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放置♡

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 1時間程、プールで遊びシャワーを浴びると、モニターを天井から尊が降ろす。スイートルームのリビングで、カーテンも締め暗くした弥。

「何か観るの?」
「雫、映画も観たい、て言わなかったか?」
「観たいとは言ったけど、私が観たかった映画なの?」
「選べる映画サイトのだからあるんじゃないか?」
「チャンネルは………と……ほら出て来た」
「おぉ………観たかった映画ある………あ、これにしよっかな」

 雫はチャンネルを切り替え見始めるのだが、弥と尊にちょっかいを出される。

「ちょっと!映画観せて!」
「俺達は映画観てる雫をみてるから気にするな」

 バスローブを着た雫の身体を這う様に、手を滑り込む4本の手。弥と尊は同時に胸と太腿に触れてくる。

「我慢したんだがな」
「雫は映画を楽しめばいい」
「…………あっん!………観たいのに!」
「映画終わる迄我慢してもいいぞ?その代わり、たっぷり雫を堪能するからな」

 映画をそっちのけで、まるで観ない弥と尊。雫の性感帯を焦らしながら、指で刺激しる。ギリギリの所をズラされせっかく収まってきていた疼きを再び巻き上がらせる。

「はぁ…………やめっ………観た………いっっんっ」
「観てればいいさ、俺達は雫を可愛がるから」
「背中をキスマークだらけにしてやるな」

 バスローブの紐も解いてしまわれていて、雫の腕を後ろに回し、また結ぶ弥。

「何………で……また結ぶ………のぉ……?」
「雫が嫌がるから、逃げない様に」
「逃げない…………てばっ!」

 何度も逃げない、と言っても弥や尊は拘束する様に抱いてくる。その形跡を残すかのようにキスマークも毎回凄いのだ。海に行きたいとは言うものの、人が多い場所は絶対に嫌だと思っている雫。誰に付けられているのか、弥と尊と一緒に居れば自ずと分かるのだろうが、服で隠れる場所は白い肌ではなくなっている。

「キスマーク………も……控えてよぉ……」
「「駄目」」
「ひゃっ!!」

 背中と太腿内側に強く吸われ、背中は見れないが、太腿のキスマークはその辺りより一際濃く付けられた。

「喘ぎ声出まくりだけど、映画観てるか?」
「後で内容確認しよう、尊」
「そうだな……面白かったら俺も観たいと思うかもしれないし、しっかり観ておいて、雫」
「じゃ、じゃあ………触らなきゃ……いい……の………に………んあっん」

 焦らされて敏感な場所を避けられてはいるが、時々触れて来られると、秘所を見ている尊にはもうバレてしまっているだろう。ねっとりと疼く蜜口と硬くなった花芽はもう刺激が欲しくて堪らない。

「もう………焦らさ……ない……で……」
「ん?我慢出来なくなったか?」
「何が欲しい?」
「………はっん………ああっ……」
「永久脱毛した場所にキスマーク付けやすくなったな、雫」
「尊、俺が付ける場所残しとけ!」
「残してるさ………敏感だからクリがピクピクしてる………」
「………触って……ぇ………」

 尊の息が掛かる程の距離で、声だけでも感じてしまう雫。

「だから、何処に触って欲しいんだ?雫」
「雫は恥ずかしがりやだからなぁ……名称をいつまでも言わねぇし」
「…………や……やぁ……尊ぉ……舐めてぇ……」
「雫」
「んあっ!」

 背後から声を低くし、耳元で弥が囁く。

「映画観なきゃ駄目だろ?」
「………も……観……な……い………」
「駄目だ、観たいと言ったのは雫だろ?………観ないならお仕置きが必要だな……」
「…………あ………ぁぁ……ごめ……な……さ……」
「雫にいいもん持ってきてやるよ………待ってな」

 尊は、テープとローターを持って来ると、雫の敏感に感じる場所を微妙に外し、テープでローターを1つだけでなく胸の蕾の下に2つ付けた。

「あぁ……やぁ……………弱い……」
「弱くして、触れるか触れないかの場所に付けたからな、胸絶対に振動も来るし、もどかしいだろ?」
「ローター、まだあるか?」
「あと2個あるけど?」
「1個くれ」
「ほい」

 尊からローターを受け取る弥は、お尻の割れ目にローターを挟み、テープで固定する。

「こっちの孔もヒクついてたからな、塞ぐように挟ませてみた」
「ああっ………あぁん……も………駄目ぇ………」
「映画観るより、やっぱり雫見る方がいいな」
「雫、暫くそのままな………俺達は、雫見て酒でも飲むか」
「放置プレイ?」
「お仕置きしないとな………映画観るの止めちゃ駄目だろ」
「やぁ………だぁ………あま………ねぇ……み……ことぉ………」

 弥と尊は雫から離れ、スイートルームのキッチンに行き、アルコールとつまみを用意しに行ってしまった。雫は疼きから動けない。その姿を傍観されながら、イクにイケない時間が映画の間我慢させられたのである。
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