【完結】プラトニックの恋が突然実ったら

Lynx🐈‍⬛

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初めて繋がる♡

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「い、挿入るね?」
「………あぁ……無理はするなよ?」

 正直、裕司には紗耶香の準備が出来ているか不安はあったが、紗耶香が自分で秘部を塗り込む姿は気持ち良さそうな顔をしていた。
 ゆっくりと腰を落とそうとする紗耶香だが、直前に止まる。

「俺の持って、紗耶香のを開くんだよ」
「あ……なるほど……」

 冷静だが硬直していないだけで安心する、裕司。

「んっ………っ………」

 痛いのか、紗耶香の顔が歪む。

「紗耶香………大丈夫だ……そのまま降りて来い」
「っ!」

 ―――心配そうに見つめられてる……

 裕司が紗耶香を心配そうに見つめていた。それだけで紗耶香は嬉しい。

 ―――もう……少し?………わ、分かんない……

「!………あっああっあ…………んんんっ!」
「くっ!」

 半分程入って来ると、裕司は腰を上げ、紗耶香の手伝いをしたのだ。
 衝撃にビクッと背筋が伸びた紗耶香。

「ああっ……んっくっぅ!」
「全部入ったぞ、紗耶香」
「…………く、苦し……よ……裕司ぃ……」
「そのまま、暫く待ってやりたいが、馴染ませるぞ」
「まっ、待ってっ!ああっ……動いちゃ……まだ痛いのっ!」
「広げてんだよ、馴染めば痛み無くなる」

 腰を下から左右に揺らす裕司に合わせ紗耶香も身体が揺れた。

「ああっあ……」
「自分で動くか?紗耶香……お前のペースで腰を動かしてみろよ」
「はぁ……はぁっ………下手だよ?絶対に」
「下手なのは分かってる………初体験で上手かったら怖ぇよ……俺が下から突き上げてもいいが、お前のペースでやってみろ。上手く動かなきゃならない事なんてねぇよ」
「う、うん………」
「膝立て、体重乗せていいから」
「こ、こう?」
「…………そう………」

 ―――よく見えるぜ

 紗耶香はまだこの態勢の意味が分かってはいない様だが、素直に裕司の言葉を受け止めてM字開脚をした。

「んっ………はっ……んっ……」

 ゆっくり上下を始めた紗耶香と繋がる部分を弛緩する裕司。

「そう………いいぞ紗耶香……」
「んっあ……んふっ………」
「分かるか?俺の形」
「っ!」
「あ、締まったな……今」
「エ、エッチな事言わないでっ!」
「エロい事してるんじゃないか、俺の上で紗耶香が」
「っ!」
「見えてんだぞ?繋がってる場所が丸見え」
「!」

 紗耶香が腰の動きを止めて、膝を倒して見えにくくしてしまう。

「残念………倒れて来い……下から俺が動いてやるから」
「や、やらしい事言うの好きだったの?」
「紗耶香限定な」
「っ!」
「ほら………おいで」

 紗耶香が裕司の胸に倒れて来ると、裕司の本領発揮だった。
 下から突き上げる律動が紗耶香を裕司の上でしがみつく事になる。

「ひゃっ!」
「…………我慢せずに喘ぎまくっていいからな」

 振り落とされそうな振動と、奥に何度も突かれ、抉られる感覚と無造作に擦られている隘路にはもう痛みはいつの間にか無くなっていた。
 出血したのか、蜜なのか分からないが、奥から溢れ始めた紗耶香と裕司の間が温かく濡れていた。ぱちゅ、ずちゅ、と腰の方から隘路の行き来する度、何度も聞こえ、恥ずかしいやら、気持ちいいやら、紗耶香の中で思考が沸かなくなっていく。ただ、喘いでしまう、激しい律動で酔い痴れてしまった。

「くっ!出すからな!このまま」
「っんんっ……」

 コンドームで守られた裕司の杭も、紗耶香のなかで熱いのだが、更に熱く熱が充満する。ビクビクと蠢くのを感じながら律動を止めた裕司の胸の上で、甘く火照る紗耶香を裕司の欲を更に煽った。

「紗耶香……もう手錠外していいよな?」
「…………う、うん……」
「外して欲しいんだが、降りれるか?」

 裕司の上から降りて、手錠の鍵を取りに行く紗耶香。

「っ!」

 下腹部に痛みと、まだ裕司が居る感覚を味わいながら、裕司の手錠を外した。

「ごめんね、裕司」
「…………いいさ……それで紗耶香と出来たんだしな」
「うん………嬉しい…………え?」

 紗耶香がベットに戻ると、裕司に押し倒されたのだ。

「紗耶香に触ってねぇ………終わらねぇぞ、まだ」
「1回で終わるものじゃないの?」
「あれで満足するかよ………触れねぇ生殺し状態で、無我夢中で腰振っただけだ………早く1発出して、紗耶香を触りてぇ、て何回思ったか」

 服を脱ぎ捨て、コンドームを装置し直し、紗耶香の足を持って、紗耶香に覆いかぶさった。

「んんっ!ああっ!」
「やっぱ、手は自由でなきゃな………邪魔なブラも外すぞ……胸揉ませろ」

 存在が残っていたなかに戻って来た裕司の杭。まだ固い存在で、先程とは違って、無作為な律動では無かった。
 散策される様に、何処が感じるかを突かれては紗耶香の反応を見られ、ホックを外したブラジャーとキャミソールを捲り上げられて、裕司は紗耶香の胸を味わっている。

「嫌っ!…………一緒……はっ……おかしくなるっ!」
「気持ちいいのか?紗耶香……じゃ、コレは?」
「あぁっ……コレも……駄目っ!」

 秘蕾に裕司の指が差し込まれ、胸を舐められてる舌と、秘蕾の指、そして紗耶香を突き刺す杭が、裕司の欲をまた昂ぶらせていくのを、紗耶香は覚えなければならない。

「そんなに煽るな、紗耶香……直ぐに俺がイッちまうだろ?」
「煽って………な……」
「エロい顔してるんだよ、今……特にココがな!」
「んあああっっっ!」

 最奥をゴリッと押し付けられ、紗耶香はイッてしまった。

「まだだぞ、紗耶香………俺はイッてねぇ!」

 覆いかぶさるのを止めて、裕司が身体を起こすと、紗耶香の腰を抱えて、何度も隘路を行き来して、裕司も2度目の熱を爆ぜたのだった。



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