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車内♡
しおりを挟む雫が弥の白濁を飲み干すと、直ぐに弥は雫の服を脱がし、全裸にしてしまう。
「ああっ………弥っ……ソコ…舐め……汚っ!」
「雫だって舐めたろ…………中迄舐めさせろっ!」
「んあああっ!!らめっ!キちゃうっ!」
「イケっ!雫」
ちゅるちゅると、弥に蜜や潮を吸われ、ここが車内だという事を忘れてしまう。
「弥ぇ………弥っ!」
縋るように、弥を呼ぶ雫。それを答えるかの様に、弥は雫の蜜口から離れ、ゴムを慌てて着けて、雫の中に入った。
「雫っ!そんなに甘い声で誘うと、直ぐに孕まされるぞ!俺達に!!」
一気に突き破られそうな打ち付けをされ、貪るように弥は雫の唇を奪う。弥の杭は逞しく、直ぐに雫の蜜壺を埋め尽くす。
「………弥ぇ……凄い………ぃぃぃぃっ」
「ああ………雫の中……気持ち……いいからなっ………俺の形、覚えろよっ!」
「あああ………あっん……激し……んっん!」
弥だとて、スモークや防音でなければ、雫を車内で全裸等にはしないし、カーセックスも激しくしないだろう。甘く可愛く強請る婚約者に歯止めが効かなくなるとは思いもよらなかった弥。2時間、たっぷり雫を味わった弥は、車内に疲れて寝落ちした雫の服を掛けるだけ掛け、運転手に声を掛けた。
「尾行車は撒けたか?」
『はい』
「じゃあ、マンションに向かってくれ……尊も帰ってる筈だしな」
『畏まりました』
✧✧✧✧✧
「雫………雫………起きろ、マンションに着いた」
「んんっ……あ、弥?」
「あぁ」
雫が身体を起こすと、乱れた髪にとりあえず、掛けた服でほぼ全裸なのに気が付く。
「…………!!」
「寝てたからな、掛けただけだ……着せてやるにも、パジャマとかではないから着させにくくてな……」
「そ、それは……いいけど………着るからドア開けないでね?」
「当たり前だ、雫の裸体は俺と尊だけが見る」
「だ、だからって……着る所も見なくても……!!」
カチャ。
「遅かったな、弥、雫」
「………いきなり開けるな、尊」
「………あわわっ!」
「如月からは聞いていたが、その間随分と楽しんだようだな、弥」
「………まぁな……」
「聞こうか………何発ヤッた?」
尊の後ろに黒いオーラが見えるようだった。怒っているのがピリピリと伝わる。雫は慌てて何とか服を着ると、バツが悪そうに小さくなった。
「フェラ1発、ゴム着けて前孔へ2発」
「あ、弥っ!!」
「じゃ、俺も今日していいんだな?」
「仕方ないからな……雫が付き合うなら?」
「飯の用意の途中だ、弥が今日は後は作ってくれ……雫は風呂に俺と入るんだ」
「はっ!?何でお前と2人で雫が風呂に入るんだ!」
「お前は車内で2時間ドライブとカーセックスしてただろうが!風呂ではフェラしかさせねぇよ、身体は隅々迄洗うがな」
「ちっ………」
マンションの部屋に入り、脱衣所で直ぐに尊に脱がされてしまった雫。その姿で尊は弥に新たに着けられたキスマークを確認する。
「また、増えてやがるよ」
「服で隠れる所にして、て言ってるんだけど………尊もね!」
「所有権だからいいじゃねぇか」
「私は物じゃないです!」
そう言った雫はバスルームに入って行くと、シャワーを出し身体を洗おうとボディーソープを手に出す所で、尊に止められる。後ろから抱き締められ、むしゃぶりつかれる唇。
「んっ……はぁ…………んあっ」
「身体を洗うのは任せろ」
「………自分で洗えるのに……」
「体型の変化を見たいんだよ……胸が大きくなったとか、ウエストのくびれの変化、肉付きとかな」
「だから、私の服のサイズ分かったのね……」
「天使家に一応探りは入れてたけどな、大まかなサイズは」
「……そうですか………」
「不服そうだな………ま、そこも可愛いけど……」
「……だって、知らない所でいろいろ探られるのは……………んんッ!!」
雫から文句が出そうだと分かると、直ぐに唇を塞がれ、早く淫靡な雫に仕上げようと尊にされる。胸の蕾は既に硬く、身体に残っていた弥からの疼きを自分からの疼きにさせたかったのだろう。
「身体洗ったら、俺の咥えてくれ」
「…………う………ん」
「いい子だな、雫……好きだよ」
「尊ぉ………ギュってして?」
「…………それはまだ後にな……綺麗に洗わないと、してやらない…………雫が今洗って欲しい所があるなら、俺に見せろ」
「……………ココ……」
雫は尊に振り向き、バスチェアに座る足を開く。すると、自ら尊が剃った場所をぱっくりと示す。そのやらしく恥じらいながら見せた雫に尊は喉を鳴らした。
「何だ、弥からは足りなかったか?」
「………だって……今日まだ尊に触られてない………弥が触れて、尊が触れないのは寂しい……の………」
「…………煽るなよ……さっさと洗ってやる……逆上せる前に出るぞ」
「咥えなくていいの?」
「それはもうベッドでしてやる、俺も雫の舐めたいしな」
身体を丁寧に洗われて、身体を拭いてもらうと、尊から黒の下着を渡された。尊だけでなく弥から渡される服も、それぞれ好みが分かれるが、基本それは色だけの違いではあった。黒のセットの下着を着ると、直ぐにどういう物か分かる雫。
「シースルーのうえに空いてるんだけど……」
「着たまま出来るからな……ほれ、ベッド行くぞ」
抱き上げられた雫は、弥が夕飯を作るダイニングを通り、寝室に連れて行かれるのだが、弥が尊を睨みながら言う。
「尊、お前……こうなる事を見越して、煮込み料理の仕込みしたな?」
「………カレーでもビーフシチューでもいいからな、弥。せっかくいいタンが入ったんだ、やっぱタンシチューだろ?まだ時間掛かるから宜しく。雫頂いたら3人で食べようぜ」
「…………たくっ……ビールでも飲むか……」
寝室のドアを締めた尊を見送り、2人の声を聞かされるであろうこの苦痛は、後でその欲を雫にぶつけられるのを物語った。
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