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溢れる場所
しおりを挟む「あぁぁぁぁぁっ………」
ぬぽっ、ぐちゅ、ズボッ、ずちゅ。
そんな音と肌が打ち合う音が響く。
「今度こそ溢すんじゃねぇぞ」
ベッドの上で、片足を持ち上げられ、後ろから突かれまくられる女が居た。
目隠しされていて、手首には抵抗出来ない様にベルトが巻かれ、ガーターベルトのストッキングだけ身に着けたまま抱かれている。
「気持ち良いなぁ………まだ射精そうだぜ」
目隠しされて、時間の感覚も無い。
女は仕事を終えて、帰宅したばかりだった。
それなのに、帰宅後に意識が遠退いた。
此処が、自分の家か別の場所なのかは分からない。
ただ、気が付いた時には絶頂を迎え、潮吹きが止まらず、女の足元はびちゃ、と湿っていた。
「…………っ!……だ、誰なのっ!」
「誰かだって?………気にするなよ……」
「っ!」
知らない声、知らない動きに女は抗い、暴れる。
「暴れるんじゃねぇよ!撮ってんだからよ」
「…………え………」
何処の場所かも分からないし、撮られていると聞かされ、忽ち緊張で身体を強張らせた女。
それが、男の杭を締め付けた事は言うまでもない。
「お………締まったな………もっと気持ち良くしてやるよ」
「っ!………や、や……止め………それ……駄目ぇ!」
下腹部を男に揉まれる。ぐいぐいと腹の筋肉を押さえ付けられ、密着度合いを女に知らしめたのだ。
形も分かり、子宮口に当たる杭の先の場所も外からでも感じた。
「はっ………気に入った様だな……イケよ………」
「やぁ…………イキた………くな………」
「へぇ?…………じゃあ我慢しろや……遠慮しないがな、俺は……」
「っああぁぁぁぁっ!」
絶頂等迎えたくなくとも、ズボズボと激しい律動と、下腹部をぐいぐいと押さえ付けられる圧迫感で、女はいとも簡単に絶頂を迎えた。
「そろそろ………俺も2発目………っと……」
「っ………や、止めぇ………」
誰か分からない男の杭の熱が再び女に注がれる。
ドロッと溢れる白濁が女の太腿を伝い、外気に触れる感覚が悲しくて、目隠しされた布が湿っていた。
「…………恨むなら俺じゃない、お前の親父を恨むんだな」
「…………え……?…………んっん………」
聞き直そうと項垂れた頭を上げて、男の方に顔を向けた女は、男の物であろう唇で塞がれた。
何やら飲まされた様だが、それはどうやら水の味がする。
「お前にゃ、まだ利用価値ありそうだから、暫く遊ばせて貰うぜ」
「…………っ……み、水じゃ……」
「水だ…………但し、睡眠薬入りのな………」
女の意識がまた遠退くと、薄れた意識の中、目隠しだけは外される。
その姿や女の汚された姿を撮影し、特に溢れ出る場所や顔を中心に撮っていた。
恨む女の父親宛に贈るのかもしれない---。
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