私、魔王に恋してしまいました!【完結】

Lynx🐈‍⬛

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「んっん………はっ………んぐっ……」
「はぁ………堪らんな………その顔………」

 アマリエが絶頂に達すると、シュゼルトはアマリエから溢れた蜜を絡め取り、大人の姿になると、アマリエが好む杭へと変貌した。
 それからは、アマリエはシュゼルトの杭を咥え、ジュブジュブと音を立て、吸い付き咥え、シュゼルトに胸や秘部への愛撫を見せ付けていた。

「んぐっ………おいひぃ………シュ………ゼルトっ……」
「あぁ…………俺も気持ち良いぜ………口ん中にぶちまけたくなる………飲むか?」
「…………んっ………らひて出して………んぐっ……んんっ……」
「可愛い過ぎんだろ!アマリエ!」
「っんっ!」

 アマリエの喉奥に押し込められた杭。苦しいのに、全部味わいたくて、アマリエは必死で啜った。
 喉を通る白濁が美味しく感じ、シュゼルトの物なら全て欲しくなる程、一滴も溢したくなくて、必死で飲み干したアマリエ。

「…………げほっ………んっ……」
「…………エロ………飲み切れなかったな……拭いてやる………」
「…………いいの………溢したの……掬って舐める……」
「っく…………どんだけ俺を喜ばせるんだ、お前は!」
「っあはぁぁぁっ!………ま、待って………まだ胸に付いて………」
「また飲ませてやる!…………今度は下の口にな!」

 ズボッと押し広げられた蜜壺に、まだ太く硬い杭が、アマリエに挿入って来る。

「コレで拭き取ってやるよ」

 シュゼルトは脱いだガウンで、自身の白濁を拭き取ると、触れなかったアマリエの胸にむしゃぶりつく。

「あぁぁぁっ……す、直ぐ……イっちゃ………」
「イケ!我慢してたの知らないと思ってたか?」
「気持ち………良いのぉ………シュゼルトぉ……」
「俺も、アマリエんなか気持ち良いぜ………お前のま○こ最高っ!」
「あぁっ、あっん………出ちゃ………」
「俺に掛けろ!」

 激しく求め合いが始まる、結局2人共に性欲は強いと物語る。

「アマリエ………避妊魔法解呪するからな!」
「っ!…………う、うん………孕ませてっ!シュゼルトの子産みたい!」

 体力が戻る迄待って欲しいと思いつつ、欲に忠実にさせらているアマリエは、シュゼルトの望むままだ。
 見上げたシュゼルトは、解呪魔法を詠唱し、アマリエの下腹部を強く押した。

「あぁぁぁっ!…………締まるからぁぁっ!」
「…………番いの印も施してんだ………俺以外の雄に抱かれ無い様にな………全て、お前は俺のもんだ………」

 下腹部が熱くなるアマリエ。
 まだ放出されていないのに、漲ってくるシュゼルトの熱を感じたアマリエは、再度絶頂に到達した。

「濃いの射精してやる!孕め!」
「んあぁぁっぁぁ………」

 ドクドクと流れ込むシュゼルトの熱に、アマリエはもう疲れ果てて、深い眠りに着いてしまった。

「…………あ……寝るなよ!ちくしょう!また俺は寝不足になるじゃねぇか!もう少し付き合え!」

 夢の中に陥ったアマリエの耳には、遠く文句が語るシュゼルトが、何故か心地良く聞こえるのだった。


         ✦✦✦✦✦


「……………んんっ…………よく寝たぁぁ………っ!」

 寝落ちしたアマリエが起きた時、下腹部の異変に気が付く。

「っと…………は、挿入ったまま?私………寝落ちしたの?」
「……………煩いな………あぁ……起きたか、アマリエ」
「ご、ごめんなさい!寝落ちしてた」
「……………そんなに時間は経ってないから、俺もアマリエん中に居られてる…………1回しか射精してないぞ、アマリエ」
「あ、あら…………珍しい………っんぁぁっ……性急過ぎ!」
「孕ませる、て言ったろ………まだ付き合え」

 どれだけ寝落ちしたかは分からないのだが、ぬちゅぬちゅと音が奏でられた時点と、シュゼルトがまだ大人の姿だったので、時間は本当に経ってはいないのだろう。

「射精したら、またフェラチオしてくれ……アマリエの口の中も気持ち良くてな」
「っん…………う、うん……」

 会話という会話は、喘ぎ声とアマリエが感じる甘い息遣いで、あまり出来てはいないが、要点だけはしっかりと伝えて来るシュゼルトを冷たくあしらう事は出来なかった。
 横たわるアマリエの片足を90度開き上げ、背面から馴染ませながら、ズブッと挿入させると、上げた足を抱き締めてシュゼルトは起き上がる。

「んあっ、あぁっ………か、角度が……」
「………こんな風に挿入った事はなかったからな………気に入ったのか?凄いぞ、締め付け………クリもおっ勃てて、繋がってるま○こ、丸見え………」
「は……げし……」
「逃げるな、奥に射精すんだからよ………」

 シュゼルトに足を抱き締められていた腕を、律動で逃げるアマリエの腰に持ち替えられ、衝撃が強くなっていく。

「あぁぁっぁぁ……イっちゃ………イクぅ……もっとっ………」
「あぁ、先にイケ………直ぐに追ってやる」
「っあっあぁ………んんんっ……」
「…………エロっ………ほら、休まずまだイケ……」
「っ!…………や、ヤダ………クリと一緒………」
「イイ、てま○こは言ってるぞ」

 確かに絶頂の波に入ったアマリエには、両方可愛がられるのが好きだ。
 ずちゅ、ずちゅ、と啼く身体は溶け合って、境界線等無い混ざり合った蜜と白濁で、お互いの下腹部は乾きを知らなかった。

「っく………はぁっ………俺もイクっ!」
「んんっ、あっ………ひぃぅ………私………も……ぉ………また………」
「何回でもイケ!」

 またも濃く大量の熱が放出されると、シュゼルトはアマリエから出る。

「アマリエ………まだだ………お前の好きなち○ぽにキスしろ」

 アマリエの顔に近付かせるシュゼルト。
 ポタポタと、蜜や白濁が纏う杭は、少し縮小されてはいたが、まだシュゼルトはアマリエを抱きたい様子。

「…………んっ……」

 そんなアマリエも、シュゼルトが望むなら、と杭を握り、先を舌を尖らせ、舐め取った。
 チュパ、チュ、と可愛いらしい音を鳴らせ、その唇は強く吸い付くのも、焦らしながら愛撫していくアマリエ。

「…………その顔………堪らんな………直ぐ元気になる…………挿入るぞ」
「…………え?もう?」
「この口も魅力的だが、一番の目的地はこっちだからな」

 何回も貪りたいとばかり、直ぐに硬くそそり立つ杭はギチギチと張り裂けそうだった。
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