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感じやすい処女♡

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「んあっ……んふっ………あぁっ」

 娼婦ではないか、と思うぐらい感度よく啼くカチュア。
 身体は初めてなのに、記憶にある開発され過ぎてきたカチュアの身体は、記憶をしまっていても、何処を触れられようが、甘い声を奏でた。

「やだぁ………鳥の記憶…………しまってある……の……に…………んんっ!!」

 コーウェンは、カチュアの胸に挟まれ、谷間を舌で這われているが、両胸の頂きは優しく摘まれ、手の平で弾力のある乳房をゆっくりと揉まれていた。

「………じゃあ、元々感度が良かったんだよ」
「……嫌っ………恥ずかしい………からぁ………」
「ふふふ………可愛くて閉じ込めたくなるよ……」
「あぁっ……お願いっ………閉じ込め……いやぁ!!」
「心境だから、安心して、カチュア………鳥の様に自由な発想の君が好きなんだから」
「はぁ…………ん………気持ち………いい………のぉ………」
「胸触られるの好きなんだ、カチュア」
「………う………ん…………好きぃ」
「僕もカチュアの胸好き………カチュア、口開いて」
「………ん……んっ………はっ……ん」

 コーウェンの舌が、頬裏を掠める。
 ちゅぱ、ちゅっ、と甘ったるい水音が心地良く聞き惚れるカチュア。
 とろん、としたカチュアの瞳に映るコーウェンの整った顔、セットした髪を、カチュアは思わず、わしゃわしゃと崩し、もっと奥にコーウェンの舌を味わいたくなり、抱き寄せてしまった。

「!!………カ……チュ……ア………」
「………はぁ………ウェ………ン……好き……」
「………はぁ……はぁ……」

 糸を引くどちらか分からない唾液をお互い垂らし、コーウェンはカチュアの口元を拭うと、自分のも拭う。
 経験豊富だと思えて仕方ないカチュアのキスに諦めたコーウェン。

「…………もういいや………そんなキス、誰に教わったの?」
「…………んっ……んん……」

 胸を揉みしだくコーウェンの手は、意地悪くカチュアの胸の蕾には触らない。
 感度が良すぎるカチュアに、質問に答えたらご褒美に、蕾を扱くつもりらしい。

「ほら…………言わないと……舐めてあげれないよ?………摘まれたいでしょ?……それとも噛む?」
「……………あぁっ!………触って………」
「じゃあ、言って?」
「……バッシュ……様………」
「………へぇ~、バッシュね……」
「…………とゴードン………様にっ……んあっ!!」

 バッシュと聞いて、蕾を扱き始めたら、ゴードンの名前迄出て、びっくりして思わず強く摘んでしまったコーウェン。
 また1人、カチュアの身体を知る男が増えた。
 過去だと分かってはいるのに、嫉妬心が更に湧き上がる。

「カチュア………あいつ等の事、忘れたい?」
「…………忘れ……る………って?」
「なまじ記憶があるから、今のカチュアの感度が敏感になるんだね…………なら僕がカチュアを溺れさせればいいんだよね?………精一杯………頑張らせてもらうよ………」
「…………え?…………あっ…………あぁっ……やぁ………コレっ!」

 コーウェンは刺激をカチュアに与え続けるかの如く、全身で愛撫し始めた。
 耳を指で擦り、唾液をねじ込ませながら、胸の蕾を強く捏ねると、足を使って素肌を擦り合わせる。
 片耳を塞ぐように擦る手と、もう1つの片耳を唾液の水音が脳裏に響き、胸の蕾を強さを調節しながら扱かれ、疼く下半身を他所に、素足を足の付け根辺りまで擦り合せ、時折腰に当たるコーウェンの屹立から漏れた蜜のぬめりを感じるカチュア。

「腰辺り、もどかしい?」
「……はぁ………んあっ………」
「答えてくれないの?カチュア」
「………触って……っ……あぁっ!」
「何処を?」

 カチュアは、コーウェンの手を掴み、持っていこうとするが、コーウェンに阻まれる。

「待って、カチュア………名称言って?」
「…………やぁっ……は………ずか……し……」
「そっか、恥ずかしいなら、僕は分からないから触れないな」
「………いやぁ………ウェ……ン………寂し……の……」
「そっか、寂しいのか、カチュアは………でも仕方ないよね?何処を触って欲しいか言わないんだから」

 意地悪く、コーウェンらしい言葉にカチュアは、ゾクゾクと身体を震わせる。
 決してマゾ気質ではない筈なのだが、久々に味わう房事の快楽に、コーウェンからの言葉で味わう事のなかった領域に入ってしまいそうになる。

「あぁ、かわいそうにカチュア……涙も流して、だらしなく口から唾液も出て……辛そうだね」
「………ウェン………」
「!!………くっ!………カチュア………それは………まだっ………」
「だっ……て………触って……くれない……から……」

 コーウェンはカチュアの手に注意を払ってなかった。
 カチュアの手の中には、コーウェンの杭が握られている。
 コーウェンの杭の先端をカチュアの指の腹で撫でられては、コーウェンは顔を歪めるしかなかった。

「一緒に気持ちよく……なろ?」
「カチュア………駄目……それは後で」

 カチュアから、デューク達、男の名残りを消し去りたいのに、そのカチュアの経験豊富なテクニックをコーウェンに植え付けられては、上書き出来る筈もない。

「カチュア……僕のコレは何処に入るか分かるよね?…………何処?」
「…………ココ………」

 カチュアは空いた片方の手で下腹部に触れるが、コーウェンにその手を取られてしまう。

「ソコじゃないよね?言葉が恥ずかしいなら、僕に見せて?」
「……………ん……ん」

 もじもじとはするが、カチュアはコーウェンの屹立を放し、素直にコーウェンの顔の前に足を広げて見せた。
 塞がった花弁から、薄っすらと蜜が溢れていた。

「ココ、触って欲しい?」
「……触って……」
「いいよ、触って………舐めて………解さなきゃね」

 コーウェンは身体を起こし、カチュアを再び仰向けにさせた。
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