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新婚生活♡

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 ローウェンが宰相の任を降りた為、ローウェンの執務室をミレーユの執務室にする事になり、ローウェンの仕事を引き継ぐ事にもなったミレーユ。

「………流石だわ……ローウェン様の情報処理能力………」

 ローウェンの様には出来ない、とミレーユは思い、次に宰相の適任者が出る迄は、代行してはいるのだが、勉強させられている。

「でも………やっぱり前から思ってたけど………未婚者女性の首輪は良くないわ………何故皮製の首輪な訳?………家畜みたいじゃない」

 そう思い、アスランに相談を持ち掛けたのは結婚式から数日経った頃だ。

「チョーカー?」
「えぇ………デザイン悪いもの……せめて宝飾に使う金や銀には出来ない?ネックレスではなく、チョーカーの様になるタイプで」
「………………確かに家畜みたい、と言われたら家畜だな……」
「予算は掛かってしまうけど、未婚女性の間だけで外したらまた溶かして次に使えると思うの………女性比率が少ないのだし、どうかと思って………」
「リタ…………予算案出せるか?女性首回りの採寸は細身、大柄と分けて、金なら幾ら、銀なら幾ら、と………埋め込む石で違うが平均値で出せるなら」
「…………出せると思うわ……でも皮製より高くはなってしまうだろうけど」
「出すだけはタダだろ?」
「……………分かったわ……少し時間貰うわね」

 ミレーユは試作品でも作らせる。チョーカー自体に石や硝子玉を入れるのではなく、錠前に硝子玉を埋め込み、チョーカーは使い回しにした。それが、また皮の首輪より洒落ている、と未婚女性達に受け、結局採用される事になる。

「皮よりいいな………色気も出る……着飾った感じだ」
「良かった」
「リタは着けてみたか?」
「いいえ………何故私が着けるの?未婚者じゃないのに」

 アスランはそのチョーカーを見て、何かを思い付いた様子。ミレーユはその様子で仕事かと思っていた。だが、それは寝室で分かる。

「リタ、ちょっとこっちに」
「如何かした?」

 あと寝るだけなので、ミレーユは夜着姿で、アスランは素肌にローブを羽織るだけの姿。ベッド脇に何か箱を持って来ている様だが、その中身はミレーユは知らない。

「脱いで仰向けになってくれ」
「…………う、うん……下も?」
「下………は俺が脱がす」

 脱がすのが好きなアスランが、脱がさないのが不思議だったが、言う通りにした。すると、アスランが箱から宝石らしき物を出した。

「それは?」
「先日なんだが、国内にある鉱山の一角で、良質なダイヤモンドが取れてな」
「え?そんな濁った石が?」
「研磨すれば輝くんだよ」

 指の関節程の大きさの石。ミレーユはそのダイヤモンドだという石が輝いていない印象がなかった。指輪に嵌め込まれたダイヤモンドは輝き美しいのに。それが削れば輝くとは知らなかった。

「磨くんだ……それで、こんな綺麗な宝石になるの?」
「そう………小さい石は、そのまま加工して市場に出すが、大きい物は価値があるから、と献上されてな……結婚祝いなんだそうだ」
「それを、見せてくれるのは良いけど、何故私は裸?」
「リタにどうか、とな………チョーカーの出来栄え見て、やはり肌に合わせた宝飾を作ってやろうと」
「わ、私に?……高価よね、その大きさなら」
「献上品だから、使ってやってくれ………で、何処に映えるかな……と」

 アスランは、ミレーユの首に当てる。

「チョーカーも良いよな……だが、未婚に思われてしまうかな?」
「な、何かひんやりする……」
「そりゃ、石だからな……ちょっと下げて…………ネックレス?」
「………んっ」

 ―――やだ、変な声出ちゃった……

 その声に、アスランはニヤリと笑う。

「何だ?感じた?」
「ち、違う!」

 谷間の上にあった石が、谷間に挟まれる。

「ちょ、ちょっと!」

 そして、両脇から胸を揉み始められた。コリコリと、石の硬い感触と、アスランの手と胸が挟まる。

「見えねぇな………谷間じゃ……クククッ」
「石が痛いよ!」
「…………やっぱり?………ならブローチかなぁ?」

 すると、石を谷間から取り出すと、胸の蕾に擦るアスラン。爪で引っ掛かれる様に擦られて思わず喘ぐ。

「あっ…………ちょっ……と……んっん……」
「………あぁ、ブローチだと乳首に擦られて、気持ち良くなってしまうかな?」
「………こ、コルセット……着る……し……」
「あぁ、そうか……あ、でも奪われる訳にはいかないが、着飾ってもらいたいから、ドレスの中に着けてもらおうか……臍……?」
「え!?……宝飾の意味は?」

 臍の上に乗せられ、そこもコリコリと突かれては擦られる。

「無いな……なら、ココ?下着に着けて………」
「!!………あっん!」

 下着の上に当てられ、じゅわっと下着が染みる。上からグリグリされ、蕾と秘唇に刺激が走る。

「クククッ………やっぱりココが良いかもなぁ………」
「ち、違うっ!………駄目っ!」
「そうか?気持ち良さそうに、悶えてるのに?」

 アスランはシーツを握り締め、ビクビクと悶えるミレーユの姿にご満悦だ。下着を支えている、拙い紐を解くと脱げてしまう。案の定解かれて、石が直に当たり、ヒヤッとミレーユの身体が震えた。その瞬間、

「あ、入っちゃった」

 と、スポンと吸い込まれる様に入ってしまう。アスランが入れてしまったのだが、タイミング良くミレーユが動いてしまった為に誘った様だ。

「いやっ!……ぬ、抜いて!」
「…………まぁ、待て………味見してからな」
「え~!!」

 膝を立てられて、アスランが足の付け根に顔を埋めた。舌で掻き混ぜる様に石を動かされる度に、ゴツゴツと蜜壁に当たる石で、今迄と違う快感を味わっていた。

「んあっ……ぁう……んふっ……」
「………高級の………味………がする………かも………」
「嘘っ!………やぁ………も……抜いてぇ……」
「……………ほら……べっとり……」

 指で石を取って貰うと、ミレーユの腹の上にポタポタと蜜を垂らしながら、見せられた。

「み、見せないでよ!!」
「クククッ…………じゃ、1番喜ぶモノを、リタにやるよ」
「ああぁぁっ……急にっ……あぁ、あっん!」

 石で広げ解された蜜壺が、アスランの杭を受け入れ、この夜も甘い声が寝室に響きながら終わった。
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