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安全日は避妊は出来ず♡

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 半ば押し切られる様に、航を言いくるめて羽美を連れ帰って来た律也。
 本当に何も持たずに、律也のマンションへと来てしまった羽美。

「ビール飲まないか?」
「あ、いえ……ビールはお腹出ちゃうので……」
「腹は、協力してやるぞ」
「………直ぐに結び付けるの止めて下さいよ」

 冷蔵庫からビールを2本取り出し、ソファに座る羽美に持っていく律也。

「聞いてもいいか?」
「何ですか?」
「………羽美の生理周期、てどれぐらい?」
「…………何で、いつもセックスに繋げるんだろ、この人……」
「大事な事だろ、今は避妊しなきゃならないし………安全日が分かれば、中出ししたいし……」

 缶ビールを開け、喉越しを堪能する律也。それを見て、羽美も飲み始める。

「…………だいたい30日から32日に生理来ますけど……」
「今は?生理来てから何日目?」
「2日程前に終わりましたよ、生理なら……土曜日の夜に来て、4から5日で終わります」
「じゃ、今安全日………」
「…………何かツマミ作りましょうか……きゃっ!」

 ソファから立ち上がろうとした羽美。律也の意図を察し、少しでも避けようとして、ソファに押し倒された。

「………律也さん?」
「…………ゴム無しで挿入いれたい……」
「っ!…………まだビール残ってるし!お風呂入ってません!明日も仕事です!」
「うん………ビールは飲み干す、風呂は一緒に入ればいいし、羽美も通勤時間が短くなったし、毎朝一緒に出社すればいい」
「仕事に支障来たします!」
「うん……2回で終わらせる」

 羽美は、律也のシャツを握る。

「…………約束ですよ?絶対に2回で終わって下さいね?」
「約束する………中出しはいいのか?」
「………危険日じゃないので………本当は不安ですけど……」
「子供出来たら俺が羽美のお兄さんに殴られればいいだけだけどな」
「駄目ですよ……兄の暴力沙汰は警察にもお世話になってたんですから………」
「………やっぱり、そっちの縁があったのか」
「素行悪いのは私のせいなので……」
「………嫉妬しそう……あのお兄さんに」
「な、何故……」
「可愛い羽美をずっと守ってきたんだろ?いわば今の羽美を作ってきた1人じゃないか………その時の羽美も可愛かったんだろうな、とな………」

 羽美のブラウスのボタンを外していく律也。羽美もそれに合わせて律也のシャツのボタンも外していく。

「ビールは?飲まないと……」
「羽美を舐めたいからな………口移しで飲ませあおうか………」

 クスクスと微笑み合い、律也はビールを持つと、口に含む。飲まずに羽美に顔を近付くと、ゆっくり口に流し込んだ。
 羽美が飲み込んでも、羽美の口の中を味わう律也。唾液の銀糸が繋がっても、切れさせない様に、また唇を重ねる。

「んっん……」
「羽美………酔わせていいか?」
「………酔ってますよ?律也さんに」
「もっとだ……」
「じゃあ、私も律也さんを酔わせなきゃ……飲んで下さい……私を……」
「…………」

 再び、ビールをガブ飲みしてから、残った口の中のビールを羽美に飲ませる律也。

「勿論、有難く羽美を食うし、飲み干すよ……」

 ビールを飲み切る迄、それは繰り返される。もうその頃になると、羽美はキスで蕩けた顔を見せ、首筋や胸元には別の唇の痕。

「風呂行こうか」
「………はい……」

 手を引かれ、シャワーだけ浴び裸のまま寝室に、連れ込まれた羽美。

「今日、拘束していいか?」
「縛るんですか?」
「手錠………駄目か?」
「…………いいですよ」

 ファーが着いた手錠を着けられ、手の自由は効かないが、律也にされてもだと知っている。胸の前に羽美の手首。その手首を律也は羽美の頭の上へと持っていく。手首を押さえながら、羽美の胸の谷間に顔を埋めた。

「柔らかい……気持ちいい……」
「擽ったい……」
「じゃ、擽ったくない様にしないとな」

 谷間に舌を尖らせ舐め上げ、強くキスマークを着けた。

「んっ!」

 甘い声が、寝室に漏れると会話という会話は喘ぎ声と化す。乳首を舐め上げ、吸い付き舌で転がされ、羽美は啼いて悦ぶ。

「あんっ……はっ……あぁ」
「トロトロ……」
「んあっ………」

 秘唇から溢れた蜜を掬い取り、羽美の顔の上で舐める。

「味見してみるか?」
「………なっ……」
だから、やらねぇ……」

 ガバッと、思い切り開脚され、律也の目の前に晒された秘部。

「羽美………エロい……」
「は、恥ずかしいっ!」
「もっと、エロい格好しようか……」

 足首をまとめて掴まれ、手錠の腕の輪の中に足首を通されてしまい、身体を折り畳ませられた。

「キツくなったら外すから」

 律也は顔を秘唇に埋め、ジュルジュルと蜜を吸い付く。蜜壁に押し込まれた熱い舌は蜜を掻き出す様に飲まれている気がした。

「ひゃぁぁ………っん……クリ……摘まんじゃ………駄目ぇ!」

 指は秘蕾を摘み上げてもいて、外と中の刺激で羽美は泣き顔になってしまう。

「イケよ……羽美……まだイカせてやるから」
「あぁぁっっっ………」

 プシャッと、潮が律也に掛かっても、気にしてはいない。

「派手にイッた時に挿入ると、俺も気持ちいいからな……今日は、生でイこうか………」

 もう、硬い杭が準備されていた。先は先走る液も、羽美の膣に入るのを待ち構えていたのか、ポタッとシーツに1滴の滴が落ちたが、律也にはまだ出せると言わんばかりに、羽美に突き刺した。

「あぁぁッああぁぁ……」
「………キツ…………すげ……全然……違うっ!」
「ひゃぁあっあっ……あぁぁ」
「可愛いっ……羽美……もっと食え!」
「ひ……ぅ……んっ」

 隘路の行き来が、足首の隙間から見え隠れしている。ズボズボと蜜を飛ばして、激しいのに、ゆっくり味わいたいこの悦楽。
 この夜、何度も絶頂に酔いながら、律也の白濁を身体に貰った羽美は、約束通り2回の蜜夜を終え、夢の中に落ちた。


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