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ふたりのきもち(6)
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梶川はそういうと、ぎゅっと強い力で鈴に抱き着いてきた。
(視界にって……私はそこまで周囲を遮断していただろうか)
考えて、遮断していたと納得する。鈴は梶川のことなんて、よく話しかけてくる面倒くさい後輩としか認識していなかったのだ。
「梶川くんは、なんで私なんかを好きになったの。どう考えても、もっと良い相手がいたでしょうに」
「……前に俺が仕事をミスった時、相談に乗ってくれたじゃないですか。あの日から、気になって先輩のことをよく見るようになったんですよね」
言われて、鈴はたしか半年ほどまでに梶川の相談にのったことを思い出した。
たしか、恋人からの束縛がしんどいと梶川が悩んでいたのだ。
「先輩って、いつも仏頂面してるじゃないですか。誰が相手でもニコリともしないから、どうやったら笑うのかなって想像したり。意外と親切なところもあるんだよなって気づいたり」
そうしているうちに、少しの変化を見つけるのが楽しくなって、もっといろんな表情が見たいと思う様になったのだとか。
「エッチの時とか、どんな顔するのかなって妄想してたんです。そしたら、びっくりするくらい可愛いし」
「可愛いくないと思うけど……」
「可愛いですよ! 普段、全然表情変わんないのに、行為のときだけはめちゃくちゃ恥ずかしそうにするんですよ? ギャップに殺されるかと思いました」
はぁーとため息を吐きだしてから、梶川は欲のこもった目で鈴を見つめた。
「乱れた先輩を見られるのが、たまらなく嬉しかったんです。でも、ちょっと親しい存在になれたかなって思ったら、エッチが終わった途端に冷たくなるし」
「冷たくした覚えはないけど」
「分かってますよ。先輩はそれが通常運転だって。だからこそ逆に、行為中の表情が貴重なんです」
梶川はそう言ってから、ちゅっと鈴に唇を重ねてきた。
「ねぇ、俺は先輩の彼氏ってことで良いんですよね?」
「そうだね。……こんな彼女でよければ。よろしく」
「俺にとっては最高の彼女ですよ。凄く可愛いし……」
梶川の感覚はどこか変なのでは無いだろうか。
本気で彼の審美眼を疑っていると、梶川の手が鈴の服の中に入り込んできた。
「ぅんっ、梶川くん!」
「マゾで淫乱でエッチだし」
「ぁん、んっ……あっ……」
そっちはまったく否定できない。
胸を弄ばれながら、鈴は梶川の言葉を心の中で肯定した。
「ねぇ、先輩。俺以外の相手に、絶対にそんな顔見せないでくださいよ。先輩は俺だけのものですから」
下着ごと服をめくりあげて、梶川は唇で鈴の胸を弄り始めた。ソファーに押し倒されて、好き放題に胸を舐められる。舌で転がされるたびに、鈴の口から甘い声が漏れた。
「あっ、ぅん、それ……好き……」
「俺も、先輩の感じてる声が好きです。普段とは全然ちがう甘い声、最高です」
「あっ、ひゃぁ、コリコリされたら……ぅんんっ!」
「気持ちいいですか? もっと声、聞かせて下さい」
ぐりっと片手で胸の突起を弄びながら、梶川はもう片方の手で器用に鈴の衣服を脱がせていった。
「はっん、あっ、私だけじゃなく、梶川も脱いで……」
「先輩が脱がせてください」
甘えるように言われて、鈴は梶川の衣服に手をかける。
シャツのボタンを外すと、しっかりと筋肉のついた身体にどきっとした。
(本当に格好いいよなぁ。こんな相手が、恋人になるなんて)
梶川の綺麗な肌を見ていると、自分のものだと主張したくなって、鈴は彼の鎖骨の下に口づけた。
「んちゅ……」
思い切り吸うと、梶川の肌に薄っすらと赤い印がつく。VRでもちゃんとキスマークがつくんだなと満足して、鈴はその赤い跡を指でなぞった。
「私のものだっていう、印」
鈴の行動に彼は驚いたように目を見開いて、顔を真っ赤に染めていた。
「先輩……っ、それ、ズルイです」
「あっ!」
梶川はそういうと、がばりとソファーに鈴を押し倒して、身体のあちこちにキスを落としはじめた。首に、胸に、お腹に。全身に赤い花を散らされる。
「先輩……ちゅっ……こっちも……」
「梶川くん、ちょっとは加減して……っ」
キスマークだらけの身体を見下ろして、鈴は苦笑した。
これだけ散々キスをしておいても、梶川は物足りなさそうな顔で口を尖らせる。
「全然足りませんよ。これ、VRですし。ログアウトしたら消えちゃうじゃないですか」
「リアルで同じことをやろうとか考えないでよ?」
「駄目なんですか?」
不満そうに睨まれて、鈴はうっと言葉に詰まった。
許可してやりたい気もするが、見える場所は流石に困る。
「……服で隠れる場所だけならね」
「足りませんよ」
妥協したというのに、梶川は不満そうな声をあげて、鈴の身体にキスを落とす作業を再開した。
「首とか腕とか足とか、誰からも見える場所につけたいです」
「止めて」
「じゃあ、先輩は俺のものだって分かるネームプレートでもつけておいてくださいよ」
お腹に顔を埋める彼の後頭部を、そっと撫でる。
「それはいわゆる、独占欲ってやつ?」
「……そーですよ。独占欲です。俺は先輩を独占したいんです」
拗ねたように言う梶川が可愛くて仕方がない。
「梶川くんのものだよ」
鈴は梶川の顔を持ち上げると、体制を変えてキスをした。
「私は梶川くんが好きだから。やりたいようにしてくれていい」
全身にキスマークは少し困るが、そうなったら長袖とハイネックで出勤すればいいかと鈴は思いなおす。
少し手間だが、梶川を不安にさせるよりはいい。
「好きにしていいんですか?」
「うん」
「先輩は俺の彼女なんですから。遠慮なんてしませんよ?」
「まるで、今までは遠慮していたかのような物言いだけど?」
鈴が指摘すると、梶川は人懐っこい顔でにっこりと笑った。
「もちろん、遠慮していましたとも。先輩は淫乱ですから、俺が何をしてもついてきてくれますよね?」
「……ちょっとまって、何をする気?」
「俺無しじゃ生きていけないってくらい、先輩を俺に夢中にさせます」
そんなことをしなくても、もう十分すぎるくらいこの男に捕まっているのだが、彼はそれに気づいていないのだろうか。
何をされるのか怖くもあり……楽しみでもあった。
「お手柔らかにね」
そういって、鈴は再び彼にキスをした。
(視界にって……私はそこまで周囲を遮断していただろうか)
考えて、遮断していたと納得する。鈴は梶川のことなんて、よく話しかけてくる面倒くさい後輩としか認識していなかったのだ。
「梶川くんは、なんで私なんかを好きになったの。どう考えても、もっと良い相手がいたでしょうに」
「……前に俺が仕事をミスった時、相談に乗ってくれたじゃないですか。あの日から、気になって先輩のことをよく見るようになったんですよね」
言われて、鈴はたしか半年ほどまでに梶川の相談にのったことを思い出した。
たしか、恋人からの束縛がしんどいと梶川が悩んでいたのだ。
「先輩って、いつも仏頂面してるじゃないですか。誰が相手でもニコリともしないから、どうやったら笑うのかなって想像したり。意外と親切なところもあるんだよなって気づいたり」
そうしているうちに、少しの変化を見つけるのが楽しくなって、もっといろんな表情が見たいと思う様になったのだとか。
「エッチの時とか、どんな顔するのかなって妄想してたんです。そしたら、びっくりするくらい可愛いし」
「可愛いくないと思うけど……」
「可愛いですよ! 普段、全然表情変わんないのに、行為のときだけはめちゃくちゃ恥ずかしそうにするんですよ? ギャップに殺されるかと思いました」
はぁーとため息を吐きだしてから、梶川は欲のこもった目で鈴を見つめた。
「乱れた先輩を見られるのが、たまらなく嬉しかったんです。でも、ちょっと親しい存在になれたかなって思ったら、エッチが終わった途端に冷たくなるし」
「冷たくした覚えはないけど」
「分かってますよ。先輩はそれが通常運転だって。だからこそ逆に、行為中の表情が貴重なんです」
梶川はそう言ってから、ちゅっと鈴に唇を重ねてきた。
「ねぇ、俺は先輩の彼氏ってことで良いんですよね?」
「そうだね。……こんな彼女でよければ。よろしく」
「俺にとっては最高の彼女ですよ。凄く可愛いし……」
梶川の感覚はどこか変なのでは無いだろうか。
本気で彼の審美眼を疑っていると、梶川の手が鈴の服の中に入り込んできた。
「ぅんっ、梶川くん!」
「マゾで淫乱でエッチだし」
「ぁん、んっ……あっ……」
そっちはまったく否定できない。
胸を弄ばれながら、鈴は梶川の言葉を心の中で肯定した。
「ねぇ、先輩。俺以外の相手に、絶対にそんな顔見せないでくださいよ。先輩は俺だけのものですから」
下着ごと服をめくりあげて、梶川は唇で鈴の胸を弄り始めた。ソファーに押し倒されて、好き放題に胸を舐められる。舌で転がされるたびに、鈴の口から甘い声が漏れた。
「あっ、ぅん、それ……好き……」
「俺も、先輩の感じてる声が好きです。普段とは全然ちがう甘い声、最高です」
「あっ、ひゃぁ、コリコリされたら……ぅんんっ!」
「気持ちいいですか? もっと声、聞かせて下さい」
ぐりっと片手で胸の突起を弄びながら、梶川はもう片方の手で器用に鈴の衣服を脱がせていった。
「はっん、あっ、私だけじゃなく、梶川も脱いで……」
「先輩が脱がせてください」
甘えるように言われて、鈴は梶川の衣服に手をかける。
シャツのボタンを外すと、しっかりと筋肉のついた身体にどきっとした。
(本当に格好いいよなぁ。こんな相手が、恋人になるなんて)
梶川の綺麗な肌を見ていると、自分のものだと主張したくなって、鈴は彼の鎖骨の下に口づけた。
「んちゅ……」
思い切り吸うと、梶川の肌に薄っすらと赤い印がつく。VRでもちゃんとキスマークがつくんだなと満足して、鈴はその赤い跡を指でなぞった。
「私のものだっていう、印」
鈴の行動に彼は驚いたように目を見開いて、顔を真っ赤に染めていた。
「先輩……っ、それ、ズルイです」
「あっ!」
梶川はそういうと、がばりとソファーに鈴を押し倒して、身体のあちこちにキスを落としはじめた。首に、胸に、お腹に。全身に赤い花を散らされる。
「先輩……ちゅっ……こっちも……」
「梶川くん、ちょっとは加減して……っ」
キスマークだらけの身体を見下ろして、鈴は苦笑した。
これだけ散々キスをしておいても、梶川は物足りなさそうな顔で口を尖らせる。
「全然足りませんよ。これ、VRですし。ログアウトしたら消えちゃうじゃないですか」
「リアルで同じことをやろうとか考えないでよ?」
「駄目なんですか?」
不満そうに睨まれて、鈴はうっと言葉に詰まった。
許可してやりたい気もするが、見える場所は流石に困る。
「……服で隠れる場所だけならね」
「足りませんよ」
妥協したというのに、梶川は不満そうな声をあげて、鈴の身体にキスを落とす作業を再開した。
「首とか腕とか足とか、誰からも見える場所につけたいです」
「止めて」
「じゃあ、先輩は俺のものだって分かるネームプレートでもつけておいてくださいよ」
お腹に顔を埋める彼の後頭部を、そっと撫でる。
「それはいわゆる、独占欲ってやつ?」
「……そーですよ。独占欲です。俺は先輩を独占したいんです」
拗ねたように言う梶川が可愛くて仕方がない。
「梶川くんのものだよ」
鈴は梶川の顔を持ち上げると、体制を変えてキスをした。
「私は梶川くんが好きだから。やりたいようにしてくれていい」
全身にキスマークは少し困るが、そうなったら長袖とハイネックで出勤すればいいかと鈴は思いなおす。
少し手間だが、梶川を不安にさせるよりはいい。
「好きにしていいんですか?」
「うん」
「先輩は俺の彼女なんですから。遠慮なんてしませんよ?」
「まるで、今までは遠慮していたかのような物言いだけど?」
鈴が指摘すると、梶川は人懐っこい顔でにっこりと笑った。
「もちろん、遠慮していましたとも。先輩は淫乱ですから、俺が何をしてもついてきてくれますよね?」
「……ちょっとまって、何をする気?」
「俺無しじゃ生きていけないってくらい、先輩を俺に夢中にさせます」
そんなことをしなくても、もう十分すぎるくらいこの男に捕まっているのだが、彼はそれに気づいていないのだろうか。
何をされるのか怖くもあり……楽しみでもあった。
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そういって、鈴は再び彼にキスをした。
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