領主は私です、婿の貴方は何様ですか?【完結】

Lynx🐈‍⬛

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再び現在

3年分の嫉妬♡

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 マキシマスにベッドの中央に降ろされたロゼッタ。降ろされると、ピンクゴールドのロゼッタの髪の束を指に絡めて遊ぶマキシマスは口に運ぶ。

「………髪1本1本にも君の香りがするよ」
「私だもの」
「クラクラする………今夜は疲れると思うから、始める前から謝っとく」
「……………お手柔らかにお願いします」
「……善処します………」
「…………んっ……」

 髪を指に絡めたまま、ロゼッタの耳に触れ、軽くキスを繰り返すマキシマス。キスを深くしようと、耳に触れた手を首裏に回し、押し倒すと、ロゼッタは再びマキシマスの首に腕を回した。お互いの舌を絡め、マキシマスのキスの上手さに、ロゼッタはマキシマスの髪を崩す。ボサボサの髪になろうが、動じないマキシマス。後々優先権を取られるのは分かっている事なので、髪を崩すとロゼッタはマキシマスの耳を指で愛撫した。耳朶、耳裏を優しく撫で、しまいには耳を塞ぐ行為。だが、マキシマスも黙ってロゼッタの愛撫を感じていた訳ではない。ロゼッタは耳から首筋が弱くリンパ沿いに指腹で触れるか触れないかの微妙な距離を保ちながら、上から鎖骨迄のラインを撫でた。

「んんッ……」

 我慢出来ずに解放を求めるロゼッタは、マキシマスを押し戻そうとする。だが、マキシマスは解放等せず、夜着に手を出した。キスを止める気はないらしい。甘い吐息が漏れても、マキシマスに吸い上げられそうに、食べられそうなキスを繰り返す。
 夜着の緩く結んだ紐を1本1本解いていかれ、熟した大きな果実をマキシマスの手が包む。たぷたぷと弄ぶ手。強さが欲しくなりつつあったロゼッタは、目を開けマキシマスに訴える様に見つめた。まさか、また目を開いてるとは思わなかったが、マキシマスと目が合うと、胸の蕾を強く摘まれ、思わず身体を震わせる。

「んんッっ!!」
「………可愛い……もう涙目……」
「んあっ……はぁはぁ……」
「大っきくなったんじゃない?」
「……分からないわ………」
「そう?………もっと大きくしとくかな……」
「………あっん……あ……」

 右の蕾に吸い付き、左の蕾を指先で先端を引っ掻く。身体の弱い所を知るマキシマスに焦らされる事はなかった。それはロゼッタが思い出した房事の時とは変わらない。マキシマスが焦らすのはなのだ。マキシマスは胸も好きだが、一番好きな場所に到達する時はかなり焦らすのだ。小瓶を開けなければ思い出さなかった、マキシマスの抱き方に、ロゼッタは弱い。そう仕上げられた身体だったからだ。
 胸から徐々に下りていくマキシマス。夜着も下りていくマキシマスに合わせ脱がされていくが、舌に合わせて脱がされるので、今夜着は腰の辺りで止まった。

「これからいっぱい濡れるから、タオル代わりに夜着このままね」
「え?」

 記憶の中では、裸に直ぐにしてしまうのに、夜着は腰で止まり、下着だけ脱がされた。すると腰を持ち上げると、ロゼッタの足を自身の肩に掛ける。

「………あぁ……久しぶりのロゼッタの甘い蜜が飲める……」

 高揚感漂うマキシマスの目。花弁の割れ目から滴る蜜を指先に付けて味を確かめた。それは毎回の房事のローテーション。そして唾液を絡めると、下の果実を弄るのだ。マキシマスはその行為をロゼッタに見せたがる。ロゼッタもその行為はゾクゾクと身体を震わせ、この後の悦楽に期待を持たせる。

「久しぶりだから、時間掛ける……イキっぱなしで疲れたら、ゆっくりね……」
「……ゆっくり、なんて今迄無かったような………」
「そうだったっけ?」
「ひやぁっ!」

 コリッと強く抓られ、虚勢をあげたロゼッタ。跳ね上がる身体が逃げないように、腰は抱えられているが動いてしまう。

「逃げないの………ヒリヒリしてきたら言って……それ迄だから」
「ひゃっん!……強っ………駄目っ……」
「弱いよね………そして、ここでイクのが見るのが、やめられない……」
「あっ………あぁっ………刺激……つ………よ……」
「あぁ、そろそろかな?壺もヒクついてきて………飲みたいからいっぱいイって」
「んあっ……んくっ………あゝ!」

 ジュルジュルと、甘噛みされるマキシマスの口に出してしまったロゼッタ。出し終わっても濡れた果実を舐め続け、第二の波を誘導された。

「もっ………続け……やっ………」
らめ駄目
「んんッ………イクっ……またイクぅ………」

 果実の刺激が強過ぎて、蜜壺から溢れ出て行く熱い蜜はお尻の割れ目を伝い始めた。マキシマスに何度この悦楽を与えられても飽きる事が無いのだと、3年振りの舌は訴える。唾液が果実との間に糸が引く。

「美味しいよ……まだヒリヒリしてない?」

 顔を離したマキシマスは、果実を擦りロゼッタに聞いた。聞かれたところでロゼッタは真っ白だ。

「はぁ………あぁ……」
「刺激強過ぎたかな?……ロゼッタ手を貸して」
「…………手?」
「………ここ寂しい?………ヌルヌルだけど」
「………さ、触った……事……」
「うん、俺の前で触った事ないね………俺が服脱ぐ間迄」
「…………あぁ………はぁ………」
「ふふふ………いいねぇ、ロゼッタ……可愛い…………お待たせ……全部脱いだ………そのまま触ってて、2解そうか」
「…………え!………待って………ああああっ!」

 ロゼッタの手を離さないようにして、指を蜜口に入れるマキシマス。自身も指を入れ2人で蜜壺を掻き回す。

「どう?中の様子………美味しい?自分の指」
「………わ………か……な………い」
「分からないはないんじゃないかな?奥もヒクヒクしてきたの分からない?」
「あぁっ………はぁんっ」
「そのまま入れてるんだよ、ロゼッタ」

 奥がもどかしくなってくると、マキシマスは蜜口に屹立を当てた。ロゼッタは指を抜こうとするが、マキシマスに押さえられた。

「抜かない…………のっ!」
「ひゃっん!……や……や………ぬ………い………」
「無理っ!………気持ちいいっ!」
「クルっぅ………あぁ………駄目っ………ゆる……し………いぃぃぃぃ……っっ!」

 腹側に自分の指が入ったまま、ゴリゴリとマキシマスの杭が奥と蜜壁が圧迫され、中と果実と同時に果てたロゼッタ。マキシマスも気持ち良かったらしく、ロゼッタがイクと腰の動きを止め、寸前で自身はイクのを止めた。

「ロゼッタ………まじないを解除する……いいかな?」
「………まじない……?」
「子供が出来ないようにするまじない……」
「…………産める?私……」
「大丈夫だと思うよ………俺の掛けたまじないは子種を蜜壺内に死滅させる為の物だったから……解除するのは掛けた人間しか出来ない」
「……………解除………して……」
「……分かった…………じゃあ、今のもう1回ね」
「え!!…………ちょっと………ま………ひぁぁぁん………」

 こうして、マキシマスのまじないは解除されたロゼッタ。妊娠するかどうかはまだ不明。
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