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夜から朝迄ずっと……♡
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しおりを挟むぴちゃ………ぴちゃ………じゅっ……るる……。
「んはっ……やぁっ………もう……許し……」
「すげ~…………とろとろ……」
蜜と唾液が混ざり、ミレーユの足の付け根回りはベタベタだ。アスランの顔もベッタリと濡れている。
あれから、煽られた、といいアスランに舌と指で溶けさせられて、何度もイかされた。
「入るぞ」
「…………んっ……」
「…………んはっ………凄っ………」
「はあっっあああっっあっん!!」
ミレーユに締め付けられながら、アスランが入っていく。
「締め付けんな……力抜け………」
「わ………か……ん……な……」
―――何?………き、気持ち………いいっ!
力を抜きたくても出来なくて、密着したくて締め付けているなら、もっとこの気持ち良さを味わいたい、と思わせられたミレーユ。思わず、アスランの腰に足を絡ませてしまった。
「!!」
「ああっ………はあっん……やっ……あっ……」
「っ!!………クソッ!加減しねぇぞ!!」
「!!………ひ、ひゃ………あああっっ……激し………激し……っっっ!!」
パンパン、と音が鳴る結合部。溢れる蜜が、その衝撃で飛び散り、ミレーユの腹にも掛かる。
「煽るのは………お前だっ!ミレーユ!」
「あ………煽っ………て………な……」
「煽ってんだよ!………お前の言葉と顔が!………あと、ココっ!!」
グリッ、と奥を擦り付け抉るアスラン。
「んあああっ………奥っ……ひゃっ……」
「イケよ………もっと!」
「イッ………て………るぅ……ずっと………もう……許し………」
ミレーユは叫ぶ様に声が出る。声も恥ずかしくて押し殺していたいのに、奥に来る度に声でアスランを誘うのだ。
「出すぞ!」
「は………っ……ああっ……も………来てっ!」
「くっ!」
乱れるミレーユの中に出す瞬間、強請られて、もっと奥に出したくて、もっと密着したくて、吐精しながら身体を抱き上げ、舌を絡ませるキスをするアスラン。吐精中、ビクビクと震える身体がとてつもなく愛おしく思えていた。
まだ会ったばかりの女に、溶かしてやりたいと惚れさせたい、と思っていたが、逆に惚れてきている。
―――ヤバイ……のめり込む………俺の事をここ迄受け入れさせる女が居たとは……
「はぁはぁはぁはぁ………」
「え…………?……アッシュ?」
「このまま、俺の上で喘げ」
アスランはミレーユとキスを止めると、ベッドに寝そべる。騎乗位にさせたミレーユの腰をがっちり支え、下から突き上げた。
「んあああっ」
仰け反るミレーユ。
「馬に乗る練習な」
「む、無理っ!………こ……な……練習………な……ひゃっぁぁっ!!」
激しく下から突き上げられても倒れさせてくれないアスラン。ミレーユの奥が寂しいと思えさせないぐらい、存在感を残している。少し抜かれると、寂しさを覚えさせていくアスランに、恨みさえも感じてならない。
「まだ経験浅いのにな………ココもぷっくり勃って触ってくれ、て言ってるぞ?」
「!!………ら、らめっ………おかしく……なるぅ……!!」
「…………ククッ………倒れて来い……受け止めてやる………キスしたい」
「………アッシュ………あっ………駄目っ………イキ……過ぎ……て………動け……な……」
ドサッ、とミレーユの腕を引っ張るアスラン。腰の律動はまだまだ止まらないアスランだが、ミレーユの髪を撫でながら、腰の動きと真逆な優しいキスを仕掛けた。
「やらしい身体にもっとしてやるよ」
「あっああっ………らめっ……激し………」
「休憩は俺がもう1回出したらな」
まだ出さないのか、と恨みがましく睨むミレーユだが、その顔を見ても楽しそうなアスラン。
「はははっ……その顔も煽ってる、て思え!」
「っあああっっ」
もうずっと入っている中は擦られなれ、ずっと蜜が出ている。濡れた場所は冷たいが、心は熱い。風呂場の湯が冷めていても、身体を繋がれるなら温かい物と知った。
♢☆♢☆♢☆♢☆♢
アスランの胸に倒れてから、2度目の吐精後、失神したまま眠ってしまったミレーユ。
「……………ん……ん~……」
「…………はよ」
「…………!!」
アスランの胸の上で起きたミレーユは現状を一瞬で把握する。
「ははは……すげ~寝起き顔だな……」
「ご、ごめん………寝ちゃってたんだ………退くね…………て………離して?」
「駄目……分かるだろ?如何なってるか」
「…………わ、分かるから言ってるんだけど」
「朝立ちに付き合えよ」
「…………や、やだ……激しそう……」
「激しくなきゃいいか?」
「………そう言ってもシたいだけじゃないの?」
腰を抱かれ、昨晩の激しさから身体を起こせないでいるミレーユに唇を重ねたアスラン。
「抱き心地良くてな………まだ育ってないけど………特に胸……」
「一言多い!!」
「そんな事言うなよ……俺の素が曝け出せるのは、ミレーユやローウェンぐらいしか居ないんだから…………」
「んっ………ち、ちょっと!ソコ!………違う……ょ…………ね………っ………やぁっ……止め……」
「ん?………お前は何もしなくていいぜ……俺だけ動くから、俺の顔の方見てな」
「んなっ!!…………あああっっ駄目っ……っぁぁっ」
下から突き上げられている間に、尻孔を弄られていき、指迄入れられた。ミレーユの腕はアスランに身体毎抱き締められているので、避けようがない。顔を俯くと苦しくて、如何しても顔を上げると、アスランの顔がある。目線はミレーユを見つめ、だらしなく喘ぐ顔が、アスランは嬉しそうにしている。
「やらしい顔……」
「やらぁ………お尻……違………」
「性感帯があるんだぜ?尻も」
「………ああっ………苦し……」
「気持ち良さそうだけど?」
激しくはないが、ゆっくり揺さぶられた腰は、疲れた身体を労っているのだろうが、ミレーユには意味は無い。疲れているのは変わらないからだ。
蕾を挟む様な刺激とは違い、奥と尻孔の奥壁が挟まれて、更に刺激が強かったのだ。顔も反らせず、口が閉じられない喘ぎが続き、涎迄出て来ていた。
「や……らぁ……」
「イキたい?」
「…………イキ………た……い……」
「分かった」
「!!んあっん!!」
尻孔の指が抜かれ、律動が激しくなる。ぐちゅぐちゅと音を鳴らし、朝からベッドが軋みアスランはミレーユの中に注いだ。
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