98 / 100
甘い甘い夜♡
しおりを挟む「ト、トーマス………バッジが当たって痛いっ!」
長いキスをしていたが、ラメイラは胸に当たるトーマスの軍服に着いた多数の軍章のバッジが当たるのを我慢していた。
「あ、ごめん………ケガは?」
「……大丈夫。」
トーマスは上着を脱ぎ、ラメイラを抱き上げた後、ベッド脇に座らせる。
「ラメイラ………そのドレス姿も絶景だな。本当に似合ってる。」
「ホント?…………もう、どんなにその言葉待ってたか……。」
「………やっと言えてごめん。式の前に見られたら、即効言ってるんだけど、俺は見られないからさ……。」
「いいよ、そういう決まりなんだから。」
ラメイラは、トーマスに向かって、両手を広げ、抱き締められるのを待っている。
しかし、トーマスは唸るように絞り出した言葉を発した。
「それも唆られるんだけど…………違う絶景が見たいな。」
「絶景?」
「ラメイラ……ベッド脇に乗って四つん這いになって。」
「…………は?な、何するの?」
何となく嫌な予感はしつつも、お仕置き的な事をさせられる予感もあり、トーマスの言う通りにしたラメイラ。
「………いいねぇ………。」
「は、恥ずかしいんだけど……。」
「そんな恥ずかしさは、直ぐに忘れさせてやるよ。」
トーマスはドレスの裾を捲り、ラメイラの秘部を露わにさせた。
「え!脱がずにスルの!?」
「まさか………脱がすよ、ドレス汚れるし………もう少し足開こうか………膝で踏んでる裾も上げとかないと……。」
そう言うと、ラメイラの膝を持ち上げ、ドレスの前裾も捲った。
「マーニャ、気が利くな………。下着が紐で脱がせる様になってるんだ……へぇ~……。」
「気が利くの!それ!」
「脱がしやすいじゃないか。」
「…………もう………恥ずかしいよぉ……。」
「期待して、何言ってるんだ?下着も濡らして……。」
にちゃ……と水を含む音が下着から聞こえる。
「あぁっ!」
「透けるぐらい滲んでるぞ?ラメイラ………。」
「やっ!布越しでソコはっ!」
トーマスの指は、ラメイラの蕾を擦っている。
「もどかしいだろ?強くは擦ってないし……。」
布と肌が擦る水音は、直接擦る音とは違い、これからの事を想像を掻き立たせた。
トーマスは跪き、ラメイラの秘部に顔を埋め、下着越しで口で愛撫を始めると、ラメイラのもどかしさが沸き立ってくる。
「やぁっ!」
「直に触って欲しいのか?ラメイラ。」
「……わ、分かんな………いっ。」
「分からないじゃないよな?ココで止める?それとも先に進める?どっちだ?答えろ、ラメイラ。」
「ひぅっ!」
トーマスが蕾を強めに摘むと、ラメイラの声が甘く高い声に変わる。
その声で、ラメイラの顔は既にトーマスが求める、泣き顔の蕩けたラメイラだと分かるのだ。
「さぁ、答えろ、ラメイラ。」
強めに摘まれる蕾の刺激で、下着から漏れ溢れる蜜は、ラメイラの太腿を伝う。
「………さ………さわ………て……。」
「………了解。」
クスッと笑みが溢れたトーマスは、ラメイラの下着の紐を解き、ラメイラの蜜口を直に触れた。
「ヒクついて……美味しそうに熟してるよ、ラメイラ。」
「…………は、恥ずかしい事言わないでよ!」
「説明してあげてるんじゃないか、ラメイラは見れないだろ?………クククッ。」
ぐちゅっ。
「はぅっ!」
「ほら、ラメイラ、直ぐに2本入ったよ。分かるか?」
「ああんっ!もっ、説明は要らないっ!」
トーマスは言葉でも攻めるのが好きな男だ。
「あぁ、この奥もヒクヒクしてるよ、ラメイラ。」
「やぁだぁ!言うなぁ!」
「ココに早く注げるようにもっと解そうか………久しぶりだしね。」
言葉でも攻め、指と舌で、ラメイラの蜜壺と顔は蕩けて行った。
0
お気に入りに追加
90
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。
公爵様、契約通り、跡継ぎを身籠りました!-もう契約は満了ですわよ・・・ね?ちょっと待って、どうして契約が終わらないんでしょうかぁぁ?!-
猫まんじゅう
恋愛
そう、没落寸前の実家を助けて頂く代わりに、跡継ぎを産む事を条件にした契約結婚だったのです。
無事跡継ぎを妊娠したフィリス。夫であるバルモント公爵との契約達成は出産までの約9か月となった。
筈だったのです······が?
◆◇◆
「この結婚は契約結婚だ。貴女の実家の財の工面はする。代わりに、貴女には私の跡継ぎを産んでもらおう」
拝啓、公爵様。財政に悩んでいた私の家を助ける代わりに、跡継ぎを産むという一時的な契約結婚でございましたよね・・・?ええ、跡継ぎは産みました。なぜ、まだ契約が完了しないんでしょうか?
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいませええ!この契約!あと・・・、一体あと、何人子供を産めば契約が満了になるのですッ!!?」
溺愛と、悪阻(ツワリ)ルートは二人がお互いに想いを通じ合わせても終わらない?
◆◇◆
安心保障のR15設定。
描写の直接的な表現はありませんが、”匂わせ”も気になる吐き悪阻体質の方はご注意ください。
ゆるゆる設定のコメディ要素あり。
つわりに付随する嘔吐表現などが多く含まれます。
※妊娠に関する内容を含みます。
【2023/07/15/9:00〜07/17/15:00, HOTランキング1位ありがとうございます!】
こちらは小説家になろうでも完結掲載しております(詳細はあとがきにて、)
【R-18】記憶喪失な新妻は国王陛下の寵愛を乞う【挿絵付】
臣桜
恋愛
ウィドリントン王国の姫モニカは、隣国ヴィンセントの王子であり幼馴染みのクライヴに輿入れする途中、謎の刺客により襲われてしまった。一命は取り留めたものの、モニカはクライヴを愛した記憶のみ忘れてしまった。モニカと侍女はヴィンセントに無事受け入れられたが、クライヴの父の余命が心配なため急いで結婚式を挙げる事となる。記憶がないままモニカの新婚生活が始まり、彼女の不安を取り除こうとクライヴも優しく接する。だがある事がきっかけでモニカは頭痛を訴えるようになり、封じられていた記憶は襲撃者の正体を握っていた。
※全体的にふんわりしたお話です。
※ムーンライトノベルズさまにも投稿しています。
※表紙はニジジャーニーで生成しました
※挿絵は自作ですが、後日削除します
性欲の強すぎるヤクザに捕まった話
古亜
恋愛
中堅企業の普通のOL、沢木梢(さわきこずえ)はある日突然現れたチンピラ3人に、兄貴と呼ばれる人物のもとへ拉致されてしまう。
どうやら商売女と間違えられたらしく、人違いだと主張するも、兄貴とか呼ばれた男は聞く耳を持たない。
「美味しいピザをすぐデリバリーできるのに、わざわざコンビニのピザ風の惣菜パンを食べる人います?」
「たまには惣菜パンも悪くねぇ」
……嘘でしょ。
2019/11/4 33話+2話で本編完結
2021/1/15 書籍出版されました
2021/1/22 続き頑張ります
半分くらいR18な話なので予告はしません。
強引な描写含むので苦手な方はブラウザバックしてください。だいたいタイトル通りな感じなので、少しでも思ってたのと違う、地雷と思ったら即回れ右でお願いします。
誤字脱字、文章わかりにくい等の指摘は有り難く受け取り修正しますが、思った通りじゃない生理的に無理といった内容については自衛に留め批判否定はご遠慮ください。泣きます。
当然の事ながら、この話はフィクションです。
離縁を申し出たら溺愛されるようになりました!? ~将軍閣下は年下妻にご執心~
姫 沙羅(き さら)
恋愛
タイトル通りのお話です。
少しだけじれじれ・切ない系は入りますが、全11話ですのですぐに甘くなります。(+番外編)
えっち率は高め。
他サイト様にも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる