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身体中を疼かせる衝撃♡

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 鍵を掛けられても、フィーナは開けて家から出られる事は出来ない。疼きが続き立てなかったからだ。しかも、コーウェンに抱き抱えられ、その手から魔法が繰り出され続けられていた。

「フィーナ、寝室は何処だ?」
「…………も………………止め……」

 ピリピリと弱い電流がフィーナに流し込まれ、全身マッサージされている様で、痛気持ちいいのだ。

「寝室の場所教えてくれたら止めてやる」
「…………に、2階………奥の……部屋……」

 階段が家の奥にあり、コーウェンはそのままフィーナを抱き上げたまま歩き出した。

「ま、魔法………止めてってば!」
「………あぁ、そうだったな」

 今頃止まった所で、直ぐに治まる事はなく、フィーナの火照ってた身体を燻らせただけだった。階段を上がると目の前に扉がある。

「ここか?」
「………そ、そうよ!お願い…………もう私に構わないで!」
「…………理由を知りたいからそうはいかない」
「っ!」

 構わないで欲しいフィーナには言いたくない事なのだ、とコーウェンにも伝わっているが、コーウェンはもう後悔したくなかったのだ。
 器用に扉を開けるコーウェンだが、魔法を掛けたその手から静電気が起き、バチッと火花が散った。

「きゃっ!」
「大丈夫か!?」

 熱かったのか、ビリビリ来たのか、フィーナにも静電気が伝わる。

「コーウェンが魔法使うからでしょ!」
「…………はすまん」
「謝るなら、私に魔法掛けないでよ!!早く出てって!!」
「そうはいくか…………もし、素直に俺が出てったらフィーナ逃げる気がするからな」
「当たり前でしょ!」

 扉を開け、寝室に入るコーウェンはフィーナをベッドに下ろした。

「フィーナ、答えろよ」
「…………何を……?」
「如何やって逃げた」
「…………言いたくない」
「…………そうか……なら、覚悟しとけよ」
「!!……ひゃっ!やっ!コー………ああっっっっっっ!」

 コーウェンはフィーナに馬乗りになり、魔法をフィーナに掛ける事を再開する。火傷の痕を避け、綺麗な肌の頬や耳をビリビリさせ、胸の頂きを摘む指。足をバタつかせ、太腿をすり合わせているフィーナ。疼く下半身がもどかしいのだ。

「直に触らなきゃ答えないのか?フィーナ」
「こ………これじゃ……強姦……じゃない!」
にさせてる、の間違いじゃないか?…………俺との房事、好きだったろ?」
「…………っ………ああっ……駄目……イッちゃ………」
「直に触ってないのに?………淫乱だな……フィーナ」

 服の上からでも、しっかり分かる胸の頂き。コーウェンに先端を摘まれ、扱かれながらイッてしまった。

「い………言う……から………止め……」
「…………何だ……まだ粘るかと思ってたが、白状するのか……」
「…………はぁ………はぁ……」

 魔法を止められて、身体全体で呼吸をするフィーナ。息を整えても、身体の疼きで言葉を紡ぐのは困難だった。

「…………魔法具で……私の姿を具現化した物よ………入れ替えて逃げたの………火傷も手間取って出来たわ」
「なら、何故直ぐに俺に教えてくれなかったんだ!」
「…………貴方が、言う?………私に『愛している』と一言も無かった人に、『一緒に逃げて』と言えて?」
「…………っ!」
「私は…………裏切られるのはもう沢山!だから貴方の前から姿を消したの!分かった!!…………分かったなら出てってよ!!……顔も見たくな………ああッ!あぁぁぁ……や……また……イッ……」

 コーウェンもあの時後悔したのだ。だから、騎士団を辞めたのだ。

「フィーナ………愛してる」
「………っ!!」
「愛してるんだ……あの時も言いたくても言えなかった……」
「い、今更っ!!」

 本当に『今更』だ。聞きたかった言葉をコーウェンが言えていたら、フィーナは変わっていた筈なのだ。喜んで『死』を選んでいたかもしれない。共に逃げたかもしれない。何も3年もの歳月を無駄に生きてはいなかっただろう。憎しみの涙ではなく、フィーナが溢す涙は別の物に変わっていく。

「コーウェン…………コーウェン!」
「…………フィーナ……いいか?」

 潤んだ目をフィーナに見せられたコーウェンも別の意味の涙だと知ってしまえば、昂ぶらせた身体が益々熱を帯びていく。

「………」

 コクン、とフィーナも頷くと、言葉は要らない。貪る様に、フィーナの胸を舐め上げて、頂の蕾を吸うと、再びピリピリとコーウェンはフィーナに魔法を掛けた。

「!!…………駄目っ!……直ぐに………イッちゃう…………からっ!」

 片方は指で扱かれ、片方は吸われ、とどちらからも与えられるピリピリとした刺激で、秘部を愛撫され、何度も注がれた後の様に濡れてしまっていたフィーナ。1度たりともまだこの日触られてもいないのに。

「うあぁッ……あぁっ……も……嫌ぁ」
「……………大洪水だな……腰回り濡らして……」
「!!」

 失禁してしまったかの様な状況に、フィーナは顔をコーウェンから背けた。もう服も脱がされ、ベチャッと水が含んだ音が床からする。

「初めてだもんな………俺が魔法掛けながら房事するの………気に入ったか?」
「っ!………だ、誰が気にいるもんですか!!」

 ぐちゅっ。

「ひゃぁぁぁっ!」

 秘唇を開かれ、蕾を摘まれると蜜や潮で濡らした秘部は乾いた場所等無く卑猥な音を奏でた。

「じゃあ、強請ってもらおうか……」

 コーウェンも全裸になり、懐かしい杭を曝け出すと、フィーナの足を抱え杭を挟む。

「あぁっ……やっ……擦ら……な……いで!」
「欲しかったら言え………言わなきゃずっとだ」

 素股でコーウェンの杭が、フィーナの秘唇と蕾を擦られ、にちゃにちゃとやらしい音と蜜や潮が飛び、フィーナの腹へ濡らしていく。杭も先がテカり先走る汁も暫くすると、飛ぶようになった。

「ヤバイ………気持ち良過ぎ……」
「あ………はんっ……んんっ」
「くっ………出すぞ!」

 フィーナの中に入る事無く、コーウェンはフィーナの腹上にぶちまけた白濁。胸や腹にべったりと熱い飛沫がドクドクと、フィーナの身体を暖めた。
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