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第四章 邪神教団
邪神教団 第二節
しおりを挟む谷の中で、追手をようやく撒いたレクス達と騎士団は一息ついては状況の整理をしていた。
「レクス様、レイナ様、三人とも無事だったんですねっ」
「うん、心配かけてごめんねエリーちゃん。他の騎士はメルベ公に捕まっちゃったけど」
「さっきのは間違いなくメルベ公の私兵でしたが、いったい何があったのですか」
マティとともに皆がレクスとラナを見た。
「さあ…。どうもメルベ公は最初から僕達を捕らえようとしたけど、レイナ様は何か心当たりある?ああ見えて実は既にオズワルドに篭絡されているとか?」
「それは考え難いわね。さっき彼も言ったじゃない、メルベ公にとってオズワルドは恩人である父を亡き者にしたもので、そう言った時の彼の態度は本気だったわ。その言葉に偽りはないと思う。恐らく何か別の理由があるかも。本人に聞いて見なければ分からないけど」
「やれやれ、前途多難だねこの行軍も。…そういえばウィルくんには礼を言わないと。君が先陣きって突破口を開いたから、僕達も無事その場を脱することができたからね」
「そうよね、私からも礼を言わせて。本来ならある程度の死傷者が出てもおかしくないはずなのに、本当に頼れる剣士だわ」
微笑むラナとレクスに少々照れるウィルフレッド。
「前にも言ったように気にしないでくれ。そのまま奴らに手間かけてはこちらも危なかったし――」
カイとエリネの肩に手を置く。
「この二人を無事守ることが、俺のシスターとの約束だしな」
「兄貴」「ウィルさん」
感激そうにウィルフレッドを見る二人に、ラナ達もまた微笑む。
「さて、どうしたものかねぇ。うちらにはまだ数名騎士がメルベ公のところにいるから、態勢を立て直したら攻め返して――」
「…あら?」「キュッ…」
ふとエリネが何か聞こえたように、谷の奥に耳を立てる。肩のルルもまた同じ方向を不審そうに向いた。
「どうしたんだエリー?」
「シッ、静かにして」
カイや他の全員が静まり、エリネは意識を谷の奥から流れてくる音に更に集中する。
「…なんか泣き声が聞こえる。それに一人だけじゃないわ。子供や大人が混じった大勢の人たちが泣いているみたい」
「泣き声?」
ウィルフレッドも聴覚センサーの感度を高めると、確かに何か慟哭にも近い音が、谷から吹く風に乗って流れるのを聞こえたような気がした。
「レクス様…」
エリネがレクスの方を見て、彼は頷く。
「一度確認した方がいいね。騎士団全員動く訳にはいかないから、少人数で偵察しよう。構わないよねレイナ様?」
「どのみちここで立ち往生しても仕方ないし、泣き声となれば放っておく訳にもいかないわ。行ってみましょう」
「よし、じゃあ僕達と二番隊が一緒に偵察に行こう。マティ、ここで騎士団とともに待機して、何かあったらいつものように信号を出すから」
「かしこまりました」
「エリーちゃん、道案内頼むよ」
「はい」
呼ばれてきた二番隊と合流すると、レクス達はエリネの案内とともに谷の奥へと進んでいった。
******
狭い谷の中を進む一行。途中で幾つかの岐路もあったが、エリネの鋭い聴覚により難なく進むことができた。やがて例の悲鳴を他の人達も聞こえるようになると、アランが耳を澄ませる。
「これは確かに何かいますね。それに悲鳴だけじゃない、何か罵倒の声も聞こえるようです」
「この声…凄く嫌だな、村がドハンの奴らに襲われた時に聞いた村人の悲鳴を思い出すぜ」
「静かにしてお兄ちゃん。着いたそうよ。」
一行が前方を見ると、谷の出口がそこにいた。出てすぐ前は地形が大きく窪んでいて、悲鳴はその窪みの下から聞こえてくるようだ。そして出口のすぐそこに一人の見張りが背を向けて立っていた。まだレクス達には気付いてないようだ。
レクスは全員伏せるように指示を出し、ウィルフレッドがレクスと合図を交わすと、ウィルフレッドは見張りに素早く接近して手刀で気絶させた。一行は伏せながら盆地の縁から身を乗り出すと、思わず息を呑んだ。
それは何かの採掘場だった。随所に採掘のために掘られた大小坑道の入口があり、坑道の奥やすぐ外の岩壁から採鉱された金属らしきものを、工作員と思わしき人々がトロッコに積んでいた。ただ一般の採掘場と違うのは、働いてるのが殆ど子供だ。一部大人もいるが、彼らは子供達とは意図的に離れるように配置されており、そのどれもが屈強な見張りに監視され、過酷な労働を強いられてるのは一目瞭然だった。
「な、なんなんだよここ…っ!これってあのメルベの野郎の仕業なのかっ!?」
「声が大きいよカイくん!…多分間違いない。あの見張りの鎧、紋章のところが削られてるけど、さっき見たメルベの私兵と同じフォルムだ」
「ひどい…どうしてこんなことを…っ?」
今やはっきりと耳に伝わる子供と大人の悲鳴に、エリネは少々青ざめる。
「あの鉱石…魔晶石でしょうか。崖や幾つかの場所に遺跡らしき残骸が見えます。ひょっとしたらここはかつての邪神戦争由来の遺跡群がある場所かも知れません」
アランの言葉を聞いて、レクスも周りを確認する。確かに所々、遺跡と思われる柱や建物の残骸が散見される。こういう場所は往々にして魔晶石の鉱脈が見つかる。やがてレクスの目は、ある人達の姿にとどまった。
「! レイナ様、あれ…っ」
ラナも同時に気付いた。ここの看守の責任者らしきものが、黒ローブを着込んだ一行と会話している姿を、そしてそのローブには、踊る悪魔の模様が描かれていた。
「進捗は一応順調のようですね。今回の魔晶石の分、確かに受け取りました」
黒ローブ一行のリーダー格と思われる、一際豪華なローブを着ている男が看守と話していた。どこかの書生と言われても違和感のない落ち着いた風貌の青年だが、その青い瞳にうっすらと漂う赤い輝きが、どこか不気味な感覚を覚えさせる。
「ああ、奴隷達の配置もあんたらの指示どおりだ。親子を声だけ届く範囲に置いて、死なない程度に痛めつけては働かせている」
「それは重畳、お陰様でこちらも良い呪いが込められた魔晶石を手に入れることができました。貴方がたにもメルベ公同様、ゾルド様の寵愛が賜れるでしょう」
「うわああんお母さん!」
「ビル!あたしのビル!」
ふと彼らのすぐ傍に、看守の隙をついて互いの持ち場から逃げて抱き合う親子がいた。
「おいてめぇら!勝手に持ち場を離れるんじゃねえ!」
追ってきた看守が鞭を二人に振り下ろそうとすると、赤色を瞳に湛えた男が彼らの間に入りそれを阻んだ。
「エリクの旦那」
「ここは私に任せてください」
エリクと呼ばれる男が親子の前に立つと、母は震えては膝付いたまま子供をかばうように前にでる。
「お願いですっ、私がこの子の代わりに倍以上に働きますから、どうかこの子を、ビルを見逃してくださいっ!」
エリクはただ優しそうに微笑んだ。
「我が子を思うその気持ち、しかと受け止めました。お望みどおり、その命で倍以上の働きをさせてもらいましょう」
「え…」
「死界に蠢く蛆虫どもの王よ、生気満ちた大地の生贄でそなたの壷を満たそう――」
鼻に突く強烈な腐臭を伴う黒いモヤが、エリクの呪文とともに彼の右手に生成される。
(この呪文は…っ!)
ラナが訝しむ。
「ビ、ビル!」
「お母さん!」
死を覚悟した母親が子供を傍へと押し退けると、エリクが右手のモヤを彼女に突き出した。
「――死瘴風」
闇色の瘴気が、まるで生き物かのように母に纏いつくと、彼女は黒いヘドロとなって地面の染みと化した。
「あああああああああっ!」
「か、かあさーーーんっ!」
親子の絶叫が採掘場にコダマする。レクスやカイ、ラナ達が歯軋りし、その悲痛な声にエリネは思わず耳を塞ぐ。ウィルフレッドがエリネにそれを聞かせないように彼女の耳を覆った。
「大丈夫かエリー?」
「う、うん。ありがとうウィルさん」
ウィルフレッドの手の感触を感じ、少し落ち着くエリネ。
ヘドロと化した母の残りカスを茫然自失して見つめて座り込んだ子供は、やがて怒りと憎しみに満ちた目で目の前のエリクを睨むと、彼はほくそ笑む。
「それで良いのです。これで貴方が採掘する魔晶石に込まれる憎悪は今までより高品質のものとなります。励みなさい。さすれば貴方には一日も早く、ゾルド様による死の自由がもたらされるかも知れません」
「あいつら…っ!」
「だめだカイっ、いま出てはまずいっ」
「あ、兄貴…っ」
カイの肩を抑えるウィルフレッドだが、彼自身もまた、子供の泣き声に突き動かされて飛び出そうとする衝動を必死に抑えていた。
「レイナ様、さっきの魔法は…」
アランが聞く。
「間違いない。邪神法だ」
「邪神法?」
ウィルフレッドがレクスに問う。
「邪神の加護より行使される魔法さ。魔法と言うのは基本的に、三女神と力ある精霊、邪霊の加護で行使されるけど、中でも邪神法は、邪神の洗礼により邪神の加護を受けたものだけが使える外法。そしてその洗礼は、かつての教団のものしか行えないと言われているんだ」
「じゃあ…じゃあこいつらは…っ」
カイにラナが頷く。
「奴らは死霊術士とかじゃない。千年前、邪神ゾルドとともに世界を襲った、正真正銘の邪神教団だ」
子供が見張りに押さえて仕事場に戻るのを見て、エリクが他の信者達に指示を出す。
「残りの魔晶石を速やかに運び出しなさい。こちらにはまだ他の仕事もありますから」
「はっ」
「なあ、レクス様!」
「ああ、分かってる。でも迂闊に出ては駄目だ。ここ一帯の敵勢力や奴隷達の位置を把握し、騎士団と合流してから仕掛けよう」
レクスは後ろに控えてる小隊長に指示を出し、小隊長は部隊を幾つかに分けて、下の敵に見つからないよう散開する。
「僕もレイナ様、アラン殿と一緒に偵察する。ウィルくんはカイくん達と一緒に偵察が終わるまでここで待機して」
ウィルフレッドは頷くと、レクスはラナ達とともに移動した。
採掘場の上方から注意深く進んでは回りを見渡すレクス達。改めて見ると、労働させてる人たちの殆どが子供なためか、人数に対して見張りの数はそれ程多くは無い。だが教団の者たちがいるのを考えると、やはり油断はならない。
「…本当に惨いことをする」
泣きながらツルハシを振り、痩せた体でトロッコを押してる子供達を見て、アランは心を痛む。
「…妙だな」
「レイナ様?」
「教団が子供を奴隷として酷使することは確かに聞くが、人数が偏りすぎる。まだ体力もない子供は採掘に不向きだし、大人もいるけど人数が少ない。魔晶石の採掘が目的としても効率が悪い」
「それだけじゃないよレイナ様」
レクスは激しく鞭打ちされて悲鳴をあげる大人たちを見やる。
「大人達は子供達よりも鞭打ちされてる回数が多い、まるで痛めつけるためだけに大人を働かせてるように見える。わざと過ぎて何か違和感が感じるんだよなあ。君もそう思わない、アラン殿?」
「確かに妙ですね…まるで子供達を働かせること自体が目的のように思えます」
下の陰惨な光景を見て、ラナは眉根を寄せた。
「奴らめ…いったい何を企んでいる?」
「くそっ、兄貴、今から出てはだめなのかよっ。騎士団と合流する間にまたどれだけ犠牲者が出るか…っ」
今にも飛び出そうと弓を強く握り締めるカイ。
「気持ちは分かる、だが今迂闊に出ては子供を人質にとられる可能性もある。今はとにかく抑えるんだ…っ」
カイは怒り心頭で気付いてないが、ウィルフレッドもまた、頻発するフラッシュバックによる頭痛を我慢しては、自分の衝動を抑えていた。
「ウィルさん大丈夫?なんだか凄く苦しそう…」
それに気付いたエリネが心配そうに声をかける。
「あ、ああ、問題ない。ちょっと眩暈はするが…エリーの方は?」
「うん、もう大丈夫。今は早くあの子達を助けないと…っ」
先ほどの滅入った表情はもはや何処にもなく、強い決心を表すような顔を見せるエリネを見て、思ったより強い子だなとウィルフレッドは感じた。
「よし、そろそろ騎士団と合流してここの人たちを解放しよう」
ラナとアランが頷き、向かい側の小隊もレクスの合図を確認して移動し始めた。レクス達はウィルフレッド達の元に戻ろうとした時、下から大人に鞭を振るう見張りの声が響いた。
「貴様!倒れる気力があったらもっとその手を動かせ!」
倒れた男に鞭を食らわせては見張りが唸り、他の見張りもまたニヤニヤとその様を眺めていた。
「す、すまない!すまない!でももう耐えられないんだっ。向こう側にいる娘の声が聞こえなくなった…頼むからせめて娘の無事だけは確認させて――」
「ほう?そういうことなら、あんたはもはや用なしってことだな」
見張りは獰猛に笑うと、腰の剣をスラリと抜き出した。
「レクス殿っ」
「分かってるっ」
ラナの言葉で、レクスはとっさに地面から石を拾い上げる。
「あ、ああ…」
絶望な眼差しで自分を見つめる男に、見張りは剣を大きく構えた。
「あの世で娘さんと仲良くしなっ!」
剣が振り下ろされる直前、レクスは石を見張りに投げ、石は見事見張りに命中してその動きを止める――
ことになるよりも早く、一本の矢がすかさず見張りに突き刺さり、彼はゆっくりと倒れていった。
「「「な…」」」
レクス達と他の見張り達が唖然とした。
「てめぇらいい加減にしやがれっ!」
「なっ、カイくん!?」「カイッ!」
レクスとラナ達、そしてウィルフレッド達は、弓を射たカイが叫びながら下へと駆けていくのを見た。
「て、敵だ!敵襲~!」
見張りが急いで警鐘を鳴らし、坑道や他の所から続々と兵士達が集まってくる。
「まったくカイくんったら!困ったもんだよ!」
ラナが立ち上がる。
「仕方ない、私たちも降りるぞ!」
「はっ!」
アラン達もまた急いで下へと駆けて行き、レクスも向かいの小隊に剣を挙げて指示する。
「騎士団!敵を倒して人々を解放するんだ!」
カイのように我慢の限界だったのか、号令を聞くと騎士や兵士達は雄叫びを上げながら攻撃をしかける。それと同時にレクスは空に信号花火を打ち上げた。
「俺達も行こうっ!」「うんっ!」「キュキュッ!」
エリネとルルを抱えては、ウィルフレッドもまたカイの後を追っていく。
「あれは…」
騒ぎを聞きつけたエリクは、空に打ち上げられた花火と、見張りや兵士達と戦うレクス達、そして、勇ましく戦っているラナを見た。
(ラナ皇女?数日前に見失ったと報告を受けていたがこんなところに…そしてあの信号、近くに待機している騎士団がいるのですね)
「エリク様」
「これはメルベ殿」
私兵たちを率いたメルベが、レクス達と違うルートから採掘場についていた。
「申し訳ありません。貴殿が来られたこの日に見苦しいところを…。先ほどラナ皇女を捕らえ貴方に献上するつもりだったのですが…」
「良いのです、ここでラナ皇女がいること自体、ゾルド様のご采配と思うべきでしょう」
エリクが部下の一人に伝える。
「ここにいる全員はメルベ殿の手伝いをなさい。メルベ殿、皇女以外の人達は殺して構いませんが、一気に制圧してはなりません。じっくりと時間をかけてなぶり殺すように。人手も借してあげますので、そう難しくはならないでしょう」
「かしこまりました。しかしそれは…?」
その理由に少々困惑するメルベに、エリクは懐から一本、不気味な形をした短剣を取り出した。
「丁度良い機会です。彼らにはゾルド様の為に存分に働いてもらいましょう」
【続く】
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