惚れた男は根暗で陰気な同僚でした【完結】

Lynx🐈‍⬛

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晒されイカされ腰砕け♡

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「茉穂………見せて」
「…………はぁ……はぁ……」

 彬良が爆ぜた後、初めて茉穂のなかに直に注がれた白濁を、彬良は見たがった。結合部からゆっくりと持ち上げられた茉穂からドロッと入りきれず溢れた白濁を見て満足そうだ。

「エロっ………」
「今日………排卵……日じゃ……ないと思う……から……妊娠はしないと思う………けど……毎回……こんなに気持ちいいものなの?」
「っ!」

 茉穂も初めて避妊せず、白濁を注がれたのだ。その気持ち良さに高揚した顔を見せた。

「クセになるなぁ……知ってるか?茉穂」
「ん?」
「エクスタシーを強く感じると男の子が出来るって」
「迷信でしょ?聞いた事あるけど」
「なら、試してみようぜ……もっと興奮させてやるよ……シュチュエーションで燃えようぜ」

 彬良も全裸になり、茉穂を立たせガラス窓に押し付けた。

「ちょっと!」
「…………見てもらおうぜ?誰かに……見れるもんなら、だけど……上空にヘリ飛んでるが、見られちゃうかもな………俺達が繋がってる場所」
「だっ、駄目っ!彬良っ!」

 彬良に片足を持ち上げた茉穂。腰の高さが彬良と違う為、床に着いた足は踵が浮いてしまう。そこに杭が後ろから刺さるのだ。律動で浮き沈みする腰で立っていられなくなってしまった茉穂。

「外に……見せな……い………でぇっ!」
「その割にさっきより締め付けてねぇ?俺の離してくれねぇじゃん」

 確かに羞恥心から興奮してしまうし、喘ぐ声も甘く彬良を興奮させてしまっているようで、耳に掛かる息遣いも荒く激しい。

「ゔっぁぁああっん、駄目っ……またぁ……出ちゃ…………」
「潮噴くか?……いいぜ、窓汚しても」

 力任せに、彬良は茉穂の両足持ち上げた。

「!……彬良っ……恥ずかしいって!」
「もっと乱れろよ」
「んああ、あんっ、ああっ!」

 イク事の方に夢中になると、恥ずかしさを煽り、また悦楽に戻される。喘ぐ声も小刻みに、我慢等出来なくなってしまった。
 それにより、窓ガラスに飛び散る滴は、染み付き、床に向かい線を引くのだ。

「出すぞ」
「んふぅっ、んん、あんっ」

 返事等出来る筈もなく、ただ何処にもしがみつく事が出来ない体位は、1点のみに感覚を集中させた。

「くっ!」
「っんんんっ!」

 ドクドクと迸る熱はいつまでまも興奮冷めやまず、出し尽くす迄、茉穂は彬良に持ち上げられたまま、ピクピクと震えていた。

「………下ろすぞ」
「………早く………辛い………」

 持ち上げられてるだけだったが、身体は辛い体位に、いつの間にか茉穂の頬が涙で伝う。

「大丈夫か?」
「やだよ………この体位………しんどい」
「悪かったよ………でも興奮したろ?」
「それとこれとは別……」

 茉穂は堪らず横に寝転がる。

「エロい茉穂が見れたな」
「………彬良は平気なの?あの体位」
「体力有り余ってるからな……いい運動だぜ」
「……………あ、そ……」

 彬良は再び胡座をかき、茉穂の身体を労る様に擦る。

「んっ……」
「感じてるのか?」
「…………シた後だもん……」
じゃねぇぞ」
「え?終わったよね?2回したじゃない」
「2回してない」
「……………え?もう私疲れたよ!」
「なら、茉穂はこのままの姿勢でいいぜ」

 彬良がそう言うと、茉穂をうつ伏せにして、尻を撫で始めた。

「ち、ちょっと?」
は休憩させてやるよ」
「…………は?な、何を言ってるの………かな?」
さっき解したが、まだ狭そうだし、で感じとけ」
「んんっあっん!……ちょっとっ!………ひぅ!」

 再び喘ぎが止まらなくなる茉穂。既に尻孔は蜜や白濁で湿っていて、潤滑油の役割にし、彬良は中へ塗り込んでいく。広げては抜き、また解す為に掬っては塗り込んでいる。

「んんっ……やぁっ……イッちゃ……何……でイキそ………なのっ!」
「へぇ~、もうイクか、茉穂………スケベだな……まだそんなに時間掛けてないぞ?」

 普段、杭を感じながら挟まれているセックスもしているからだろうか、それとも開発されてしまったのだろうか。

「あぁぁあっ………」

 ―――嘘っ!指だけでイッちゃった……

 恥ずかしくて、茉穂は顔を突っ伏すと、彬良もイッたのに気が付いたのだろう、胡座を解き、指を抜くと、茉穂に跨る。

「茉穂、力抜けよ」
「え…………だ、駄目っ!入らないってば!」
「………分かんねぇだろ?無理なら直ぐに抜く」
「!!…………ああっあぁぁああっ!」
「キツ………」
「抜いてぇ!………っ!あ、あぁあ……」

 茉穂は彬良の杭を受け入れた。しかもヒクヒクと杭を締め付け、痛みが不思議と無い。

 ―――怖いっ……気持良すぎて……

「イッたか?………動くぞ」

 今度は上から下への律動。じゅぶじゅぶ、と音も然ることながら、律動に合わせ啼く茉穂に、彬良は覆い被さり抱き締めた。

「エロいな………ケツも」
「あぁ、あ………はぁっ……」
「こっちも寂しくなってないか?」
「っ!………らめっ!今は……」

 床と茉穂の身体の間に彬良の腕が入ると、秘唇を開き、指も戻された。快感から逃げられず、藻掻けば藻掻く程、深く受け入れていた杭は、彬良を悦ばせているだけだ。

「ヤベ………もう出そ……茉穂も、気に入ったみたいだな………潮噴き止まんね………」

 茉穂の腹は濡れまくっている。永遠にこの気持ち良さが続く感じに、茉穂は彬良と一緒に腰を振っていた。
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