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エピローグ
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「ひやぁっ!」
蝶子をくの字にし、隼人は蝶子の足の付け根に頭を埋めた。
「あっ……駄目っ……洗って……からっ」
「ごめん………我慢出来ないんだ」
隼人の手は蝶子の割れ目を拓き蕾を摘む。クリクリと捏ねると、蝶子の膣口は蜜が溢れ出した。それを隼人に舐め取られ、ぐちゅぐちゅと音を奏でさせた。
「あぁっ………溢れちゃ……」
「………もっといいぞ………溢れて……」
溢れ出した蜜を舐めながら、指でも蜜壁を刺激され、外と中を隼人に酔わされて、蝶子は敷布を握り締めながら、身体中の震えさせた。乳房も揺れ、腰も動いてしまう蝶子。
「気持ちいいか?」
「はや…………と……さ……まぁ……またっ……あぁァァっ……」
「また達したか……背迄垂らしたはしたない孔は、塞いでしまおうか?」
「……………塞いで……下さい……隼人様の……」
「……………蝶子のその顔、堪らないな……」
隼人は、蝶子をベッド中央に移動させ、自分も乗ると、ズボンをずり降ろした。湿った褌から見えるのは、隼人の肉棒の形を強調していた。
「…………あ……」
「……そうか……蝶子は見てないものな……見たくないなら、蝶子をうつ伏せにしてから挿入するが………」
初めて見る男の象徴は、蝶子の想像より太く長かった。弟は居て、下の世話等はした事はあったが、幼い時の記憶しかない。少々気後れしてしまったが、蝶子は横に首を振った。
「…………いいえ……それでは隼人様のお顔が見れませんから……それに…………今夜だけでは無いと思うので……」
「………そうだな………俺も蝶子の顔を見て抱きたいし、今夜だけにしないつもりだ……」
隼人が褌を解き、天を仰ぐ肉棒を蝶子の目に入れる。
「蝶子…………いいんだな?」
「………はい……名実共に隼人様の妻にさせて下さい………」
蝶子は敷布から手を離し、隼人を迎える為に、両手を広げ隼人を誘う。
「…………子種はまだな………結婚式の後、いくらでも望む迄注いでやる」
「はい」
この日、初めて蝶子は隼人と朝を迎えた。
蝶子はこんなに幸せを感じた朝は今迄に無かったと、思わせてくれた隼人の胸に納まりながら、寝ている隼人に、自分が付けられた所有痕を付けようと悪戯をする。
「クククッ…………蝶子……それでは痕は付かない」
「はっ!!………おはようございます、隼人様」
「…………可愛い事してくれるんだな……こんな蝶子を見たかった………そんな蝶子のおかげで、また欲しくて堪らなくなってるぞ?………ほら……」
「!!………そ、そんなつもりは……」
「足の間に挟まってるから分かるだろ?……まだ朝食の時間迄少しある………食前に蝶子を食べさせてもらおう………」
時は大正、子供の頃に結婚相手を決められ、お互いに初恋だった蝶子と隼人。これからは、すれ違っていた心の穴を埋める様に、いつまでも仲睦まじく暮らすのであった。
❈❈❈❈❈完❈❈❈❈❈
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