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その夜のタイタス♡
しおりを挟む「へぇ、説教されたんだ、ウィンストン公爵とセシルに。」
「そうなんだよ、兄上達は青ざめてた。」
ベッドで愛し合った後のタイタス邸の寝室。
タイタスはリュカリオンとトーマスに巻き込まれていただけなので、然程説教は無かったらしい。
「見てみたかったな、リュカ殿下とトーマス殿下のその時の顔。」
「まぁ、なかなか見れない顔ではあったな。」
「………それで?タイタスはまた媚薬飲みたい、と思ったのか?」
「………怒るなよ?」
「聞かないと分からないな。」
「アニースが飲んだらどう変わるかな、とは思ったな。それには興味ある。俺はもう飲みたくないけど。」
「…………どう……変わる………?変わると思うか?」
「変わるんじゃないか?俺が襲われたりして…………プッ。」
「…………襲い方が分からない……。」
真剣に考えてしまったアニースの横顔はタイタスを魅了する。
「俺がやってるようにしてみたら?」
「タイタスがやってるように?」
「そう、アニースからキスをして、胸や耳、首筋にキスマーク着けて、俺のを咥えて、自分で入れる。俺はアニースにされるがまま。」
「…………で、出来ないよ!恥ずかしくて!」
顔を赤らめて照れるアニースを見ると、試して見たくなるタイタス。
「駄目、俺もうその気。まだ1回しかしてないし、休憩せずにスルとアニース寝ちゃうの早いから、話してただけだし。まだシたいんだけど?」
「…………下手でもいい?」
「初めてで上手かったら困るよ。」
「分かった………タイタスが私にやるようにするんだな?」
「お願いします。」
身体はベッドから起こしていたので、タイタスは横になると、アニースは照れながらタイタスを跨ぎ上に乗った。
アニースはタイタスの顔に触れ、キスを自分から仕掛ける。
タイタスは待ち構えるだけで受け身の状態だが、アニースの背中と腰に腕を回し、髪を撫でている。
「んっ……ふっん……。」
「………キスしてるだけで蕩けた顔してる……アニース。」
「背中っ撫でてるじゃないか……タイタスの手が気持ちいい……。」
「俺も、アニースの胸の感触が俺の胸に当たって気持ちいい。」
「…………お互い様だ……ふふふ…。」
「………続きしてくれないと、俺も下から触るぞ?襲ってくれるんだろ?」
「………そうでした。」
アニースは身体をタイタスの下にずらし、屈強な胸に顔を近付かせると、硬い胸は揉めないので、手を這わせながら蕾を舐める。
(綺麗な肉体美………。)
「…………ん………。」
(……タイタス、声出てる……気持ちいいのかな?)
すると、アニースの腰に硬いモノがムクムクと屹立を始める。
キスをしている時も硬くなりかけてはいたが、更に大きくなっているようで、今からソレを咥える事を期待や不安を膨らませたアニース。
直に手で触った事がないタイタスの触れると、タイタスが呻く。
「うっ……アニース……もっと触って………。」
「…………こう?」
「………もっと強く握ってしごくと、俺が………アニースの中に居るみたいに………なるっ………。」
「………こう、かな………。」
「……そ、そうっ!………気持ち……いい!」
アニースの中に挿入るのと、アニースにしてもらうのと、タイタスの表情は違う気がするが、もう少し見たくて、アニースはタイタスのを咥え始めた。
「うっ………アニースっ………!」
「へら………れ…………ごめ……ん……れ。」
「…………そんな……事……ない………アニース……避妊具着けるから………挿入したい!」
「………んっ。」
タイタスは避妊具を着けるとまた仰向けになった。
着けている姿をアニースは見ていた。
「な、何?」
「どうやって着けてるのかな、て見てた。」
「アニースに着けさせる事はしないと思うけど…………ほら、俺の顔の上で跨って。」
「え!!そんな、恥ずかしい!!」
「恥ずかしい事してるじゃないか……いいから。濡れてないと挿入られないだろ?」
「………う、うん。」
恥ずかしいが、タイタスの顔の上に跨って、タイタスから丸見えになる蜜口。
既に一度愛し合った後だが、時間が経ってはいるので、もう少し解すつもりなのだろう。
「腰落とすよ…………。」
「!!!………んんんんっ!!」
下から指で広げられ、タイタスの舌が捩じ込まれ、蜜を吸いつかれている。
壁沿いにザラザラした舌が這い、直ぐに最奥から蜜が落ちてくるのを誘うタイタス。
一度、二度、コプッ、コプッ、と熱い蜜が落ちて行くと、タイタスはそれを待ち構えたように、吸取っていく。
「あゝ……あっ………吸っちゃ……や………。」
「充分濡れたな……そのまま腰の上で自分から挿入て動いてよ。」
「………で、出来るかな……。」
「やってみてよ。」
「うん。」
アニースは挿入りやすいように、自ら蜜口を開き腰を落とし始める。
「………え……こう……かな……。」
「そう……そのまま…………下りてきて。」
「ふぁっ……は、挿入った…………あ………あ……やだぁ……奥……当たって………あぁっ……んっ!」
「奥にキス出来た?」
「う、うん……。」
「ココにある?」
「ひやぁ!!……………あぁぁぁぁ………。」
タイタスはアニースのお腹を手で押さえると、アニースは卑猥な声を上げた。
「あれ?イッちゃった?」
「……………。」
口を押さえ、涙目で頷くアニース。
下から見上げるアニースの妖艶さに、タイタスは夢中になりそうで怖かったが、アニースが自分を愛してくれる内は、自分の欲望を無我夢中でアニースに与えたかった。
この顔を見てしまえば、この顔の為に頑張れる気がするタイタスは、下から突き上げる事に集中する。
「いいよ、アニース………もっとその顔見せて。」
「!!…………やっ!!待って!!………また…………イッ………ああっ!」
「ほら、まだイッて!!」
「奥っ!!…………当たるっ!!」
「…………あぁ、アニース………の中…………いいっ!!」
突き上げられ、揺れる豊満な胸を眺め、繋がる蜜口から溢れる蜜と、アニースの妖艶な顔で萎えないタイタスはまだ満足になるのは程遠いと感じるのだった。
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