アイシャ様は王族であっても、とは関係ないこと、ちゃんと理解してるから」

「レクス様…」
マティがやり切れなさそうな表情でレクスを見る。レクスはいつもののんびりとした顔を浮かべたまま、三人は会場へと向かっていった。


――――――


キャンプ地の開けた場所で、レクスの騎士団とアイシャの騎士達が一堂に集まり、臨時に作られた高座に立つラナとアイシャに注目していた。二人の傍にレクスとマティ、アランが付き添っており、ウィルフレッドとカイ、エリネ、そしてミーナがやや離れた場所に立っていた。

高座の前には多くの机が設けられ、さきほど料理担当のコークスとエリネ達が、ビトレ町から仕込んだ食材から丹精を込めて作った軽食や飲み物が置かれている。

「ルーネウスの諸君、ここでまず、敵国の皇女でありながらも私をここまで護衛してくださった諸君らに礼を申し上げたい。また、アイシャ王女を守り抜いた騎士達にも、その揺ぎ無き忠義を称えよう」
ラナの高らかな声が全員の耳に響いた。

「諸君らが存じるとおり、ハルフェンこの世界は今や千年前より再び動き始めた邪神教団の脅威に曝されている。先日の採掘場での出来事、追われたアイシャ王女に、わが父上の暗殺事件。これはもはや疑いようのない事実だ。だが我ら誇り高き三女神の民は、決して彼らに屈することはない。我らはこれから教団に対抗する女神連合軍として、教団と教団が裏から操る皇国軍により制圧された町々を解放しながらエステラ王国を目指す」

ここでアイシャが一歩前に出てラナと立ち並んだ。
「先ほど皆様に明かしたように、ルーネウス第三王女であり、月の巫女であるこのアイシャ・フェルナンデス・ルーネウスは、我が父ロバルト王と私自身の意志の下、太陽の巫女であり、ヘリティア皇国第一皇女であるラナ様を全面的にサポートすると決心しました。レタ領の領主レクス男爵もご同意頂いております」

「皇国の不始末で諸君らに辛酸をなめさせたことは心苦しい上、協力を求めるのは不遜と承知しながらも、私は頼みたい。帝都を奪い返し、教団を倒すために、どうか諸君らの力を貸して頂きたいっ」
「おおっ!任せてくださいラナ様!」
「全身全霊をもってご協力します!」

騎士達が一同に声を上げて応えると、ラナが会釈する。
「諸君らに感謝する。共に邪神教団とその郎党どもを再び闇へと追い払おう。女神様の巫女の名において、アイシャ様とともに宣言する。ここにて女神連合軍は結成されたっ!」
歓声が夜の森を震撼させ、騎士や兵士達がラナとアイシャの名前を高らかに称えた。

「すごい人気だな。それだけに巫女の地位が特殊ということか」
「うむ、それにラナは元々三国の間で人気があるし、何しろ戦いと勝利を表す太陽の女神エテルネの巫女からの言葉だからな。これほど教団との戦いの宣言に向いた人もおるまい」
ウィルフレッドの言葉を補足するミーナ。

「うん。伝承の女神の巫女様が二人も演説をしてるんですから、みんなが高揚するのも分からなくもないです」
「でもさあ、景気づけに宴をするのは良いけどよ、邪神を封印した水晶を教団の奴らが手に入れた訳だろ?今頃あいつら邪神の復活の準備進めてると思うとどうも落ち着けないな」

「ほう、はな垂れ小僧が意外と色々と考えてるではないか」
にやりとからかうミーナ。
「余計なお世話だっつーのっ」
「まあそう心配することもない。大きくハメをはずすタイプの宴でもないし、ゾルドの封印は三名の女神達が直々に施した儀式魔法だ。そう簡単には破れはせん」

「儀式魔法?」
聞きなれない単語に戸惑うウィルフレッド。
「うむ、魔法を研鑽していない多くの人々が呪文詠唱による魔法だけを魔法の全てと捉えているから、それと区別するために生まれた単語でな。これによって詠唱で手軽に発動できる魔法は狭義的な儀式魔法に分類されておる。…魔法の構築に儀式的な要素が多いからこう名づけられたが、我はあまりこの呼び方は好かんな」
識者的な不満の顔を浮かべるミーナ。

「とにかく、魔法とは世界の法則、因果律に沿って構築されるものだ、それに沿って作られた封印は同じく一定の法則や因果律に沿えなければならん。そしてそれは魔法が構築される要素が多く深いものほど強力なものになることも意味する。それを創世の三女神直々に作り上げた封印だから、教団の奴らでもそう簡単に破れはせん」

「そういえばシスターから聞いたことがあります」
エリネがルルを撫でながら言う。
「魔法の構築原理の根本になる学問は因果カルマ学とよばれて、星占術や儀式魔法など全ての魔法の大本となる学問でしたよね」

「ほほう、そのシスターとやらは実に良く仕込んでるようだな。そのとおりだ。抽象概念と万物の森羅万象を基に儀式を行い、世界の理の奥の奥に触れて、過去や未来を見通し、果てには因果までにも触れる。それこそ魔法が真に研鑽する道だ。だから儀式魔法より単に魔法で良いと我は思うがな…」

ミーナが学者的な愚痴をするうちに演説が終わり、騎士達は歓談しながら食事を始めた。ラナやアイシャ達もまた杯を手に持っては騎士達に挨拶回りをしていた。
「我はラナ達のところに行く。君たちも今のうちに楽しみたまえ。明日からは忙しくなるぞ」
そう言い、ミーナはラナ達のところへ向かった。

「うっし、そういう事なら遠慮はいらねえなっ、いっただきぃ~」
カイはさっそく傍に置いてあるサンドイッチやらを取って豪快に齧り始めた。
「まったくお兄ちゃんったら…私達も食べましょウィルさん。私が作った焼きトーストとか美味いですよ」
「ああ」

すぐ傍に置いてあるクッキーサンドを取りながら食べ始める二人。途中でアイシャやマティと分かれて騎士達の間を回るラナ、レクスとアラン。騎士団改め女神連合軍の面々は誰もが笑顔に溢れて、士気は高い。

「おうっ、エリーちゃんとウィル殿じゃねえか、どうだ、楽しんでるかっ?」
「あ、ボルガさん」
老兵ボルガが、ジョッキを手に持って二人に声をかける。

「カイの奴ぁ…もう他の机の料理を齧ってんのか?元気な野郎だ。なあウィル殿、皆と一緒に飲みに来ないか?王都から来たアイシャ様の騎士達と親睦会やってんだ。明日すぐに行軍だから、酒入りの奴は飲めねえけどよ、はは」

ボルガが指す方向に、レクスの騎士とアイシャの近衛騎士が机を囲んで飲んでいるのが見えた。その数名が、特に今日来たばかりの近衛騎士が、畏怖な眼差しで自分をチラ見したところも含めて。

彼らだけではない、宴が進むにつれてあちこち歩き始めた兵士達も、自分を迂回するか、小言を囁きながらこちらを見て通り過ぎていき、そんな人達がだんだんと増え始めたのをウィルフレッドは感じた。

「…いや、すまない、俺はいい。それに今そこまで腹は空いてないんだ」
「む、そうなのか?」
「ウィルさん?」
ボルガは少し困惑する。エリネは彼の声の表情がどこかおかしいだと感じた。

「少し風に当たってくる。エリーはボルガさんと一緒に楽しんでくれ」
「あっ、ウィルさんっ」
ウィルフレッドが幾つかの料理を皿に置くと、その場を離れていった。
「どうしたんだあいつ?」
「ウィルさん…」

そんな彼らの様子を遠目で見たラナとレクス、アラン。会話の内容はわからないが、周りの人々の挙動から、少なからず察しがつく三人。
「…あれま、これはちょっとまずいかな」
レクスが呟くと、ラナがいきなり杯を置いてツカツカとウィルフレッドの後を追おうとした。

「ちょ、ちょっとラナ様なにするつもりっ?」
慌ててラナの腕を掴んで止めるレクス。
「彼らに少しばかり喝を入れるだけよ。そうして互いを避けるよりもちゃんと堂々と会話をすべきとね」
「いやいやいや、言いたいことは分かるけど、誰も僕達みたいにすぐウィルくんのことを受け入れる訳じゃないからさ。ましてや今日のあれを見れば接し方に困る方が普通だよ」

ラナがレクスの手を軽く振りほどいて彼に向いた。
「だからと言ってこのまま放置する訳にもいかないわ。これから長い間一緒に行動するのであれば、内部のわだかまりを減らしておかないといつか大事に繋がるものよ」
「まあ確かにそうだけど、そうすり合わせるには時に時間が必要だよ。ましてやウィルくんは状況が特殊だからね。勿論そのまま放置は良くないからタイミングを見て僕から彼らに話しかけてみるさ。今はとにかく両方に落ち着ける時間をあげよう、ね?」

まるで子供のようにウィンクするレクスにラナはやや不満そうに両手を組み、ウィルフレッドのことを呟いてた騎士達の方を見やる。意図的か偶然か、机を囲む彼らにアイシャとマティが挨拶し、不穏な雰囲気は明るい歓談の声に置き換えられた。

「まったく甘いわね。いっそお互いガツンとぶつかりあった方がすっきりするのに」
レクスは苦笑してアランに囁く。
「…ラナ様って時々乱暴な考えするよね」
「それはもう。幼い頃から世話係泣かせとも呼ばれるお方ですから」

「ふっ、昔から融通の利かないところがあるからなラナは」
「ミーナ先生」
ミーナが三人のところに歩み寄った。

「このレクスの言うとおり、今はそっとしておいてやれ。時には静観してことの成り行きを見守るのも必要だと、むかし教えたはずだろ?」
「…そうかもしれませんね」
騎士達の傍に座って歓談するアイシャを、カイがやや離れた場所で料理を食べながら見とれていた。時おり騎士達が鼻の下を伸ばすとカイもむっと大口で料理を齧った。

「確かにあのウィルとかいう奴は異例なケースだ。彼のここへの到来が果たして偶然か、それとも何か他の理由があるかは分からないが…、ここは女神様のお導きと加護がおわすハルフェン世界だ。今は女神様が良き流れに導いてくれるよう見守ろうではないか」
「ん~さすがミーナ様、良いこと言いますね。ラナ様の教育担当なのも納得だよ」
レクスが感動そうに頷く。

「おだてでも何もでないぞ。ちなみにまだまだ指導役は現役だ。どうだ、レクスも一度我の指導を受けてみるか?」
「あら、いいじゃない、その弛みきった根性を叩き直すのに丁度いいじゃない?ミーナ先生の指導結構厳しいからね」
「あ~、その、それはまた改めて検討させていただきますから~」
目を泳がせながら誤魔化すレクスにラナ達が笑う。そんな彼らを見ながら、ミーナは思った。

そう、今は静観に徹そう。ザーフィアスの警告がまことだとしても、魔人についての情報があまりにも少ない。どう対処するにしても、傍で観察してそれを集める必要があるし、魔人ギルバートに対抗できるのは同じ魔人であるウィルフレッドが必要だ。まず邪神側についてるギルバートを対処してからウィルフレッドの処置を考えよう。

もし本当にザーフィアスが言ったように、彼が取り返しのつかないことを起こしてしまうのならば、その時は封印管理者として、然るべき対応をとれば良い。それまではただ見守ろう。異世界からの異邦人である彼が、果たしてこの世界に何をもたらすのか。



【続く】

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